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フロルルート
35.同意だとしても、節度は基本守るべき
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「近いですね」
何度も聞いたレオの声が鋭く割り込み、腰に腕が回されたと思ったら抱き締めるような形でフロル様から離される。
「へぇ、本当に躾がなってない犬なんだね、その独占欲で彼女が壊れなきゃいいけど」
「僕が壊すわけないでしょう」
少し荒く上下に動くレオの胸に顔を埋める。
彼がここまで急いできてくれたことを知った。
“そうよ、こんなに想われててそれが嬉しいと感じてる私が壊れる?”
そんなことあり得ないのだと自信を持って言える。
「壊されたりなんかしないわ」
彼の服をぎゅっと握りながら、顔だけフロル様の方へ向けて私はそう断言した。
「セリ⋯っ」
感極まった表情で見下ろすレオは、先程よりも強く私を抱き締めて。
その腕の強さを全身で感じていた、その時だった。
「あぁ、壊れたのは君の方だったね。レオン・ネストル」
平然とそう続けられた言葉に私はひゅっと息を呑んだ。
「何を⋯」
「知られてないとでも思った?俺は情報屋なんだよ?」
あはっと笑うフロル様はテラスの扉にもたれかかって。
「昔のトラウマ、いつまで引き摺るのかなぁ⋯。片方が忘れてしまった過去をもう片方が担ぐのは、どっちの負担が大きいんだろうね」
「な、にを⋯っ」
「俺の為に早く死んでね」
ガチャン、と扉が開いたかと思ったら倒れるように外の闇にフロル様の体が消える。
レオが慌てて扉の外を確認したのだが⋯
「チッ、蛾だってもう少しわかりやすく消えるのに」
と舌打ちをしていた。
“昔のトラウマ⋯?”
片方が忘れてしまった過去の意味はわからないがフロル様の残した言葉が何故か胸に引っ掛かる。
「私⋯何か、忘れてるのかしら」
「セリ⋯」
ポロリと溢すようにそう呟いた言葉を拾ったレオが、気遣うように顔を覗いて。
「不安にならなくても大丈夫です。僕が側にいますから⋯」
優しく抱き締めるレオの体温にほっとした私は、そっとレオの背中に自身の腕を回した。
それは、レオを苛立たせる為だけに紡がれた偽りかもしれない。
人は全ての記憶を覚えていられる訳ではないから、そういう意味深な言葉を曖昧に口にするだけで相手を惑わすことだってできる。
でも、もし。
“もしも本当に私が何かを忘れているのならー⋯”
思い出したいと、私はそう強く願ったのだった。
フロル様が言った言葉に信憑性があるわけではないが、彼が狙っているのが本当に『2周目』ならば。
“私の命を狙っている可能性が高い”
「と、いうのは理解したのだけれども⋯」
うーん、と唸りつつ腕組みをして窓の前に立つ。
窓に手を伸ばし開けようとしても、ガチャガチャと音だけを鳴らし窓が開くことはない。
何故なら。
「鉄格子ってやつ⋯よね⋯」
はぁ、とため息を吐き今度は部屋の扉に向かうが、ドアノブを回しても引っ張っても押しても扉が開くことはなくて。
「どうしてこんなことに⋯」
がくりと項垂れ、ソファに座る。
ソファはふかふかだし、ベッドもとても大きくて。
サイドテーブルには瑞々しいフルーツも準備されていてとても快適ではあるのだが。
「どうやっても出られないなんて⋯」
ちなみにこの部屋に来て5日。
私は完全にこの部屋のみで生活している。
“この状況ってどう考えても⋯”
「監禁、よね⋯?」
投獄された時の方がまだ自由にできていた気がするほど完全に私を孤立させた相手はもちろんレオだ。
「表向きには、私の命を守るため⋯」
それはもちろん理解している。
というか、それも本当だと思う。
思うのだけれども⋯!!
「どう考えても、やりすぎなのでは⋯っ!?」
“確かに、フロル様は私の死を望んでるみたいなこと言ってたけども⋯”
完全に隔離されてしまっている今の状況をどう受け止めればいいのかわからない。
「こんな時こそ予言してよ~っ」
こっそり持ち込んだ予言書を覗くがやはりそこにはヒロインを中心に描かれており、私の事は少なくて。
「それにこのフロルルートって⋯」
2周目から攻略可という文字が気になるが、2周目と言う割に時系列は他のルートと同じに見えた。
“とは言っても、イリダル殿下の時は時間軸がズレてもイベントは起こったし⋯”
なんて考えていると、唐突に扉が開きレオが満面の笑みで入ってくる。
「セリ、何か問題はありませんでしたか?」
「ここから出られない事以外はね⋯」
「なるほど、問題なしということですね」
「まぁ、概ね⋯」
自分を監禁した相手。
それはわかっているのに嫌悪感を抱かないのは何故なのか、正直自分でもわからないくらいで。
“やっぱり前提に、私を守りたいという気持ちがあるからなのかしら”
確かに危険は危険だと思うのだがこの過剰なまでの警戒は、私の事が好きだからというだけでもなさそうで。
「ねぇ、一応私の家は公爵家で、ちゃんとしたフローチェ家の騎士団もいるから家で大人しくしていれば問題はないと思うんだけど⋯」
「セリは僕の力を信じてないということですか?」
「えぇ!?そ、そうじゃなくてね、ただ⋯」
「では僕と一緒にいたくない⋯?」
「言ってない、言ってないから!」
一瞬で翳る表情を見て慌てて否定する。
「ーーなら、問題ないですね」
その否定を待ってましたと言わんばかりの勢いでしれっと笑顔に戻ったレオは、すぐに私を抱き上げベッドに向かって。
「れ、レオ?まだ話が⋯」
「はい、いくらでも聞きますよ」
聞く、と言いながら塞がれる唇。
流石に毎日同じパターンなので私は学んでいた。
このまま有耶無耶にされるという事を。
言いたい事は沢山あったはずなのに、予想通り組み敷かれた私の口から出るのは嬌声だけで。
はふはふと必死に酸素を取り込みながらレオを受け入れてしまう。
それでもレオを嫌いにはなれない私は、自分で自分に少し呆れてしまったのだったーー⋯
「ーーなんて、流されてるばかりじゃダメなのよっ」
この生活に疑問はあるが目立った不満を感じない事がおかしいというのはわかっていて。
“レオがここまで過敏かつ過保護になるのは、フロル様が言っていた『忘れてしまった過去』とやらに関係があるのかもしれないわね⋯”
しかしその過去を調べたくても、予言書にそれらしいことは書いてなくて。
「それにそもそも、この世界はあくまでもメインルートなのよね。レオの事を調べてもレオンルートとは違った未来でわかることなんてほぼないわ⋯」
レオンルートの予言とは違った未来なのだから、レオンルートの予言を信じすぎるのも間違っているだろう事は誰の目にも明らかで。
「ーーーこうなったら、直接聞くしかない⋯の、かしら⋯?」
情報屋を名乗るだけあって、やはり彼の情報は確かなものだろう。
それに彼が情報屋であることは予言書にも書かれているのだ、そこは疑う余地などなくて。
“仮にも私の命を狙っている可能性のある相手⋯”
「だけど私の欲しい情報を持っている相手ー⋯」
いざというときに頼りにしていた予言書は、『2周目』じゃない今頼りにはならないかもしれないけれど。
私は予言書を鞄に入れ、その鞄を力一杯抱き締めた。
私を守りたい一心で歪んでしまったのだとしたら、その歪みを正せるのもきっと私だけだから。
「レオが壊れてるなんて絶対に認めないわ⋯」
大切な婚約者の為に。
大好きなレオの為に。
失ってしまった過去を見つける為に、私はフロル様に会いに行くことを決意した。
何度も聞いたレオの声が鋭く割り込み、腰に腕が回されたと思ったら抱き締めるような形でフロル様から離される。
「へぇ、本当に躾がなってない犬なんだね、その独占欲で彼女が壊れなきゃいいけど」
「僕が壊すわけないでしょう」
少し荒く上下に動くレオの胸に顔を埋める。
彼がここまで急いできてくれたことを知った。
“そうよ、こんなに想われててそれが嬉しいと感じてる私が壊れる?”
そんなことあり得ないのだと自信を持って言える。
「壊されたりなんかしないわ」
彼の服をぎゅっと握りながら、顔だけフロル様の方へ向けて私はそう断言した。
「セリ⋯っ」
感極まった表情で見下ろすレオは、先程よりも強く私を抱き締めて。
その腕の強さを全身で感じていた、その時だった。
「あぁ、壊れたのは君の方だったね。レオン・ネストル」
平然とそう続けられた言葉に私はひゅっと息を呑んだ。
「何を⋯」
「知られてないとでも思った?俺は情報屋なんだよ?」
あはっと笑うフロル様はテラスの扉にもたれかかって。
「昔のトラウマ、いつまで引き摺るのかなぁ⋯。片方が忘れてしまった過去をもう片方が担ぐのは、どっちの負担が大きいんだろうね」
「な、にを⋯っ」
「俺の為に早く死んでね」
ガチャン、と扉が開いたかと思ったら倒れるように外の闇にフロル様の体が消える。
レオが慌てて扉の外を確認したのだが⋯
「チッ、蛾だってもう少しわかりやすく消えるのに」
と舌打ちをしていた。
“昔のトラウマ⋯?”
片方が忘れてしまった過去の意味はわからないがフロル様の残した言葉が何故か胸に引っ掛かる。
「私⋯何か、忘れてるのかしら」
「セリ⋯」
ポロリと溢すようにそう呟いた言葉を拾ったレオが、気遣うように顔を覗いて。
「不安にならなくても大丈夫です。僕が側にいますから⋯」
優しく抱き締めるレオの体温にほっとした私は、そっとレオの背中に自身の腕を回した。
それは、レオを苛立たせる為だけに紡がれた偽りかもしれない。
人は全ての記憶を覚えていられる訳ではないから、そういう意味深な言葉を曖昧に口にするだけで相手を惑わすことだってできる。
でも、もし。
“もしも本当に私が何かを忘れているのならー⋯”
思い出したいと、私はそう強く願ったのだった。
フロル様が言った言葉に信憑性があるわけではないが、彼が狙っているのが本当に『2周目』ならば。
“私の命を狙っている可能性が高い”
「と、いうのは理解したのだけれども⋯」
うーん、と唸りつつ腕組みをして窓の前に立つ。
窓に手を伸ばし開けようとしても、ガチャガチャと音だけを鳴らし窓が開くことはない。
何故なら。
「鉄格子ってやつ⋯よね⋯」
はぁ、とため息を吐き今度は部屋の扉に向かうが、ドアノブを回しても引っ張っても押しても扉が開くことはなくて。
「どうしてこんなことに⋯」
がくりと項垂れ、ソファに座る。
ソファはふかふかだし、ベッドもとても大きくて。
サイドテーブルには瑞々しいフルーツも準備されていてとても快適ではあるのだが。
「どうやっても出られないなんて⋯」
ちなみにこの部屋に来て5日。
私は完全にこの部屋のみで生活している。
“この状況ってどう考えても⋯”
「監禁、よね⋯?」
投獄された時の方がまだ自由にできていた気がするほど完全に私を孤立させた相手はもちろんレオだ。
「表向きには、私の命を守るため⋯」
それはもちろん理解している。
というか、それも本当だと思う。
思うのだけれども⋯!!
「どう考えても、やりすぎなのでは⋯っ!?」
“確かに、フロル様は私の死を望んでるみたいなこと言ってたけども⋯”
完全に隔離されてしまっている今の状況をどう受け止めればいいのかわからない。
「こんな時こそ予言してよ~っ」
こっそり持ち込んだ予言書を覗くがやはりそこにはヒロインを中心に描かれており、私の事は少なくて。
「それにこのフロルルートって⋯」
2周目から攻略可という文字が気になるが、2周目と言う割に時系列は他のルートと同じに見えた。
“とは言っても、イリダル殿下の時は時間軸がズレてもイベントは起こったし⋯”
なんて考えていると、唐突に扉が開きレオが満面の笑みで入ってくる。
「セリ、何か問題はありませんでしたか?」
「ここから出られない事以外はね⋯」
「なるほど、問題なしということですね」
「まぁ、概ね⋯」
自分を監禁した相手。
それはわかっているのに嫌悪感を抱かないのは何故なのか、正直自分でもわからないくらいで。
“やっぱり前提に、私を守りたいという気持ちがあるからなのかしら”
確かに危険は危険だと思うのだがこの過剰なまでの警戒は、私の事が好きだからというだけでもなさそうで。
「ねぇ、一応私の家は公爵家で、ちゃんとしたフローチェ家の騎士団もいるから家で大人しくしていれば問題はないと思うんだけど⋯」
「セリは僕の力を信じてないということですか?」
「えぇ!?そ、そうじゃなくてね、ただ⋯」
「では僕と一緒にいたくない⋯?」
「言ってない、言ってないから!」
一瞬で翳る表情を見て慌てて否定する。
「ーーなら、問題ないですね」
その否定を待ってましたと言わんばかりの勢いでしれっと笑顔に戻ったレオは、すぐに私を抱き上げベッドに向かって。
「れ、レオ?まだ話が⋯」
「はい、いくらでも聞きますよ」
聞く、と言いながら塞がれる唇。
流石に毎日同じパターンなので私は学んでいた。
このまま有耶無耶にされるという事を。
言いたい事は沢山あったはずなのに、予想通り組み敷かれた私の口から出るのは嬌声だけで。
はふはふと必死に酸素を取り込みながらレオを受け入れてしまう。
それでもレオを嫌いにはなれない私は、自分で自分に少し呆れてしまったのだったーー⋯
「ーーなんて、流されてるばかりじゃダメなのよっ」
この生活に疑問はあるが目立った不満を感じない事がおかしいというのはわかっていて。
“レオがここまで過敏かつ過保護になるのは、フロル様が言っていた『忘れてしまった過去』とやらに関係があるのかもしれないわね⋯”
しかしその過去を調べたくても、予言書にそれらしいことは書いてなくて。
「それにそもそも、この世界はあくまでもメインルートなのよね。レオの事を調べてもレオンルートとは違った未来でわかることなんてほぼないわ⋯」
レオンルートの予言とは違った未来なのだから、レオンルートの予言を信じすぎるのも間違っているだろう事は誰の目にも明らかで。
「ーーーこうなったら、直接聞くしかない⋯の、かしら⋯?」
情報屋を名乗るだけあって、やはり彼の情報は確かなものだろう。
それに彼が情報屋であることは予言書にも書かれているのだ、そこは疑う余地などなくて。
“仮にも私の命を狙っている可能性のある相手⋯”
「だけど私の欲しい情報を持っている相手ー⋯」
いざというときに頼りにしていた予言書は、『2周目』じゃない今頼りにはならないかもしれないけれど。
私は予言書を鞄に入れ、その鞄を力一杯抱き締めた。
私を守りたい一心で歪んでしまったのだとしたら、その歪みを正せるのもきっと私だけだから。
「レオが壊れてるなんて絶対に認めないわ⋯」
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