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爆発
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ナツキ「何か・・?」
ルナ「・・だれ?」
田口「ブレイン社の田口と言います。」「あの・・・お礼を言いたくて・・」
ナツキ「・・え?」
田口「コースターのレールに回線を繋いだり装置を交換していたんですが・・・」
「9時に動くはずだったコースターがスキャンの途中で動き始めて・・・それで・・・危うくコースターに轢かれそうなって・・・」
ナツキ「・・そ・・そうなの?」
田口「音響が止まったからコースターの音に気付いたんです。」 「・・で・・慌ててレールから降りてフェンスの外に出たんですよ。」
「スキャンの演奏が止まらなければコースターに気付かずに轢かれていたかもしれないんです・・・。」
「それで・・・お礼を言いたくて・・・」
ナツキ「・・・ユウリ・・・あんた・・」
ナツキとルナは((まさか・・))という表情でユウリの顔を見る。
ユウリ「・・・・」
田口「あの・・ありがとうございました。」
「・・でもRに取り付ける装置が壊れてしまったから・・・」
「この後の花火がダメになってしまったんですよね・・・。」
―――――
ステージ上では北泉あやねがピンク色のミニドレスで歌っている。
この時、ツインコースターがレールの頂上から滑り出していた。
どおぉ~ん☆
突然爆発音がした。
「きゃあ~!!」
ステージから悲鳴が聞こえる。
ナツキ「キャッ!!!」
ルナ「キャッ!!」
ナツキとルナも爆発音に声をあげてしゃがみ込む。
ナツキ「・・・なに?なに?」
ルナ「やだあ~~」
ルナは半べそになっている。
恐る恐る立ちあがって袖口からステージを覗き込む。
北泉あやねがステージ上で倒れ込んでいる。
ピンク色のミニスカートが捲れ上がり黒色の派手な下着が露出していた。
「・・た・・たすけて・・・」
あやねは両手で頭を抱え込んで震えていた。
観客もパニックになっていた。
「うわあ~~!!」「どうしたんだ!!」「何があったんだ!!」
スタッフも慌てて北泉あやねに駆け付けるとユウリがあやねの傍へいち早く駆け付けていた。
どうやら花火が暴発したらしくあやねに向かって花火の破片が飛んできたらしい。
あやねは咄嗟に倒れこんで避けたが恐怖で震えあがって動けなくなっていた。
ユウリがあやねの体に覆いかぶさっている。
ユウリ「・・・大丈夫だから。」
あやねに声を掛ける。
あやね「・・う・・うん・・・」
怯えた様子で返事をする。
あやねは暴発の瞬間、身体が凍り付いたように動けなかった。
その瞬間、いつの間にかユウリがあやねの傍まで来ていた。
咄嗟にあやねに抱きつき身を挺した。
庇うように覆いかぶさって飛んでくる破片を避けたのである。
救急車、消防隊員、警察が駆け付けて野外ステージは大混乱になっている。
幸いにも怪我人はいなかった。
北泉あやねも精神的ショックは大きかったが怪我はなかった。
警察と消防隊員が現場付近を捜査したところRのコースターの中で気を失っている一人の男性が発見された。
この男性はRのレールで作業していたブレイン社の田口本人だった。
ル・レーヴの3人に声を掛けてきた田口と名乗る人物は全くの別人であった。
その男はもう消えていなくなっていた。
―――――
関係者全員に事情が聴かれる。
警察「・・・それで?」
田口「コースターを避けようと思って・・・・」
「レールの上からバランスを崩して頭から下に落ちたと思ったんですが・・・」
「それから先は覚えていません・・・・・。」
警察「・・・その男の特徴は?」
ナツキ「作業帽を深々と被っていたいたし・・・顔はあんまり・・・」
警察「・・・で・・どういう格好をしていた?」
ナツキ「作業着を着ていてネームプレートにも田口って書いてあったから・・・」
ルナ「誰だって本人だと思うわよ。」
警察「・・・君はなにか気づかなかった?」
ユウリ「・・・私も別に・・・」
