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えっちな呪い
2.えちちな呪いはえちちに解呪
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「⋯⋯あ、ちょっともっかい言ってもらっていいですかね?あは、あはは⋯」
緊迫した空気がガラガラと崩れる。
俺からは変な半笑いが漏れ、逆にキャロンは一気に深刻そうな顔になった。
「うん、精神攻撃系の罠だったんだと思うんだけどね、エイベルの魔力と混じって変な効果に変わったみたいだ」
「俺の魔力、ですか?」
先輩の説明を聞いてもいまいちピンと来てない俺に、先輩がそっと耳打ちしてきて。
「直前に何考えてた?」
「直前⋯?」
“確かポーズだけはまるで恋人同士みたいな格好で⋯”
「ー⋯まさか?」
「多分その心当たりじゃない?」
「う、嘘ですよね!?」
“俺が『トキメキポーズ』だとか考えつつキャロンへの想いを再確認してたせいで!?下心が移ったって事か!!?”
あり得ない。
普通に考えればそんなことはあり得ない。
あり得ないのだが――
「あー、エイベルのせいか」
「逆ミラクルだな、御愁傷様」
「キャロン、⋯⋯ドンマイ」
先輩含めた俺以外のメンバーは何故か受け入れた様子で。
「いやいやいや!あり得ないですよね!?百歩譲って俺の魔力が反映したとしても!なんでここにそんな意味わかんない罠があるんですか!?」
「まぁ、エイベルだからな」
「そうだな、エイベルだしな」
「違うでしょ!?うんうんって頷くのおかしいですよね!!?」
必死な抗議も虚しく、このあり得ない状況は『俺だから』で納得されてしまうらしい。
“そんなバカな!俺達一応国から派遣されてる騎士団なのに!”
適当と言うか雑というか⋯
まぁそれはきっと相手が数々のトラブルを起こしてしまった俺だからなのだろうが。
「どんな呪いかは置いておいて、とりあえず呪いですよ!?なんかみんな笑ってるけどキャロンが呪われてるんです!!」
――だからって、これは笑い飛ばせるはずもなく。
尚も食い下がろうとする俺の服をクイッと引っ張り止めたのは、他でもないキャロンだった。
「⋯もういい、それより⋯」
「キャロン!?何がいいんだよ!大丈夫だ、絶対俺がなんとかするから⋯っ!」
「良かったな、キャロン。責任取ってくれるってよ」
「うは、そりゃいいな、あはは」
「な⋯っ!?」
いつもとは全然違い弱々しく首を振るキャロンにゾッとする。
そしてそんなキャロンや焦る俺を笑う彼らに憤りを感じ、思わず怒鳴り付けそうになったのだがー⋯
「むしろ一番簡単に解呪出来るんだ、笑いたくもなるだろ」
なんて先輩達にさらりと告げられて。
“一番⋯簡単に⋯?”
その言葉の意味がわからずぽかんとする俺の肩をポンッと叩いた先輩が、そのままキャロンの様子をじっと見た。
「キャロンは気付いてるな?」
「まぁ⋯、自分の体のこと、なんで⋯」
少しだけ熱っぽいキャロンの声色にドキッとしたのは、庇われたとはいえ呪いの発動時近くにいたから多少影響を受けているのか、はたまたキャロンに恋心を抱いているからかー⋯
一瞬思考が途切れた間に先輩が話を続ける。
そしてその最も簡単だという解呪方法は、確かにシンプルでわかりやすかった。
「ま、ヤれば解呪されるからさ。後始末は俺らがやっとくからお前はもう部屋に戻ってオナニーにふけるか娼婦でも呼べ」
「⋯っ、くそ、やっぱりか⋯!」
「え?」
“ヤれば⋯?”
想定外だが、確かに言われたらその通りで。
「⋯確かに、えっちな呪いなんだからえっちな事で解呪される⋯の、か?」
思わず一人言としてその言葉を繰り返すと、赤い顔をしたキャロンがギッと睨む。
“ひぇっ!”
そりゃ怒ってるよな、と改めて自分のやらかした事を実感し少ししょんぼりした。
「エイベルは責任取ってキャロンをちゃんと部屋まで送ってやれよ。必要なら娼婦も呼んでやれ」
「あ、はい⋯!」
慌てて座ったままのキャロンに手を差し伸べるが、キャロンは俺の手を取らずにサッと自分で立ち上がると寮の方へ一人で歩き出してしまって。
「ま、待ってよキャロン!先輩も言ってたし送るから⋯!」
気持ち前屈みなせいか、少し足取りがままならないキャロンの隣まで慌てて駆け寄った俺は、ついさっき差し出した手をスルーされていることにもめげずに肩を貸そうと彼の腕を掴んだ――の、だが。
「やめろ!」
「うわっ!?」
気付けば俺はキャロンに腕を振り払われ、その衝撃で地面に転がりー⋯
「う、わわわ!」
「ちょ、エイベル!」
先日の雨でぬかるんでいた土に足を取られ、そのまま泥へ顔面からダイブ。
驚いて暴れたせいでローブの内側までもが泥でぐちゃぐちゃになり、全身の重さが体感2倍になってしまって。
「えっと、ご、ごめんなキャロン、この泥まみれ具合じゃ俺、お前に肩を貸してやれない⋯」
泥からなんとか這い出つつそう告げると、呆然としていたキャロンが突然吹き出した。
「ー⋯く、いやお前、そこは怒れよ⋯っ」
「え?な、なんで⋯?」
“そもそも怒らせたのは俺なのに俺が怒るのか?”
きょとんとする俺が尚も面白いのか、それとも一瞬で泥魔人みたいな見た目になった俺が可笑しいのか、普段見ないくらい大笑いしているキャロンがパシャリと泥の中に入ってきて。
「あ、おい!キャロンまで泥まみれになるぞ!?」
「俺は転ばん。つかどうやったらあんな風に回転しながら泥に突っ込めるんだ?あー、いや、俺が突飛ばしたんだが」
「突飛ばす?えっ、別に軽く払われただけでさっきのは俺が勝手に⋯って、待って!触らないで!俺見たまんま泥まみれだから!!」
「悪かったな、エイベル。痛いところはないか」
泥だらけの俺の傍まで来たキャロンが、そのまま座ってる俺を担ぐように抱き上げて。
「あ、あぁあ、キャロンにまで泥が⋯!」
「ま、たまにはいいだろ」
「良くないよ!?泥って凄く落ちにくいんだぞ!」
「⋯なに、エイベルお前、何度も泥まみれになってるのか?」
「えっ!?そ、それは、その⋯」
「目を逸らすな、目を!」
さっきまでの少し気まずい空気など無かったかのように、いつものお説教モードに移行しつつあるキャロンに抱き上げられたまま俺達は寮へ帰った。
部屋に戻り、お互い泥まみれなのですぐさま風呂に入る。
寮には大浴場もあり、普段は気持ちいいのでいつもそっちばかりを使うがー⋯
“流石にこの泥じゃ、大浴場は行けないよな”
小さくため息を吐き、各自部屋についている小さな浴槽で俺はせっせと泥を落とした。
「⋯今頃キャロンも風呂⋯だよな」
泥だらけの俺を抱えたせいで、一緒に泥まみれになってしまったキャロンも当然自室の風呂を使っているはずで。
“――って、想像して生唾呑みそうになってる場合じゃないから!俺!”
思い切り頭を降って煩悩を掻き消す。
そして泥とサヨナラしさっぱりした事で少し冷静になった俺は。
「キャロンの呪い!!!」
何故今最も重要な案件を忘れられるのか。
自分の頭を疑いつつ、俺は濡れた髪を軽く拭いてすぐにキャロンの部屋に突撃して。
「お、おいキャロン!無事か!体はどうだ!?」
慌ててドンドンと扉を叩くがキャロンはなかなか出てこない。
“ま、まさか中で倒れているのか!?”
絶対部屋にいるはずなのに応答が無いことが俺はどんどん不安になってきて――
「こ、こうなったらドアを燃やすしかない⋯!」
いいか、燃やすのはドアだけだ。
なんて考えながら集中し魔力を練り上げる。
壁は守りつつ扉だけを燃やすイメージをし、そして扉の端がじわりと黒く焦げ――
「やめろバカ!」
「わっ!?ぶ、無事で良かったキャロ⋯ッ!?」
むしろ逆に壊れるのでは、という勢いで扉が開いたと思ったらそのまま部屋に引っ貼り込まれ⋯
「寮の扉を燃やそうとするとか何考えてるんだ!」
“そんなのキャロンの事しか考えてない!”
⋯なんて内心言い返すが実際の俺は、驚き口をパクパクさせるしか出来なかった。
――何故なら、タオルを腰に巻いただけのキャロンが鍛え抜かれた筋肉を惜しげもなく晒し⋯
“てゆーかあのサイズ⋯、勃ってる⋯ん、だよな?”
ついでに、彼の下半身がグンッと腰のタオルを突き上げ主張していたからだ。
緊迫した空気がガラガラと崩れる。
俺からは変な半笑いが漏れ、逆にキャロンは一気に深刻そうな顔になった。
「うん、精神攻撃系の罠だったんだと思うんだけどね、エイベルの魔力と混じって変な効果に変わったみたいだ」
「俺の魔力、ですか?」
先輩の説明を聞いてもいまいちピンと来てない俺に、先輩がそっと耳打ちしてきて。
「直前に何考えてた?」
「直前⋯?」
“確かポーズだけはまるで恋人同士みたいな格好で⋯”
「ー⋯まさか?」
「多分その心当たりじゃない?」
「う、嘘ですよね!?」
“俺が『トキメキポーズ』だとか考えつつキャロンへの想いを再確認してたせいで!?下心が移ったって事か!!?”
あり得ない。
普通に考えればそんなことはあり得ない。
あり得ないのだが――
「あー、エイベルのせいか」
「逆ミラクルだな、御愁傷様」
「キャロン、⋯⋯ドンマイ」
先輩含めた俺以外のメンバーは何故か受け入れた様子で。
「いやいやいや!あり得ないですよね!?百歩譲って俺の魔力が反映したとしても!なんでここにそんな意味わかんない罠があるんですか!?」
「まぁ、エイベルだからな」
「そうだな、エイベルだしな」
「違うでしょ!?うんうんって頷くのおかしいですよね!!?」
必死な抗議も虚しく、このあり得ない状況は『俺だから』で納得されてしまうらしい。
“そんなバカな!俺達一応国から派遣されてる騎士団なのに!”
適当と言うか雑というか⋯
まぁそれはきっと相手が数々のトラブルを起こしてしまった俺だからなのだろうが。
「どんな呪いかは置いておいて、とりあえず呪いですよ!?なんかみんな笑ってるけどキャロンが呪われてるんです!!」
――だからって、これは笑い飛ばせるはずもなく。
尚も食い下がろうとする俺の服をクイッと引っ張り止めたのは、他でもないキャロンだった。
「⋯もういい、それより⋯」
「キャロン!?何がいいんだよ!大丈夫だ、絶対俺がなんとかするから⋯っ!」
「良かったな、キャロン。責任取ってくれるってよ」
「うは、そりゃいいな、あはは」
「な⋯っ!?」
いつもとは全然違い弱々しく首を振るキャロンにゾッとする。
そしてそんなキャロンや焦る俺を笑う彼らに憤りを感じ、思わず怒鳴り付けそうになったのだがー⋯
「むしろ一番簡単に解呪出来るんだ、笑いたくもなるだろ」
なんて先輩達にさらりと告げられて。
“一番⋯簡単に⋯?”
その言葉の意味がわからずぽかんとする俺の肩をポンッと叩いた先輩が、そのままキャロンの様子をじっと見た。
「キャロンは気付いてるな?」
「まぁ⋯、自分の体のこと、なんで⋯」
少しだけ熱っぽいキャロンの声色にドキッとしたのは、庇われたとはいえ呪いの発動時近くにいたから多少影響を受けているのか、はたまたキャロンに恋心を抱いているからかー⋯
一瞬思考が途切れた間に先輩が話を続ける。
そしてその最も簡単だという解呪方法は、確かにシンプルでわかりやすかった。
「ま、ヤれば解呪されるからさ。後始末は俺らがやっとくからお前はもう部屋に戻ってオナニーにふけるか娼婦でも呼べ」
「⋯っ、くそ、やっぱりか⋯!」
「え?」
“ヤれば⋯?”
想定外だが、確かに言われたらその通りで。
「⋯確かに、えっちな呪いなんだからえっちな事で解呪される⋯の、か?」
思わず一人言としてその言葉を繰り返すと、赤い顔をしたキャロンがギッと睨む。
“ひぇっ!”
そりゃ怒ってるよな、と改めて自分のやらかした事を実感し少ししょんぼりした。
「エイベルは責任取ってキャロンをちゃんと部屋まで送ってやれよ。必要なら娼婦も呼んでやれ」
「あ、はい⋯!」
慌てて座ったままのキャロンに手を差し伸べるが、キャロンは俺の手を取らずにサッと自分で立ち上がると寮の方へ一人で歩き出してしまって。
「ま、待ってよキャロン!先輩も言ってたし送るから⋯!」
気持ち前屈みなせいか、少し足取りがままならないキャロンの隣まで慌てて駆け寄った俺は、ついさっき差し出した手をスルーされていることにもめげずに肩を貸そうと彼の腕を掴んだ――の、だが。
「やめろ!」
「うわっ!?」
気付けば俺はキャロンに腕を振り払われ、その衝撃で地面に転がりー⋯
「う、わわわ!」
「ちょ、エイベル!」
先日の雨でぬかるんでいた土に足を取られ、そのまま泥へ顔面からダイブ。
驚いて暴れたせいでローブの内側までもが泥でぐちゃぐちゃになり、全身の重さが体感2倍になってしまって。
「えっと、ご、ごめんなキャロン、この泥まみれ具合じゃ俺、お前に肩を貸してやれない⋯」
泥からなんとか這い出つつそう告げると、呆然としていたキャロンが突然吹き出した。
「ー⋯く、いやお前、そこは怒れよ⋯っ」
「え?な、なんで⋯?」
“そもそも怒らせたのは俺なのに俺が怒るのか?”
きょとんとする俺が尚も面白いのか、それとも一瞬で泥魔人みたいな見た目になった俺が可笑しいのか、普段見ないくらい大笑いしているキャロンがパシャリと泥の中に入ってきて。
「あ、おい!キャロンまで泥まみれになるぞ!?」
「俺は転ばん。つかどうやったらあんな風に回転しながら泥に突っ込めるんだ?あー、いや、俺が突飛ばしたんだが」
「突飛ばす?えっ、別に軽く払われただけでさっきのは俺が勝手に⋯って、待って!触らないで!俺見たまんま泥まみれだから!!」
「悪かったな、エイベル。痛いところはないか」
泥だらけの俺の傍まで来たキャロンが、そのまま座ってる俺を担ぐように抱き上げて。
「あ、あぁあ、キャロンにまで泥が⋯!」
「ま、たまにはいいだろ」
「良くないよ!?泥って凄く落ちにくいんだぞ!」
「⋯なに、エイベルお前、何度も泥まみれになってるのか?」
「えっ!?そ、それは、その⋯」
「目を逸らすな、目を!」
さっきまでの少し気まずい空気など無かったかのように、いつものお説教モードに移行しつつあるキャロンに抱き上げられたまま俺達は寮へ帰った。
部屋に戻り、お互い泥まみれなのですぐさま風呂に入る。
寮には大浴場もあり、普段は気持ちいいのでいつもそっちばかりを使うがー⋯
“流石にこの泥じゃ、大浴場は行けないよな”
小さくため息を吐き、各自部屋についている小さな浴槽で俺はせっせと泥を落とした。
「⋯今頃キャロンも風呂⋯だよな」
泥だらけの俺を抱えたせいで、一緒に泥まみれになってしまったキャロンも当然自室の風呂を使っているはずで。
“――って、想像して生唾呑みそうになってる場合じゃないから!俺!”
思い切り頭を降って煩悩を掻き消す。
そして泥とサヨナラしさっぱりした事で少し冷静になった俺は。
「キャロンの呪い!!!」
何故今最も重要な案件を忘れられるのか。
自分の頭を疑いつつ、俺は濡れた髪を軽く拭いてすぐにキャロンの部屋に突撃して。
「お、おいキャロン!無事か!体はどうだ!?」
慌ててドンドンと扉を叩くがキャロンはなかなか出てこない。
“ま、まさか中で倒れているのか!?”
絶対部屋にいるはずなのに応答が無いことが俺はどんどん不安になってきて――
「こ、こうなったらドアを燃やすしかない⋯!」
いいか、燃やすのはドアだけだ。
なんて考えながら集中し魔力を練り上げる。
壁は守りつつ扉だけを燃やすイメージをし、そして扉の端がじわりと黒く焦げ――
「やめろバカ!」
「わっ!?ぶ、無事で良かったキャロ⋯ッ!?」
むしろ逆に壊れるのでは、という勢いで扉が開いたと思ったらそのまま部屋に引っ貼り込まれ⋯
「寮の扉を燃やそうとするとか何考えてるんだ!」
“そんなのキャロンの事しか考えてない!”
⋯なんて内心言い返すが実際の俺は、驚き口をパクパクさせるしか出来なかった。
――何故なら、タオルを腰に巻いただけのキャロンが鍛え抜かれた筋肉を惜しげもなく晒し⋯
“てゆーかあのサイズ⋯、勃ってる⋯ん、だよな?”
ついでに、彼の下半身がグンッと腰のタオルを突き上げ主張していたからだ。
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