使用人の我儘

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夢のような話(R18

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※軽めですが秋尋×朝香でのエロが含まれます。(ほぼ襲い受け
苦手な方はそこだけザッと飛ばしてください



「僕もお前のことが好きだ、朝香」
「えっ……! 本当に……? ゆ、夢みたいです!」

 夢だった。そんな日を夜をいくつも重ね、現実では何も進展がないまま新学期が始まる。

「朝香が3年生だなんて、なんだか変な感じがするな……」
「俺が通い始めた時の秋尋様と同じ学年ですね」

 秋尋様が俺の髪をワシャワシャとかきまぜる。

「それにしては幼いけどな。僕もこんなふうだったか? もっと大人びていたような気がする」

 と。今でも子どもっぽい秋尋様が申しております。
 外見のほうは……。うん。いついかなる時でも可愛らしいし、お美しいけれども。笑うだけで花が飛ぶし、夜はしっとり昼間はキラキラ。これをタダで見ていていいなんて、それどころか逆にお金まで貰えているなんて、俺は前世でどれだけの徳を積んだのか……。

「身長も、こんなに小さくなかったしな」
「そ、それは……っ。これから大きくなるんです!」

 伸び率ならば秋尋様よりも上だし、キスにちょうどいいと言われている身長差まで、あと少しだ。せめてそこまでは伸ばしたい。
 あまり男らしくなりすぎると、あるのかないのかわからない秋尋様の俺への恋心が欠片もなくなりそうで困るけど。

「あの……。秋尋様は、小さい俺のほうが好みですか?」

 あざとらしく、首を傾げながら訊いてみる。

「ん? 朝香は朝香だろ」

 こういうことをサラッと言っちゃうんだもんなあ。
 そんなきょとんとした顔でさ。どれだけのことを俺に言ってるか、俺がそれをどう受けとめるかなんて、全然わかってないんだろうな。
 朝香ならどっちでも好きだよ。まるでそう言われているみたい。

「まあ僕より大きくなったら、イラッとするだろうが」

 こういうところも秋尋様だよな~……。変わらないよな、本当に。でもそれも含めて愛おしい。
 俺の身長がどうなるかは神のみぞ知るだけれど、秋尋様はきっとイラッとしつつも、俺をお傍に置いてくださるのだろう。

「なるべく秋尋様よりも小さいままでいます」
「馬鹿。冗談だ。それよりお前、寝癖が酷いぞ。行くまでには直しておけ」
「……はい」

 貴方がぐしゃぐしゃってしたせいで寝癖のようになってしまった髪型ですら愛おしい。だから、このままで行きたいくらいだけど、ご主人様に恥はかかせられないからな。あとできちんと直しておかないと。

 俺にとって秋尋様以上に大切なことはないけれど。だけど……それでも、新しい学年になるのはワクワクする。
 最後の中学校生活はどんなものになるのかな。

 甘酸っぱい青春とか……?
 できれば今より一歩、秋尋様との仲が進むとか……?
 心までとは言わないから、せめてそう、先っぽだけでも……。




 中学3年になって、クラスはまた平坂くん、金井くんと一緒になった。2年で別になってしまっていた広川くんも同じクラスだ。ここまでくると平坂くんが手を回しているような気さえしてくる。
 でもよく見ると、初めて一緒になるクラスメイトとかもそれなりにグループが出来上がっているようだから、そういうふうに配慮されているのかもしれない。

「去年はオレだけ別になって寂しかったけど、今年は一緒だなー」

 広川くんなら他のクラスでも友達ができたろうけど、平坂くんと金井くんの存在は別格なんだろうな。初等部で初めてできた友達だというから、それも当然か。中学からなのは俺だけだ。

「景山くん、進学しないって本当?」
「義務教育が終わるしね。剣道とか空手の道場も増やしたいし」
「そんなに強くなってどうするつもりなんだよ。僕らと一緒にこのまま高等部へ行こうよ」

 秋尋様との高校生活に未練はあるけど、3年間一緒ならまだしも先に卒業してしまうし、学費の桁を考えると素直に頷けない。

「俺は一度に10人は倒せるくらい、強くならないといけないから」
「……君の秋尋様、いくらなんでも狙われすぎじゃないか?」

 平坂くんに呆れ顔でそう言われた。
 俺が言ってるのはもちろん、例えばの話だ。でも平坂くんも、それをわかった上で呆れている。もう慣れたものだ、お互いに。

「ねえねえ。そんなことより近衛先輩との進展は? もう中3になるんだし、何かあってもいいでしょ?」
「金井くんこそどうなんだよ。キスから先くらいには進めた?」
「僕らは景山くんのとこと違って純愛なんですぅー」
「待って。何度も言うけど、頼むから金井くんにその手の話を振るときは、ぼくのいない場所にしてくれないか。流れ弾に当たる」

 2人でいる時はそこそこシモな話題に付き合ってくれる平坂くんも、身内の話になるとさすがに弱いらしい。

「オレはどっちの話も聞きたいけどな、純粋に!」

 そして興味津々な広川くん。内容は不純。
 まあ……。最近じゃ、基本的にはこんな話ばっかりだ。
 聞き耳を立てれば他のグループも割とそんな感じ。

 高校生ならもっと凄い会話をしてるのかな。秋尋様にはそういう話題、振りにくそうな雰囲気があるけれど、やっぱり、こう多少は。と考えるとムラムラハラハラするし、羨ましくて憤死しそうになる。
 今日から新しいクラスだし、秋尋様に悪い友人ができたらどうしよう。また言い寄られたり……。藤原はあれからちょっかいを出してこなくなったどころか秋尋様に少し怯えているらしいので、心配事がひとつは減っているけど。あとは今日のクラス替えで別れてくれてたら完璧だ。

「おい、もうエロ話は終わりなのか?」
「広川くんは悩みがなさそうでいいなあ」
「僕は景山くんと違って、そんなにできる話もないから」
「あるんだったらぼくの前ではやめてくれ。絶対にだ」

 今日は平坂くんがいたので、それからは無難に勉強の話をした。広川くんはつまらなさそうにしてた。君はエロより、もう少し勉強を頑張ったほうがいいと思う。




 学校が終わって迎えに行くと、秋尋様は見るからに沈んでいた。
 今朝は俺と同じように、どこかウキウキしていらしたのに。
 一体何があったんだ。まさかまた、襲われでもしたんじゃ……。
 いや、悪い方向に考えるのはよくないな。友達ができなかったとか、またハブられたとか、そんな感じかも。だとしたら可哀想だけど、少し安心もする。ご主人様の不幸を願うなんて俺はいけない使用人です。罰してください。むしろ秋尋様に罰されたい。

「朝香、今日も道場か?」
「いえ……。休みになりました」
「そうか。ちょうどいいな。これから僕の部屋に来い」

 お、お仕置きか……!? 嬉しいけど、別に何も失礼なことをしでかしてはいないよな。心の中で思いはしたけれども。
 でもどんな用件であっても、秋尋様に誘われるのは嬉しい。お話できるの幸せ。2人きりとか天国。なるべくニヤけるのを抑えないと、また気持ち悪いって言われちゃうかな。

 俺はいつでも、秋尋様と一歩先へ進める展開を望んでる。
 どんな小さなことでも構わない。そう、たとえば先っぽだけ、とかさ。

 それがまさか。

 秋尋様の童貞を奪うことになるなんて。

 先っぽどころかずっぽり。しかも俺が挿入される側。
 もちろん俺は秋尋様相手であればどっちでも大歓迎なのだけれど……。


 きっかけは秋尋様の一言からだった。


「男が相手であっても、童貞を捨てたと言えるものなのか?」

 暗い顔でそんなことを言うものだから俺はてっきり、どこぞの馬の骨にでも奪われたのだと思って、相手の顔もわからないまま秋尋様の部屋を飛び出してしまうところだった。

「な、なんで急に、そんなことを……!」
「今日のクラス変えで新しくできた友人たちがみんな恋人持ちだったんだ。それで……」
「そのような話になったと……」

 秋尋様はコクリと頷いた。
 なるほど。秋尋様も恋人持ちということになってるから、自然とそんなグループで固まったんだろう。
 でもその友人たちも、秋尋様の恋人……すなわち俺が中学生だということを知っているのでは? なのにそんな話題を出すか?
 いや、暗い顔をしているのだから、自慢されたとか煽られたとかそんなところか……。

 でもまあ、俺としては。
 ……感謝しかない。秋尋様がその気になってくれるのなら、お試しでも全然いい。なんとかして、このチャンスをモノにせねば。

「挿れる場所が変わるだけで、セックスはセックスだと思います! 秋尋様が童貞を捨てたいのでしたら、是非俺でお願いします!! 俺の尻で!!」
「し、尻って言うな! 手を握るな!」
「後腐れのない男ですよ、俺は」
「嘘すぎる……」
「してもしなくても、どこまでも重いので大丈夫です!」
「大丈夫な要素がどこにもない……」

 俺がちょっとガッツキすぎたせいか、秋尋様は自分から話を切り出した割にはやや引き気味だ。
 プライド高いし負けず嫌いだから、僕も童貞を捨ててやるみたいな気分になってると思ったのに。

「秋尋様は興味がないのですか?」
「……なかったら、お前と……色々、してないだろう。だが、最後の一線は、そんなに簡単に越えていいものではないと思う」
「でもしてみたいから、俺にその話を持ち出したのでしょう?」
「そ、そういうわけでも……」

 煮えきらない。ここは強気に出るべき? 強気に出たい。秋尋様の初めてが欲しい。

「それに……お前は……、本当は、僕を抱きたいんじゃないのか? よく、その……僕の尻を、弄るし……」

 恥じらいながらそんなことを言われて、童貞を奪いたい気持ちよりもこのまま処女をいただいてしまいたい気持ちのほうが強くなってきた。

「秋尋様が望んでくださるなら、抱きたいです」
「望まない」

 バッサリ切られた。少し悩むくらいしてくれてもいいのに。

「でも突っ込むほうは、少し体験してみてもいいと思ってるんですよね?」
「それは、まあ。僕も男だし」
「だったら話は早い。練習。そう、練習のつもりでいきましょう!」

 幸い俺はいつこんな日がきてもいいように、自分の尻も弄っている。
 秋尋様の返事を聞く前に部屋を出てシャワーを浴び、準備をして戻った。広川くんが兄から貰ったと俺に寄越してきたコンドームも持ってきた。俺には大きかったけど、秋尋様ならちょうどいいはず。

 犬が尻尾を振って走っていくような勢いで再びベッドに乗り上げた俺を、秋尋様は手を伸ばして突っぱねた。

「ど、どうしてですか! こうして待っていてくれたのに!」
「お前の勢いが怖すぎる。これじゃあまるで僕が抱かれるみたいだし……」
「大丈夫です。優しくします!」
「朝香! 待てって……アッ!」

 とりあえず秋尋様のを舐めて、勃たせて、乗って挿れて、気持ちよくなってもらいたいから秋尋様のお尻にも指をいれた。
 喘ぎ声、凄く可愛い。秋尋様のを受け入れた感覚が欲しかったから、わざとあまり慣らさないできた。裂けて血が出るくらいでちょうどいい。でもあまり締めすぎないように、秋尋様が気持ちいいように。ローションでトロトロにして、肌も触って。

 秋尋様が俺の中にいる。ビクビクしてる。俺の中で感じて、やらしい顔をしてる。感動で涙が止まらない。嬉しい。俺、ついに秋尋様と……ッ。

 これは夢か? 夢の続きか?
 ああでも、秋尋様は俺を好きだと言ってない。悲しい現実。
 いや、どんな理由であれ最高に幸せ。

 それに抵抗も弱かった。秋尋様も興味があったのだから、それでいいだろう。無理矢理じゃない。なかったはずだ。

 初めてを終えてグッタリしている秋尋様の身体を甲斐甲斐しく清め、諸々の処理をしてからベッドへ寝かせた。

「どうしでした? 気持ち良かったですか?」
「あ、ああ。だが、思っていたのと……。なんか、違った……というか。僕が、された……みたいな……」

 シーツにくるまりながら、秋尋様がブツブツと呟く。
 せっかく童貞が捨てられたのに、あまり嬉しそうじゃなくて寂しくなる。

「それにお前、血が……。血が、いっぱい出て」
「あっ。痛かったですか? キツかったら申し訳ないなと……」
「そうじゃない! 泣いてたし、お前のほうは気持ちよくなかったんじゃないか……?」

 う、うれしー! 俺のこと気遣ってくれてる!!
 でも誤解をさせてしまっていたのは俺の落ち度だ。きちんと説明をしなくては。

「あれは嬉し涙です。秋尋様とようやくひとつになれたので……。秋尋様が俺の中にいるというだけで幸せで、気持ちよくて何度もイキましたし、最高でしたよ!」
「お前、本当……」

 秋尋様が手の色が変わるくらい、シーツをギュッと握りしめる。

「いけません。傷がつきます」
「……こ、今度する時は、お前が僕を抱け」
「えっ?」

 我が耳を疑った。今、ありえない言葉が聞こえたような。
 ついに俺の耳は自分に都合がいい幻聴までも。
 あまりに幸せなことが起こりすぎて、気が狂ったか?

「狡いだろう。僕ばかり、いいようにされて、喘がされて。今度は僕がお前をそうしてやる」

 まさかここで、秋尋様の負けず嫌いが発動しようとは。
 それ絶対に思うような展開にはならないですし、俺、今日より更に暴走してしまいそうなんですが。

 でもですね。俺、チャンスは絶対に、逃しませんので。
 こんな夢のような、話。

「はい、いつでも。俺、いつでも……秋尋様にいいようにされたいです」

 耳元でそう甘く囁いた。
 今度もいいようにされちゃうの、きっと貴方のほうですけどね。
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