ユウリは田口と名乗っていた男の言動がおかしいことから本人ではないことは薄々気付いていたがあやねを助けることを優先した。
ルナ「・・だれ?」
田口「ブレイン社の田口と言います。」「あの・・・お礼を言いたくて・・」
ナツキ「・・え?」
田口「コースターのレールに回線を繋いだり装置を交換していたんですが・・・」
「9時に動くはずだったコースターがスキャンの途中で動き始めて・・・それで・・・危うくコースターに轢かれそうなって・・・」
ナツキ「・・そ・・そうなの?」
田口「音響が止まったからコースターの音に気付いたんです。」 「・・で・・慌ててレールから降りてフェンスの外に出たんですよ。」
「スキャンの演奏が止まらなければコースターに気付かずに轢かれていたかもしれないんです・・・。」
「それで・・・お礼を言いたくて・・・」
ナツキ「・・・ユウリ・・・あんた・・」
ナツキとルナは((まさか・・))という表情でユウリの顔を見る。
ユウリ「・・・・」
田口「あの・・ありがとうございました。」
「・・でもRに取り付ける装置が壊れてしまったから・・・」
「この後の花火がダメになってしまったんですよね・・・。」
―――――
ステージ上では北泉あやねがピンク色のミニドレスで歌っている。
この時、ツインコースターがレールの頂上から滑り出していた。
どおぉ~ん☆
突然爆発音がした。
「きゃあ~!!」
ステージから悲鳴が聞こえる。
ナツキ「キャッ!!!」
ルナ「キャッ!!」
ナツキとルナも爆発音に声をあげてしゃがみ込む。
ナツキ「・・・なに?なに?」
ルナ「やだあ~~」
ルナは半べそになっている。
恐る恐る立ちあがって袖口からステージを覗き込む。
北泉あやねがステージ上で倒れ込んでいる。
ピンク色のミニスカートが捲れ上がり黒色の派手な下着が露出していた。
「・・た・・たすけて・・・」
あやねは両手で頭を抱え込んで震えていた。
観客もパニックになっていた。
「うわあ~~!!」「どうしたんだ!!」「何があったんだ!!」
スタッフも慌てて北泉あやねに駆け付けるとユウリがあやねの傍へいち早く駆け付けていた。
どうやら花火が暴発したらしくあやねに向かって花火の破片が飛んできたらしい。
あやねは咄嗟に倒れこんで避けたが恐怖で震えあがって動けなくなっていた。
ユウリがあやねの体に覆いかぶさっている。
ユウリ「・・・大丈夫だから。」
あやねに声を掛ける。
あやね「・・う・・うん・・・」
怯えた様子で返事をする。
あやねは暴発の瞬間、身体が凍り付いたように動けなかった。
その瞬間、いつの間にかユウリがあやねの傍まで来ていた。
咄嗟にあやねに抱きつき身を挺した。
庇うように覆いかぶさって飛んでくる破片を避けたのである。
救急車、消防隊員、警察が駆け付けて野外ステージは大混乱になっている。
幸いにも怪我人はいなかった。
北泉あやねも精神的ショックは大きかったが怪我はなかった。
警察と消防隊員が現場付近を捜査したところRのコースターの中で気を失っている一人の男性が発見された。
この男性はRのレールで作業していたブレイン社の田口本人だった。
ル・レーヴの3人に声を掛けてきた田口と名乗る人物は全くの別人であった。
その男はもう消えていなくなっていた。
―――――
関係者全員に事情が聴かれる。
警察「・・・それで?」
田口「コースターを避けようと思って・・・・」
「レールの上からバランスを崩して頭から下に落ちたと思ったんですが・・・」
「それから先は覚えていません・・・・・。」
警察「・・・その男の特徴は?」
ナツキ「作業帽を深々と被っていたいたし・・・顔はあんまり・・・」
警察「・・・で・・どういう格好をしていた?」
ナツキ「作業着を着ていてネームプレートにも田口って書いてあったから・・・」
ルナ「誰だって本人だと思うわよ。」
警察「・・・君はなにか気づかなかった?」
ユウリ「・・・私も別に・・・」
ユウリは田口と名乗っていた男の言動がおかしいことから本人ではないことは薄々気付いていたがあやねを助けることを優先した。
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