71 / 259
level 8
「今のが『お姫様だっこ』なのでしょうか」(性表現あり)
抱きしめた手を顎にかけたヨシキさんは、わたしの頭を少し自分の方に向かせ、のぞきこむようにキスをした。
羽が触れるくらいの優しいキスを繰り返しながら、少しずつ濃厚になっていく。
唇を緩め、わたしはヨシキさんの舌を受け入れた。
キスをしながら、おなかのあたりに回していたヨシキさんの腕が、ゆっくりとわたしのからだを這い上がってくるのがわかる。
そのまま胸に達すると、ヨシキさんはさっきの続きをはじめた。
大きな円を描くように、ヨシキさんの手がふたつのふくらみを持ち上げ、撫でていく。
ふわふわして気持ちいい。
キラめく夜の光を真下に見ながら、わたしは宙を漂っているような錯覚さえ覚えた。
「寒くない? 部屋に入ろうか」
ヨシキさんがそう言ってくれたとき、すでにワンピースの前ははだけ、ブラもずらされて胸があらわになっていた。
いつの間に脱がされたのだろう?
こんな格好でバルコニーにいたなんて、顔から火が出そう。
恥ずかしさのあまり固まっていると、ヨシキさんは右腕をわたしのひざの裏に回し、すくい上げるようにひょいと抱え上げた。
「えっ?」
突然、本当に宙に浮かんだ感覚に、思わず声が漏れる。
そのままの格好で、ヨシキさんは部屋にわたしを抱えて戻ると、やさしくベッドに横たえた。
今のは…
お姫様だっこ?
女の子の夢を軽々と実現してくれるヨシキさんが、なんだか頼もしくて、王子様に見える。
こうなったらもう覚悟を決めて、ヨシキさんにすべてを任せよう。
この人になら、わたしのすべてを捧げられる。
後悔なんか、しない。
ベッドに横たえられたわたしは、なにをどうしていいかもわからず、ただ瞳を閉じて、ヨシキさんのなすがままにされていた。
わたしのとなりに横たわったヨシキさんは、覆いかぶさるようにして、何度も何度もキスをする。
ワンピースの袖を腕から抜いて、服を脱がしながら、指先でわたしのからだを撫で、首筋から肩、そして胸へとキスをしていく。
「は… ぁ… あっ」
からだの芯が熱くなっていき、小さな吐息が音になって漏れてしまう。
多彩で細やかなヨシキさんの指先と唇が、わたしの緊張をほぐしていき、うっとりと夢見心地にさせてくれる。
まるで熟練のミュージシャンが楽器を操るように、からだから快感の音色を奏でてくれるのが、あまりにも心地よかった。
ショーツにヨシキさんの指が伸びてくる頃には、わたしのからだはすっかり準備ができているみたいだった。
「凛子ちゃんって、すごく敏感だね」
「いや」
「だって、こんなに濡れてるよ」
「そんなこと… 言わないで下さい」
「感激だよ。こんなに気持ちよさそうな凛子ちゃんを見れて」
「恥ずかしい」
「可愛いよ」
「…や」
いたぶるような言葉とうらはらに、固く閉じられた蕾を、ヨシキさんはやさしく開いていく。
もうこのあたりから、『どうなってもいい』と、開き直っていた。
つづく
羽が触れるくらいの優しいキスを繰り返しながら、少しずつ濃厚になっていく。
唇を緩め、わたしはヨシキさんの舌を受け入れた。
キスをしながら、おなかのあたりに回していたヨシキさんの腕が、ゆっくりとわたしのからだを這い上がってくるのがわかる。
そのまま胸に達すると、ヨシキさんはさっきの続きをはじめた。
大きな円を描くように、ヨシキさんの手がふたつのふくらみを持ち上げ、撫でていく。
ふわふわして気持ちいい。
キラめく夜の光を真下に見ながら、わたしは宙を漂っているような錯覚さえ覚えた。
「寒くない? 部屋に入ろうか」
ヨシキさんがそう言ってくれたとき、すでにワンピースの前ははだけ、ブラもずらされて胸があらわになっていた。
いつの間に脱がされたのだろう?
こんな格好でバルコニーにいたなんて、顔から火が出そう。
恥ずかしさのあまり固まっていると、ヨシキさんは右腕をわたしのひざの裏に回し、すくい上げるようにひょいと抱え上げた。
「えっ?」
突然、本当に宙に浮かんだ感覚に、思わず声が漏れる。
そのままの格好で、ヨシキさんは部屋にわたしを抱えて戻ると、やさしくベッドに横たえた。
今のは…
お姫様だっこ?
女の子の夢を軽々と実現してくれるヨシキさんが、なんだか頼もしくて、王子様に見える。
こうなったらもう覚悟を決めて、ヨシキさんにすべてを任せよう。
この人になら、わたしのすべてを捧げられる。
後悔なんか、しない。
ベッドに横たえられたわたしは、なにをどうしていいかもわからず、ただ瞳を閉じて、ヨシキさんのなすがままにされていた。
わたしのとなりに横たわったヨシキさんは、覆いかぶさるようにして、何度も何度もキスをする。
ワンピースの袖を腕から抜いて、服を脱がしながら、指先でわたしのからだを撫で、首筋から肩、そして胸へとキスをしていく。
「は… ぁ… あっ」
からだの芯が熱くなっていき、小さな吐息が音になって漏れてしまう。
多彩で細やかなヨシキさんの指先と唇が、わたしの緊張をほぐしていき、うっとりと夢見心地にさせてくれる。
まるで熟練のミュージシャンが楽器を操るように、からだから快感の音色を奏でてくれるのが、あまりにも心地よかった。
ショーツにヨシキさんの指が伸びてくる頃には、わたしのからだはすっかり準備ができているみたいだった。
「凛子ちゃんって、すごく敏感だね」
「いや」
「だって、こんなに濡れてるよ」
「そんなこと… 言わないで下さい」
「感激だよ。こんなに気持ちよさそうな凛子ちゃんを見れて」
「恥ずかしい」
「可愛いよ」
「…や」
いたぶるような言葉とうらはらに、固く閉じられた蕾を、ヨシキさんはやさしく開いていく。
もうこのあたりから、『どうなってもいい』と、開き直っていた。
つづく
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。