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◆
「…顔青いですが、大丈夫ですか?」
エルの表情は、今日も不安げだ。笑顔でありながら、心配の色がはっきりしている。
「…今週に入って、何回倒れました?」
「うーん、4回位かな?増えてるよね」
カノンの、控え目な笑顔で思い出す仕草から、見えた事実にエルは軽い溜め息を漏らす。
「……記録してないんですね…」
「うん、もう面倒になってきちゃって、御免なさい」
当初エルから、不調の具合等を記録するように言われていたのだが、その頻度が多くなり、何時の間にかやめてしまった。
エルは、白いシャツの腕部分に滲む、濁った赤色を何気なく一瞥した。
「……心配ですねぇ」
「ありがとう、エルさんは優しいね」
「普通ですよ、減らすようにシンくんに言いましょうか?」
明確な内容は無くともカノンには、何について言及しているのか直ぐに分かった。
「良いの、シンも辛いんだから。僕が出来る事これ位だし」
カノンは腕を軽く上げて、笑って見せる。
エルは苦笑いして、何やら記入していた二つ折りのファイルを、折りたたみ鞄へ片付けた。
「じゃあ、行きますね」
「今日も有り難う御座いました」
後方で静かな息をするカノンの、どこか幸せそうな顔を一瞥して、エルは無意識に眉間の間、皺を寄せた。
◆
「お早うシン、よく眠れた?」
今日は、カノンの方が早起きだった。
家事に勤しんでいたのか手の平が濡れていて、白いシャツにも、もこもこしたカーディガンにも水が滲んでいる。
腹部の布の先、透けて見える傷の色に見惚れてしまう。
「寝れた、カノンは早起きだな」
「今日は早く起きたんだ、それより見て」
閉じていたカーテンを大きく開くと、眩しい光が差し込めた。反射的にシンは、目を細める。
しかし、カノンの求める物の理解に努める為、その目を開いた。
すると窓の外、チラつく雪が見えた。
「今日は雪が降ってるんだよ」
「…寒い訳だ…」
雪を見たからかシンは寒気を自覚して、かかっていた毛布を纏めて手繰り寄せる。
そしてから、小さく手招きした。
カノンは誘われて、毛布の中に入り込む。
「冷えてる、服着替えなきゃ」
毛布の中で濡れた部分に触れると、既に冷気に冷やされ冷たくなっていた。
そのまま服を捲くり、直接腹部から胸部へと指先を這わせてゆく。
「この後着替えるよ、それより今日は温かいもの作ってよ、お腹すいた」
「分かった」
シンは直ぐに手を離すと、毛布を極力揺らさないように外に出た。
部屋は暖房が付けられて居らず、とても静かだ。しかしその分、部屋内はとても寒い。
「暖房付けようか」
「良いよ直ぐ行くし、キッチンは付けたよ」
「分かった」
シンが扉を潜り姿を消したのを見て、カノンも着替える為毛布から抜け出た。
◇
身にしみる寒さから冬を自覚していたが、雪を見ると本格的な深まりを感じる。
食事すると、対して予定の無かったカノンは、途中だった本を捲くり始めた。
対してシンは何もせず、カノンをじっと見詰めている。しかし、カノンは気にしない。この過ごし方は、日常的なのだ。
暖房の力で、部屋は適温になっている。温度保持の為、カーテンは締め切られて雪景色は見えない。
◇
暫くして、読み終わったカノンが本を閉じた。表紙に外国の風景が使われている、旅行記録を少し誇張し壮大に描いた小説だ。
「終わり?」
「もう何回かめだから、内容覚えちゃって」
カノンは、苦笑いする。
「エルさんにお願いしようか」
「そうだね」
本屋は遠くにあり、ネット通販の方法も知らない無知な二人は、本の購入をエルに頼んでいる。
「そう言えば、この間写真集買って来てもらったんだけど、まだ見せてないよね」
「何の?」
「今回は自然現象集めたやつだよ」
カノンは、好んで旅行記や写真集など、現実に近い内容を扱った本を好んだ。
