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第14章 帰省
第80話 世界樹
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空洞を抜けた先に広がっているエルフ族の王国の街並みを見て暫く放心状態となっていたが、意識を戻して近くに見えている入り口まで歩いて行った。
入り口に近付いたところで門番に「待て! ヒト族の子供とエルフの子供が一緒になって我が王国に何用だ!」と声を掛けられた。
「僕は砂漠の里の長ヨートスの息子ロースで、こちらは僕や父の友人のレックスと言います」ロースがまず自分と僕の自己紹介をし、続いて僕が「ヨートス様よりの紹介状も持参しております」と告げると門番の1人がその紹介状を掴んで確認した。
「確かにヨートス殿からのものだ。しばしここで待たれよ」その人が王国の中へ消えていった。
暫くしてから戻って来て「フィンラル様がお会いになられるとの事なので付いて来てくれ」と言ったので僕達はその人に付いて王国に入った。
暫く街を歩いたらお城の城門前に着き、そこで案内役が門番からお城の守衛に替わりお城の中に入った。
そして城内を少し歩いたところで王の間の前に着き、僕らが来た事を告げられると中から扉が開き、目の前の玉座にエルフ王ーーフィンラル様ーーが座っていた。
僕達がその近くまで寄ったところで「そなた達か、ヨートスの息子とその友人とは」「「はい!」」「ロースと言います!」「レックスです! そしてこの子はベアーズと言います」
僕達がそれぞれ自己紹介すると、「ヨートスからの手紙でいきさつは分かった。そのうえでレックス君、なぜ君は移動の羽を欲しがるのかね?」と質問して来た。
そこで僕は思っていた本心をフィンラル様にお伝えした。
するとフィンラル様は(ヨートスからの手紙の通りだな)「良いだろう。この2人を世界樹の下に案内してやりなさい」「はい!」側に控えていた1人が応答して「こちらへどうぞ」僕達を案内しだした。
僕達が王の間を離れた後、大臣らしき人がフィンラル様の近くに寄り「良ろしかったのですか? 最後の1枚をヒト族の子供に与える事になっても?」「それは世界樹が判断する事だ」と話し合ったのだった······。
王の間を離れた後、城の裏口から出て少し歩いた丘の上に巨大な樹ーー世界樹ーーが見えた。
近くに来て僕達が見上げて見とれていると、案内してくれた人が「ではこちらに手を当てて頂き、世界樹に葉を与えて頂けるよう心で頼んで下さい」と言われたので、ベアーズをその場に置いて僕は世界樹に手を当てた。
そして(どうか世界樹の葉を······)と心で頼んだら、急に世界樹の葉っぱが揺れだし、上空を見上げたら1枚の葉がゆっくりと落ちてきた。
僕がその葉を両手で受けとると、驚いていた案内人が落ち着きだして「おめでとうございます。それが世界樹の葉です」と言った。
それを聞いて僕とロースは「「やったー!」」と喜んだが、「本当に良かったですね。最後の1枚を手に入れられて」と案内人が言ったのを聞いてストップした。
「さ、最後の1枚って?」僕が尋ねたら、「世界樹も永遠と生え続けている訳ではなく、約100年周期で寿命が訪れ、次の世界樹に代替わりすることとなっているのです。そして寿命が訪れる5年前ぐらいには次の世界樹の"苗"が世界樹の近くで発見されてきたのですが、何故か今回は未だ発見出来ていないんです」「そ、そんな······」
「それで、前回葉を落とした後に世界樹を研究し続けているこの国の博士に調べてもらったところ、次に作られる葉が"最後の1枚"となるだろうと仰られたんです」
「えーー!?」僕はとても驚き、(そんな大事な葉を、あんな理由で手に入れちゃったなんて······)と思っていたら、
「お気になさらないで下さい。前回葉を落としてからも何人もの様々な種族の人が世界樹に葉を求めて訪れたのですが、世界樹は葉を落とさなかったのですから」「えっ?」
「恐らく、世界樹も人を選び待ち続けていたのでしょう。最後の1枚を渡すのに相応しい人物が現れるのを」それを聞いて僕も心が晴々とした。
(ありがとう、世界樹)心でお礼を言って帰ろうとした時、「あれ、ベアーズは?」「そういえば?」ベアーズがいない事に気付いて僕達は周りを探した。
そして世界樹の裏手で、ガリ、ガリ、ガリと1ヶ所を一心不乱に掘り続けているベアーズを発見した。
「ベアーズ! 何してるんだ!」僕はベアーズを地面から引き離した。それでもベアーズは地面を掘りたがって僕の手の中で暴れだした。
「ベアーズ、いい加減にしろ!」と言っている間に騒ぎを聞き付けロース達も近くに来た。
そこでロースが「レックス、ベアーズが掘ってた所に何か埋まってるみたいだよ」と言った。
「えっ?」僕が気を緩めた隙にベアーズは僕の手を離れ、再び地面を掘りだした。
そしてロースが見掛けた何かが完全に姿を見せたところで掘るのを止めた。
「何だろ? これ」「何かの、苗······かな?」僕とロースが話していると、後ろで見ていた案内してくれた人が「ま、まさか!?」と言って急にお城の方へ走って行ったのだった。その光景を僕達はただじっと見ていた。
少しして先ほどの人がフィンラル様や他の人を数人連れて戻って来た。
「こ、こちらです!」案内してくれた人がベアーズの見つけた苗のようなものをフィンラル様に見せ、「博士、どうですか?」フィンラル様が博士と思われる方にその苗の事を確認させた。
そして博士が調べた後「間違いありません、"世界樹の苗木"です!」と答えた。(えっ!)
「で、では?」「はい! この苗木を相応しい場所に埋め直し育てて行けば、来年の今頃までには新しい世界樹が誕生致します!」と答えた。(えーーっ!?)
それを聞いてその場にいた人達は「や、やったぁーー!」と歓喜したのだった。
僕とロースはその光景をただ呆然と見ていたが、フィンラル様が僕の両手を取って「ありがとうレックス君! 君のお陰で世界樹を守り続けていく事が出来るようになったよ!」とお礼を仰られた。
「僕、というかベアーズのお陰何ですが」そう伝えたら「いや、そのベアーズをここへ導いたのは他ならぬ君自身であろう」と返された。
(確かに、あの時たまたまベアーズが肩に乗って来たので一緒に連れて来たんだもんなぁ······)と思い返したので、「はい!」と返事をした。
「本当にヨートスの手紙に書いてあった通り、君は色々な奇跡を見せてくれる」「えっ?」ヨートス様、そんな事を手紙に書いてたんですか。
そう思っていたらフィンラル様が耳元で「(流石はタイムリターナーだ)」とも仰られた。
(えーー!?)ヨートス様、そんな事まで書いたんですか! と心の中で叫んだのだった······。
その後、フィンラル様から世界樹の苗木を発見した僕とベアーズ(ロースは同族だから元々)は今後自由に王国へ来訪する事が許されたのだった。
こうして無事世界樹の葉を手に入れた僕達は王国を後にして里に戻った。里に戻ったところでヨートス様に王国での出来事を話した。
どうやらヨートス様は世界樹の寿命の事や葉がなかなか落とされなくなった事を知っていた(フィンラル様から聞いていた)みたいだが、僕 (とベアーズ)が世界樹の苗木を見つけた事を聞いたらとても驚いていた。
その後僕はヨートス様やロースに別れを告げてハウル様の家に戻った。
ハウル様にも王国での出来事を話し、世界樹の寿命以外の事はハウル様も初耳だったようで、ヨートス様以上に驚いていた。
それからハウル様にマリンタウンへ連れて行ってもらい、国王様らに挨拶をした後事情を説明したら城近くの水路に案内してもらった。そしてその水路に世界樹の葉を浸けた。
しばらく浸け続けていたら、世界樹の葉が青く変色して羽の形に変わってきた。
「そろそろ良いはずじゃろう」ハウル様がそう仰ったので上げてみたら、世界樹の葉は青い羽に変化したのだった。
(やっぱり青色か)予想していた通りの色になったので特に感動する事もなく羽を見ていたら、「では一度家に戻って試してみるとしよう」と仰られハウル様の家に戻った。
ハウル様の家に着いて早速青い羽を天にかざした。するといつものような感覚となって次にハッキリと周りを認識出来たのは、先ほどまでいたマリンタウンのお城近くの水路の前だった。
「どうやら成功のようじゃな」「はい!」これで自由にマリンタウンへ行き来でき、ポピーにいつでも会いに来れるようになった。
その後僕はハウル様に村へ送ってもらい、兄ちゃん達や父さん、母さんに今日の出来事を話し、当然の事ながら全員が驚いてばかりいたのであった······。
入り口に近付いたところで門番に「待て! ヒト族の子供とエルフの子供が一緒になって我が王国に何用だ!」と声を掛けられた。
「僕は砂漠の里の長ヨートスの息子ロースで、こちらは僕や父の友人のレックスと言います」ロースがまず自分と僕の自己紹介をし、続いて僕が「ヨートス様よりの紹介状も持参しております」と告げると門番の1人がその紹介状を掴んで確認した。
「確かにヨートス殿からのものだ。しばしここで待たれよ」その人が王国の中へ消えていった。
暫くしてから戻って来て「フィンラル様がお会いになられるとの事なので付いて来てくれ」と言ったので僕達はその人に付いて王国に入った。
暫く街を歩いたらお城の城門前に着き、そこで案内役が門番からお城の守衛に替わりお城の中に入った。
そして城内を少し歩いたところで王の間の前に着き、僕らが来た事を告げられると中から扉が開き、目の前の玉座にエルフ王ーーフィンラル様ーーが座っていた。
僕達がその近くまで寄ったところで「そなた達か、ヨートスの息子とその友人とは」「「はい!」」「ロースと言います!」「レックスです! そしてこの子はベアーズと言います」
僕達がそれぞれ自己紹介すると、「ヨートスからの手紙でいきさつは分かった。そのうえでレックス君、なぜ君は移動の羽を欲しがるのかね?」と質問して来た。
そこで僕は思っていた本心をフィンラル様にお伝えした。
するとフィンラル様は(ヨートスからの手紙の通りだな)「良いだろう。この2人を世界樹の下に案内してやりなさい」「はい!」側に控えていた1人が応答して「こちらへどうぞ」僕達を案内しだした。
僕達が王の間を離れた後、大臣らしき人がフィンラル様の近くに寄り「良ろしかったのですか? 最後の1枚をヒト族の子供に与える事になっても?」「それは世界樹が判断する事だ」と話し合ったのだった······。
王の間を離れた後、城の裏口から出て少し歩いた丘の上に巨大な樹ーー世界樹ーーが見えた。
近くに来て僕達が見上げて見とれていると、案内してくれた人が「ではこちらに手を当てて頂き、世界樹に葉を与えて頂けるよう心で頼んで下さい」と言われたので、ベアーズをその場に置いて僕は世界樹に手を当てた。
そして(どうか世界樹の葉を······)と心で頼んだら、急に世界樹の葉っぱが揺れだし、上空を見上げたら1枚の葉がゆっくりと落ちてきた。
僕がその葉を両手で受けとると、驚いていた案内人が落ち着きだして「おめでとうございます。それが世界樹の葉です」と言った。
それを聞いて僕とロースは「「やったー!」」と喜んだが、「本当に良かったですね。最後の1枚を手に入れられて」と案内人が言ったのを聞いてストップした。
「さ、最後の1枚って?」僕が尋ねたら、「世界樹も永遠と生え続けている訳ではなく、約100年周期で寿命が訪れ、次の世界樹に代替わりすることとなっているのです。そして寿命が訪れる5年前ぐらいには次の世界樹の"苗"が世界樹の近くで発見されてきたのですが、何故か今回は未だ発見出来ていないんです」「そ、そんな······」
「それで、前回葉を落とした後に世界樹を研究し続けているこの国の博士に調べてもらったところ、次に作られる葉が"最後の1枚"となるだろうと仰られたんです」
「えーー!?」僕はとても驚き、(そんな大事な葉を、あんな理由で手に入れちゃったなんて······)と思っていたら、
「お気になさらないで下さい。前回葉を落としてからも何人もの様々な種族の人が世界樹に葉を求めて訪れたのですが、世界樹は葉を落とさなかったのですから」「えっ?」
「恐らく、世界樹も人を選び待ち続けていたのでしょう。最後の1枚を渡すのに相応しい人物が現れるのを」それを聞いて僕も心が晴々とした。
(ありがとう、世界樹)心でお礼を言って帰ろうとした時、「あれ、ベアーズは?」「そういえば?」ベアーズがいない事に気付いて僕達は周りを探した。
そして世界樹の裏手で、ガリ、ガリ、ガリと1ヶ所を一心不乱に掘り続けているベアーズを発見した。
「ベアーズ! 何してるんだ!」僕はベアーズを地面から引き離した。それでもベアーズは地面を掘りたがって僕の手の中で暴れだした。
「ベアーズ、いい加減にしろ!」と言っている間に騒ぎを聞き付けロース達も近くに来た。
そこでロースが「レックス、ベアーズが掘ってた所に何か埋まってるみたいだよ」と言った。
「えっ?」僕が気を緩めた隙にベアーズは僕の手を離れ、再び地面を掘りだした。
そしてロースが見掛けた何かが完全に姿を見せたところで掘るのを止めた。
「何だろ? これ」「何かの、苗······かな?」僕とロースが話していると、後ろで見ていた案内してくれた人が「ま、まさか!?」と言って急にお城の方へ走って行ったのだった。その光景を僕達はただじっと見ていた。
少しして先ほどの人がフィンラル様や他の人を数人連れて戻って来た。
「こ、こちらです!」案内してくれた人がベアーズの見つけた苗のようなものをフィンラル様に見せ、「博士、どうですか?」フィンラル様が博士と思われる方にその苗の事を確認させた。
そして博士が調べた後「間違いありません、"世界樹の苗木"です!」と答えた。(えっ!)
「で、では?」「はい! この苗木を相応しい場所に埋め直し育てて行けば、来年の今頃までには新しい世界樹が誕生致します!」と答えた。(えーーっ!?)
それを聞いてその場にいた人達は「や、やったぁーー!」と歓喜したのだった。
僕とロースはその光景をただ呆然と見ていたが、フィンラル様が僕の両手を取って「ありがとうレックス君! 君のお陰で世界樹を守り続けていく事が出来るようになったよ!」とお礼を仰られた。
「僕、というかベアーズのお陰何ですが」そう伝えたら「いや、そのベアーズをここへ導いたのは他ならぬ君自身であろう」と返された。
(確かに、あの時たまたまベアーズが肩に乗って来たので一緒に連れて来たんだもんなぁ······)と思い返したので、「はい!」と返事をした。
「本当にヨートスの手紙に書いてあった通り、君は色々な奇跡を見せてくれる」「えっ?」ヨートス様、そんな事を手紙に書いてたんですか。
そう思っていたらフィンラル様が耳元で「(流石はタイムリターナーだ)」とも仰られた。
(えーー!?)ヨートス様、そんな事まで書いたんですか! と心の中で叫んだのだった······。
その後、フィンラル様から世界樹の苗木を発見した僕とベアーズ(ロースは同族だから元々)は今後自由に王国へ来訪する事が許されたのだった。
こうして無事世界樹の葉を手に入れた僕達は王国を後にして里に戻った。里に戻ったところでヨートス様に王国での出来事を話した。
どうやらヨートス様は世界樹の寿命の事や葉がなかなか落とされなくなった事を知っていた(フィンラル様から聞いていた)みたいだが、僕 (とベアーズ)が世界樹の苗木を見つけた事を聞いたらとても驚いていた。
その後僕はヨートス様やロースに別れを告げてハウル様の家に戻った。
ハウル様にも王国での出来事を話し、世界樹の寿命以外の事はハウル様も初耳だったようで、ヨートス様以上に驚いていた。
それからハウル様にマリンタウンへ連れて行ってもらい、国王様らに挨拶をした後事情を説明したら城近くの水路に案内してもらった。そしてその水路に世界樹の葉を浸けた。
しばらく浸け続けていたら、世界樹の葉が青く変色して羽の形に変わってきた。
「そろそろ良いはずじゃろう」ハウル様がそう仰ったので上げてみたら、世界樹の葉は青い羽に変化したのだった。
(やっぱり青色か)予想していた通りの色になったので特に感動する事もなく羽を見ていたら、「では一度家に戻って試してみるとしよう」と仰られハウル様の家に戻った。
ハウル様の家に着いて早速青い羽を天にかざした。するといつものような感覚となって次にハッキリと周りを認識出来たのは、先ほどまでいたマリンタウンのお城近くの水路の前だった。
「どうやら成功のようじゃな」「はい!」これで自由にマリンタウンへ行き来でき、ポピーにいつでも会いに来れるようになった。
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