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「私は嘘偽りなくこの身に起こったことを証言いたします」
俯いて肩を窄めヘレネは語り出した。
「ソフィア殿下は私によくしてくださいました。併し、特殊な趣味をお持ちでした。私はその真の目的を知り、震え慄きました。ニコラス王太子殿下を痛めつける練習に用いられたのはシェロート伯爵令息だけではありませんでした。私は、二度目の実験に呼ばれ、それを見ました」
おどおどとした態度はとても侯爵令嬢とは思えないほど弱気に見える。私を魔女と呼んだヘレネを、私は当初、恐れていた。併し本当は恐れるに足らない人物だった。
ヘレネは怯えている。
「とても耐えられませんでした。信じられませんでした。悪魔の集会だと思いました。私は、そちらの方々と親しくしていたように思われていますが、秘密の集会にはその後は二度と参加しておりません」
そこでヘレネは数回深呼吸すると、やっと顔を上げニコラス王太子を見つめた。
「恐ろしい計画には王太子殿下への罪だけではなく、王妃様への忌まわしい策略も含まれておりました。男娼です。実験台と称し痛めつけた金髪碧眼の青年を、ソフィア殿下は男娼に貶めようとしていました。私が集会に参加せず済んだのは、その管理を黙認されていたからです」
ヘレネがザシャの上客であったことは把握していたが、管理まで任されていたとは聞いていない。私はヘレネが小さな嘘を含んでいるのではないかと考えた。
保身か、或いは別の目的の為に。
私は注意深くヘレネを観察した。
「続いて男娼として隠匿されてきた三人の青年が証言を致しますが、私は彼らに同情し、出来る限りの援助をいたしました。けれど一人では限界がありました。幸い、彼らは魅力的でした。私は何人かに声を掛け、協力を得る事が出来ました。私たちは彼らを支援し、不自由ない暮らしを与え……いずれ王妃様の御相手をするに当たっての礼節を教えました」
何故ヘレネがそんな嘘をつくのか理解に苦しむが、好意的に考えるとすれば男娼業を営んでいたザシャ、ヨハン、レオンの尊厳を守る為だろう。
自身も含め男娼の客ではなく支援者であったと主張したいようだ。
そんなヘレネが唐突に現実に立ち返る。
「ダーマ伯爵は飲酒で我を忘れるようなところがあり、それで王太子殿下を襲ったのだと思います。イザベル夫人とアイリスはとても仲良しですから、二人同時に羽目を外し風紀を乱してしまったのも頷けます。恐らく、恐ろしい爆破計画も二人で企んだことではないでしょうか。仲良しですから。パメラ夫人は恐ろしい人です」
これを受け王女と囚人服の取り巻き四人は凝然とヘレネを見つめた。
王女がわなわなと震え呻る。
「この裏切り者……!」
「ひっ」
ヘレネは滑稽な程に怯えたが、ジェーンと同じようにソフィア王女からの手紙という封筒の束を差し出した。
「こっ、これをご覧ください!ソフィア殿下は全てを私に擦り付け、私が自ら名乗り出るようにと命令されました!でも私には王太子殿下と王妃様を失脚させたい理由がありません!人を痛めつけるなんて恐ろしくてとてもできません!私は無実です!」
手紙はニコラス王太子の手に渡り、先程と同じように国王から王妃へと渡った。
「ソフィアの筆跡です」
王妃は同じ台詞をやや冷淡に洩らすと、ヘレネに宛てられた手紙を破いて捨てた。
ニコラス王太子が厳しい視線を王女に向ける。
「その手紙なら私も読んだ。一度目の宮廷裁判の後、幽閉中に書いたものだ。私の検閲を掻い潜る為の無難な内容に何かしらの暗号が潜んでいるだろうとは思っていたが、まさかこんな悪事を企んでいたとは。これが本当なら我が妹ながら許し難き反逆だ」
「お兄様……ま、まさか、そん……な……嘘です!」
「遅かったな。お前は〝裏切り者〟と言った。クローゼル侯爵令嬢はお前を裏切ったのだろう」