自然的に作られる美しい風景や、それを見た人々の感動する姿が堪らなく好きなのだ。
カノンは写真集を置いた場所を、思い出して立ち上がる。
するとその体が揺れ、シンの目の前から消えた。
直ぐに状況を理解したシンは、椅子から立ち直ぐに駆け寄る。
「カノン」
「……はは、大丈夫…」
抱え上げられたカノンは、力なく笑う。しかし、意識はあっても力は無いのか、抱えられるままだ。
「具合悪い?」
「うーん、そうは思わなかったんだけど、何時ものだよ」
「そうか、ベッドに行こう」
カノンを両腕に抱いたままシンは立ち上がり、抱え上げ、寝室へと爪先を向けた。
◇
≪エルさん、最近カノンが変≫
仕事の合間、入っていた電話に対応したエルは、繋がって早々淡々と告げられて声を失う。
「変とは?具体的には何があって思ったんです?」
正直の所、動揺がエルを襲っていた。しかし、医師をしてきて培った冷静さで、己を静める。
≪よく倒れる≫
どうやら、シンも気付いたらしい。エルはその事実を知り、心のどこかで安心感を生み出していた。
「……原因、分かってるでしょう?」
≪……うん≫
「少し、減らした方が良いですよ」
≪……うん≫
しかし彼は、何を考えているのかよく分からない部分がある。それを言ってしまえば、カノンも同じだが。
二人の過去には一体何があり、どういった経緯があって今に至っているのか、エルは全く想像も出来ない世界に焦点を向ける。
しかし、考えた所で分かる筈もないので流した。
◆
数日間、雪は降り続いた。この地域は、よく雪が降る。そして降った際には、よく積もる。
だがそんな事は、この家には関係ない。
カーテンで隔てられた部屋は暗くて、景色など見えないのだから。
寝室のベッドにて、横から細かな息遣いが聞こえ、カノンは目を覚ましていた。
昨日も、夕方倒れてそれっきりだ。
「…シン…?」
横を見ると、顔を半分ほど毛布に埋めて、呼吸を荒げるシンの姿が見えた。
この時ばかりは、普段表情の無いシンも素直に苦痛を見せる。
「大丈夫?シン、シン…!」
「…カノン…怖い…」
悪夢でも、見たのだろう。恐らく昨夜、日常行為を疎かにしたからだ。
震えが触れた指先から伝わり、深刻さを物語る。
「ちょっと待って」
カノンはすぐさま、ベッド脇の小棚の、一番上の引き出しを引いた。
カッターナイフの刃を数センチ押し上げ、袖を落とした手首に宛がう。
「見て」
促され、ぎゅっと瞑った瞳を見開くと、ぽたぽたと落ちてくる血液が見えた。直ぐに、傷のある手首を両手で包み、視線の先へと引き寄せる。
切れ切れの傷から漏れ出す血が流れ出す前に、シンは無心で舐め取り続けた。
◇
「…落ち着いた?…夜、起こしてくれれば良いのに」
「……うん…」
どちらへの肯定か分からなかったが、カノンは追求を無しにした。
目の前のシンは、手の平や口元に血を付けながらも、いつも通りの無表情を浮かべている。状態としては、少し額が湿っている程度だ。
「変な夢でも見た?」
「…ちょっとね…」
何気ない台詞の中に、隠したい気持ちが垣間見え、カノンは直ぐに話を放棄した。
「今何時?」
シンは、枕元に置いておいた携帯を手繰り寄せ、電源を入れる。すると直ぐに、画面に文字が現れた。
「………えっと、7時24分…・・・」
「そっかー、うーん、もう一眠りしようかな」
血を見せていた時間を除けば、起床したのはそれより前になる。
カノンは軽く欠伸して、手当てもなしに再度鼻元まで毛布を被った。
シンは一連の行動を、唯々じっと見詰めていた。
◇
――――血の色は、安らぎの色。
シンの中でその定義が出来たのは、ずっとずっと昔の話だ。
思い出したくもない残酷な日々の最後、解放の日に見た真っ赤な血の海を、今も鮮明に思い出す。
シンは、悪夢の内容を再度思いだしたものの、安らいだ心が傷に泣くことは無かった。
余程眠かったのか、すっかり熟睡してしまったカノンの白い髪を救っては落とす。
「……綺麗……」
髪に隠れた傷跡に目を止めて、シンは一人呟いた。
「…顔青いですが、大丈夫ですか?」
エルの表情は、今日も不安げだ。笑顔でありながら、心配の色がはっきりしている。
「…今週に入って、何回倒れました?」
「うーん、4回位かな?増えてるよね」
カノンの、控え目な笑顔で思い出す仕草から、見えた事実にエルは軽い溜め息を漏らす。
「……記録してないんですね…」
「うん、もう面倒になってきちゃって、御免なさい」
当初エルから、不調の具合等を記録するように言われていたのだが、その頻度が多くなり、何時の間にかやめてしまった。
エルは、白いシャツの腕部分に滲む、濁った赤色を何気なく一瞥した。
「……心配ですねぇ」
「ありがとう、エルさんは優しいね」
「普通ですよ、減らすようにシンくんに言いましょうか?」
明確な内容は無くともカノンには、何について言及しているのか直ぐに分かった。
「良いの、シンも辛いんだから。僕が出来る事これ位だし」
カノンは腕を軽く上げて、笑って見せる。
エルは苦笑いして、何やら記入していた二つ折りのファイルを、折りたたみ鞄へ片付けた。
「じゃあ、行きますね」
「今日も有り難う御座いました」
後方で静かな息をするカノンの、どこか幸せそうな顔を一瞥して、エルは無意識に眉間の間、皺を寄せた。
◆
「お早うシン、よく眠れた?」
今日は、カノンの方が早起きだった。
家事に勤しんでいたのか手の平が濡れていて、白いシャツにも、もこもこしたカーディガンにも水が滲んでいる。
腹部の布の先、透けて見える傷の色に見惚れてしまう。
「寝れた、カノンは早起きだな」
「今日は早く起きたんだ、それより見て」
閉じていたカーテンを大きく開くと、眩しい光が差し込めた。反射的にシンは、目を細める。
しかし、カノンの求める物の理解に努める為、その目を開いた。
すると窓の外、チラつく雪が見えた。
「今日は雪が降ってるんだよ」
「…寒い訳だ…」
雪を見たからかシンは寒気を自覚して、かかっていた毛布を纏めて手繰り寄せる。
そしてから、小さく手招きした。
カノンは誘われて、毛布の中に入り込む。
「冷えてる、服着替えなきゃ」
毛布の中で濡れた部分に触れると、既に冷気に冷やされ冷たくなっていた。
そのまま服を捲くり、直接腹部から胸部へと指先を這わせてゆく。
「この後着替えるよ、それより今日は温かいもの作ってよ、お腹すいた」
「分かった」
シンは直ぐに手を離すと、毛布を極力揺らさないように外に出た。
部屋は暖房が付けられて居らず、とても静かだ。しかしその分、部屋内はとても寒い。
「暖房付けようか」
「良いよ直ぐ行くし、キッチンは付けたよ」
「分かった」
シンが扉を潜り姿を消したのを見て、カノンも着替える為毛布から抜け出た。
◇
身にしみる寒さから冬を自覚していたが、雪を見ると本格的な深まりを感じる。
食事すると、対して予定の無かったカノンは、途中だった本を捲くり始めた。
対してシンは何もせず、カノンをじっと見詰めている。しかし、カノンは気にしない。この過ごし方は、日常的なのだ。
暖房の力で、部屋は適温になっている。温度保持の為、カーテンは締め切られて雪景色は見えない。
◇
暫くして、読み終わったカノンが本を閉じた。表紙に外国の風景が使われている、旅行記録を少し誇張し壮大に描いた小説だ。
「終わり?」
「もう何回かめだから、内容覚えちゃって」
カノンは、苦笑いする。
「エルさんにお願いしようか」
「そうだね」
本屋は遠くにあり、ネット通販の方法も知らない無知な二人は、本の購入をエルに頼んでいる。
「そう言えば、この間写真集買って来てもらったんだけど、まだ見せてないよね」
「何の?」
「今回は自然現象集めたやつだよ」
カノンは、好んで旅行記や写真集など、現実に近い内容を扱った本を好んだ。
自然的に作られる美しい風景や、それを見た人々の感動する姿が堪らなく好きなのだ。
カノンは写真集を置いた場所を、思い出して立ち上がる。
