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追いかけるのはどちらの役目
18.日替わり定食は飽きないけれど
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「おはよ⋯って、うわっ!?エイベルその顔呪われてるぞ!!」
「呪われてないよ⋯」
朝食を食べに食堂に行き、俺の泣き腫らしてパンパンになった顔を見たマークがぎょっとして叫ぶ。
“来なきゃ良かった⋯”
夜通し泣いたせいで手遅れとしかいいようのない顔になってしまった俺は、正直食欲なんてなかったものの――
“けど、キャロンいるかもしれないし⋯”
そう思って重い体を引きずって来たのだが。
「いない⋯」
見渡すが食堂にキャロンの姿は無かった。
“出来れば仕事前に会いたかったんだけどな”
会って何を話せばいいかはわからない。
謝ろうと思っていた気持ちも、追いかけてすら来てくれなかった事で萎んでしまっていて。
「⋯でも、このままじゃダメだもんな」
このままでは本当に終わってしまう。
やっと恋人になったばかりだというのに、こんな終わりなんて望んでいるはずもなく。
食堂で会えなかったのは残念だが、それでも俺達は恋人である前に相方。
仕事が始まれば必ず顔を合わせることになると思った俺は、魔法師のローブに着替え今日の任務地でー⋯
キャロンではなく、副団長と対面していた。
「⋯えっと⋯?」
明らかに動揺する俺を一瞥した副団長は、俺の顔からすぐに目を逸らし⋯
「⋯⋯⋯ぷっ」
「⋯⋯⋯。」
小さく吹き出す。
「あの、笑うならもういっそ大声で笑って貰えませんかね⋯」
「いや、悪い、笑っちゃマズイと思ったんだ、思ったんだが⋯ぷふっ」
「悪いと思ってる人の笑いじゃないんですけどぉ⋯」
肩を震わせている副団長は、目を逸らしてはチラッと見るを繰り返していて。
「いやぁ~、だってさ、うは、エイベルお前その顔⋯呪われたのか?」
「それマークにも言われましたが呪われてません!」
「あー、あー、あはは、そうだな、呪われたのは相方のキャロンの方だったもんなぁ、それもえっちなやつ」
笑っていることが俺にバレたせいか、すっかり隠す気が無くなった副団長がお腹を抱えケラケラと笑い出す。
そんな副団長を見て、普段の俺ならきゃんきゃん騒いでいただろうがー⋯
「――ッ」
『キャロン』というその名前を聞いただけで胸が苦しくなってしまって。
「⋯あ、あの、キャロンは?なんで副団長がここにいるんですか?」
「ひー、笑った笑った⋯って、ん?キャロンから聞いてないのか?今日はキャロンの希望で別の奴と組んでるぞ」
「え⋯?」
「ちなみにエイベルの相方は団長になるハズだったんだがな、団長は汚れた扉と絨毯の掃除をするって特別休暇を申請してー⋯っておーい、聞いてるか?」
あっさりと告げられたその言葉に、俺は後頭部を殴られたかのような衝撃を覚える。
“キャロンが、別の人と⋯?”
今までも何度も相方解消されてきた。
だからこんなこと慣れてるはず、だったのに⋯
「そ、れ⋯」
“もう俺はキャロンの相方でいられないってことですか”
頭を過るその質問は、口にする事が堪らなく恐ろしく感じ言葉にすることは出来なかった。
そのまま実践に望む事にした俺達。
今日の目的は畑を荒らすゴブリンの群れを発見次第蹴散らすというある意味最も地味で最もよくある仕事。
「おぉ、エイベルも成長したな、攻撃魔法が5回中3回ゴブリン当たってるぞ!残りの2回が俺に当たらなきゃ尚いいんだがな」
なんて褒められているのか貶されているのかわからない副団長の言葉を聞きながら必死に狙う。
“もしこれがキャロンなら⋯”
そんな事を一瞬考え、すぐに頭を左右に振って無理やり思考を切り替えた。
その辺りのゴブリンを狩り終えた俺達が戻ると、騎士団はちょっとした騒ぎになっていて⋯
「ん?どうかしたのかー?」
「あ、副団長!今日キャロンが凄かったんですよ!」
『キャロン』の名前にドキッとした俺が、慌てて騒ぎの中心に視線をやると同僚達に囲まれたキャロンがそこにいて。
「ッ」
喧嘩してしまった気まずさから目を逸らしかけるが、グッと両手に力を込めて真っ直ぐにキャロンを見つめ直す。
“俺には時間がないんだから⋯!”