「……ぅああ!」
ソフィア王女は髪を掻き毟り叫び声をあげた。
陰湿で巧妙だった王女の姿はもうそこにはなく、理性に乏しい半狂乱の女が悔しそうに騒いでいる。あれほどまでに美しかったソフィア王女が今ではまるで御伽噺に出てくる森の魔女のようだ。
幽閉とは此処まで人を変えてしまうのだろうか。
「一つ気になるのだが」
ニコラス王太子がヘレネに向き直る。
「ヒルデガルドの連れて来た証人は残すところあと三人。何れも私のような髪と目の色をしているからこの場合で言うところの実験台なのだろう。先程、二度目の実験に呼ばれたと言ったな。四度行われた内の二度目なのか?それとも、この場に姿を現せない最初の実験台がいて、それで五度行われた内の二度目を意味するのか?」
意味深な質問に私はぞくりと背筋に冷たいものを感じた。
ソフィア王女の年齢を考えても、そう長年に渡る活動だったとは思えない。ザシャの年齢を考えてもそうだ。それにニコラス王太子の四人以上という仮定すら、五人に限定している。
私の知らない犠牲者がもう一人いることを示唆していた。
「はい……」
ヘレネの声が一段と震える。
そして信じられないことを言った。
「デシュラー伯爵が最初の実験台です」
「!」
パメラ夫人が明らかに動揺し戦慄く。
「医師と共謀し、薬で自由を奪うことに成功したと聞きました」
「特別な薬を使ったのかと聞かれました」
ヘレネの頼りない声にパメラ夫人の強い声が重なる。
ソフィア王女が目を剥いた。
「その時、実験の話を持ち掛けられました。相手は王女です。逆らえません。私は夫を差し出しました」
「パメラ!!」
ソフィア王女が怒号を上げる。
「でも最初だったので、加減がわからず、死なせてしまいました。殺意はありませんでした。少なくとも私は」
ニコラス王太子が頷いた。
「ふむ。医師たちの自白とも合致した。陛下、デシュラー伯爵夫人は夫殺しの罪でも裁く必要があるかと」
パメラ夫人が血相を変える。
「私も生きる為にしたことです!」
「否、医師とその助手が克明に語っている。妹の幽閉後に喜んでシェロート伯爵令息の顔を切ったそうだな。楽しかったか?」
「……」
パメラ夫人は黙り込んだ。
その顔は次第に脂汗が滲み、酷い形相へと変わっていった。罪が暴かれ、罰を恐れ、もうその心は限界に違いようだ。
冗談ではない。
レオンたちの方が遥かに辛い苦痛を味わったのだ。
更に死者まで出していたとは。
恐ろしい。
罪は重い。報いを受けてもらうしかない。
私は神に委ねた。
「なんと悍ましい」
国王が心情を洩らす。
パメラ夫人が再び叫んだ。
「私だけですか!?陛下の娘は兄と母親を亡き者にしたいようですが!?悍ましいのは誰です!?」
「黙れぇっ!!」
ソフィア王女も叫んだ。
陪審員の貴族たちも聖職者たちも、傍聴席の少ない関係者たちも、証言台に立つヘレネの存在を忘れていただろう。窮地に陥り後がないパメラ夫人は突如ヘレネに牙を剥いた。
「この淫売!何が支援よ!使い終わった人形に溺れて誰よりも楽しんだくせに!あんたが姿を見せなかったのは腰を振るので大忙しだったからでしょう!?」
「!」
ヘレネが泣きそうな顔で縮みあがる。
パメラ夫人は役人に抑えつけられ口を噤んだが、ヘレネはかなり堪えたようで顔面蒼白になりながら震える声でニコラス王太子に問うた。
「愛しているんです。いけませんか?」
私はずっとソフィア王女やウィリスが正気ではないのだと考えてきたが、もしかするとヘレネもまた精神に異常をきたしているのではないかと初めて疑いを抱いた。
父親であるクローゼル侯爵の暴力によって、彼女もまた早いうちからゆっくりと少しずつ壊されていたのではないだろうか。
暴力が人を壊すことは、私だけではなくこの場にいる全員が最早承知している。
微かな同情は否めないが、少なくともザシャは愛情で接しているわけではなかったこともまた事実だ。
「次」
ニコラス王太子は相手にもしなかった。
俯いて肩を窄めヘレネは語り出した。
「ソフィア殿下は私によくしてくださいました。併し、特殊な趣味をお持ちでした。私はその真の目的を知り、震え慄きました。ニコラス王太子殿下を痛めつける練習に用いられたのはシェロート伯爵令息だけではありませんでした。私は、二度目の実験に呼ばれ、それを見ました」
おどおどとした態度はとても侯爵令嬢とは思えないほど弱気に見える。私を魔女と呼んだヘレネを、私は当初、恐れていた。併し本当は恐れるに足らない人物だった。
ヘレネは怯えている。
「とても耐えられませんでした。信じられませんでした。悪魔の集会だと思いました。私は、そちらの方々と親しくしていたように思われていますが、秘密の集会にはその後は二度と参加しておりません」
そこでヘレネは数回深呼吸すると、やっと顔を上げニコラス王太子を見つめた。
「恐ろしい計画には王太子殿下への罪だけではなく、王妃様への忌まわしい策略も含まれておりました。男娼です。実験台と称し痛めつけた金髪碧眼の青年を、ソフィア殿下は男娼に貶めようとしていました。私が集会に参加せず済んだのは、その管理を黙認されていたからです」
ヘレネがザシャの上客であったことは把握していたが、管理まで任されていたとは聞いていない。私はヘレネが小さな嘘を含んでいるのではないかと考えた。
保身か、或いは別の目的の為に。
私は注意深くヘレネを観察した。
「続いて男娼として隠匿されてきた三人の青年が証言を致しますが、私は彼らに同情し、出来る限りの援助をいたしました。けれど一人では限界がありました。幸い、彼らは魅力的でした。私は何人かに声を掛け、協力を得る事が出来ました。私たちは彼らを支援し、不自由ない暮らしを与え……いずれ王妃様の御相手をするに当たっての礼節を教えました」
何故ヘレネがそんな嘘をつくのか理解に苦しむが、好意的に考えるとすれば男娼業を営んでいたザシャ、ヨハン、レオンの尊厳を守る為だろう。
自身も含め男娼の客ではなく支援者であったと主張したいようだ。
そんなヘレネが唐突に現実に立ち返る。
「ダーマ伯爵は飲酒で我を忘れるようなところがあり、それで王太子殿下を襲ったのだと思います。イザベル夫人とアイリスはとても仲良しですから、二人同時に羽目を外し風紀を乱してしまったのも頷けます。恐らく、恐ろしい爆破計画も二人で企んだことではないでしょうか。仲良しですから。パメラ夫人は恐ろしい人です」
これを受け王女と囚人服の取り巻き四人は凝然とヘレネを見つめた。
王女がわなわなと震え呻る。
「この裏切り者……!」
「ひっ」
ヘレネは滑稽な程に怯えたが、ジェーンと同じようにソフィア王女からの手紙という封筒の束を差し出した。
「こっ、これをご覧ください!ソフィア殿下は全てを私に擦り付け、私が自ら名乗り出るようにと命令されました!でも私には王太子殿下と王妃様を失脚させたい理由がありません!人を痛めつけるなんて恐ろしくてとてもできません!私は無実です!」
手紙はニコラス王太子の手に渡り、先程と同じように国王から王妃へと渡った。
「ソフィアの筆跡です」
王妃は同じ台詞をやや冷淡に洩らすと、ヘレネに宛てられた手紙を破いて捨てた。
ニコラス王太子が厳しい視線を王女に向ける。
「その手紙なら私も読んだ。一度目の宮廷裁判の後、幽閉中に書いたものだ。私の検閲を掻い潜る為の無難な内容に何かしらの暗号が潜んでいるだろうとは思っていたが、まさかこんな悪事を企んでいたとは。これが本当なら我が妹ながら許し難き反逆だ」
「お兄様……ま、まさか、そん……な……嘘です!」
「遅かったな。お前は〝裏切り者〟と言った。クローゼル侯爵令嬢はお前を裏切ったのだろう」
「……ぅああ!」
ソフィア王女は髪を掻き毟り叫び声をあげた。
陰湿で巧妙だった王女の姿はもうそこにはなく、理性に乏しい半狂乱の女が悔しそうに騒いでいる。あれほどまでに美しかったソフィア王女が今ではまるで御伽噺に出てくる森の魔女のようだ。
幽閉とは此処まで人を変えてしまうのだろうか。
「一つ気になるのだが」
ニコラス王太子がヘレネに向き直る。
「ヒルデガルドの連れて来た証人は残すところあと三人。何れも私のような髪と目の色をしているからこの場合で言うところの実験台なのだろう。先程、二度目の実験に呼ばれたと言ったな。四度行われた内の二度目なのか?それとも、この場に姿を現せない最初の実験台がいて、それで五度行われた内の二度目を意味するのか?」
意味深な質問に私はぞくりと背筋に冷たいものを感じた。
ソフィア王女の年齢を考えても、そう長年に渡る活動だったとは思えない。ザシャの年齢を考えてもそうだ。それにニコラス王太子の四人以上という仮定すら、五人に限定している。
私の知らない犠牲者がもう一人いることを示唆していた。
「はい……」
ヘレネの声が一段と震える。
そして信じられないことを言った。
「デシュラー伯爵が最初の実験台です」
「!」
パメラ夫人が明らかに動揺し戦慄く。
「医師と共謀し、薬で自由を奪うことに成功したと聞きました」
「特別な薬を使ったのかと聞かれました」
ヘレネの頼りない声にパメラ夫人の強い声が重なる。
ソフィア王女が目を剥いた。
「その時、実験の話を持ち掛けられました。相手は王女です。逆らえません。私は夫を差し出しました」
「パメラ!!」
ソフィア王女が怒号を上げる。
「でも最初だったので、加減がわからず、死なせてしまいました。殺意はありませんでした。少なくとも私は」
ニコラス王太子が頷いた。
「ふむ。医師たちの自白とも合致した。陛下、デシュラー伯爵夫人は夫殺しの罪でも裁く必要があるかと」
パメラ夫人が血相を変える。
「私も生きる為にしたことです!」
「否、医師とその助手が克明に語っている。妹の幽閉後に喜んでシェロート伯爵令息の顔を切ったそうだな。楽しかったか?」
「……」
パメラ夫人は黙り込んだ。
その顔は次第に脂汗が滲み、酷い形相へと変わっていった。罪が暴かれ、罰を恐れ、もうその心は限界に違いようだ。
冗談ではない。
レオンたちの方が遥かに辛い苦痛を味わったのだ。
更に死者まで出していたとは。
恐ろしい。
罪は重い。報いを受けてもらうしかない。
私は神に委ねた。
「なんと悍ましい」
国王が心情を洩らす。
パメラ夫人が再び叫んだ。
「私だけですか!?陛下の娘は兄と母親を亡き者にしたいようですが!?悍ましいのは誰です!?」
「黙れぇっ!!」
ソフィア王女も叫んだ。
陪審員の貴族たちも聖職者たちも、傍聴席の少ない関係者たちも、証言台に立つヘレネの存在を忘れていただろう。窮地に陥り後がないパメラ夫人は突如ヘレネに牙を剥いた。
「この淫売!何が支援よ!使い終わった人形に溺れて誰よりも楽しんだくせに!あんたが姿を見せなかったのは腰を振るので大忙しだったからでしょう!?」
「!」
ヘレネが泣きそうな顔で縮みあがる。
パメラ夫人は役人に抑えつけられ口を噤んだが、ヘレネはかなり堪えたようで顔面蒼白になりながら震える声でニコラス王太子に問うた。
「愛しているんです。いけませんか?」
私はずっとソフィア王女やウィリスが正気ではないのだと考えてきたが、もしかするとヘレネもまた精神に異常をきたしているのではないかと初めて疑いを抱いた。
父親であるクローゼル侯爵の暴力によって、彼女もまた早いうちからゆっくりと少しずつ壊されていたのではないだろうか。
暴力が人を壊すことは、私だけではなくこの場にいる全員が最早承知している。
微かな同情は否めないが、少なくともザシャは愛情で接しているわけではなかったこともまた事実だ。
「次」
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