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第二章
10 ファースト・キス
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――何がどうなって、こうなっているのだろうか。
ルナリアは、ふかふかのソファの上に仰向けに倒れていた。
自分でも状況が理解できない。
ディオンに右手を掴まれ、そのままソファへ引き込まれたのだ。
そして今。
その手はまだ離されていない。
ディオンはルナリアの顔のすぐ横に片手をつき、片腕を支点にして覆いかぶさるような姿勢を取っている。
近い。
近すぎる。
ルナリアの思考は完全に停止していた。
――遡ること、数刻前。
アネットに連れられ、学園近くの店で夕食を取ったルナリアたち。
「ルナリアちゃんと離れたくない~っ」
そう駄々をこねるアネットを、クロエが無言で引きずりながら連れ帰っていった。
二人はそのまま領地へ戻るらしい。
結果として残されたのは、ルナリアとディオンの二人だけだった。
二人はそのまま学生寮へ戻った。
ルナリアは侍女服へと着替え、ソファでくつろぐディオンにお茶を出す。
そして――
沈黙が四半刻ほど続いた。
ディオンは書類に目を通していたが、ようやく顔を上げる。
「ルナリア、こちらへ」
「はい。いかがなさいましたか?」
呼ばれて傍へ寄る。
するとディオンは、机の上の書類を指で叩いた。
「ここに、君の冤罪を証明する証拠が揃っている」
ルナリアは瞬きをした。
咄嗟に言われた意味が理解できなかったのだ。
「姉さんにも協力してもらって、君のアメリー嬢に対するこれまでの冤罪を証明する証拠を集めた」
「証拠……ですか?」
「ああ」
ディオンは淡々と続ける。
「確かに君は、アメリー嬢への嫌がらせに加担し、指示する立場でもあった。それは事実だ」
ルナリアの胸が小さく痛む。
「だが、それは些細なことだ」
淡々とした声だった。
確かにルナリアが直接手を出したのは、教科書を破いたり、難癖をつけたりする程度。
侯爵家の権力があれば、いくらでも揉み消せる程度のことだった。
直接危害を加えたことはない。
「この事実を証明すれば、信頼を取り戻すことができる。場合によっては侯爵家へ戻ることも可能だろう」
「……なぜ、それを今更……?」
戸惑いながら問い返す。
ディオンはしばらくルナリアを見つめてから、静かに答えた。
「そう思うのも無理はない」
抑揚のない声で、淡々と続ける。
「君があの場で抗うなら、ルナリアの冤罪を証明するつもりだった」
あの場。
――婚約破棄を告げられた夜会。
ルナリアはすぐに理解した。
「だが君は、あろうことかアメリー嬢の虚言まで受け入れ、すぐに身を引いた」
確かに、抗おうとはしなかった。
すぐに諦め、身を引いた。
けれど――
今となっては、すべてどうでもいいことだった。
たとえ冤罪を晴らし、信用を取り戻せたとしても。
今さら、あの家へ帰りたいとは思わない。
それよりも。
将来、アネットの傍に仕え、彼女の役に立つこと。
それこそが今のルナリアの望みだった。
「お気遣いありがとうございます。しかし、それはわたくしには必要ございません」
ルナリアは静かに答えた。
ディオンの瞳が、わずかに細められる。
「……なぜだ」
「わたくしはアネット様に拾われた身です。それに――」
一度、言葉を区切る。
「侯爵令嬢としてのルナリア・アングラードの人生は、すでに終わりました」
静かな声だった。
「これからは第二の人生。ただのルナリアとして、グラニエ家に仕える者として生きていくと決めたのです」
ディオンはしばらく黙ってルナリアを見下ろしていた。
やがて、低い声で言う。
「君はパトリス殿下が好きだっただろう。アメリー嬢の言葉が虚言だと分かれば、殿下も目を覚ます可能性はある」
その言葉に――
ルナリアの肩が、びくりと震えた。
自分でも反射的な反応だと分かる。
もし冤罪が晴れたなら。
あの陽だまりのような笑顔を、もう一度向けてくれるかもしれない。
……だが。
ルナリアは小さく首を振った。
そんなことは、ありえない。
それに――
「あの御方の笑顔が、陰るところは見たくありませんわ」
眉尻をわずかに下げ、ルナリアは空笑いを浮かべた。
その瞬間だった。
ルナリアの右手首が強く掴まれる。
次の瞬間には、ディオンに引き寄せられ――そのままソファの上へ倒れ込んでいた。
気づけば、ディオンが片手をつき、覆いかぶさるようにルナリアを見下ろしている。
至近距離。
逃げ場はない。
ディオンの端正な眉は、深く寄せられていた。
眉間に皺が刻まれるほど強く。
そのせいだろうか。
普段は何も映さないように冷たいだけの眼差しが、今は違って見える。
怒りと――
どこか哀しげな色を帯びているように感じた。
「……何故」
低い声が落ちる。
「お前は、そんな顔で笑う」
「え……?」
ルナリアは目を瞬いた。
「あ、あの……ディオン様?」
「お前は昔からそうだ」
ディオンの声は、静かだった。
「一人で耐えて、心の内側に本音を隠してしまう」
薄い寒色の瞳の奥に、ルナリアの姿が映る。
まっすぐに見つめるその視線。
逃げ場のない、真っ直ぐな目だった。
(きれい……)
場違いな感想が、ふと頭に浮かぶ。
こんな状況だというのに。
目の前の瞳に、意識が吸い寄せられてしまう。
「なぜ、助けを求めない」
ディオンの声が、わずかに低くなる。
「なぜ……俺を頼らない」
そして。
「……ルナリア」
名前を呼ばれた、その瞬間。
ドクン、と。
心臓が大きく鳴った。
ディオンの瞳が、ほんの僅かに熱を帯びる。
氷のようだったその瞳に、今だけは確かに、別の色が宿っていた。
「ルナリア……」
もう一度、名を呼ぶディオンの声は低く、掠れていた。
「君がグラニエ家に仕えるこの現状を望むのであれば――」
その瞳が、強くルナリアを捉える。
「君は、俺のものだ」
逃げ場を与えないように。
「姉さんにも、誰にも渡さない」
「ディオン……さ――」
言葉は、最後まで紡がれなかった。
ディオンの顔が近づいたかと思うと、次の瞬間には唇を塞がれていた。
柔らかな感触が重なる。
ルナリアの目が大きく見開かれる。
「……んっ」
ディオンの腕は顔の横に折り曲げられ、逃げ道を塞ぐように支えられている。
右手は、まだ掴まれたままだった。
顔を逸らそうとする。
だが、ディオンはすぐに追いかけてくる。
再び重なる唇。
左手で肩を押し返そうとするが、びくともしない。
触れるたび、かすかな音が静かな部屋に落ちた。
強引なのに、どこか優しい。
なぞるように触れ、離れてはまた求めるように重なる口づけ。
ディオンの瞳が、すぐ近くにあった。
縋るように。
求めるように。
熱を帯びた視線。
それに当てられるように、ルナリアの体温もじわりと上がっていく。
「……逃がさない」
囁くような声。
そして、もう一度触れた口づけ。
それを最後に。
ルナリアの意識は、ふっと途切れた。
最後に見えたのは──
ディオンの瞳。
そこには、普段の冷たい光とは違う、獰猛なほど鋭い輝きが宿っていた。
ルナリアは、ふかふかのソファの上に仰向けに倒れていた。
自分でも状況が理解できない。
ディオンに右手を掴まれ、そのままソファへ引き込まれたのだ。
そして今。
その手はまだ離されていない。
ディオンはルナリアの顔のすぐ横に片手をつき、片腕を支点にして覆いかぶさるような姿勢を取っている。
近い。
近すぎる。
ルナリアの思考は完全に停止していた。
――遡ること、数刻前。
アネットに連れられ、学園近くの店で夕食を取ったルナリアたち。
「ルナリアちゃんと離れたくない~っ」
そう駄々をこねるアネットを、クロエが無言で引きずりながら連れ帰っていった。
二人はそのまま領地へ戻るらしい。
結果として残されたのは、ルナリアとディオンの二人だけだった。
二人はそのまま学生寮へ戻った。
ルナリアは侍女服へと着替え、ソファでくつろぐディオンにお茶を出す。
そして――
沈黙が四半刻ほど続いた。
ディオンは書類に目を通していたが、ようやく顔を上げる。
「ルナリア、こちらへ」
「はい。いかがなさいましたか?」
呼ばれて傍へ寄る。
するとディオンは、机の上の書類を指で叩いた。
「ここに、君の冤罪を証明する証拠が揃っている」
ルナリアは瞬きをした。
咄嗟に言われた意味が理解できなかったのだ。
「姉さんにも協力してもらって、君のアメリー嬢に対するこれまでの冤罪を証明する証拠を集めた」
「証拠……ですか?」
「ああ」
ディオンは淡々と続ける。
「確かに君は、アメリー嬢への嫌がらせに加担し、指示する立場でもあった。それは事実だ」
ルナリアの胸が小さく痛む。
「だが、それは些細なことだ」
淡々とした声だった。
確かにルナリアが直接手を出したのは、教科書を破いたり、難癖をつけたりする程度。
侯爵家の権力があれば、いくらでも揉み消せる程度のことだった。
直接危害を加えたことはない。
「この事実を証明すれば、信頼を取り戻すことができる。場合によっては侯爵家へ戻ることも可能だろう」
「……なぜ、それを今更……?」
戸惑いながら問い返す。
ディオンはしばらくルナリアを見つめてから、静かに答えた。
「そう思うのも無理はない」
抑揚のない声で、淡々と続ける。
「君があの場で抗うなら、ルナリアの冤罪を証明するつもりだった」
あの場。
――婚約破棄を告げられた夜会。
ルナリアはすぐに理解した。
「だが君は、あろうことかアメリー嬢の虚言まで受け入れ、すぐに身を引いた」
確かに、抗おうとはしなかった。
すぐに諦め、身を引いた。
けれど――
今となっては、すべてどうでもいいことだった。
たとえ冤罪を晴らし、信用を取り戻せたとしても。
今さら、あの家へ帰りたいとは思わない。
それよりも。
将来、アネットの傍に仕え、彼女の役に立つこと。
それこそが今のルナリアの望みだった。
「お気遣いありがとうございます。しかし、それはわたくしには必要ございません」
ルナリアは静かに答えた。
ディオンの瞳が、わずかに細められる。
「……なぜだ」
「わたくしはアネット様に拾われた身です。それに――」
一度、言葉を区切る。
「侯爵令嬢としてのルナリア・アングラードの人生は、すでに終わりました」
静かな声だった。
「これからは第二の人生。ただのルナリアとして、グラニエ家に仕える者として生きていくと決めたのです」
ディオンはしばらく黙ってルナリアを見下ろしていた。
やがて、低い声で言う。
「君はパトリス殿下が好きだっただろう。アメリー嬢の言葉が虚言だと分かれば、殿下も目を覚ます可能性はある」
その言葉に――
ルナリアの肩が、びくりと震えた。
自分でも反射的な反応だと分かる。
もし冤罪が晴れたなら。
あの陽だまりのような笑顔を、もう一度向けてくれるかもしれない。
……だが。
ルナリアは小さく首を振った。
そんなことは、ありえない。
それに――
「あの御方の笑顔が、陰るところは見たくありませんわ」
眉尻をわずかに下げ、ルナリアは空笑いを浮かべた。
その瞬間だった。
ルナリアの右手首が強く掴まれる。
次の瞬間には、ディオンに引き寄せられ――そのままソファの上へ倒れ込んでいた。
気づけば、ディオンが片手をつき、覆いかぶさるようにルナリアを見下ろしている。
至近距離。
逃げ場はない。
ディオンの端正な眉は、深く寄せられていた。
眉間に皺が刻まれるほど強く。
そのせいだろうか。
普段は何も映さないように冷たいだけの眼差しが、今は違って見える。
怒りと――
どこか哀しげな色を帯びているように感じた。
「……何故」
低い声が落ちる。
「お前は、そんな顔で笑う」
「え……?」
ルナリアは目を瞬いた。
「あ、あの……ディオン様?」
「お前は昔からそうだ」
ディオンの声は、静かだった。
「一人で耐えて、心の内側に本音を隠してしまう」
薄い寒色の瞳の奥に、ルナリアの姿が映る。
まっすぐに見つめるその視線。
逃げ場のない、真っ直ぐな目だった。
(きれい……)
場違いな感想が、ふと頭に浮かぶ。
こんな状況だというのに。
目の前の瞳に、意識が吸い寄せられてしまう。
「なぜ、助けを求めない」
ディオンの声が、わずかに低くなる。
「なぜ……俺を頼らない」
そして。
「……ルナリア」
名前を呼ばれた、その瞬間。
ドクン、と。
心臓が大きく鳴った。
ディオンの瞳が、ほんの僅かに熱を帯びる。
氷のようだったその瞳に、今だけは確かに、別の色が宿っていた。
「ルナリア……」
もう一度、名を呼ぶディオンの声は低く、掠れていた。
「君がグラニエ家に仕えるこの現状を望むのであれば――」
その瞳が、強くルナリアを捉える。
「君は、俺のものだ」
逃げ場を与えないように。
「姉さんにも、誰にも渡さない」
「ディオン……さ――」
言葉は、最後まで紡がれなかった。
ディオンの顔が近づいたかと思うと、次の瞬間には唇を塞がれていた。
柔らかな感触が重なる。
ルナリアの目が大きく見開かれる。
「……んっ」
ディオンの腕は顔の横に折り曲げられ、逃げ道を塞ぐように支えられている。
右手は、まだ掴まれたままだった。
顔を逸らそうとする。
だが、ディオンはすぐに追いかけてくる。
再び重なる唇。
左手で肩を押し返そうとするが、びくともしない。
触れるたび、かすかな音が静かな部屋に落ちた。
強引なのに、どこか優しい。
なぞるように触れ、離れてはまた求めるように重なる口づけ。
ディオンの瞳が、すぐ近くにあった。
縋るように。
求めるように。
熱を帯びた視線。
それに当てられるように、ルナリアの体温もじわりと上がっていく。
「……逃がさない」
囁くような声。
そして、もう一度触れた口づけ。
それを最後に。
ルナリアの意識は、ふっと途切れた。
最後に見えたのは──
ディオンの瞳。
そこには、普段の冷たい光とは違う、獰猛なほど鋭い輝きが宿っていた。
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