するとその体が揺れ、シンの目の前から消えた。
直ぐに状況を理解したシンは、椅子から立ち直ぐに駆け寄る。
「カノン」
「……はは、大丈夫…」
抱え上げられたカノンは、力なく笑う。しかし、意識はあっても力は無いのか、抱えられるままだ。
「具合悪い?」
「うーん、そうは思わなかったんだけど、何時ものだよ」
「そうか、ベッドに行こう」
カノンを両腕に抱いたままシンは立ち上がり、抱え上げ、寝室へと爪先を向けた。
◇
≪エルさん、最近カノンが変≫
仕事の合間、入っていた電話に対応したエルは、繋がって早々淡々と告げられて声を失う。
「変とは?具体的には何があって思ったんです?」
正直の所、動揺がエルを襲っていた。しかし、医師をしてきて培った冷静さで、己を静める。
≪よく倒れる≫
どうやら、シンも気付いたらしい。エルはその事実を知り、心のどこかで安心感を生み出していた。
「……原因、分かってるでしょう?」
≪……うん≫
「少し、減らした方が良いですよ」
≪……うん≫
しかし彼は、何を考えているのかよく分からない部分がある。それを言ってしまえば、カノンも同じだが。
二人の過去には一体何があり、どういった経緯があって今に至っているのか、エルは全く想像も出来ない世界に焦点を向ける。
しかし、考えた所で分かる筈もないので流した。
◆
数日間、雪は降り続いた。この地域は、よく雪が降る。そして降った際には、よく積もる。
だがそんな事は、この家には関係ない。
カーテンで隔てられた部屋は暗くて、景色など見えないのだから。
寝室のベッドにて、横から細かな息遣いが聞こえ、カノンは目を覚ましていた。
昨日も、夕方倒れてそれっきりだ。
「…シン…?」
横を見ると、顔を半分ほど毛布に埋めて、呼吸を荒げるシンの姿が見えた。
この時ばかりは、普段表情の無いシンも素直に苦痛を見せる。
「大丈夫?シン、シン…!」
「…カノン…怖い…」
悪夢でも、見たのだろう。恐らく昨夜、日常行為を疎かにしたからだ。
震えが触れた指先から伝わり、深刻さを物語る。
「ちょっと待って」
カノンはすぐさま、ベッド脇の小棚の、一番上の引き出しを引いた。
カッターナイフの刃を数センチ押し上げ、袖を落とした手首に宛がう。
「見て」
促され、ぎゅっと瞑った瞳を見開くと、ぽたぽたと落ちてくる血液が見えた。直ぐに、傷のある手首を両手で包み、視線の先へと引き寄せる。
切れ切れの傷から漏れ出す血が流れ出す前に、シンは無心で舐め取り続けた。
◇
「…落ち着いた?…夜、起こしてくれれば良いのに」
「……うん…」
どちらへの肯定か分からなかったが、カノンは追求を無しにした。
目の前のシンは、手の平や口元に血を付けながらも、いつも通りの無表情を浮かべている。状態としては、少し額が湿っている程度だ。
「変な夢でも見た?」
「…ちょっとね…」
何気ない台詞の中に、隠したい気持ちが垣間見え、カノンは直ぐに話を放棄した。
「今何時?」
シンは、枕元に置いておいた携帯を手繰り寄せ、電源を入れる。すると直ぐに、画面に文字が現れた。
「………えっと、7時24分…・・・」
「そっかー、うーん、もう一眠りしようかな」
血を見せていた時間を除けば、起床したのはそれより前になる。
カノンは軽く欠伸して、手当てもなしに再度鼻元まで毛布を被った。
シンは一連の行動を、唯々じっと見詰めていた。
◇
――――血の色は、安らぎの色。
シンの中でその定義が出来たのは、ずっとずっと昔の話だ。
思い出したくもない残酷な日々の最後、解放の日に見た真っ赤な血の海を、今も鮮明に思い出す。
シンは、悪夢の内容を再度思いだしたものの、安らいだ心が傷に泣くことは無かった。
余程眠かったのか、すっかり熟睡してしまったカノンの白い髪を救っては落とす。
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