殺し屋さんと店長さん

元森

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1 お仕置エッチ

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 いつの間にか眠っていて、ぐらんぐらんの頭を押さえようとしたのに、手が上がらない。
「んん…」
「起きましたか? 朔夜(さくや)さん」
 聞き覚えのある声に、視界がはっきりする。目の前にはキイの姿。笑ってはいるが、笑ってない目をしていて、俺はやばい客に当たった時の気持ちになる。
「あれ? なんだここ…てか、なんじゃこれ?!」
俺は悲鳴をあげる。今の俺は椅子にM字開脚された状態で縛られ、固定されており目をぱちくりとさせる。
「似合ってますよ。そのシッポも猫耳も…」
「はぁ? 猫耳?シッポ? んぐぁ!!」
尻に違和感を感じ、体をくねらせる。呻き声を上げたのは、尻が何故か震えたからだ。
「アナルパールのついたシッポですよ。ブルブル震えて可愛いでしょう?」
「あ、あな? や、やめろっ!」
聞きなれない言葉。尻の穴に何か入ってると気づいた時にはもう遅く。ランダムに揺れるそれに悲鳴をあげる。
状況は分からないがどうやらキイは怒っているようだ。
「何かしたなら謝るから、ブルブルやめてっ」
「貴方は言っても聞かないから、身体に教えてあげるんです。アナル処女奪うのがアナルパールなのは許せないけど仕方ないですよね」
「意味わかんねぇこというなって! これ外せーっ!」
俺には見覚えもない罪を勝手にきせられている気がする。
俺の要望を無視して、ケツの中は蠢いている。何故かちんこがむずむずして、擦り寄せたいのに動かせなくてもどかしい。
「勃起しちゃってますね」
「はぁー?! そんなわけねぇ! み、見るなって! まじ許して!」
「ーーー道具で感じるなんてなんていやらしい…」
耳元に囁かれた言葉はよく分からないけど、キイに軽蔑されている気がして泣きそうになる。
好きなやつに恥ずかしい姿を晒して、俺はなんてみっともないんだろう。
「シッポとっちゃいましょうか?」
「んおおっ!」
問答無用でシッポが尻の中から取られて、甘い声が漏れる。
喪失感にひくつく穴に、キイが指を添える。
「感じるなんて、お仕置なのにはしたない」
「んぐぅっ! いてぇよ!」
尻を叩かれ涙目になる。痛みを訴えてもキイは行為をやめようとはしない。
「き、キイ…やめろって! んな、汚ぇところ…んぎ!」
「貴方に汚いところなんて存在しません」
「ーーーーっ」
掃除屋をして血に濡れている俺の事を知らないわけないのに。なんだか許された気持ちになってしまう。
指が穴に侵入してくる。シッポが入っていたせいか、すんなりと入ってしまう。
「んあっ! や、やだぁ、むり、むり、むりぃ! ちんこむずむずするっ」
「それは感じてる証拠ですよ。処女のくせに、いやらしい身体だ。お客さんにイタズラされてたんじゃないんですか?」
「そんなわけ、ねぇっだろ! まじむり、むりっ! 恥ずかしいっ」
片方の手で尻を弄られ、もう片方の手で俺のちんこをまさぐられる。
体験したことない感覚に翻弄される。いつの間にかズボンのジッパーがおろされ、勃起したちんこがキイの手に包まれていた。
「んぐぅ! あ、ぁ、まじむり…ちんこやばい…」
「自慰もしてないんじゃないんですか? あまりに綺麗なペニスだ…」
「自慰ってなにっ、んぁっ」
「ペニスを自分で射精させることですよ。ホントに性知識ないんですね」
何故か息を荒らげるキイ。どうやら興奮しているらしい。保健の授業で聞いたことのある言葉を羅列され、頭にハテナマークが乱舞する。キイの言う通り俺は自慰をあまりしたことがない。
朝勃ちしてもほっとくことが多かった。朝ごはんの時間がもったいなかったから。
「こんなに勃起して可哀想だ。今楽にしてあげますから」
「ホントにやめて! キイ、ゆるして…」
涙目で訴えてもキイはやめない。俺が抵抗すればするほど興奮しているように見える。
穴もちんこも刺激され俺はもう限界だった。何かが昇ってくる感覚になる。
「ここでやめたら辛いのは朔夜さんの方です。玉に精子無くなるまで搾り取ってあげます」
「怖いこと言わないで?!」
気持ちいいのと怖いのと感情がぐちゃぐちゃになる。ちんこを綺麗なキイの指でストロークされて、死にたくなる。
初めて会った時はあんなに純粋そうだったキイが今は興奮した様子で、俺のちんこを嬉々として触っている。
キイの手は俺を絶頂へと導き、そしてーーー。
「んぐぅ! だめっ、でるっ!」
ビュルルッーー!
勢いよく出てきた白い精液。キイの手を汚し、俺のちんこはぴくぴくと震えてる。
「でるじゃなくて、イくって言わないとダメですよ」
「あひい?! ちょ、マジでやめて、尻穴やばいっ!」
絶頂感に浸る間もなく、尻に入ってる指の動きが激しくなる。
間抜けな声が出るのを俺は止められない。
ある一点を掠めると、気持ちよくてたまらない。
「んおっ、そこ、押すなぁっ!キイ、怒るぞ!」
「あぁ、ここが前立腺なんですね? 貴方の罵声は心地いいのでいくらでもどうぞ」
「アホ! 馬鹿! やめろー!そこ弱い! んぐぁぁぁっ!」
精一杯の抵抗だったのに、何故か喜ばれてしまう。キイの指は俺の弱いらしい場所を狙って擦り続ける。
「あ!あ! だめぇ!」
女の声みたいな甘い声が漏れる。気持ち悪くて仕方ない。男のプライドがズタズタだ。俺はキイを抱きたいのに、これじゃまるでやられる側だ。
「早くイクイクしましょうね」
「イクイクしない! マジ無理!たすけて!」
そんな俺の悲鳴は虚しく部屋に響き。
もう俺のちんこは限界で。
「あ、ぁぁあーーっ!」
俺は体を痙攣させて、精子を勢いよく吐き出した。
それはキイの白い肌の顔にかかる程で。
「んぁ……!ごめん、ごめんっ」
俺は思わず謝る。
かかったソレをキイはうっとりしながら指ですくい取り、粘つくものを見つめた。
「ふふ…。これ飲んだらどうなると思います?」
「ば、ばか! お前が妊娠しちゃうだろっ!」
「そうなったらホントにいいのに」
そう言いつつ、キイはぬらつくソレを口に含みーーー嚥下した。
それは何とも色っぽくて、俺は目が離せない。
「まだお仕置は終わってませんよ」
「ーーーー♡♡」
 唇にキスをされ俺は目を閉じる。
何か布がかかったきがしたが、無視してしばらく幸福感に酔いしれたーーーー。
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