175 / 259
2D-迷宮と魔具
2D-09 白磁に宿る神気
しおりを挟む
ベルナル商店での在庫確認とローセアとのやり取りで、午前は瞬く間に過ぎていった。
店を閉め、皆が集まる広場へと足を運ぶ。珍しく、集会場前の広場には村人たちが大勢集まっていた。
「おう、遅かったな。ほれ、これでも食って待っておれ」
パラケル爺さんが差し出してきたのは、小ぶりに仕立てられたクリスプスだった。赤く瑞々しいフラーグルと、その果実を煮詰めた濃厚なジャムが挟まれている。ひと口かじれば、甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がる。目を閉じれば、まるで苺そのものだ。もちもちとした皮の食感も心地よく、さらにショコラソルがたっぷりとかけられていた。
「おっ! 入れたのですね! 料理台車の使い勝手はどうです?」
「今は二人の職人が張り切って作っておる。強面の職人が菓子をこしらえている姿は、なかなか面白い絵だろう」
料理台車に立つのは、ものづくりに長けた二人の職人。ディオスは手際よく生地を仕込み、クバナへと渡す。クバナは器用にクリスマを絞り、果実を散らして畳み上げる。その手際の良さに感心していると、いつの間にかリンネが溶け込んでいた。ひらひらのエプロン姿で子供に菓子を手渡すリンネ。その小さな手に受け取った子供は、満面の笑みを浮かべる。
「エルフのお姉ちゃん、ありがとう!」
「楽しんでいってね」
やがて司祭様が広場の中央に立ち、声を張り上げた。
「今日は特別に、教会での授業の様子を公開します。そこにいるレッド君の計らいで、子供たちにも魔術を学ぶ機会が与えられました。村長と彼の働きに感謝し、ここ数日の修練の成果を見てもらいましょう」
村人たちの視線が一斉に自分へと注がれる。思いもよらぬ展開に、胸が一気に緊張で締め付けられた。
「まずは魔素の循環を行ってもらいます。魔素の流れが見える方は、その修練の成果を確かめられるでしょう」
「魔素が見えぬ者には、この眼鏡を使うとよい。いくつか用意してある」
農家の父母たちが眼鏡を借りに来る。我が子の努力を見届けたいのだろう。自分も余った一つを借り、試してみた。透明度の高い石を通してナイジェルを見やると、うっすらと魔素の流れが重なって見える。まるで探知魔法が視覚化されたかのような、不思議な感覚だった。
「大した魔導具ではない。空の魔石を研磨しただけだ。魔素と魔石の性質を利用しただけのものだ。小僧、お前には不要だろう?」
十二人の子供たちが一斉に魔素を循環させる。その様子を冒険者三人組が菓子を頬張りながら眺めていた。
「えっ、全員ができるのか? この村は?」
「クリスプス、美味しいですね。この黒いソルが絶妙です」
「おいおい、それどころじゃない! この流れるような魔素の循環……学院に通う貴族の子息でもここまではできんぞ!」
「次は水の制御に移ります。パラケル師が用意した水を使いましょう」
司祭様の声に、子供たちが甕の前に並ぶ。
「使用するのは川の水ではなく、スライム浄水です。交じり気の少ない水を使うことで、魔力の制御が容易になる。これは大人でも覚えておいて損はありません」
村人たちがざわめく。
「村長が各家庭に配置してくれたものね」
「水が腐りにくくなったし、料理に助かるわ」
「うちは鍛冶で大量に使うが、質が良くなったと主人が喜んでいた」
冒険者の一人が首を傾げる。
「スライム浄水? 汚水をきれいにするスライムか?」
「直接は使えません。ネル川で捕まえたスライムを増やし、ろ過に利用しているのです」
「なるほど……。あの村中に置かれた水槽は、そういう仕組みか」
説明を聞きながら、子供たちは甕の水を操り始める。二つに割ったり、渦を巻かせたり、ある子は自分の周囲を水で舞わせていた。自分の妹マリンはさらに進んで、造形を始める。サルタン、ジーナ、自分、リンネ……次々と顔を形作り、繊細に変形させていく。
「おい、あの子すごいぞ。造形までしてる。……あれ、お前の顔じゃないか?」
「ええ、あれは妹のマリンです。ずいぶん上達したなぁ」
「上達ってレベルじゃない! どうなってるんだ、この村は!」
司祭様が次の課題を告げる。
「次は土魔法による造形です。ローズ、フローラ、前へ」
アイテムボックスから取り出された陶土に、二人の少女が手を当てる。魔素が流れ込み、土がぐにぐにと動き始めた。すでに捏ねられた陶土は扱いやすいが、それでも魔力でこねるには熟練が要る。二人は槍と剣を形作り、村人たちから驚きの声が上がった。
「おいおい、陶土を魔力でこねているぞ! あれは水と土の複合魔法に近い。どうなってるんだ、この村は!」
コカルスが目を見開く一方、ベーガとルンフは呑気に菓子を食べている。
「そうなのか? 俺は魔術師じゃないからわからん」
「俺もだな」
「おいおい、見ただろう、魔素の循環を。よどみなく流れている。一人二人ではなく、子供たち全員がだ。この村は必ず伸びる。ホーミィー村は城郭都市のすぐそばだ。冒険者になれば、あっという間にランクを駆け上がるぞ。お前らも油断していれば廃業の危機だ!」
司祭様が締めに入る。
「このように、教会の初等教育とは別に、子供への魔術修練を開始しました。村長とパラケル師、そしてレッド少年とエルフのリンネさんの協力のおかげです。子供たちにとって必ず将来の糧となるでしょう。大人も再修練は可能です。今は週二回の開催を行っています。教会はいつでも門を開いています」
続いて村長が前に出る。
「教会と村の事業として、魔術修練を行うことにした。後には商人ギルドや魔導師ギルドも参画し、初等魔術まで学べるようになるだろう。魔術は生産や農業にも役立つ。アイテムボックスの収納量にも影響する。これは領主主導の磁器事業にもつながる技術だ。生活を豊かにする力でもある。大人は強制ではない。希望者は役場まで来て欲しい」
そして村長は自分を見据えた。
「最後にレッド。この授業を計画した君の修練の成果を見せなさい。子供たちや村人への刺激となるだろう」
村長の言葉を受け、広場の視線が一斉に自分へと集まった。胸の奥が熱くなり、同時に冷たい汗が背を伝う。深く息を吸い込み、陶土を取り出した。
取り出したのは、以前から調合しておいた特別な陶土――ピレネの土、ホーミィ土、そして骨粉を練り込んだ磁器用のものだ。次いで、魔気の抜けた石とマーロの土。自分は両手を合わせ、頬を叩いて気持ちを奮い立たせる。
水と土の魔力を同時に展開し、陶土に浸透させる。空中に浮かび上がった塊が、ゆっくりと形を変えていく。まずは大まかな輪郭。人の姿を象るように、腕、脚、胴体を整えていく。主題は脳裏に刻んだ“あの方”――テトラフィーラ様の姿を思い浮かべ、細部を彫り込むように魔力を注ぎ込む。
造形を進めるほどに魔力の消耗が激しくなる。額に汗が滲み、視界が揺らぐ。――足りない。そう思った瞬間、腰に顕現した「ヒュギエイアの杯」が熱くなり、豊富な魔力が流れ込んできた。杖を握る手に力が宿り、再び集中を取り戻す。
細部を彫り込む。薬瓶を掲げる右手の指先、杖を握る左手の節々。衣の皺や裾の流れまで、緻密に整えていく。魔力の糸で陶土を撫でるように、削り、磨き、積み上げる。やがて、像は空中で完成に近づいていった。
次は焼成だ。火魔法を展開し、「素焼き」の工程を施す。炎が陶土を包み、余分な水分を飛ばしていく。十秒、二十秒……炎を収めた後、冷却魔法を重ねてひび割れを防ぐ。さらにガラスの粉末を吹きかけ、再び火魔法で焼き上げる。釉薬が溶け、表面に艶やかな光沢が生まれる。
炎が収まり、冷却の風が吹き抜けたとき、そこに立っていたのは――等身大の白磁の像。
テトラフィーラ様が薬瓶を高らかに掲げ、もう片方の手には杖を携えている。磁器特有の白さが際立ち、釉薬の層が光を反射して柔らかな輝きを放つ。衣の皺はまるで布そのもののように滑らかで、瞳には知恵と慈愛が宿っているかのようだった。
白き靄が広場に広がる。すべての視線が像に向かう。雲間から夕陽が差し込み、像の背後を照らした。光はまるで後光のように像を包み込む。観衆の誰もが息を呑み、広場は静寂に包まれた。
自分は杖を握りしめ、額の汗を袖で拭った。
「司祭様。完成です。これが、自分の修練の集大成です」
司祭様の目から涙が溢れ落ちる。村人たちは膝を折り、祈りを捧げ始めた。
「御神体の降臨だ……」
「ありがたや……」
その光景を見つめながら、胸の奥に確かな震えが走った。
――頭の中に声が響く。
『貸しだぞ、小僧。面白そうなので乗せてもらった』
ヒュギエイアの杯から、確かにテトラフィーラ様の声が聞こえた。
店を閉め、皆が集まる広場へと足を運ぶ。珍しく、集会場前の広場には村人たちが大勢集まっていた。
「おう、遅かったな。ほれ、これでも食って待っておれ」
パラケル爺さんが差し出してきたのは、小ぶりに仕立てられたクリスプスだった。赤く瑞々しいフラーグルと、その果実を煮詰めた濃厚なジャムが挟まれている。ひと口かじれば、甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がる。目を閉じれば、まるで苺そのものだ。もちもちとした皮の食感も心地よく、さらにショコラソルがたっぷりとかけられていた。
「おっ! 入れたのですね! 料理台車の使い勝手はどうです?」
「今は二人の職人が張り切って作っておる。強面の職人が菓子をこしらえている姿は、なかなか面白い絵だろう」
料理台車に立つのは、ものづくりに長けた二人の職人。ディオスは手際よく生地を仕込み、クバナへと渡す。クバナは器用にクリスマを絞り、果実を散らして畳み上げる。その手際の良さに感心していると、いつの間にかリンネが溶け込んでいた。ひらひらのエプロン姿で子供に菓子を手渡すリンネ。その小さな手に受け取った子供は、満面の笑みを浮かべる。
「エルフのお姉ちゃん、ありがとう!」
「楽しんでいってね」
やがて司祭様が広場の中央に立ち、声を張り上げた。
「今日は特別に、教会での授業の様子を公開します。そこにいるレッド君の計らいで、子供たちにも魔術を学ぶ機会が与えられました。村長と彼の働きに感謝し、ここ数日の修練の成果を見てもらいましょう」
村人たちの視線が一斉に自分へと注がれる。思いもよらぬ展開に、胸が一気に緊張で締め付けられた。
「まずは魔素の循環を行ってもらいます。魔素の流れが見える方は、その修練の成果を確かめられるでしょう」
「魔素が見えぬ者には、この眼鏡を使うとよい。いくつか用意してある」
農家の父母たちが眼鏡を借りに来る。我が子の努力を見届けたいのだろう。自分も余った一つを借り、試してみた。透明度の高い石を通してナイジェルを見やると、うっすらと魔素の流れが重なって見える。まるで探知魔法が視覚化されたかのような、不思議な感覚だった。
「大した魔導具ではない。空の魔石を研磨しただけだ。魔素と魔石の性質を利用しただけのものだ。小僧、お前には不要だろう?」
十二人の子供たちが一斉に魔素を循環させる。その様子を冒険者三人組が菓子を頬張りながら眺めていた。
「えっ、全員ができるのか? この村は?」
「クリスプス、美味しいですね。この黒いソルが絶妙です」
「おいおい、それどころじゃない! この流れるような魔素の循環……学院に通う貴族の子息でもここまではできんぞ!」
「次は水の制御に移ります。パラケル師が用意した水を使いましょう」
司祭様の声に、子供たちが甕の前に並ぶ。
「使用するのは川の水ではなく、スライム浄水です。交じり気の少ない水を使うことで、魔力の制御が容易になる。これは大人でも覚えておいて損はありません」
村人たちがざわめく。
「村長が各家庭に配置してくれたものね」
「水が腐りにくくなったし、料理に助かるわ」
「うちは鍛冶で大量に使うが、質が良くなったと主人が喜んでいた」
冒険者の一人が首を傾げる。
「スライム浄水? 汚水をきれいにするスライムか?」
「直接は使えません。ネル川で捕まえたスライムを増やし、ろ過に利用しているのです」
「なるほど……。あの村中に置かれた水槽は、そういう仕組みか」
説明を聞きながら、子供たちは甕の水を操り始める。二つに割ったり、渦を巻かせたり、ある子は自分の周囲を水で舞わせていた。自分の妹マリンはさらに進んで、造形を始める。サルタン、ジーナ、自分、リンネ……次々と顔を形作り、繊細に変形させていく。
「おい、あの子すごいぞ。造形までしてる。……あれ、お前の顔じゃないか?」
「ええ、あれは妹のマリンです。ずいぶん上達したなぁ」
「上達ってレベルじゃない! どうなってるんだ、この村は!」
司祭様が次の課題を告げる。
「次は土魔法による造形です。ローズ、フローラ、前へ」
アイテムボックスから取り出された陶土に、二人の少女が手を当てる。魔素が流れ込み、土がぐにぐにと動き始めた。すでに捏ねられた陶土は扱いやすいが、それでも魔力でこねるには熟練が要る。二人は槍と剣を形作り、村人たちから驚きの声が上がった。
「おいおい、陶土を魔力でこねているぞ! あれは水と土の複合魔法に近い。どうなってるんだ、この村は!」
コカルスが目を見開く一方、ベーガとルンフは呑気に菓子を食べている。
「そうなのか? 俺は魔術師じゃないからわからん」
「俺もだな」
「おいおい、見ただろう、魔素の循環を。よどみなく流れている。一人二人ではなく、子供たち全員がだ。この村は必ず伸びる。ホーミィー村は城郭都市のすぐそばだ。冒険者になれば、あっという間にランクを駆け上がるぞ。お前らも油断していれば廃業の危機だ!」
司祭様が締めに入る。
「このように、教会の初等教育とは別に、子供への魔術修練を開始しました。村長とパラケル師、そしてレッド少年とエルフのリンネさんの協力のおかげです。子供たちにとって必ず将来の糧となるでしょう。大人も再修練は可能です。今は週二回の開催を行っています。教会はいつでも門を開いています」
続いて村長が前に出る。
「教会と村の事業として、魔術修練を行うことにした。後には商人ギルドや魔導師ギルドも参画し、初等魔術まで学べるようになるだろう。魔術は生産や農業にも役立つ。アイテムボックスの収納量にも影響する。これは領主主導の磁器事業にもつながる技術だ。生活を豊かにする力でもある。大人は強制ではない。希望者は役場まで来て欲しい」
そして村長は自分を見据えた。
「最後にレッド。この授業を計画した君の修練の成果を見せなさい。子供たちや村人への刺激となるだろう」
村長の言葉を受け、広場の視線が一斉に自分へと集まった。胸の奥が熱くなり、同時に冷たい汗が背を伝う。深く息を吸い込み、陶土を取り出した。
取り出したのは、以前から調合しておいた特別な陶土――ピレネの土、ホーミィ土、そして骨粉を練り込んだ磁器用のものだ。次いで、魔気の抜けた石とマーロの土。自分は両手を合わせ、頬を叩いて気持ちを奮い立たせる。
水と土の魔力を同時に展開し、陶土に浸透させる。空中に浮かび上がった塊が、ゆっくりと形を変えていく。まずは大まかな輪郭。人の姿を象るように、腕、脚、胴体を整えていく。主題は脳裏に刻んだ“あの方”――テトラフィーラ様の姿を思い浮かべ、細部を彫り込むように魔力を注ぎ込む。
造形を進めるほどに魔力の消耗が激しくなる。額に汗が滲み、視界が揺らぐ。――足りない。そう思った瞬間、腰に顕現した「ヒュギエイアの杯」が熱くなり、豊富な魔力が流れ込んできた。杖を握る手に力が宿り、再び集中を取り戻す。
細部を彫り込む。薬瓶を掲げる右手の指先、杖を握る左手の節々。衣の皺や裾の流れまで、緻密に整えていく。魔力の糸で陶土を撫でるように、削り、磨き、積み上げる。やがて、像は空中で完成に近づいていった。
次は焼成だ。火魔法を展開し、「素焼き」の工程を施す。炎が陶土を包み、余分な水分を飛ばしていく。十秒、二十秒……炎を収めた後、冷却魔法を重ねてひび割れを防ぐ。さらにガラスの粉末を吹きかけ、再び火魔法で焼き上げる。釉薬が溶け、表面に艶やかな光沢が生まれる。
炎が収まり、冷却の風が吹き抜けたとき、そこに立っていたのは――等身大の白磁の像。
テトラフィーラ様が薬瓶を高らかに掲げ、もう片方の手には杖を携えている。磁器特有の白さが際立ち、釉薬の層が光を反射して柔らかな輝きを放つ。衣の皺はまるで布そのもののように滑らかで、瞳には知恵と慈愛が宿っているかのようだった。
白き靄が広場に広がる。すべての視線が像に向かう。雲間から夕陽が差し込み、像の背後を照らした。光はまるで後光のように像を包み込む。観衆の誰もが息を呑み、広場は静寂に包まれた。
自分は杖を握りしめ、額の汗を袖で拭った。
「司祭様。完成です。これが、自分の修練の集大成です」
司祭様の目から涙が溢れ落ちる。村人たちは膝を折り、祈りを捧げ始めた。
「御神体の降臨だ……」
「ありがたや……」
その光景を見つめながら、胸の奥に確かな震えが走った。
――頭の中に声が響く。
『貸しだぞ、小僧。面白そうなので乗せてもらった』
ヒュギエイアの杯から、確かにテトラフィーラ様の声が聞こえた。
103
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
【収納】スキルでダンジョン無双 ~地味スキルと馬鹿にされた窓際サラリーマン、実はアイテム無限収納&即時出し入れ可能で最強探索者になる~
夏見ナイ
ファンタジー
佐藤健太、32歳。会社ではリストラ寸前の窓際サラリーマン。彼は人生逆転を賭け『探索者』になるも、与えられたのは戦闘に役立たない地味スキル【無限収納】だった。
「倉庫番がお似合いだ」と馬鹿にされ、初ダンジョンでは荷物持ちとして追放される始末。
だが彼は気づいてしまう。このスキルが、思考一つでアイテムや武器を無限に取り出し、敵の魔法すら『収納』できる規格外のチート能力であることに!
サラリーマン時代の知恵と誰も思いつかない応用力で、地味スキルは最強スキルへと変貌する。訳ありの美少女剣士や仲間と共に、不遇だった男の痛快な成り上がり無双が今、始まる!
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる