40 / 43
40
しおりを挟む
次期コルボーン伯爵と称しても何ら違和感のない働きを見せてくれたマシューが作った防衛設備は、ゴールトン=コリガンに充分な修繕の時間と心の余裕をも齎してくれた。
王国の英雄であるフィンリー侯爵の一団が絶えず睨みを効かせてくれており、そもそもゴールトン=コリガン辺境伯領の兵士たちも強いので、いざ戦闘となっても恐れる必要はない。
必ずこの地を守り抜くだろう。
私たち女は戦場へ立つ予定はないものの、砦の修繕や、それに駆り出された男たちの代わりに日々の務めを果たしたり、それこそ大量に消費されていく食事の用意をしている。
身重の私は民を励ます目的で城下町を練り歩き、これが妊婦として良い散歩にもなっている。
ちょっと作業を手伝おうとしようものなら全方位から止められ、いくら私がやりたいと言っても通用しない。
侍女たち、モイラ含む女騎士団、そして民の中の誰かの妻や母や娘たち。ゴールトン=コリガンの女たちは強かった。
私の姿を目に映すだけで目を輝かせ明るい表情を見せてくれる民たちに私は愛しさを感じ、日々それは大きくなっていった。
そんなある日、民への励ましを口実にした散歩、或いは妊婦の散歩を口実にした応援の見回りから帰った私たちをパンディアーニが髭を揉みつつ待っていたので、少し驚き微妙に空気が張り詰めた。
パンディアーニは私にとても優しい髭もじゃ老戦士といえるけれど、基本的にはトレヴァーと一緒にいる。私が息子たちといれば、息子たちと遊ぶためにやってくる。
私個人に会いに来ることは、それほど多くなかった。
「奥様」
「何かあったの?」
「妙な男が来ています」
「……?」
妙な男?
私は、自身の貞操を疑われている可能性は皆無と確信した上で、ある一人の人物を思い出した。勿論、国王付首席近侍マクシームである。あれほど奇妙な男性はいない。
「貴族?」
「いえ、平民です」
でも、先代のゴールトン=コリガン辺境伯に仕えたパンディアーニほどの人物が、マクシームの存在を知らないということが果たしてあるだろうか。
腑に落ちず、お腹を摩りながら暫し思案していた私の耳に思わぬ名前が飛び込んで来た。
「ウォルトン・ヴェゼンティーニという男です」
「!」
ああ、ウォルトン!
「男、女、子ども、全部で十八人。一族のようです」
「命の恩人よ!」
「ええっ?」
私は自ずと笑顔が浮かび、頼りになる水力技師たちとの再会に心が躍った。
侍女たち、女騎士団、そしてパンディアーニを引き連れて向かった先は応接室でもなければ広間でもなく、庭園だった。
そこには何かを組み立てている水力技師たちと、水遊びを楽しむ息子二人とそれを見守る夫の姿があった。
乳母は困惑している。
「国王陛下ご自慢の、教皇宮殿前の広場の噴水を作った一族よ」
「ほぉう。あ、確かにそんなことを……」
「レイチェル様!」
ウォルトンが私に気づき、溌溂とした笑顔で駆け寄ってくる。
トレヴァーが一度息子たちから視線を外し、私を見て軽く手をあげた。私は頷いて応え、トレヴァーの目は再び息子たちを見つめた。
「おめでたですね!こんな時ですが、お祝いから言わせてください」
「ありがとう」
ゴールトン=コリガン辺境伯領は落雷に興じて進軍を決めた二国から宣戦布告を受けている。
確かに危機ではあるものの、修繕は順調に進み、却って以前より強固な防衛設備まで整っているというのが実情だ。
ウォルトンが跪き、私のお腹に向かって頭を垂れ、祝福の祈りを呟いた。
そしてすぐ立ち上がった。
「レイチェル様の嫁がれた地が危機と聞いて、丁度よい奴らを見繕って駆けつけたんですが、さすがに遠くて遅くなってしまいました」
「いいのよ。来てくれてありがとう。早速、息子たちの水遊びの何かを作ってくれたのね」
小さな噴水と大きな浴槽を組み合わせたような、小ぶりな施設に目を注ぐ。
「はい。石の方が頑丈ですが、今回は取り急ぎ木で作って釉を塗ります。あいつが従姉の婿なんですが……」