正式な辞令が出次第異動になるだろう俺に残されたのは、恐らくあと一週間もないはずだから。
しかしそんな真剣な俺の視線を受けたキャロンは、表情1つ変えずに視線を逸らしてしまって。
“今、確かに目が合った⋯よな?”
思わず呆然とした俺に、追い討ちをかけるように同僚達の言葉が耳に入る。
「やっぱり相方の差ってでかいんだな、今日の討伐キャロンが断トツじゃねぇか」
「鬼神のようだったって聞いたぞ!まぁ元々出世確実って言われてたお前が戻ってきたってだけなのかもしれないがな」
あはは、と笑う同僚達。
これくらいのこと言われ慣れていたはずなのに、今日は胸が抉られるようにただただ痛くて。
「俺は――」
「!」
キャロンが口を開いた事を声で察した俺は、そのまま耳を塞ぎその場から走り去った。
弱くなっている。
確実に弱くなっている。
“今までなら笑い飛ばせてたのに”
その場に居続ける事すら出来ないほど心が弱くなっているのを感じた俺は、着替えもせずにそのまま自分のベッドに潜り込んだ。
「来ないってわかってるのにな」
――部屋の鍵は開けたまま。
それからの俺は毎日副団長と組み任務に当たる。
対してキャロンは毎日違う人と相方を組み、そしてかなりの成果をあげていた。
“⋯なんだよ、俺以外なら誰と組んでもいいってアピールか?”
なんて内心悪態をつき、
“そんなはずないか、キャロンだもんな⋯”
とため息を吐く。
キャロンの部屋を飛び出して以降、気まずさもあり気付けば俺の方が避けてしまっていて⋯
「エイベル」
そしてそんな俺を呼び止めたのは。
「⋯⋯⋯団長」
「今日正式か辞令が届いた。魔法塔へ転属だ」
「いつから、ですか?」
「勤務自体は再来月だな。だが距離があるのと手続きの関係でここを出るのは3日後になるだろう」
“3日⋯”
それは想像よりもずっと早い出発だったが。
「わかりました」
“それでも、ここで他の人からキャロンの話を聞くよりずっといいか⋯”
すぐ会える距離にいるのに会えないというその事実に疲弊し始めていた俺は、団長の話にすぐに頷いた。
「⋯お節介だとは思うがな」
「?」
はぁ、とため息を吐いた団長は、俺の髪の毛をくしゃっと撫でて。
「キャロンと、話してから行けよ。自分のために」
そのまま俺の返事を聞かずに廊下を戻る団長の後ろ姿を眺める。
「⋯俺の、ために⋯」
キャロンと話すべきとはわかっていた。
でも追いかけてきてくれない事に拗ねて、朝避けられたとへこみ、目を逸らされたのが苦しくて⋯
“そもそも最初にキャロンへ背を向けたのは俺のくせに”
あの時キャロンは祝おうとしてくれていた。
その気持ちも全て踏みにじったのは間違いなく俺の方で。
――俺は、俺のためにキャロンに謝りたい。仲直りもしたい。
そして何よりも。
「キャロンと、話したい⋯!」
最近はむしろ目を逸らしてしまっていたキャロンの部屋に続く廊下を真っ直ぐ進む。
歩きなれた廊下の先、キャロンの部屋の扉の前でごくりと息を呑んだ。
“少し怖い⋯けど、このままサヨナラが一番怖いから”
意を決してノックし声をかけると、すぐに奥からドタドタと走るような音がし扉が勢い良く開いて。
「突然ごめん、俺キャロンと話ー⋯って、え?」
どういう事かはわからないが⋯
「エイベル、どうだ?納得したか?」
「キャロン、な、なんで⋯」
「なんでそんなにどや顔なんだっ!!?」
何故かそこにはすっっっっっごく得意気な顔をしたキャロンがいた。
「呪われてないよ⋯」
朝食を食べに食堂に行き、俺の泣き腫らしてパンパンになった顔を見たマークがぎょっとして叫ぶ。
“来なきゃ良かった⋯”
夜通し泣いたせいで手遅れとしかいいようのない顔になってしまった俺は、正直食欲なんてなかったものの――
“けど、キャロンいるかもしれないし⋯”
そう思って重い体を引きずって来たのだが。
「いない⋯」
見渡すが食堂にキャロンの姿は無かった。
“出来れば仕事前に会いたかったんだけどな”
会って何を話せばいいかはわからない。
謝ろうと思っていた気持ちも、追いかけてすら来てくれなかった事で萎んでしまっていて。
「⋯でも、このままじゃダメだもんな」
このままでは本当に終わってしまう。
やっと恋人になったばかりだというのに、こんな終わりなんて望んでいるはずもなく。
食堂で会えなかったのは残念だが、それでも俺達は恋人である前に相方。
仕事が始まれば必ず顔を合わせることになると思った俺は、魔法師のローブに着替え今日の任務地でー⋯
キャロンではなく、副団長と対面していた。
「⋯えっと⋯?」
明らかに動揺する俺を一瞥した副団長は、俺の顔からすぐに目を逸らし⋯
「⋯⋯⋯ぷっ」
「⋯⋯⋯。」
小さく吹き出す。
「あの、笑うならもういっそ大声で笑って貰えませんかね⋯」
「いや、悪い、笑っちゃマズイと思ったんだ、思ったんだが⋯ぷふっ」
「悪いと思ってる人の笑いじゃないんですけどぉ⋯」
肩を震わせている副団長は、目を逸らしてはチラッと見るを繰り返していて。
「いやぁ~、だってさ、うは、エイベルお前その顔⋯呪われたのか?」
「それマークにも言われましたが呪われてません!」
「あー、あー、あはは、そうだな、呪われたのは相方のキャロンの方だったもんなぁ、それもえっちなやつ」
笑っていることが俺にバレたせいか、すっかり隠す気が無くなった副団長がお腹を抱えケラケラと笑い出す。
そんな副団長を見て、普段の俺ならきゃんきゃん騒いでいただろうがー⋯
「――ッ」
『キャロン』というその名前を聞いただけで胸が苦しくなってしまって。
「⋯あ、あの、キャロンは?なんで副団長がここにいるんですか?」
「ひー、笑った笑った⋯って、ん?キャロンから聞いてないのか?今日はキャロンの希望で別の奴と組んでるぞ」
「え⋯?」
「ちなみにエイベルの相方は団長になるハズだったんだがな、団長は汚れた扉と絨毯の掃除をするって特別休暇を申請してー⋯っておーい、聞いてるか?」
あっさりと告げられたその言葉に、俺は後頭部を殴られたかのような衝撃を覚える。
“キャロンが、別の人と⋯?”
今までも何度も相方解消されてきた。
だからこんなこと慣れてるはず、だったのに⋯
「そ、れ⋯」
“もう俺はキャロンの相方でいられないってことですか”
頭を過るその質問は、口にする事が堪らなく恐ろしく感じ言葉にすることは出来なかった。
そのまま実践に望む事にした俺達。
今日の目的は畑を荒らすゴブリンの群れを発見次第蹴散らすというある意味最も地味で最もよくある仕事。
「おぉ、エイベルも成長したな、攻撃魔法が5回中3回ゴブリン当たってるぞ!残りの2回が俺に当たらなきゃ尚いいんだがな」
なんて褒められているのか貶されているのかわからない副団長の言葉を聞きながら必死に狙う。
“もしこれがキャロンなら⋯”
そんな事を一瞬考え、すぐに頭を左右に振って無理やり思考を切り替えた。
その辺りのゴブリンを狩り終えた俺達が戻ると、騎士団はちょっとした騒ぎになっていて⋯
「ん?どうかしたのかー?」
「あ、副団長!今日キャロンが凄かったんですよ!」
『キャロン』の名前にドキッとした俺が、慌てて騒ぎの中心に視線をやると同僚達に囲まれたキャロンがそこにいて。
「ッ」
喧嘩してしまった気まずさから目を逸らしかけるが、グッと両手に力を込めて真っ直ぐにキャロンを見つめ直す。
“俺には時間がないんだから⋯!”
正式な辞令が出次第異動になるだろう俺に残されたのは、恐らくあと一週間もないはずだから。
しかしそんな真剣な俺の視線を受けたキャロンは、表情1つ変えずに視線を逸らしてしまって。
“今、確かに目が合った⋯よな?”
思わず呆然とした俺に、追い討ちをかけるように同僚達の言葉が耳に入る。
「やっぱり相方の差ってでかいんだな、今日の討伐キャロンが断トツじゃねぇか」
「鬼神のようだったって聞いたぞ!まぁ元々出世確実って言われてたお前が戻ってきたってだけなのかもしれないがな」
あはは、と笑う同僚達。
これくらいのこと言われ慣れていたはずなのに、今日は胸が抉られるようにただただ痛くて。
「俺は――」
「!」
キャロンが口を開いた事を声で察した俺は、そのまま耳を塞ぎその場から走り去った。
弱くなっている。
確実に弱くなっている。
“今までなら笑い飛ばせてたのに”
その場に居続ける事すら出来ないほど心が弱くなっているのを感じた俺は、着替えもせずにそのまま自分のベッドに潜り込んだ。
「来ないってわかってるのにな」
――部屋の鍵は開けたまま。
それからの俺は毎日副団長と組み任務に当たる。
対してキャロンは毎日違う人と相方を組み、そしてかなりの成果をあげていた。
“⋯なんだよ、俺以外なら誰と組んでもいいってアピールか?”
なんて内心悪態をつき、
“そんなはずないか、キャロンだもんな⋯”
とため息を吐く。
キャロンの部屋を飛び出して以降、気まずさもあり気付けば俺の方が避けてしまっていて⋯
「エイベル」
そしてそんな俺を呼び止めたのは。
「⋯⋯⋯団長」
「今日正式か辞令が届いた。魔法塔へ転属だ」
「いつから、ですか?」
「勤務自体は再来月だな。だが距離があるのと手続きの関係でここを出るのは3日後になるだろう」
“3日⋯”
それは想像よりもずっと早い出発だったが。
「わかりました」
“それでも、ここで他の人からキャロンの話を聞くよりずっといいか⋯”
すぐ会える距離にいるのに会えないというその事実に疲弊し始めていた俺は、団長の話にすぐに頷いた。
「⋯お節介だとは思うがな」
「?」
はぁ、とため息を吐いた団長は、俺の髪の毛をくしゃっと撫でて。
「キャロンと、話してから行けよ。自分のために」
そのまま俺の返事を聞かずに廊下を戻る団長の後ろ姿を眺める。
「⋯俺の、ために⋯」
キャロンと話すべきとはわかっていた。
でも追いかけてきてくれない事に拗ねて、朝避けられたとへこみ、目を逸らされたのが苦しくて⋯
“そもそも最初にキャロンへ背を向けたのは俺のくせに”
あの時キャロンは祝おうとしてくれていた。
その気持ちも全て踏みにじったのは間違いなく俺の方で。
――俺は、俺のためにキャロンに謝りたい。仲直りもしたい。
そして何よりも。
「キャロンと、話したい⋯!」
最近はむしろ目を逸らしてしまっていたキャロンの部屋に続く廊下を真っ直ぐ進む。
歩きなれた廊下の先、キャロンの部屋の扉の前でごくりと息を呑んだ。
“少し怖い⋯けど、このままサヨナラが一番怖いから”
意を決してノックし声をかけると、すぐに奥からドタドタと走るような音がし扉が勢い良く開いて。
「突然ごめん、俺キャロンと話ー⋯って、え?」
どういう事かはわからないが⋯
「エイベル、どうだ?納得したか?」
「キャロン、な、なんで⋯」
「なんでそんなにどや顔なんだっ!!?」
何故かそこにはすっっっっっごく得意気な顔をしたキャロンがいた。
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