私の乳首を助けなさいっ

春瀬湖子

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5.覚悟を決めるのは貴方だけ。

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「おい、大丈夫か?」
そうトイに聞かれ、へなへなとしゃがみこみそうになる。
そんな私を支え馬車に乗り込んだトイは、馬車のカーテンを全て閉めて力一杯抱き締めた。

「何かされたのか?」
「や···胸を鷲掴みされたり押し付けさせられたり、とか···それくらい」
「なるほど、とりあえず消せばいいな?」
「消さなくていいです」

ゆっくり動き出した馬車から飛び出そうとするトイをしがみついて阻止し、なんとかもう一度座らせる。

「····胸触られて···凄く嫌だった」
「そりゃ、まぁ···知らない奴にそんなことされれば嫌だよな」
「知ってる人でも嫌だと思う···」

同意してくれたトイにそう言葉を重ねると、思わずトイが顔をしかめる。
そんなトイにお構い無しで言葉を続ける。

「トイ以外は嫌だと思った···」

そう伝えると、しかめた顔を徐々に戻し、ぽかんとこっちを真っ直ぐ見て。

「トイにだったらずっと触られてたい、もっと触られたい···さっき掴まれた感触が気持ち悪いの、だから」

視線が絡んだトイに、そう伝えゆっくり立ち上がる。

「ばか、動いてる車内で立つな危ないから」

両手を広げ抱き止めるように手を広げたトイの胸にそっと飛び込む。
トイの膝に向かい合うように座ると、ごくりと生唾を飲んだトイが

「後悔はしないか?」

と確認してきたので、無言でトイの顔に胸を押し付けた。


そっと胸元のドレスの紐を弛め、溢れるようにふるりと出た胸をまじまじと見られる。

相変わらず陥没している乳首の周りを啄むように何度もキスされ、もにゅっと胸を揉まれた。
3ヶ月間毎日与えられた快感を想像し、無意識に体を震わせるが思っていた刺激がなかなか来なくてそっとトイを伺う。

「メリー」
「トイ···?」

揉んでいる手を止め、射貫くような視線を向けられドキッとする。

「好きだ、メリー。身分が違うのはわかってるけど、それでも俺を選んでくれないか」

真っ直ぐ伝えられたその言葉が嬉しくて、思わず涙が溢れる。

ぽろぽろ涙を流しながら頷く私を見ていたトイは、ふっと微笑んで。

「ーーんっ」

そっと唇が温かいソレで塞がれた。

最初は啄むように、角度を変え何度も重ねていたのだが、突然ぬるっと口内に何かが侵入してきて。

それが舌だと気付いた時には、強く舌を吸われ扱かれていた。
涎を味わうように何度も深く重ねられる。

酸素が足りなくて頭が痺れはじめた頃、突然ずぽっと乳首の凹みに指が差し込まれた。

「ひゃんっ」

思わず仰け反り、後ろにバランスを崩しかけた体を左手一本で支えたトイは、上向きに揺れ動いた胸に吸い付いて。

いきなり激しく乳首を吸われ、舌で扱かれると陥没していたソコはあっという間にピンクの顔を出していて。

「簡単に勃つようになったな」
「トイが···っ、毎日、吸うんだもん···」
「吸えって言ったのメリーだろ?」

くくっと笑ったトイは、いつもなら勃起させると少し刺激して終わらせるのに、今日は執拗にそのまま吸い続けて。

「他のとこも吸っていい?」

他、がわからずとりあえず頷くと、乳首のすぐ上の部分にぢゅうっと吸い付いたトイ。
トイが口を外すとそこにはしっかりと痕が残っていた。

キスも痕を付けられるのも初めてで、なんとかこの嬉しい気持ちを伝えたくてそっとトイのおでこに唇を寄せる。

ビクッとしたトイはすぐにぎゅうっと抱き締めてきた。

「······あ、え?」

膝に座り抱き締められて初めて気付く違和感に下半身が襲われる。

“硬い···モノが、当たってる···?”

そっとトイを伺うとすぐに気付いたのか、少し気まずそうに顔を逸らされた。

「もしかして、今までトイも勃ってたの?」

そう明け透けに聞くと、真っ赤になったトイは悔しそうに唸りながら、当たり前だろと返事をしてきて。

「トイ、反対の乳首も出して···?」
トイの前にまだ陥没したままの胸を出し、言われるがまま口に含んだトイの頭をしっかり抱き締め、硬くなったトイのソコを刺激するよう腰を前後に動かした。

「ーーッ、んぐっ」

私の行動に慌てたトイをそのまま無視し、自分の中心部を擦りつけるようにトイのソコを何度も刺激する。

ぷはっとなんとか胸から顔を出したトイの口を塞ぐようにキスを落とすと、すぐに舌で応えてくれた。
何かに吹っ切れたのか、がしっと腰を掴んだトイは私のイイトコを探るように下から押し付ける。

「あ、はぁん、んんっ」

そのまま擦られ思わず声が漏れる。

「下着の上からでもわかるくらいぐちょぐちょになってる」

そう言ったトイは下着の隙間から指をくぷっと挿れた。

「毎晩ずっと濡れてた?」

そう聞かれても、そんな恥ずかしい事答えられなくて。
楽しそうにニッと笑うトイから顔を逸らすように横を向き、 

「····知らない」

とだけ答えた。
ふふ、と笑った声が響き、すぐにぐちゅぐちゅと水音が馬車内に響く。

触られるのは初めてなのに、今日までずっと愛撫され続け体が求めていたからか痛みや違和感よりナカを擦られる快感が大きかった。

「トイ···っ、指、きもち、の···っ」

そう伝えるとスピードを上げ抽挿される。
何度も内側を擦られ、いつの間にか増えた指がナカをバラバラに動いていて。

「ひゃ、はぁん、あぁっ」
「メリー、声抑えないと聞こえちゃうよ」
「や、やぁ···っ、んんんっ」

キスで口を塞がれ、指がちゅぽんと抜かれて。

くちゅ。
そして熱いソレがあてがわれる。

「挿れるよ」

そう言われ、ズプッと少しずつ私のナカを押し広げるように挿入された。
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