示された男性を見ると、確かにヴェゼンティーニ一族とは顔の造りが違った。
「ジェレミアという彫刻家で、いい仕事をするんです。で、俺たちが何をするかというと……」
今回、ヴェゼンティーニ一族が造ったのは、謂わば血の噴水。
二国からの宣戦布告を逆手に取り、侵攻してきた片方の軍に、既にもう片方の軍が壊滅しかけていると錯覚させる風景を造り上げたのだ。
これはマシュー発案の組み立て式投石器という移動式防壁の外側に作られた広範囲に渡るオブジェで、要は兵士に見える人型の像から血しぶきのような赤い噴水が吹き上げるというものだった。
人型の像をジェレミアとその弟子二人が粘土で大量生産し、水路と仕掛けをウォルトンたちヴェゼンティーニ一族の水力技師が造った。
女たちは肥料になる赤黒い液体を〝血の桶〟で作り続け、ひたすら水路に流し込む。子どもたちはそれを手伝っていた。
遠目から見て、非常に恐ろしい戦場に見える物々しいオブジェだった。
ウォルトン率いるヴェゼンティーニ一族によって作られた〝血の噴水〟は、事実、侵攻の足を止めることとなる。
そして足が止まったところへマシューの投石器が巨大な石を投げ込んだ。
本来、城壁を崩す為に用いられる投石器も、組み立て式であるが故に多少小ぶりだったけれど、それは対歩兵型、対騎馬兵型として作られているからだった。
それでも攻め込んで来た敵国の兵もいた。
併しフィンリー侯爵の一団とゴールトン=コリガンの屈強な兵士たちによって、民も城壁も守られた。
宣戦布告した二国は、それほど粘る姿勢も見せず、其々あっさりと手を引いたのだった。
マシューによって増設されたペダル式振り払い棒や矢の発射装置はその役目を果たす機会もなく、新しく誂えられた専用の倉庫に収納された。
「坊ちゃんも頑張りましたが、ほぼ奥様の人徳による援軍に追い返してもらったようなものですね」
「坊ちゃんと呼ぶな」
パンディアーニとトレヴァーの他愛ない会話を以て防衛戦争は終結し、再び、平和が訪れたのだった。
王国の英雄であるフィンリー侯爵の一団が絶えず睨みを効かせてくれており、そもそもゴールトン=コリガン辺境伯領の兵士たちも強いので、いざ戦闘となっても恐れる必要はない。
必ずこの地を守り抜くだろう。
私たち女は戦場へ立つ予定はないものの、砦の修繕や、それに駆り出された男たちの代わりに日々の務めを果たしたり、それこそ大量に消費されていく食事の用意をしている。
身重の私は民を励ます目的で城下町を練り歩き、これが妊婦として良い散歩にもなっている。
ちょっと作業を手伝おうとしようものなら全方位から止められ、いくら私がやりたいと言っても通用しない。
侍女たち、モイラ含む女騎士団、そして民の中の誰かの妻や母や娘たち。ゴールトン=コリガンの女たちは強かった。
私の姿を目に映すだけで目を輝かせ明るい表情を見せてくれる民たちに私は愛しさを感じ、日々それは大きくなっていった。
そんなある日、民への励ましを口実にした散歩、或いは妊婦の散歩を口実にした応援の見回りから帰った私たちをパンディアーニが髭を揉みつつ待っていたので、少し驚き微妙に空気が張り詰めた。
パンディアーニは私にとても優しい髭もじゃ老戦士といえるけれど、基本的にはトレヴァーと一緒にいる。私が息子たちといれば、息子たちと遊ぶためにやってくる。
私個人に会いに来ることは、それほど多くなかった。
「奥様」
「何かあったの?」
「妙な男が来ています」
「……?」
妙な男?
私は、自身の貞操を疑われている可能性は皆無と確信した上で、ある一人の人物を思い出した。勿論、国王付首席近侍マクシームである。あれほど奇妙な男性はいない。
「貴族?」
「いえ、平民です」
でも、先代のゴールトン=コリガン辺境伯に仕えたパンディアーニほどの人物が、マクシームの存在を知らないということが果たしてあるだろうか。
腑に落ちず、お腹を摩りながら暫し思案していた私の耳に思わぬ名前が飛び込んで来た。
「ウォルトン・ヴェゼンティーニという男です」
「!」
ああ、ウォルトン!
