64 / 73
S.S 旅立ちの日
しおりを挟む
数日前からユユさんはテツにべったりです。リリちゃんも「お兄ちゃん、お兄ちゃん」とついて回っています。
そう、いよいよテツとアベルが冒険者として町を出る日が近づいてきました。この日のために俺はテツとアベルに出来る限りの事を教えてきました。親バカと言われるだろうけど、ちょっと怪しい装備も揃えて渡しています。
そのために二人は連日、鍛冶屋のバルトさんや防具屋のジルさんの元に装備の手入れについて指導を受けに行っていたし、武器の使い方に慣れるために森へと狩に行ったり忙しくしていましたが、さすがに残り数日となると準備も終えて家族でゆっくり過ごす事にしたようです。
「準備は終わったのかい?」
「ああ、もう全部準備おわったよ」
部屋で荷物を纏めていたテツが、いつも皆がいる部屋に戻ってきた。サッとリリちゃんがテツの隣に座る。
ユユさんはちょっと残念な顔をしてから、テツにお茶を聞いて、用意しに隣の部屋へと移動した。
「王都までだっけ?」
予定は聞いていたが、やっぱり何度も聞いてしまう。
「取り敢えずね。だけど何があるか分からないし、色々見てみたいとも思っているから。父さん達が冒険者をしていた時の思い出の場所とかないの?」
「ええ!?」
急に冒険者だった頃の話を聞かれて驚いてしまった。今まで、そんな事は聞かれた事もなかったから。
「どうしたの急に? 今まで聞いてきた事なかったよね?」
テツは、ちょっと恥ずかしそうに頭を掻きながら。
「いざ冒険者として活動しようと思ったら、一番身近にいる父さんの冒険者時代の話は聞いた事無かったなと思って」
「そうだっけ?」
「そうだよ。冒険者としての基礎や、森の狩なんかは教えて貰ったけれど。父さんの冒険者時代の話は聞いたことがない」
「私も聞きた~い」
んー、リリちゃんからもそんな目で見られたら、お父さん困っちゃうな。
「いいじゃない、ゴウさん。話してあげなさいよ」
お茶を用意していたユユさんが、そう言って部屋に入ってきた。
「ええーっ、ユユさん。んーどうしようかなあ……」
「そんなに悩まなくても、私たちの出会いの村の話でもしてあげたら?」
それいいの? とユユさんを見ると優しく頷いてくれた。リリちゃんは、両親の出会い話しと言うだけで目がキラキラしています。
「それじゃ」
「俺は、十五歳で冒険者として村を出たんだが、それから十年くらい過ぎた時だったかな。それまで組んでいたパーティが結婚とか安定とか言い出して、当時調子に乗っていた俺はパーティを抜けて一人で旅を始めたんだ。そんな俺が、国境を超えて別の国の、また別の国に近い山奥で人とも殆ど出会う事も無いような山を彷徨っていた時に……」
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
トスッ!
「そこの冒険者! それ以上こちらに入り込むと命の保証は出来ない! 直ちに来た方向へ帰りなさい!」
俺が獣道を進んでいると、ほど近い距離に矢が刺さり。かなり遠くから良く響く声が聞こえてきた。
声を無視して一歩前に出ようとすると。
ドスッ!
さっきより強い勢いで、さらに足元に矢が刺さる。
「これは警告だ! それ以上は当たっても知らないぞ!」
俺は相手に分からないようにニヤリと笑い。背負い袋を落とすと一気に駆け出した。
向かってくる矢は当たりそうなものだけ弾くが、殆ど当たるぞ、これ。一体どんな相手だ?
さっきの声で場所の目星は付いている。あの崖の上の窪地! 狙いを定められないように動きに緩急をつけながら相手の元に走る! 近寄るにつれ、相手が慌てている感情も伝わってくるようになった。
「!!」
ゴッ!
突然、それまでと全然勢いの違う矢が飛んできた! 超強弓特有の矢の鳴りが聞こえたぞ、どんなバケモノが弓を引いているんだ?
姿勢を下げ、さらに狙いをつけ難くしながら一気に速度を上げる。矢は飛んでくるが、もう当たる矢はない。
一瞬相手の視界から外れ、崖を駆け上がり、目の前に飛び出す!
剣を突き出し、相手を取り押さえようとした瞬間!
・
・
・
俺の世界が止まった。
数多の醜美を見てきたが、こんなに素敵な女性を見たのは生まれて初めてだった……。
鼻と鼻がくっ付きそうな距離まで近寄り固まった俺は、そのまま背後から誰かに殴られて気を失ってしまった。
・
・
・
「ううっ」 ズキッ!
目が覚めると殴られた場所が痛み、思わず手を当てると治療がしてある事に気が付いた。てか、どんだけの力で殴ったんだ!?
もそもそと動いていると、柵になった入り口から声が掛けられた。
「気が付いたか?」
姿は見えないが、声はあの時警告してきた声の主だ。
「ああ、姿は見せてくれないのか?」
「すまないが今はまだ無理だ、お前の尋問も終わっていないのでな。これから人を連れてくるから、素直に尋問に答えてくれたら悪くはしない」
取り敢えず、すぐに始末されたりはしなさそうだ。
「分かった、ところで俺の荷物はどこにある?」
「そこの、部屋の角に置いてあるはずだ。悪いが武器はこちらで預からせて貰っている」
「ありがとう」
そう言うと、声の主は遠ざかって行った。
荷物を確認すると、無くなっている物は何もなく。案外まともな集落なのかと思った。先ほどから離れた位置からの視線を感じているのだ。監視の視線と、興味本位の視線。少なくとも人々が生活出来る程度の集落だったようだ。
程なくして、また新たな人の気配が近寄ってきた。
「ほらお前達はあっちへお行き、見せ物じゃないよ」
そんな声が聞こえて、感じていた興味本位の視線はバラバラと散らばって消える。そして、入り口に現れた年寄りの女性。
「何じゃ! 年寄りで悪かったな!」
「えっ!? 声出てた?」
「声に出さずとも顔で分かるわ!」
どうやら顔に出ていたらしい。
「それだけ元気なら大丈夫じゃろう、ちと話を聞かせて貰うよ」
「分かった。あと、治療ありがとう」
オババはちょっと意外そうに目を見開いて。
「まあ。こっちも、ちと加減を間違えたからな」
やっぱりね……。
「おほん。でお前さん、何でこんな山奥までやってきた?」
ギロリと睨む目、嘘を吐いても全て見透かされそうだ。
「別に。当てはなかった、とにかく人がいない場所まで行ってみたかったんだ」
「何じゃ……単なるど阿呆か」
厳しさが抜けて、呆れた視線に変わる。
「ど阿呆て。まっ、その通りなんだけどね」
「ま、良かろう」
「おばば様!!」
隣でずっと険のある目線を向けていた男が叫ぶ。
「この男は危険です! あのユユリーナの弓を、避けて走って近寄ったのですよ!」
「何じゃ、自分には無理な事をこの男がやって退けたのがそんなに悔しいのかい」
「な!!」
言われた男の顔がみるみる怒りで赤くなる。
「シュリュウよ、お前さんが殴った傷を。この男は責める事もなく治療して貰った感謝を口にしたのじゃ。単に悪い男ではなかろう」
「さあ、戻るぞシュリュウ。お前さんにも後でメシを届けさせるが、量には期待せんでおくれよ」
そう言って婆さんは、シュリュウと呼んだ男を連れて戻って行った。
コトン。
暫くしてメシが届けられた、持ってきてくれたのは。
「ユユリーナさんかい?」
突然名前を呼ばれて驚くユユリーナさん。
「いきなりごめん、さっきシュリュウと呼ばれてた男がそう言っていたから。昼間は驚かせて済まなかった」
「私こそ、つい本気をだしてしまった。だがアレを避けられたのは焦ったぞ! よく避けれたな」
本気って、当たってたら生きていないし……。
そう、いよいよテツとアベルが冒険者として町を出る日が近づいてきました。この日のために俺はテツとアベルに出来る限りの事を教えてきました。親バカと言われるだろうけど、ちょっと怪しい装備も揃えて渡しています。
そのために二人は連日、鍛冶屋のバルトさんや防具屋のジルさんの元に装備の手入れについて指導を受けに行っていたし、武器の使い方に慣れるために森へと狩に行ったり忙しくしていましたが、さすがに残り数日となると準備も終えて家族でゆっくり過ごす事にしたようです。
「準備は終わったのかい?」
「ああ、もう全部準備おわったよ」
部屋で荷物を纏めていたテツが、いつも皆がいる部屋に戻ってきた。サッとリリちゃんがテツの隣に座る。
ユユさんはちょっと残念な顔をしてから、テツにお茶を聞いて、用意しに隣の部屋へと移動した。
「王都までだっけ?」
予定は聞いていたが、やっぱり何度も聞いてしまう。
「取り敢えずね。だけど何があるか分からないし、色々見てみたいとも思っているから。父さん達が冒険者をしていた時の思い出の場所とかないの?」
「ええ!?」
急に冒険者だった頃の話を聞かれて驚いてしまった。今まで、そんな事は聞かれた事もなかったから。
「どうしたの急に? 今まで聞いてきた事なかったよね?」
テツは、ちょっと恥ずかしそうに頭を掻きながら。
「いざ冒険者として活動しようと思ったら、一番身近にいる父さんの冒険者時代の話は聞いた事無かったなと思って」
「そうだっけ?」
「そうだよ。冒険者としての基礎や、森の狩なんかは教えて貰ったけれど。父さんの冒険者時代の話は聞いたことがない」
「私も聞きた~い」
んー、リリちゃんからもそんな目で見られたら、お父さん困っちゃうな。
「いいじゃない、ゴウさん。話してあげなさいよ」
お茶を用意していたユユさんが、そう言って部屋に入ってきた。
「ええーっ、ユユさん。んーどうしようかなあ……」
「そんなに悩まなくても、私たちの出会いの村の話でもしてあげたら?」
それいいの? とユユさんを見ると優しく頷いてくれた。リリちゃんは、両親の出会い話しと言うだけで目がキラキラしています。
「それじゃ」
「俺は、十五歳で冒険者として村を出たんだが、それから十年くらい過ぎた時だったかな。それまで組んでいたパーティが結婚とか安定とか言い出して、当時調子に乗っていた俺はパーティを抜けて一人で旅を始めたんだ。そんな俺が、国境を超えて別の国の、また別の国に近い山奥で人とも殆ど出会う事も無いような山を彷徨っていた時に……」
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
トスッ!
「そこの冒険者! それ以上こちらに入り込むと命の保証は出来ない! 直ちに来た方向へ帰りなさい!」
俺が獣道を進んでいると、ほど近い距離に矢が刺さり。かなり遠くから良く響く声が聞こえてきた。
声を無視して一歩前に出ようとすると。
ドスッ!
さっきより強い勢いで、さらに足元に矢が刺さる。
「これは警告だ! それ以上は当たっても知らないぞ!」
俺は相手に分からないようにニヤリと笑い。背負い袋を落とすと一気に駆け出した。
向かってくる矢は当たりそうなものだけ弾くが、殆ど当たるぞ、これ。一体どんな相手だ?
さっきの声で場所の目星は付いている。あの崖の上の窪地! 狙いを定められないように動きに緩急をつけながら相手の元に走る! 近寄るにつれ、相手が慌てている感情も伝わってくるようになった。
「!!」
ゴッ!
突然、それまでと全然勢いの違う矢が飛んできた! 超強弓特有の矢の鳴りが聞こえたぞ、どんなバケモノが弓を引いているんだ?
姿勢を下げ、さらに狙いをつけ難くしながら一気に速度を上げる。矢は飛んでくるが、もう当たる矢はない。
一瞬相手の視界から外れ、崖を駆け上がり、目の前に飛び出す!
剣を突き出し、相手を取り押さえようとした瞬間!
・
・
・
俺の世界が止まった。
数多の醜美を見てきたが、こんなに素敵な女性を見たのは生まれて初めてだった……。
鼻と鼻がくっ付きそうな距離まで近寄り固まった俺は、そのまま背後から誰かに殴られて気を失ってしまった。
・
・
・
「ううっ」 ズキッ!
目が覚めると殴られた場所が痛み、思わず手を当てると治療がしてある事に気が付いた。てか、どんだけの力で殴ったんだ!?
もそもそと動いていると、柵になった入り口から声が掛けられた。
「気が付いたか?」
姿は見えないが、声はあの時警告してきた声の主だ。
「ああ、姿は見せてくれないのか?」
「すまないが今はまだ無理だ、お前の尋問も終わっていないのでな。これから人を連れてくるから、素直に尋問に答えてくれたら悪くはしない」
取り敢えず、すぐに始末されたりはしなさそうだ。
「分かった、ところで俺の荷物はどこにある?」
「そこの、部屋の角に置いてあるはずだ。悪いが武器はこちらで預からせて貰っている」
「ありがとう」
そう言うと、声の主は遠ざかって行った。
荷物を確認すると、無くなっている物は何もなく。案外まともな集落なのかと思った。先ほどから離れた位置からの視線を感じているのだ。監視の視線と、興味本位の視線。少なくとも人々が生活出来る程度の集落だったようだ。
程なくして、また新たな人の気配が近寄ってきた。
「ほらお前達はあっちへお行き、見せ物じゃないよ」
そんな声が聞こえて、感じていた興味本位の視線はバラバラと散らばって消える。そして、入り口に現れた年寄りの女性。
「何じゃ! 年寄りで悪かったな!」
「えっ!? 声出てた?」
「声に出さずとも顔で分かるわ!」
どうやら顔に出ていたらしい。
「それだけ元気なら大丈夫じゃろう、ちと話を聞かせて貰うよ」
「分かった。あと、治療ありがとう」
オババはちょっと意外そうに目を見開いて。
「まあ。こっちも、ちと加減を間違えたからな」
やっぱりね……。
「おほん。でお前さん、何でこんな山奥までやってきた?」
ギロリと睨む目、嘘を吐いても全て見透かされそうだ。
「別に。当てはなかった、とにかく人がいない場所まで行ってみたかったんだ」
「何じゃ……単なるど阿呆か」
厳しさが抜けて、呆れた視線に変わる。
「ど阿呆て。まっ、その通りなんだけどね」
「ま、良かろう」
「おばば様!!」
隣でずっと険のある目線を向けていた男が叫ぶ。
「この男は危険です! あのユユリーナの弓を、避けて走って近寄ったのですよ!」
「何じゃ、自分には無理な事をこの男がやって退けたのがそんなに悔しいのかい」
「な!!」
言われた男の顔がみるみる怒りで赤くなる。
「シュリュウよ、お前さんが殴った傷を。この男は責める事もなく治療して貰った感謝を口にしたのじゃ。単に悪い男ではなかろう」
「さあ、戻るぞシュリュウ。お前さんにも後でメシを届けさせるが、量には期待せんでおくれよ」
そう言って婆さんは、シュリュウと呼んだ男を連れて戻って行った。
コトン。
暫くしてメシが届けられた、持ってきてくれたのは。
「ユユリーナさんかい?」
突然名前を呼ばれて驚くユユリーナさん。
「いきなりごめん、さっきシュリュウと呼ばれてた男がそう言っていたから。昼間は驚かせて済まなかった」
「私こそ、つい本気をだしてしまった。だがアレを避けられたのは焦ったぞ! よく避けれたな」
本気って、当たってたら生きていないし……。
180
あなたにおすすめの小説
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる