3 / 7
第三章
しおりを挟む
圧倒的な魔力量。そして、純粋魔力だからこそできる、ある戦術。
私は深呼吸し、魔力を全身に巡らせた。
「オズワルド団長、一つ質問があります」
「何だ?」
「貴方は、いくつの魔法を同時に使えます?」
オズワルドが眉をひそめた。
「二種類だ。それが限界だろう」
「では、これに対応できますか?」
私は両手を天に掲げた。
体内の魔力を、可能な限り分割する。
火、水、風、土、光、闇。六つの属性に変換し、それぞれに形を与える。
「『六芒星の魔法陣』」
私の周囲に、六つの魔法陣が展開された。
それぞれの魔法陣から、異なる属性の魔法が発動する。
火の球、水の槍、風の刃、土の柱、光の矢、闇の鎖。
六つの魔法が、同時にオズワルドに向かって放たれた。
「なっ!?」
オズワルドが初めて、驚愕の表情を見せた。
六方向からの同時攻撃。これを防ぐことは、彼にも不可能だった。
オズワルドは経験豊富な戦士だ。
防げないなら、最小限のダメージで済ませる。
彼は最も威力の高い闇の鎖だけを防御魔法で受け止め、他の魔法は敢えて受けた。
受けた瞬間に後方へ跳躍し、威力を分散させる。
それでも彼の服は焦げ、腕に傷を負った。
観客席が、再び騒然となった。
「オズワルド団長に、傷を負わせた!?」
「あの団長が、押されている!?」
オズワルドは腕の傷を見て、笑った。
「これは……参ったな」
彼は剣を地面に突き立て、両手を上げた。
「私の負けだ」
場内が、静まり返った。
「降参する。貴女の勝ちだ、アーデルハイト令嬢」
降参。
宮廷魔術師団長が、降参した。
信じられない光景だった。
だが、オズワルドは納得した表情で頷いた。
「このまま続ければ、私が先に魔力切れを起こす。貴女の魔力量は、私の数倍だ。物量で押し切られる」
そして、彼は私に歩み寄り、手を差し出した。
「素晴らしい才能だ。是非、我が魔術師団に来てくれ」
私はその手を握った。
観客席から、割れんばかりの拍手と歓声が上がった。
「勝った! 新人が団長に勝った!」
「歴史的瞬間だ!」
「アーデルハイト令嬢、万歳!」
試験官が興奮した声で宣言した。
「リーナ・アーデルハイト、全課題完遂! 特別試験、首席合格!」
首席合格。
その言葉が、闘技場に響き渡った。
観客席のアレクシスは、顔面蒼白で立ち尽くしていた。
「そんな……あのリーナが……」
ルシアは呆然と呟いた。
「嘘……私たちが捨てた女が、首席だなんて……」
国王ディートリヒ三世が立ち上がった。
「アーデルハイト令嬢、よくやった。今日より、貴女を我が宮廷魔術師に任命する」
さらに、彼は続けた。
「そして――」
国王の視線が、アレクシスに向けられた。
「ヴェルナー子爵。貴様、あのような逸材を手放すとは、見る目がないな」
アレクシスが震えた。国王に直接非難されたのだ。
「も、申し訳ございません……」
「今後、人を見る目を養うことだ。でなければ、子爵家の未来も危うい」
それは、明確な警告だった。
国王が退出し、観客たちも散り始める。
私は闘技場の中央で、ただ空を見上げていた。
長かった。本当に、長かった。
だが、ようやく証明できた。
私には、力がある。
「リーナ様!」
マリアが駆け寄ってきた。目には涙が浮かんでいる。
「素晴らしかったです! 本当に、素晴らしかった!」
「ありがとう、マリア」
私は微笑んだ。
控室に戻る途中、廊下で声をかけられた。
「リーナ嬢」
振り返ると、見知らぬ青年が立っていた。
深い青の瞳。整った顔立ち。そして、纏う雰囲気が尋常ではない。
「貴女の戦いを見た。見事だった」
「……どなたですか?」
「ああ、失礼。私はエドワード・ヴァルハイト。王立魔術学院の特別講師をしている」
ヴァルハイト。
その名を聞いて、私は息を呑んだ。
ヴァルハイト公爵家。王家に次ぐ名門中の名門。
そして――
「貴女に、一つ提案がある」
エドワードが微笑んだ。
その笑みには、何か底知れない魅力があった。
「私の専属研究助手にならないか? 貴女の魔力を、もっと深く研究してみたい」
予想外の申し出だった。
宮廷魔術師としての任命は既に決まっている。だが、ヴァルハイト公爵家の研究助手というのは、また別の意味を持つ。
「お返事は、急がなくてもいい。ただ――」
エドワードが一歩近づいた。
「貴女の魔力には、まだ秘密がある。それを解き明かせるのは、私だけかもしれない」
その言葉に、私の心臓が高鳴った。
秘密。
確かに、私の魔力については、まだわからないことがある。
なぜ純粋魔力なのか。なぜこれほどの量を持っているのか。
「考えておきます」
「ああ。それでいい」
エドワードは満足そうに頷き、去っていった。
私は彼の背中を見送りながら、胸の高鳴りが収まらないことに気づいた。
そして――
闘技場の一角で、アレクシスが壁に拳を叩きつけていた。
「くそ……くそっ!」
ルシアが慰めるように声をかける。
「アレクシス様、落ち着いて……」
「落ち着けるか! あんな力を隠して……いや、隠していたんじゃない。俺が、気づかなかっただけだ」
彼の声は、悔恨に満ちていた。
「俺は……最高の女を、手放してしまったのか……?」
その呟きは、誰にも届かなかった。
私は深呼吸し、魔力を全身に巡らせた。
「オズワルド団長、一つ質問があります」
「何だ?」
「貴方は、いくつの魔法を同時に使えます?」
オズワルドが眉をひそめた。
「二種類だ。それが限界だろう」
「では、これに対応できますか?」
私は両手を天に掲げた。
体内の魔力を、可能な限り分割する。
火、水、風、土、光、闇。六つの属性に変換し、それぞれに形を与える。
「『六芒星の魔法陣』」
私の周囲に、六つの魔法陣が展開された。
それぞれの魔法陣から、異なる属性の魔法が発動する。
火の球、水の槍、風の刃、土の柱、光の矢、闇の鎖。
六つの魔法が、同時にオズワルドに向かって放たれた。
「なっ!?」
オズワルドが初めて、驚愕の表情を見せた。
六方向からの同時攻撃。これを防ぐことは、彼にも不可能だった。
オズワルドは経験豊富な戦士だ。
防げないなら、最小限のダメージで済ませる。
彼は最も威力の高い闇の鎖だけを防御魔法で受け止め、他の魔法は敢えて受けた。
受けた瞬間に後方へ跳躍し、威力を分散させる。
それでも彼の服は焦げ、腕に傷を負った。
観客席が、再び騒然となった。
「オズワルド団長に、傷を負わせた!?」
「あの団長が、押されている!?」
オズワルドは腕の傷を見て、笑った。
「これは……参ったな」
彼は剣を地面に突き立て、両手を上げた。
「私の負けだ」
場内が、静まり返った。
「降参する。貴女の勝ちだ、アーデルハイト令嬢」
降参。
宮廷魔術師団長が、降参した。
信じられない光景だった。
だが、オズワルドは納得した表情で頷いた。
「このまま続ければ、私が先に魔力切れを起こす。貴女の魔力量は、私の数倍だ。物量で押し切られる」
そして、彼は私に歩み寄り、手を差し出した。
「素晴らしい才能だ。是非、我が魔術師団に来てくれ」
私はその手を握った。
観客席から、割れんばかりの拍手と歓声が上がった。
「勝った! 新人が団長に勝った!」
「歴史的瞬間だ!」
「アーデルハイト令嬢、万歳!」
試験官が興奮した声で宣言した。
「リーナ・アーデルハイト、全課題完遂! 特別試験、首席合格!」
首席合格。
その言葉が、闘技場に響き渡った。
観客席のアレクシスは、顔面蒼白で立ち尽くしていた。
「そんな……あのリーナが……」
ルシアは呆然と呟いた。
「嘘……私たちが捨てた女が、首席だなんて……」
国王ディートリヒ三世が立ち上がった。
「アーデルハイト令嬢、よくやった。今日より、貴女を我が宮廷魔術師に任命する」
さらに、彼は続けた。
「そして――」
国王の視線が、アレクシスに向けられた。
「ヴェルナー子爵。貴様、あのような逸材を手放すとは、見る目がないな」
アレクシスが震えた。国王に直接非難されたのだ。
「も、申し訳ございません……」
「今後、人を見る目を養うことだ。でなければ、子爵家の未来も危うい」
それは、明確な警告だった。
国王が退出し、観客たちも散り始める。
私は闘技場の中央で、ただ空を見上げていた。
長かった。本当に、長かった。
だが、ようやく証明できた。
私には、力がある。
「リーナ様!」
マリアが駆け寄ってきた。目には涙が浮かんでいる。
「素晴らしかったです! 本当に、素晴らしかった!」
「ありがとう、マリア」
私は微笑んだ。
控室に戻る途中、廊下で声をかけられた。
「リーナ嬢」
振り返ると、見知らぬ青年が立っていた。
深い青の瞳。整った顔立ち。そして、纏う雰囲気が尋常ではない。
「貴女の戦いを見た。見事だった」
「……どなたですか?」
「ああ、失礼。私はエドワード・ヴァルハイト。王立魔術学院の特別講師をしている」
ヴァルハイト。
その名を聞いて、私は息を呑んだ。
ヴァルハイト公爵家。王家に次ぐ名門中の名門。
そして――
「貴女に、一つ提案がある」
エドワードが微笑んだ。
その笑みには、何か底知れない魅力があった。
「私の専属研究助手にならないか? 貴女の魔力を、もっと深く研究してみたい」
予想外の申し出だった。
宮廷魔術師としての任命は既に決まっている。だが、ヴァルハイト公爵家の研究助手というのは、また別の意味を持つ。
「お返事は、急がなくてもいい。ただ――」
エドワードが一歩近づいた。
「貴女の魔力には、まだ秘密がある。それを解き明かせるのは、私だけかもしれない」
その言葉に、私の心臓が高鳴った。
秘密。
確かに、私の魔力については、まだわからないことがある。
なぜ純粋魔力なのか。なぜこれほどの量を持っているのか。
「考えておきます」
「ああ。それでいい」
エドワードは満足そうに頷き、去っていった。
私は彼の背中を見送りながら、胸の高鳴りが収まらないことに気づいた。
そして――
闘技場の一角で、アレクシスが壁に拳を叩きつけていた。
「くそ……くそっ!」
ルシアが慰めるように声をかける。
「アレクシス様、落ち着いて……」
「落ち着けるか! あんな力を隠して……いや、隠していたんじゃない。俺が、気づかなかっただけだ」
彼の声は、悔恨に満ちていた。
「俺は……最高の女を、手放してしまったのか……?」
その呟きは、誰にも届かなかった。
303
あなたにおすすめの小説
わたしと婚約破棄? では、一族の力を使って復讐させていただきますね
ともボン
恋愛
伯爵令嬢カスミ・リンドバーグは、第二王太子シグマとの婚約お披露目パーティーで衝撃的な告白をされる。
「カスミ・リンドバーグ! やはりお前とは結婚できない! なのでこの場において、この僕――ガルディア王国の第二王太子であるシグマ・ガルディアによって婚約を破棄する!」
理由は、カスミが東方の血を引く“蛮族女”だから。
さらにシグマは侯爵令嬢シルビアを抱き寄せ、彼女と新たに婚約すると貴族諸侯たちに宣言した。
屈辱に染まる大広間――だが、カスミの黒瞳は涙ではなく、冷ややかな光を宿していた。
「承知しました……それではただいまより伯爵令嬢カスミ・リンドバーグではなく、ガルディア王国お庭番衆の統領の娘――カスミ・クレナイとして応対させていただきます」
カスミが指を鳴らした瞬間、ホール内に潜んでいたカスミの隠密護衛衆が一斉に動き出す。
気がつけばシグマは王城地下牢の中だった。
そこに現れたのは、国王バラモンと第一王太子キース――。
二人はカスミこそ隣国との戦争で王国を勝利へ導いたクレナイ一族の姫であり、シグマの暴挙は王家にとっても許されぬ大罪だとしてシグマとの縁を切った。
それだけではなく、シグマには想像を絶する処罰が下される。
これは婚約破棄から生まれる痛快な逆転劇と新たなラブストーリー。
【完結】ブスと呼ばれるひっつめ髪の眼鏡令嬢は婚約破棄を望みます。
はゆりか
恋愛
幼き頃から決まった婚約者に言われた事を素直に従い、ひっつめ髪に顔が半分隠れた瓶底丸眼鏡を常に着けたアリーネ。
周りからは「ブス」と言われ、外見を笑われ、美しい婚約者とは並んで歩くのも忌わしいと言われていた。
婚約者のバロックはそれはもう見目の美しい青年。
ただ、美しいのはその見た目だけ。
心の汚い婚約者様にこの世の厳しさを教えてあげましょう。
本来の私の姿で……
前編、中編、後編の短編です。
傷付いた騎士なんて要らないと妹は言った~残念ながら、変わってしまった関係は元には戻りません~
キョウキョウ
恋愛
ディアヌ・モリエールの妹であるエレーヌ・モリエールは、とてもワガママな性格だった。
両親もエレーヌの意見や行動を第一に優先して、姉であるディアヌのことは雑に扱った。
ある日、エレーヌの婚約者だったジョセフ・ラングロワという騎士が仕事中に大怪我を負った。
全身を包帯で巻き、1人では歩けないほどの重症だという。
エレーヌは婚約者であるジョセフのことを少しも心配せず、要らなくなったと姉のディアヌに看病を押し付けた。
ついでに、婚約関係まで押し付けようと両親に頼み込む。
こうして、出会うことになったディアヌとジョセフの物語。
「地味な婚約者を捨てて令嬢と結婚します」と言った騎士様が、3ヶ月で離婚されて路頭に迷っている
歩人
ファンタジー
薬師のナターリアは婚約者の騎士ルドガーに「地味なお前より伯爵令嬢が
ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が
一人分減るな、と思っただけ。
ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。
しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、
イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。
3ヶ月で全てを失ったルドガーが街角で見たのは、王宮薬師に抜擢された
ナターリアが、騎士団長と笑い合う姿だった。
「なあ、ナターリア……俺が間違っていた」
「ええ、知ってます。でも、もう関係のない話ですね」
婚約破棄された令嬢のささやかな幸福
香木陽灯
恋愛
田舎の伯爵令嬢アリシア・ローデンには婚約者がいた。
しかし婚約者とアリシアの妹が不貞を働き、子を身ごもったのだという。
「結婚は家同士の繋がり。二人が結ばれるなら私は身を引きましょう。どうぞお幸せに」
婚約破棄されたアリシアは潔く身を引くことにした。
婚約破棄という烙印が押された以上、もう結婚は出来ない。
ならば一人で生きていくだけ。
アリシアは王都の外れにある小さな家を買い、そこで暮らし始める。
「あぁ、最高……ここなら一人で自由に暮らせるわ!」
初めての一人暮らしを満喫するアリシア。
趣味だった刺繍で生計が立てられるようになった頃……。
「アリシア、頼むから戻って来てくれ! 俺と結婚してくれ……!」
何故か元婚約者がやってきて頭を下げたのだ。
しかし丁重にお断りした翌日、
「お姉様、お願いだから戻ってきてください! あいつの相手はお姉様じゃなきゃ無理です……!」
妹までもがやってくる始末。
しかしアリシアは微笑んで首を横に振るばかり。
「私はもう結婚する気も家に戻る気もありませんの。どうぞお幸せに」
家族や婚約者は知らないことだったが、実はアリシアは幸せな生活を送っていたのだった。
婚約破棄された令嬢は、“神の寵愛”で皇帝に溺愛される 〜私を笑った全員、ひざまずけ〜
夜桜
恋愛
「お前のような女と結婚するくらいなら、平民の娘を選ぶ!」
婚約者である第一王子・レオンに公衆の面前で婚約破棄を宣言された侯爵令嬢セレナ。
彼女は涙を見せず、静かに笑った。
──なぜなら、彼女の中には“神の声”が響いていたから。
「そなたに、我が祝福を授けよう」
神より授かった“聖なる加護”によって、セレナは瞬く間に癒しと浄化の力を得る。
だがその力を恐れた王国は、彼女を「魔女」と呼び追放した。
──そして半年後。
隣国の皇帝・ユリウスが病に倒れ、どんな祈りも届かぬ中、
ただ一人セレナの手だけが彼の命を繋ぎ止めた。
「……この命、お前に捧げよう」
「私を嘲った者たちが、どうなるか見ていなさい」
かつて彼女を追放した王国が、今や彼女に跪く。
──これは、“神に選ばれた令嬢”の華麗なるざまぁと、
“氷の皇帝”の甘すぎる寵愛の物語。
殿下から「華のない女」と婚約破棄されましたが、王国の食糧庫を支えていたのは、実は私です
水上
恋愛
【全11話完結】
見た目重視の王太子に婚約破棄された公爵令嬢ルシア。
だが彼女は、高度な保存食技術で王国の兵站を支える人物だった。
そんな彼女を拾ったのは、強面の辺境伯グレン。
「俺は装飾品より、屋台骨を愛する」と実力を認められたルシアは、泥臭い川魚を売れる商品に変え、害獣を絶品ソーセージへと変えていく!
一方、ルシアを失った王宮は食糧難と火災で破滅の道へ……。
【短編完結】記憶なしで婚約破棄、常識的にざまあです。だってそれまずいって
鏑木 うりこ
恋愛
お慕いしておりましたのにーーー
残った記憶は強烈な悲しみだけだったけれど、私が目を開けると婚約破棄の真っ最中?!
待って待って何にも分からない!目の前の人の顔も名前も、私の腕をつかみ上げている人のことも!
うわーーうわーーどうしたらいいんだ!
メンタルつよつよ女子がふわ~り、さっくりかる~い感じの婚約破棄でざまぁしてしまった。でもメンタルつよつよなので、ザクザク切り捨てて行きます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる