25 / 35
【R18】大学で
しおりを挟む
「ねぇ、さっきの男、だれ?」
じりじりと斉木さんに迫ることで、斉木さんの背中はぴったりと壁にくっつく体勢になる。俺は至近距離で斉木さんに問い詰めた。
「えっと、同じサークルの人で…」
「あんなに親しげに喋ってるなんて、今までの斉木さんらしくないじゃん」
もごもごと俯きながら口籠る斉木さんに容赦なく詰める。なんで斉木さんに対しては自分の感情にブレーキがかからないのか自分でも不思議だ。
「んと……サークルの時に、んんっ…!」
これ以上の言葉も聞きたくなくて、俺はまた無理矢理斉木さんの口を塞ぐ。抵抗する斉木さんの手は俺の胸を押すが、そんなの全く意味がない。
"他の男に渡したくない"
そんな自己中心的な考えが自分に取り憑く。本当はただ話がしたかっただけなのに欲望が剥き出しになって。こんな欲望が自分の中に隠れているなんて知らなかったから、自身でも戸惑っているのに、なぜか止まることができない。
俺は斉木さんの上半身に直接触れられるように、薄手のニットの中に手を入れた。そしてそのままニットの中で下着をぐいっと下にずらしてすぐに乳首に辿り着く。
「んっんっ!んんーっ」
親指で転がすように撫でると斉木さんはびくびくと反応する。キスをされたままだから声が出せずに苦しそうだ。
親指で触れた瞬間に大きく勃った乳首を、今度は2本の指で引っ張ると斉木さんは顔を背けて唇を離す。快感によって力が抜けてきた斉木さんは上手く頭が働かないのか、場所などお構いなしにかわいい声をあげる。
「あっやぁっ、はっ、はぁっ、んっ」
「えろい乳首」
俺に言われると斉木さんは恥ずかしそうに目をぎゅっと瞑って声を堪えた。誰がこんな色っぽい斉木さんの姿を想像できるだろうか。こんな姿は俺だけが知っていればいい。
「ぇっ、ちょ…っ!…んっ!!」
俺は斉木さんのデニムのジッパーを下ろそうと手をかけた。まさかの展開に斉木さんはつぐんでいた口を開けて声を出そうとするが、俺は自分の唇でその口を塞いだ。壁に追い詰められた斉木さんは身動きがとれずにジタバタする。
デニムを膝下まで下ろすと俺の手は下着に向かった。それを制止するように斉木さんの手が俺の腕を掴もうとする。が、斉木さんの両手をまとめて掴んで頭の上で壁に押さえつけた。
「ねぇ…ここ大学だよ…!」
唇を離してようやく声が発せられた斉木さんは言った。斉木さんの顔を見ると、真っ赤になってちょっと怒っているようにキッと俺の方を見返す。
「そんな顔もかわいいだけなんだけど」
俺は下着に手を這わす。
「ひゃっ…!?」
びくっとして斉木さんは声を上げる。思いがけず出てしまった自分の声を聞いて目を泳がす。その目には涙が滲んでいた。
「声我慢しないと、聞こえちゃうよ」
「ゃだ…!…もうやめようよぉ…っ」
言葉とは裏腹にじわっと水気を帯びている下着に俺は笑って答える。
「こんな濡らしておいてここで止められるの?」
事実を突きつけられた斉木さんは何も言えずに俯いて押し黙ってしまった。
「何を期待してたの斉木さんは」
「ちがっ、んぅあっ…!」
下着の上からクリトリスを撫でるように刺激すると斉木さんは艶かしい声を上げる。
「こんなかわいい声、他の男に聞かせないでよ」
俺が片手で掴んでいた斉木さんの両手の力が段々と抜けてきたのがわかった。身を捩らせて俺が与える刺激に声をぐっと我慢する斉木さんは、ますます俺の欲情を煽る。
「大野くん…っふざけないでっ、もぅ…やめてぇ…」
「無理」
冷たく言い放つと俺は、下着の隙間から指を一本滑らせた。
「やっ…!ん、ぁあ、ん…」
「濡れすぎてんじゃん」
ジュプジュプと音を立てる斉木さんのそこは俺が指で撫でる度にとろとろになっていく。快感に従順な斉木さんの体に自分の理性が削り取られていく感じがする。
「ねえ、こんな簡単に飲み込んでくけど」
「やっ!ぁあ!っはぁ…」
指を沈めていくと、斉木さんの膝ががくがくと震えだし、自分の力で立っていられないようで俺の肩に腕を回した。ついさっきまで抵抗の色を見せていたはずなのに、今はもうすっかり快感に身を委ねてしまっている姿に俺も我慢の限界を迎えていた。
「斉木さんこっち」
俺は脱力しきった斉木さんの手を引いて、近くにあった机に上半身だけうつ伏せになるよう促した。そして、びっしょりと濡れてしまった下着を勢いよく足首まで下ろす。
「えっ、待って、ここでするのっ…?」
されるがままの状態の斉木さんがいきなり不安の声を出す。俺は突き出されたお尻をぐっと両手で掴んで秘部を覗き込んだ。
「だって、斉木さんのここ、ひくひくして欲しがってるじゃん」
「そんな、こと…っ、…あああっ!」
俺は手早く出した自身の先端を中に挿入する。
「っはあ、やば、斉木さん、いい加減慣れて…っ」
ぎゅっと締まるそこは、なかなか自身の侵入をそれ以上許さない。でもその圧もぞくぞくするほど気持ちがいい。
「ごめんなさいっ…」
斉木さんは謝りながら大きく息を吐く。と同時に一気に奥の方へ進ませると、斉木さんは仰け反って気持ちよさそうな声を上げた。
「ぁっあっああっ、ん、おく、…っ」
「…はっ、何、奥がいいのっ?」
甲高い声を上げながら快楽を求める斉木さんは、あまりにも扇情的すぎる。俺は自身を一気に奥まで突き上げた。
「あぁぁんっ、っあ、あっ」
「ははっ、誰も斉木さんが大学でヤってるなんて想像もしないだろうね」
「やめてっ、んんっ、あぁ、あっ」
「っあ、締まった、きもちぃっ」
やめてと言いながら俺が声をかけるたびに斉木さんの中はぎゅうぎゅうに締まって、喜びを表しているように思える。
段々動きを速めていくと、繋がった部分からいやらしい水音と肌の触れ合う音も増してくる。そして斉木さんのかわいい声も。
「っ、斉木さん…っ、他の男に、あんな顔しないでっ…!」
夢中で腰を振りながら俺は自分の気持ちが溢れ出てしまった。引かれてもいい、鬱陶しく思われてもいい、俺の前だけで笑っててくれるなら。
「んっんっ、あんなって…?あぁっ!ちょっと…イキ、そう…!」
だけど快楽でいっぱいの斉木さんは、今のこの気持ちよさ以外のことを考えることはできなさそうだ。
「俺も…さすがに、もうイク」
「ん、あっ、はげしっ、あっイク…!イクっ、イク…!」
俺が奥まで繰り返し突き続けると、びくびくと体を震わせて斉木さんはすぐに絶頂に達した。その時の斉木さんの中の痙攣が自身に大きな快感を与える。
「ぅわっ、……イクっ…」
斉木さんに続いてすぐ、俺も自身を程よい圧で締め付けるその中であっけなくイッてしまった。
斉木さんはずるずると膝から崩れ落ち、俺もそれに合わせて二人でその場にしゃがみこみ、荒く呼吸を繰り返す。しばらく呼吸音しか部屋には響かない。どちらもなんと声を出していいのか分からずに。
だけど、それは情事の余韻と言えるような甘いものではなかった。
じりじりと斉木さんに迫ることで、斉木さんの背中はぴったりと壁にくっつく体勢になる。俺は至近距離で斉木さんに問い詰めた。
「えっと、同じサークルの人で…」
「あんなに親しげに喋ってるなんて、今までの斉木さんらしくないじゃん」
もごもごと俯きながら口籠る斉木さんに容赦なく詰める。なんで斉木さんに対しては自分の感情にブレーキがかからないのか自分でも不思議だ。
「んと……サークルの時に、んんっ…!」
これ以上の言葉も聞きたくなくて、俺はまた無理矢理斉木さんの口を塞ぐ。抵抗する斉木さんの手は俺の胸を押すが、そんなの全く意味がない。
"他の男に渡したくない"
そんな自己中心的な考えが自分に取り憑く。本当はただ話がしたかっただけなのに欲望が剥き出しになって。こんな欲望が自分の中に隠れているなんて知らなかったから、自身でも戸惑っているのに、なぜか止まることができない。
俺は斉木さんの上半身に直接触れられるように、薄手のニットの中に手を入れた。そしてそのままニットの中で下着をぐいっと下にずらしてすぐに乳首に辿り着く。
「んっんっ!んんーっ」
親指で転がすように撫でると斉木さんはびくびくと反応する。キスをされたままだから声が出せずに苦しそうだ。
親指で触れた瞬間に大きく勃った乳首を、今度は2本の指で引っ張ると斉木さんは顔を背けて唇を離す。快感によって力が抜けてきた斉木さんは上手く頭が働かないのか、場所などお構いなしにかわいい声をあげる。
「あっやぁっ、はっ、はぁっ、んっ」
「えろい乳首」
俺に言われると斉木さんは恥ずかしそうに目をぎゅっと瞑って声を堪えた。誰がこんな色っぽい斉木さんの姿を想像できるだろうか。こんな姿は俺だけが知っていればいい。
「ぇっ、ちょ…っ!…んっ!!」
俺は斉木さんのデニムのジッパーを下ろそうと手をかけた。まさかの展開に斉木さんはつぐんでいた口を開けて声を出そうとするが、俺は自分の唇でその口を塞いだ。壁に追い詰められた斉木さんは身動きがとれずにジタバタする。
デニムを膝下まで下ろすと俺の手は下着に向かった。それを制止するように斉木さんの手が俺の腕を掴もうとする。が、斉木さんの両手をまとめて掴んで頭の上で壁に押さえつけた。
「ねぇ…ここ大学だよ…!」
唇を離してようやく声が発せられた斉木さんは言った。斉木さんの顔を見ると、真っ赤になってちょっと怒っているようにキッと俺の方を見返す。
「そんな顔もかわいいだけなんだけど」
俺は下着に手を這わす。
「ひゃっ…!?」
びくっとして斉木さんは声を上げる。思いがけず出てしまった自分の声を聞いて目を泳がす。その目には涙が滲んでいた。
「声我慢しないと、聞こえちゃうよ」
「ゃだ…!…もうやめようよぉ…っ」
言葉とは裏腹にじわっと水気を帯びている下着に俺は笑って答える。
「こんな濡らしておいてここで止められるの?」
事実を突きつけられた斉木さんは何も言えずに俯いて押し黙ってしまった。
「何を期待してたの斉木さんは」
「ちがっ、んぅあっ…!」
下着の上からクリトリスを撫でるように刺激すると斉木さんは艶かしい声を上げる。
「こんなかわいい声、他の男に聞かせないでよ」
俺が片手で掴んでいた斉木さんの両手の力が段々と抜けてきたのがわかった。身を捩らせて俺が与える刺激に声をぐっと我慢する斉木さんは、ますます俺の欲情を煽る。
「大野くん…っふざけないでっ、もぅ…やめてぇ…」
「無理」
冷たく言い放つと俺は、下着の隙間から指を一本滑らせた。
「やっ…!ん、ぁあ、ん…」
「濡れすぎてんじゃん」
ジュプジュプと音を立てる斉木さんのそこは俺が指で撫でる度にとろとろになっていく。快感に従順な斉木さんの体に自分の理性が削り取られていく感じがする。
「ねえ、こんな簡単に飲み込んでくけど」
「やっ!ぁあ!っはぁ…」
指を沈めていくと、斉木さんの膝ががくがくと震えだし、自分の力で立っていられないようで俺の肩に腕を回した。ついさっきまで抵抗の色を見せていたはずなのに、今はもうすっかり快感に身を委ねてしまっている姿に俺も我慢の限界を迎えていた。
「斉木さんこっち」
俺は脱力しきった斉木さんの手を引いて、近くにあった机に上半身だけうつ伏せになるよう促した。そして、びっしょりと濡れてしまった下着を勢いよく足首まで下ろす。
「えっ、待って、ここでするのっ…?」
されるがままの状態の斉木さんがいきなり不安の声を出す。俺は突き出されたお尻をぐっと両手で掴んで秘部を覗き込んだ。
「だって、斉木さんのここ、ひくひくして欲しがってるじゃん」
「そんな、こと…っ、…あああっ!」
俺は手早く出した自身の先端を中に挿入する。
「っはあ、やば、斉木さん、いい加減慣れて…っ」
ぎゅっと締まるそこは、なかなか自身の侵入をそれ以上許さない。でもその圧もぞくぞくするほど気持ちがいい。
「ごめんなさいっ…」
斉木さんは謝りながら大きく息を吐く。と同時に一気に奥の方へ進ませると、斉木さんは仰け反って気持ちよさそうな声を上げた。
「ぁっあっああっ、ん、おく、…っ」
「…はっ、何、奥がいいのっ?」
甲高い声を上げながら快楽を求める斉木さんは、あまりにも扇情的すぎる。俺は自身を一気に奥まで突き上げた。
「あぁぁんっ、っあ、あっ」
「ははっ、誰も斉木さんが大学でヤってるなんて想像もしないだろうね」
「やめてっ、んんっ、あぁ、あっ」
「っあ、締まった、きもちぃっ」
やめてと言いながら俺が声をかけるたびに斉木さんの中はぎゅうぎゅうに締まって、喜びを表しているように思える。
段々動きを速めていくと、繋がった部分からいやらしい水音と肌の触れ合う音も増してくる。そして斉木さんのかわいい声も。
「っ、斉木さん…っ、他の男に、あんな顔しないでっ…!」
夢中で腰を振りながら俺は自分の気持ちが溢れ出てしまった。引かれてもいい、鬱陶しく思われてもいい、俺の前だけで笑っててくれるなら。
「んっんっ、あんなって…?あぁっ!ちょっと…イキ、そう…!」
だけど快楽でいっぱいの斉木さんは、今のこの気持ちよさ以外のことを考えることはできなさそうだ。
「俺も…さすがに、もうイク」
「ん、あっ、はげしっ、あっイク…!イクっ、イク…!」
俺が奥まで繰り返し突き続けると、びくびくと体を震わせて斉木さんはすぐに絶頂に達した。その時の斉木さんの中の痙攣が自身に大きな快感を与える。
「ぅわっ、……イクっ…」
斉木さんに続いてすぐ、俺も自身を程よい圧で締め付けるその中であっけなくイッてしまった。
斉木さんはずるずると膝から崩れ落ち、俺もそれに合わせて二人でその場にしゃがみこみ、荒く呼吸を繰り返す。しばらく呼吸音しか部屋には響かない。どちらもなんと声を出していいのか分からずに。
だけど、それは情事の余韻と言えるような甘いものではなかった。
0
あなたにおすすめの小説
密室に二人閉じ込められたら?
水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる