65 / 73
S.S 旅立ちの日2
しおりを挟む
それから暫く会話を続けていると、ユユリーナさんを呼ぶ声が聞こえてきて彼女は帰って行ったが、帰り際に「数日はそこに入ってて貰うが、暫くすれば出られるだろう」と、教えてくれた。
翌日もオババ様がやってきて、なぜ俺がここにやってきたのか根掘り葉掘り聞かれた。俺がパーティから抜けて一人で旅を始めた理由を聞いて呆れていたな。
「明日には、外に出ていた長たちが帰って来るはずじゃ。それまでここで大人しくしといてくれ。長が話を聞いて良しと判断されたら、ここから出してやれるじゃろうて」
「オババ様が長じゃなかったんだ?」
「わたしゃ単なるお節介焼きの婆さんだよ」
いや、どう見たって以前の長とか長老だよね。皆んなの接し方とか話し方が違うもん。
夜にはまたユユリーナさんが食事を持ってきてくれて少し話をしてから帰って行った。やばい、これはやばい。俺のハートはユユリーナさんへの気持ちを抑えきれなくなっている。どれだけビートを刻んでいるんだ! 俺のハート!
翌日、昼過ぎには外に出ていたと言う長の集団が帰って来たようだったが、俺の元には直ぐには現れず。オババ様や他の連中と話している様子だった。
夜、ご飯を運んでくれたユユリーナさんは何も喋らずに帰って行ったし……。
「暇だなあ」
夜、何もない小屋で独りごちっていると。
「では、わしと話そうか」
昼に帰って来たと言う長? が、小屋へとやってきた。
「長、ですか?」
「この集落の長で、ガルダンと言う。お前はゴウと言ったか、こんな所までどうしてきた」
長は小屋の柵を開けると、中まで入ってきて俺の隣にドカッと座って話し始めた。
「オババ様にも話したが、単に一人で何処まで行けるか試したくてな」
「そうか、聞いてた通り阿呆だな」
それから、俺の話やこの集落について聞ける範囲で教えて貰い。明日には外に出して貰える事になった。
「最後に、ユユリーナの事どう思う?」
なになにいきなり!?
「とても素敵な良い娘さんだと思いますよ。こんな俺の話も黙って聞いてくれるし、気がきいて、弓も上手で」
「娘だと言ったか?」
「違うんですか?」
ガルダンさんは、フッと笑うと。
「娘は外の世界に興味が強いだけだ、決してお前をどうとか思っている訳ではないからな!」
そう言って柵を閉めると、ドカドカと出て行ってしまった。
翌朝、オババ様とユユリーナさんが小屋の柵を開けてくれて、やっと外に出る事ができた。まだ一人で歩き回るのは許されていないけど、ユユリーナさんが付き添ってくれると言うので全く問題なし!
集落は森の中の少し開けた場所にあり、長の家の周りに数軒の家が並んでいた。俺のいた小屋は少し離れた場所に建てられていて、その裏手には小さな畑と鶏小屋があった。住んでいるのは全部で二十人ほど、以前はもっと居たそうだが年々減って、若い男女もユユリーナさんとシュリュウだけなのだそうだ。
「何でお前が外に出てるんだ! ユユリーナ! そいつの側から離れろ!」
俺とユユリーナが並んで歩いているのを見つけたシュリュウが凄い顔をして近寄ってきた。
「シュリュウ、客人に対して失礼だぞ! ゴウは長に認められて外に出る事を許されたのだ。もう不審者ではなく客人だぞ!」
「長が認めても、俺はコイツは信用できない! お前も怪我が治ったんならとっとと出て行け!」
「シュリュウ!」
言いたいだけ言ってシュリュウは森へと入って行った。何であいつはあんなに怒っているんだ?
「すまないゴウ。シュリュウはこの集落で一番最後に生まれた子供で、周りの大人達からチヤホヤされたせいで少々我儘に育ってしまった。今はなかなか成人を認めて貰えなくてイライラしているんだ」
ユユリーナさんが少し寂しそうに話してくれた。
「シュリュウの歳は?」
「十四だな」
あと一年待てば成人だろうに、何を焦っているんだ?
「何故急ぐ必要がある?」
「私がこの集落を出て行くと思っているのだろう、よく父親に外の話を聞いていたからな」
「成人したらどうなるんだ?」
ユユリーナさんは少し俯いて。
「私と、その……結婚する事になっている」
あー、若い男女は二人だけだものな。それを聞いているシュリュウとしてはユユリーナさんに出て行って貰いたくないのだろう。
それから数日が過ぎて、俺もそろそろ集落を出ようかとなった時だ。
「おいゴウ! オレと勝負しろ! そして負けたらユユリーナを諦めてとっとと出て行け!」
剣を持ったシュリュウが現れ、俺に剣を投げ渡すとそう言って切り掛かってきた。
急に襲ってきたので一瞬反応が遅れたが、それでもシュリュウの剣に遅れをとることは無かった俺は、数合打ち合うとシュリュウの剣を弾き、その首に剣を添えていた。
「ま、まってくれ!」
その段になってから慌てて駆け寄って来るオババと、アレは確かシュリュウの父親か?
「まってくれゴウ殿! 頼むからその剣を引いてくれ」
シュリュウの父親は、俺の目の前で倒れ込むと見事な土下座を見せて頼み込んだ。
俺はシュリュウの首から剣を引くと。
「慌てるな親父殿。俺たちは剣の稽古をしていたんだ、切ったりはしないよ」
顔を上げた親父殿がシュリュウを見るが、シュリュウは本気で俺を憎んでいるような顔をしていた。
「ありがとう、ゴウ殿」
オババ様が近寄ってきて手を合わせる。
「若者の勝手な勘違いだろ? よくある事さ」
後できいたところ、ユユリーナさんが長に集落を出たいと話しているのを聞いたシュリュウが、俺がユユリーナさんを誑かしたと勘違いして勝負を挑んだらしい。
シュリュウの父親から詫びられ、シュリュウを連れて帰って行くと、今度は長とユユリーナさんが現れた。
「災難だったな」
「よくある事さ」
俺が茶化すように言うと、ユユリーナさんの目が見開く。おや、本気と思った?
「ちょっと早いが、明日の朝にもここを出るよ。これ以上ここにいても誰の得にもならない」
「それが良いかも知れんな」
そう言って二人も帰って行った。帰り際に振り返ったユユリーナさんの寂しそうな顔が、俺のハートに暗い影を落とす。
・
・
・
チッ チッ ピピッ……。
やっと朝靄が薄れて来た早朝に、俺は荷物を纏めて集落の出口までやって来ていた。
「やっぱりいたか」
そこには長がいて、俺を見送ってくれるつもりのようだ。
「世話になった」
俺は長に頭を下げて挨拶をする。
「気をつけて行けよ、シュリュウの事は済まなかった」
「いらない世話かも知れないが、あいつも外に出してやった方がいい」
長は、シュリュウのいる集落の方を見て。
「そうできれば、あいつも幸せになれるのだがな」
いろいろ訳ありのようだしな。
「じゃあ、俺は行くよ。ユユリーナさんにも元気でと言っといてくれ、黙って出て行ってごめんとも」
「……」
「?」
そう言って、俺は教えて貰った下界に出る道まで下ろうとした時だ。大木の影から旅支度をしたユユリーナさんが現れた。
「それは本人に言ってくれ」
後ろから長が言ってくる。
置いて行くなと潤んだ瞳で見つめるユユリーナさん。
「きつい旅だぞ」
「覚悟している」
俺はグッとユユリーナさんを抱き寄せる。
抱き返してくるユユリーナさん。
「ゴホン!」
ちぇ、お邪魔虫め。
俺はもう一度長へと振り返り手を振って。
「必ず大切にする!」
「お父様、行ってきます。我儘を許してくれてありがとう」
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
そう言って、ユユさんと二人で集落を後にしたんだ。
「と言うのが、ユユさんとの出会いさ」
すっかり冷めてしまったお茶を一気に飲み干してからユユさんを見ると、ユユさんも笑顔で見てた。
いつまでも素敵なユユさん。
「その集落の人たちはどうなったの?」
長たちの事が気になったのか聞いてきたテツ。
「さあなあ、数年後にパーティで集落を訪れた時には、誰も住んでいない名残だけになっていたから、それっきり行方知れずだ」
「お母さん一人になっちゃったの?」
リリちゃんがユユさんを心配してくっ付く。
「お父さん達の行方は分からなくなったけど、私にはゴウさんにリリちゃん、テツ君と言う家族が出来たんだもの、寂しくはないわ」
そう言ってリリちゃんを優しく抱きしめる。
幸せな家族の時間です。それも、明日にはテツが出て行くと少し寂しくなるのかな。
・
・
・
翌日、町の入り口でテツとアベルを見送る。町の他の連中も大勢見送りに来てくれた。
テツの首には、ユユさんが集落から持ち出した唯一の残りのペンダントが下げられている。旅のお守りだと言って今朝渡していた。
「元気でな! 行ってらっしゃい」
「「行ってきます!」」
皆の笑顔に見送られて、二人の旅が始まった。
翌日もオババ様がやってきて、なぜ俺がここにやってきたのか根掘り葉掘り聞かれた。俺がパーティから抜けて一人で旅を始めた理由を聞いて呆れていたな。
「明日には、外に出ていた長たちが帰って来るはずじゃ。それまでここで大人しくしといてくれ。長が話を聞いて良しと判断されたら、ここから出してやれるじゃろうて」
「オババ様が長じゃなかったんだ?」
「わたしゃ単なるお節介焼きの婆さんだよ」
いや、どう見たって以前の長とか長老だよね。皆んなの接し方とか話し方が違うもん。
夜にはまたユユリーナさんが食事を持ってきてくれて少し話をしてから帰って行った。やばい、これはやばい。俺のハートはユユリーナさんへの気持ちを抑えきれなくなっている。どれだけビートを刻んでいるんだ! 俺のハート!
翌日、昼過ぎには外に出ていたと言う長の集団が帰って来たようだったが、俺の元には直ぐには現れず。オババ様や他の連中と話している様子だった。
夜、ご飯を運んでくれたユユリーナさんは何も喋らずに帰って行ったし……。
「暇だなあ」
夜、何もない小屋で独りごちっていると。
「では、わしと話そうか」
昼に帰って来たと言う長? が、小屋へとやってきた。
「長、ですか?」
「この集落の長で、ガルダンと言う。お前はゴウと言ったか、こんな所までどうしてきた」
長は小屋の柵を開けると、中まで入ってきて俺の隣にドカッと座って話し始めた。
「オババ様にも話したが、単に一人で何処まで行けるか試したくてな」
「そうか、聞いてた通り阿呆だな」
それから、俺の話やこの集落について聞ける範囲で教えて貰い。明日には外に出して貰える事になった。
「最後に、ユユリーナの事どう思う?」
なになにいきなり!?
「とても素敵な良い娘さんだと思いますよ。こんな俺の話も黙って聞いてくれるし、気がきいて、弓も上手で」
「娘だと言ったか?」
「違うんですか?」
ガルダンさんは、フッと笑うと。
「娘は外の世界に興味が強いだけだ、決してお前をどうとか思っている訳ではないからな!」
そう言って柵を閉めると、ドカドカと出て行ってしまった。
翌朝、オババ様とユユリーナさんが小屋の柵を開けてくれて、やっと外に出る事ができた。まだ一人で歩き回るのは許されていないけど、ユユリーナさんが付き添ってくれると言うので全く問題なし!
集落は森の中の少し開けた場所にあり、長の家の周りに数軒の家が並んでいた。俺のいた小屋は少し離れた場所に建てられていて、その裏手には小さな畑と鶏小屋があった。住んでいるのは全部で二十人ほど、以前はもっと居たそうだが年々減って、若い男女もユユリーナさんとシュリュウだけなのだそうだ。
「何でお前が外に出てるんだ! ユユリーナ! そいつの側から離れろ!」
俺とユユリーナが並んで歩いているのを見つけたシュリュウが凄い顔をして近寄ってきた。
「シュリュウ、客人に対して失礼だぞ! ゴウは長に認められて外に出る事を許されたのだ。もう不審者ではなく客人だぞ!」
「長が認めても、俺はコイツは信用できない! お前も怪我が治ったんならとっとと出て行け!」
「シュリュウ!」
言いたいだけ言ってシュリュウは森へと入って行った。何であいつはあんなに怒っているんだ?
「すまないゴウ。シュリュウはこの集落で一番最後に生まれた子供で、周りの大人達からチヤホヤされたせいで少々我儘に育ってしまった。今はなかなか成人を認めて貰えなくてイライラしているんだ」
ユユリーナさんが少し寂しそうに話してくれた。
「シュリュウの歳は?」
「十四だな」
あと一年待てば成人だろうに、何を焦っているんだ?
「何故急ぐ必要がある?」
「私がこの集落を出て行くと思っているのだろう、よく父親に外の話を聞いていたからな」
「成人したらどうなるんだ?」
ユユリーナさんは少し俯いて。
「私と、その……結婚する事になっている」
あー、若い男女は二人だけだものな。それを聞いているシュリュウとしてはユユリーナさんに出て行って貰いたくないのだろう。
それから数日が過ぎて、俺もそろそろ集落を出ようかとなった時だ。
「おいゴウ! オレと勝負しろ! そして負けたらユユリーナを諦めてとっとと出て行け!」
剣を持ったシュリュウが現れ、俺に剣を投げ渡すとそう言って切り掛かってきた。
急に襲ってきたので一瞬反応が遅れたが、それでもシュリュウの剣に遅れをとることは無かった俺は、数合打ち合うとシュリュウの剣を弾き、その首に剣を添えていた。
「ま、まってくれ!」
その段になってから慌てて駆け寄って来るオババと、アレは確かシュリュウの父親か?
「まってくれゴウ殿! 頼むからその剣を引いてくれ」
シュリュウの父親は、俺の目の前で倒れ込むと見事な土下座を見せて頼み込んだ。
俺はシュリュウの首から剣を引くと。
「慌てるな親父殿。俺たちは剣の稽古をしていたんだ、切ったりはしないよ」
顔を上げた親父殿がシュリュウを見るが、シュリュウは本気で俺を憎んでいるような顔をしていた。
「ありがとう、ゴウ殿」
オババ様が近寄ってきて手を合わせる。
「若者の勝手な勘違いだろ? よくある事さ」
後できいたところ、ユユリーナさんが長に集落を出たいと話しているのを聞いたシュリュウが、俺がユユリーナさんを誑かしたと勘違いして勝負を挑んだらしい。
シュリュウの父親から詫びられ、シュリュウを連れて帰って行くと、今度は長とユユリーナさんが現れた。
「災難だったな」
「よくある事さ」
俺が茶化すように言うと、ユユリーナさんの目が見開く。おや、本気と思った?
「ちょっと早いが、明日の朝にもここを出るよ。これ以上ここにいても誰の得にもならない」
「それが良いかも知れんな」
そう言って二人も帰って行った。帰り際に振り返ったユユリーナさんの寂しそうな顔が、俺のハートに暗い影を落とす。
・
・
・
チッ チッ ピピッ……。
やっと朝靄が薄れて来た早朝に、俺は荷物を纏めて集落の出口までやって来ていた。
「やっぱりいたか」
そこには長がいて、俺を見送ってくれるつもりのようだ。
「世話になった」
俺は長に頭を下げて挨拶をする。
「気をつけて行けよ、シュリュウの事は済まなかった」
「いらない世話かも知れないが、あいつも外に出してやった方がいい」
長は、シュリュウのいる集落の方を見て。
「そうできれば、あいつも幸せになれるのだがな」
いろいろ訳ありのようだしな。
「じゃあ、俺は行くよ。ユユリーナさんにも元気でと言っといてくれ、黙って出て行ってごめんとも」
「……」
「?」
そう言って、俺は教えて貰った下界に出る道まで下ろうとした時だ。大木の影から旅支度をしたユユリーナさんが現れた。
「それは本人に言ってくれ」
後ろから長が言ってくる。
置いて行くなと潤んだ瞳で見つめるユユリーナさん。
「きつい旅だぞ」
「覚悟している」
俺はグッとユユリーナさんを抱き寄せる。
抱き返してくるユユリーナさん。
「ゴホン!」
ちぇ、お邪魔虫め。
俺はもう一度長へと振り返り手を振って。
「必ず大切にする!」
「お父様、行ってきます。我儘を許してくれてありがとう」
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
そう言って、ユユさんと二人で集落を後にしたんだ。
「と言うのが、ユユさんとの出会いさ」
すっかり冷めてしまったお茶を一気に飲み干してからユユさんを見ると、ユユさんも笑顔で見てた。
いつまでも素敵なユユさん。
「その集落の人たちはどうなったの?」
長たちの事が気になったのか聞いてきたテツ。
「さあなあ、数年後にパーティで集落を訪れた時には、誰も住んでいない名残だけになっていたから、それっきり行方知れずだ」
「お母さん一人になっちゃったの?」
リリちゃんがユユさんを心配してくっ付く。
「お父さん達の行方は分からなくなったけど、私にはゴウさんにリリちゃん、テツ君と言う家族が出来たんだもの、寂しくはないわ」
そう言ってリリちゃんを優しく抱きしめる。
幸せな家族の時間です。それも、明日にはテツが出て行くと少し寂しくなるのかな。
・
・
・
翌日、町の入り口でテツとアベルを見送る。町の他の連中も大勢見送りに来てくれた。
テツの首には、ユユさんが集落から持ち出した唯一の残りのペンダントが下げられている。旅のお守りだと言って今朝渡していた。
「元気でな! 行ってらっしゃい」
「「行ってきます!」」
皆の笑顔に見送られて、二人の旅が始まった。
188
あなたにおすすめの小説
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる