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まだまだ慣れてないけど
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「次こっちねー」
「はい!」
重い…多分20キロくらいある材木を運び現場に搬入する。
時間も決まってるし、休むことなんかできない。
なん往復もして、ようやく完了!
「じゃ、またおねがいします!」
トラクックに乗り、エンジンをかけて発信する。
トラックは4トンのトラック。
仕事はトラックの運転手だけど、内容は色々あり、建築現場、モデルルームの家具、引っ越し、食料品、その他諸々色々ある。
トラックの運転手だけかと思いきや、荷積み、荷卸までやるので大型免許以外にもフォークリフトの免許まで取得している。
はじめこそ、5キロの荷物を持つのも時間がかかり、使い物にならなかったけど、今では30~40キロまではなんとか持って歩けるまでになった。
ほぼ1日で終わる短距離が多いが、最近は少しだけ長距離も頼まれるようになった。
お陰で筋肉もついてしまってる。
この仕事をはじめて2年半。入ったときはまた女?すぐ辞めるだろ?みたいな目で見られてた。実際入った女性のほとんどがすぐ辞めてしまうので、私も同じように見られてたがまさかここまで続くとは思ってなかったようだ。
篠山志奈乃、そろそろ27歳。彼氏ナシ。休みの日は仕事で疲れて爆睡する毎日を過してることが半年前までは多かったが、少しだけ動ける余力が出てきた。
その前は商社で経営部に所属。
そこで4年努めて、社内恋愛して結婚の話までしていた。
なのに…
魔が差したと浮気をされ、はじめは許してとか言ってたのに、途中で開き直って言い返され
『お前、女としての魅力少ないんじゃない?』
と、言うもんだからブチッとキレた。その後は私に落ち度がある的なことを言われて、結局は結婚もなかったことになって別れた。
それを面白がって噂を広める人がいて、私はもう可愛そうな人になってしまい、こんな環境に疲れて退職をし、現在のこの仕事に就いた。
はじめはほぼ白い目で見られてた。
どうせすぐ辞めるだろ!そんな目。
でも悔しくって絶対にやめないと死にものぐるいで頑張った。
今の搬入した建築現場もはじめ来たときは、いい顔されてなかったけし、おっかない顔して言い方もキツイけど、しばらくすると帰る間際にチョコレートくれたり、缶コーヒーくれたりして、顔や態度は変わらないけど少しは違う風に見てくれてるんだなって思えた。
さて今日は早く帰れるし、溜めてた洗濯でもしよー
昔のように、早く帰れるからショッピングでも…なんてのは全く無く、実用的な生活だけになってしまった。
家に帰って洗濯してると、スマホが鳴り見ると商社時代の同期の安田耀子からだった。
「志奈乃ー!元気だった?」
辞めたあともよく飲みに行ってたが、少し休んだあとにこの仕事に就いたら飲みに行く余力がなく、ほとんど会ってなかった。
でも、チャットとかでは連絡してていつも私の味方でいてくれて嬉しかった。
「うん。ボチボチねー」
「あのさ、合コン行かない?」
「え?」
そんなの全く無縁だったので
「いやー、いいよ!全く行ってないし」
「じゃ、尚更行こうよ!会社の人誰もいないし、女子は私の学生時代の友達だったりだからさ」
「うーん、でもさ仕事でトラックの運転手てさ、引かない、」
「いいじゃん、商社で仕事してることにすれば。実際してたんだし」
と、そのあとはも乗り気ではないけど、凄い押された感じになって結局行くことになった。
「はい!」
重い…多分20キロくらいある材木を運び現場に搬入する。
時間も決まってるし、休むことなんかできない。
なん往復もして、ようやく完了!
「じゃ、またおねがいします!」
トラクックに乗り、エンジンをかけて発信する。
トラックは4トンのトラック。
仕事はトラックの運転手だけど、内容は色々あり、建築現場、モデルルームの家具、引っ越し、食料品、その他諸々色々ある。
トラックの運転手だけかと思いきや、荷積み、荷卸までやるので大型免許以外にもフォークリフトの免許まで取得している。
はじめこそ、5キロの荷物を持つのも時間がかかり、使い物にならなかったけど、今では30~40キロまではなんとか持って歩けるまでになった。
ほぼ1日で終わる短距離が多いが、最近は少しだけ長距離も頼まれるようになった。
お陰で筋肉もついてしまってる。
この仕事をはじめて2年半。入ったときはまた女?すぐ辞めるだろ?みたいな目で見られてた。実際入った女性のほとんどがすぐ辞めてしまうので、私も同じように見られてたがまさかここまで続くとは思ってなかったようだ。
篠山志奈乃、そろそろ27歳。彼氏ナシ。休みの日は仕事で疲れて爆睡する毎日を過してることが半年前までは多かったが、少しだけ動ける余力が出てきた。
その前は商社で経営部に所属。
そこで4年努めて、社内恋愛して結婚の話までしていた。
なのに…
魔が差したと浮気をされ、はじめは許してとか言ってたのに、途中で開き直って言い返され
『お前、女としての魅力少ないんじゃない?』
と、言うもんだからブチッとキレた。その後は私に落ち度がある的なことを言われて、結局は結婚もなかったことになって別れた。
それを面白がって噂を広める人がいて、私はもう可愛そうな人になってしまい、こんな環境に疲れて退職をし、現在のこの仕事に就いた。
はじめはほぼ白い目で見られてた。
どうせすぐ辞めるだろ!そんな目。
でも悔しくって絶対にやめないと死にものぐるいで頑張った。
今の搬入した建築現場もはじめ来たときは、いい顔されてなかったけし、おっかない顔して言い方もキツイけど、しばらくすると帰る間際にチョコレートくれたり、缶コーヒーくれたりして、顔や態度は変わらないけど少しは違う風に見てくれてるんだなって思えた。
さて今日は早く帰れるし、溜めてた洗濯でもしよー
昔のように、早く帰れるからショッピングでも…なんてのは全く無く、実用的な生活だけになってしまった。
家に帰って洗濯してると、スマホが鳴り見ると商社時代の同期の安田耀子からだった。
「志奈乃ー!元気だった?」
辞めたあともよく飲みに行ってたが、少し休んだあとにこの仕事に就いたら飲みに行く余力がなく、ほとんど会ってなかった。
でも、チャットとかでは連絡してていつも私の味方でいてくれて嬉しかった。
「うん。ボチボチねー」
「あのさ、合コン行かない?」
「え?」
そんなの全く無縁だったので
「いやー、いいよ!全く行ってないし」
「じゃ、尚更行こうよ!会社の人誰もいないし、女子は私の学生時代の友達だったりだからさ」
「うーん、でもさ仕事でトラックの運転手てさ、引かない、」
「いいじゃん、商社で仕事してることにすれば。実際してたんだし」
と、そのあとはも乗り気ではないけど、凄い押された感じになって結局行くことになった。
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