「男、女、子ども、全部で十八人。一族のようです」
「命の恩人よ!」
「ええっ?」
私は自ずと笑顔が浮かび、頼りになる水力技師たちとの再会に心が躍った。
侍女たち、女騎士団、そしてパンディアーニを引き連れて向かった先は応接室でもなければ広間でもなく、庭園だった。
そこには何かを組み立てている水力技師たちと、水遊びを楽しむ息子二人とそれを見守る夫の姿があった。
乳母は困惑している。
「国王陛下ご自慢の、教皇宮殿前の広場の噴水を作った一族よ」
「ほぉう。あ、確かにそんなことを……」
「レイチェル様!」
ウォルトンが私に気づき、溌溂とした笑顔で駆け寄ってくる。
トレヴァーが一度息子たちから視線を外し、私を見て軽く手をあげた。私は頷いて応え、トレヴァーの目は再び息子たちを見つめた。
「おめでたですね!こんな時ですが、お祝いから言わせてください」
「ありがとう」
ゴールトン=コリガン辺境伯領は落雷に興じて進軍を決めた二国から宣戦布告を受けている。
確かに危機ではあるものの、修繕は順調に進み、却って以前より強固な防衛設備まで整っているというのが実情だ。
ウォルトンが跪き、私のお腹に向かって頭を垂れ、祝福の祈りを呟いた。
そしてすぐ立ち上がった。
「レイチェル様の嫁がれた地が危機と聞いて、丁度よい奴らを見繕って駆けつけたんですが、さすがに遠くて遅くなってしまいました」
「いいのよ。来てくれてありがとう。早速、息子たちの水遊びの何かを作ってくれたのね」
小さな噴水と大きな浴槽を組み合わせたような、小ぶりな施設に目を注ぐ。
「はい。石の方が頑丈ですが、今回は取り急ぎ木で作って釉を塗ります。あいつが従姉の婿なんですが……」
示された男性を見ると、確かにヴェゼンティーニ一族とは顔の造りが違った。
「ジェレミアという彫刻家で、いい仕事をするんです。で、俺たちが何をするかというと……」
今回、ヴェゼンティーニ一族が造ったのは、謂わば血の噴水。
二国からの宣戦布告を逆手に取り、侵攻してきた片方の軍に、既にもう片方の軍が壊滅しかけていると錯覚させる風景を造り上げたのだ。
これはマシュー発案の組み立て式投石器という移動式防壁の外側に作られた広範囲に渡るオブジェで、要は兵士に見える人型の像から血しぶきのような赤い噴水が吹き上げるというものだった。
人型の像をジェレミアとその弟子二人が粘土で大量生産し、水路と仕掛けをウォルトンたちヴェゼンティーニ一族の水力技師が造った。
女たちは肥料になる赤黒い液体を〝血の桶〟で作り続け、ひたすら水路に流し込む。子どもたちはそれを手伝っていた。
遠目から見て、非常に恐ろしい戦場に見える物々しいオブジェだった。
ウォルトン率いるヴェゼンティーニ一族によって作られた〝血の噴水〟は、事実、侵攻の足を止めることとなる。
そして足が止まったところへマシューの投石器が巨大な石を投げ込んだ。
本来、城壁を崩す為に用いられる投石器も、組み立て式であるが故に多少小ぶりだったけれど、それは対歩兵型、対騎馬兵型として作られているからだった。
それでも攻め込んで来た敵国の兵もいた。
併しフィンリー侯爵の一団とゴールトン=コリガンの屈強な兵士たちによって、民も城壁も守られた。
宣戦布告した二国は、それほど粘る姿勢も見せず、其々あっさりと手を引いたのだった。
マシューによって増設されたペダル式振り払い棒や矢の発射装置はその役目を果たす機会もなく、新しく誂えられた専用の倉庫に収納された。
「坊ちゃんも頑張りましたが、ほぼ奥様の人徳による援軍に追い返してもらったようなものですね」
「坊ちゃんと呼ぶな」
パンディアーニとトレヴァーの他愛ない会話を以て防衛戦争は終結し、再び、平和が訪れたのだった。
453
あなたにおすすめの小説
殿下、幼馴染の令嬢を大事にしたい貴方の恋愛ごっこにはもう愛想が尽きました。
和泉鷹央
恋愛
雪国の祖国を冬の猛威から守るために、聖女カトリーナは病床にふせっていた。
女神様の結界を張り、国を温暖な気候にするためには何か犠牲がいる。
聖女の健康が、その犠牲となっていた。
そんな生活をして十年近く。
カトリーナの許嫁にして幼馴染の王太子ルディは婚約破棄をしたいと言い出した。
その理由はカトリーナを救うためだという。
だが本当はもう一人の幼馴染、フレンヌを王妃に迎えるために、彼らが仕組んだ計略だった――。
他の投稿サイトでも投稿しています。
幼馴染と仲良くし過ぎている婚約者とは婚約破棄したい!
ルイス
恋愛
ダイダロス王国の侯爵令嬢であるエレナは、リグリット公爵令息と婚約をしていた。
同じ18歳ということで話も合い、仲睦まじいカップルだったが……。
そこに現れたリグリットの幼馴染の伯爵令嬢の存在。リグリットは幼馴染を優先し始める。
あまりにも度が過ぎるので、エレナは不満を口にするが……リグリットは今までの優しい彼からは豹変し、権力にものを言わせ、エレナを束縛し始めた。
「婚約破棄なんてしたら、どうなるか分かっているな?」
その時、エレナは分かってしまったのだ。リグリットは自分の侯爵令嬢の地位だけにしか興味がないことを……。
そんな彼女の前に現れたのは、幼馴染のヨハン王子殿下だった。エレナの状況を理解し、ヨハンは動いてくれることを約束してくれる。
正式な婚約破棄の申し出をするエレナに対し、激怒するリグリットだったが……。
どう見ても貴方はもう一人の幼馴染が好きなので別れてください
ルイス
恋愛
レレイとアルカは伯爵令嬢であり幼馴染だった。同じく伯爵令息のクローヴィスも幼馴染だ。
やがてレレイとクローヴィスが婚約し幸せを手に入れるはずだったが……
クローヴィスは理想の婚約者に憧れを抱いており、何かともう一人の幼馴染のアルカと、婚約者になったはずのレレイを比べるのだった。
さらにはアルカの方を優先していくなど、明らかにおかしな事態になっていく。
どう見てもクローヴィスはアルカの方が好きになっている……そう感じたレレイは、彼との婚約解消を申し出た。
婚約解消は無事に果たされ悲しみを持ちながらもレレイは前へ進んでいくことを決心した。
その後、国一番の美男子で性格、剣術も最高とされる公爵令息に求婚されることになり……彼女は別の幸せの一歩を刻んでいく。
しかし、クローヴィスが急にレレイを溺愛してくるのだった。アルカとの仲も上手く行かなかったようで、真実の愛とか言っているけれど……怪しさ満点だ。ひたすらに女々しいクローヴィス……レレイは冷たい視線を送るのだった。
「あなたとはもう終わったんですよ? いつまでも、キスが出来ると思っていませんか?」
あなたなんて大嫌い
みおな
恋愛
私の婚約者の侯爵子息は、義妹のことばかり優先して、私はいつも我慢ばかり強いられていました。
そんなある日、彼が幼馴染だと言い張る伯爵令嬢を抱きしめて愛を囁いているのを聞いてしまいます。
そうですか。
私の婚約者は、私以外の人ばかりが大切なのですね。
私はあなたのお財布ではありません。
あなたなんて大嫌い。
──いいえ。わたしがあなたとの婚約を破棄したいのは、あなたに愛する人がいるからではありません。
ふまさ
恋愛
伯爵令息のパットは、婚約者であるオーレリアからの突然の別れ話に、困惑していた。
「確かにぼくには、きみの他に愛する人がいる。でもその人は平民で、ぼくはその人と結婚はできない。だから、きみと──こんな言い方は卑怯かもしれないが、きみの家にお金を援助することと引き換えに、きみはそれを受け入れたうえで、ぼくと婚約してくれたんじゃなかったのか?!」
正面に座るオーレリアは、膝のうえに置いたこぶしを強く握った。
「……あなたの言う通りです。元より貴族の結婚など、政略的なものの方が多い。そんな中、没落寸前の我がヴェッター伯爵家に援助してくれたうえ、あなたのような優しいお方が我が家に婿養子としてきてくれるなど、まるで夢のようなお話でした」
「──なら、どうして? ぼくがきみを一番に愛せないから? けれどきみは、それでもいいと言ってくれたよね?」
オーレリアは答えないどころか、顔すらあげてくれない。
けれどその場にいる、両家の親たちは、その理由を理解していた。
──そう。
何もわかっていないのは、パットだけだった。
愛のない貴方からの婚約破棄は受け入れますが、その不貞の代償は大きいですよ?
日々埋没。
恋愛
公爵令嬢アズールサは隣国の男爵令嬢による嘘のイジメ被害告発のせいで、婚約者の王太子から婚約破棄を告げられる。
「どうぞご自由に。私なら傲慢な殿下にも王太子妃の地位にも未練はございませんので」
しかし愛のない政略結婚でこれまで冷遇されてきたアズールサは二つ返事で了承し、晴れて邪魔な婚約者を男爵令嬢に押し付けることに成功する。
「――ああそうそう、殿下が入れ込んでいるそちらの彼女って実は〇〇ですよ? まあ独り言ですが」
嘘つき男爵令嬢に騙された王太子は取り返しのつかない最期を迎えることになり……。
※この作品は過去に公開したことのある作品に修正を加えたものです。
またこの作品とは別に、他サイトでも本作を元にしたリメイク作を別のペンネー厶で公開していますがそのことをあらかじめご了承ください。
恩知らずの婚約破棄とその顛末
みっちぇる。
恋愛
シェリスは婚約者であったジェスに婚約解消を告げられる。
それも、婚約披露宴の前日に。
さらに婚約披露宴はパートナーを変えてそのまま開催予定だという!
家族の支えもあり、婚約披露宴に招待客として参加するシェリスだが……
好奇にさらされる彼女を助けた人は。
前後編+おまけ、執筆済みです。
【続編開始しました】
執筆しながらの更新ですので、のんびりお待ちいただけると嬉しいです。
矛盾が出たら修正するので、その時はお知らせいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる