箱庭?のロンド ―マリサはもふ犬とのしあわせスローライフを守るべく頑張ります―

彩結満

文字の大きさ
13 / 51

13 公爵領のコムギ騒動③ ~三日目

しおりを挟む



(きゃぁあああー――っ!)


 声にならない悲鳴が内から湧き上がり続けている。

 マリサはグレイスに乗って飛行中。

 ちなみに、後ろに跨っているライアンに、思いっきりしがみついている状態だ。

 ライアンの腰が引き締まっていて逞しいとか、がっしりした胸板をしているといった、観賞に浸る余裕など一切なかった。


 あっと言う間に森を飛び越えて、今までは見えなかった山脈が遠く見えてきたが、装着したゴーグルの奥のマリサの瞳は瞑ったままだ。

 空を飛ぶ神馬と言ったら聞こえはいいが、命綱もシートベルトも何もない吹きさらしの状態なのだ。高所恐怖症のマリサは、目を開けた瞬間、己が失神するか絶命してしまう未来が容易く想像できた。


 グレイスは上空をマッハのスピードで駆け抜ける。

 今回はマリサを気遣い、半分以下のスピードで飛んでいる上、風圧等を緩和する魔法をライアンがかけてくれたようだが、マリサには気休めにすらならなかった。

 マリサは半ばパニックに陥りながら、内心首を捻った。


(なんかおかしくない? ここ、箱庭ゲームの世界よね。なのに、魔法があるじゃない。ライアンさん、収納魔法持ちだし、それに、聞き流しちゃったけど、我が精鋭の魔術部隊がなんちゃらとも言ってたし……) 


「……箱庭に+剣と魔法の世界? それとも、剣と魔法の世界に箱庭をトッピング?」


 マリサの呟きは風にかき消された。

 よく考えれば、マリサも収納魔法みたいなものを持っているのだ。

 アイテムボックスがそれだ。出発前に、収穫した野菜をアイテムボックスに収納したばかりだった。


(うーん、アイテムボックス「収納魔法」は箱庭ゲームにもあるものだよね。だけどよく考えたら、箱庭ゲームの世界に、ペットのランクとか強さがあるのってちょっと変よね。変と言ったら農場が襲われるって設定もだけど……)


 剣の方はさておき、憧れの魔法の世界だというのに、嬉しいどころか胸の中は、恐怖と不安が渦巻いている。


「マリサ嬢、森を越えたからそろそろ農場が見えてくるぞ。着陸に備えて舌をかまないよう口は閉じたままでいたまえ」


 マリサはうんうんと頷いた。


(ううっ、やっと地面に戻れる……。でも着陸怖い。シロリン助けて~。私のおばかっ、なんでグレイスに乗ってしまったの。ポイズンバッタってなんなのよ、キモすぎっ。無理無理無理無理っ。野菜でも何でもさっさと差し出して、シロリンに穴を掘ってもらって隠れちゃえばよかった。ぐすん、ライアンさんの人でなし……)


 もはや支離滅裂だが、ライアンに、『グレイスに乗ってみるか』と聞かれて、目がハートになり食い気味で、『はいっ!(右腕をびしっと挙手)』と答えたのはマリサ自身なのだ。


「よしっ、着陸するぞ」


 真っ逆さまに落ちていく恐怖感は、高校生の頃友人に、『えー、怖いとかないない。さいっこうに楽しいって』と騙されて乗ってしまったジェットコースターをゆうに上回った。


(私、この世界とサヨナラするのね……ああ、シロリンをもう一度モフりたかった……)


 ふつり、とマリサの意識が途切れた。

 一方シロリンの方は、ロバジイの荷車にロバのトニトを乗せて、森を迂回しながら「ワッホ、ワッホ♪」と猛スピードで牽引していた。



 マリサの意識が浮上したのは、母とその息子、レアとアレイが管理している農場内の木に括られたハンモックの上だった。

 さっきからひっきりなしに、首から上が生暖かい何かで拭われている。


「はっ、ここ、どこ?」


 目覚めたら、頬をリフトアップするかのごとく大きな舌に舐められていた。

 心配そうなシロリンの目と目がかち合う。


「シロリンっ」


 涙目ではしっとシロリンにしがみつく。


「生きて会えるなんて思わなかったぁ……」


 ぐすぐす泣いていると、後ろから声をかけられた。


「あら、もう起きて大丈夫? ライアン様もロバジイも心配していたのよ」


 そう言って水の入ったグラスを差し出したのは、還暦手前のマリサの母と同世代と思しきふくよかな女性だった。


「あ、ご心配をおかけしました。ありがとうございます」


 そうだった、自分は気を失っていたのだとマリサは思い出すやいなや、両腕で己を抱きしめてブルリと震える。

 受け取ったグラスの水をごくごくと飲み干す。喉がかなり渇いていたらしい。


「まあ、あなたの髪も目も、珍しい黒色で、さっきも美しいと思ったけれど、こうして陽だまりの下で見ると、妖精栗の色だわ。淡く虹が浮かんで、とっても綺麗。……あら、ついじっと見てしまってごめんなさい。私は、ここの農場を息子と二人で管理しているレアよ」


 そう言うと、目じりをくしゃっとさせて朗らかに笑った。


「いえいえ、突然お訪ねしたにも関わらず、本当に、ご迷惑をおかけしました」


 冷や汗をかきながらマリサはぺこりと頭を下げる。


 妖精栗……と言うのは多分、栗のイガに、繊細な、妖精の羽のようなものがついていることを言うのだろう。


 確かに、マリサの髪の色も瞳の色も、栗色に近い。だが、虹が浮かぶというのには驚いた。日々疲れてはててキューティクルの手入れなど出来なかった上、ここへ来てからはシャンプーもリンスもなく、水でザブザブと洗ったくらいなのだ。

 きっと、光の加減がよほど神がかっていたのか、レアの優しさだろうと一人納得する。

 妖精栗は、マリサのアバターのマリーサでは育てたことがなかったが、栗好きとしては、いずれ育ててみたいと心にメモをする。



「気にしないで、だって、グレイスに乗って空から来たのでしょう? 私なら絶対に無理だもの。ほーんと、ライアン様にはいつもびっくりさせてもらっているわ!」


 くすくす笑うレアの方こそ、ハシバミ色の瞳と、それを少し濃くしたふわふわとした髪も相まって、聖母を思わせる美しさだとマリサは思った。


「ジュースか、コーヒーか紅茶、何がいいかしら? お持ちするわ」

「いいえ、私もそちらへ行きます」


 ハンモックから降りて、レアに自己紹介をしたマリサは、家畜の点在するなだらかな丘の牧草地と、花の色ごとに整然と並ぶ色とりどりの農場を眺めた。


「はあ、素敵! あのお花、なんて美しいのでしょう!」

「まあ、褒めていただいて嬉しいわ。今度花の株をお分けしましょうか?」

「えっ、ぜひに! でも、いいのですか?」


 種ではなく株ごと譲り受けるなんて、恵まれすぎじゃないだろうかとマリサは考えてしまう。


「南の領地と比べて、この北の領地は土地がとても痩せているわよね。だから、株分けをしてもうまく育たないこともあるし、難しいのよね」


 確かに荒れ果てた土地を見ると、なるほどと思うが、本日収穫した野菜を思うと、腑に落ちないところがある。

 それにこの農場は、荒れた北の大地に位置しているようにはとても見えない。


「ここは、花も野菜も見事に育っていて、牧草地も緑豊かですね」

「ありがとう。ここも昔は、不毛の大地と呼ばれるほど、酷く痩せていたのよ。今は息子と二人でやっているけれど、亡くなった夫と二人で、何十年もかけて土地を手入れして、必死にやってきて、今があるのよ」


 長年この土地と関わってきただけに、色々な困難を乗り越えてきたのだろう。


「そうだったのですね。私はここへ来たばかりなのですが、もしご迷惑でなければ、いろいろと教えていただけますか?」

「もちろんいいわよ。お隣同士助け合っていきましょうね」

「はい、よろしくお願いします!」


 昨日まで孤独だったのが嘘のようだ。

 お隣さんが良い方で、交流できることをありがたく思いつつ、いつか、自分の農場も、花でいっぱいにしたいなあと夢が膨らむマリサだった。


 小さな果樹園を抜けると、シンプルな建物だが大きな母屋が現れた。

 その前のテラスに座っていた、アレイと思しき人物と、ライアンとロバジイがこちらに気付いて立ち上がった。

 既に、南の領地の被害の説明及び、生産物を引き取る作業は終わっているのだろう。


 アレイは、ライアンほどではないが逞しい長身の若者だ。頭に麦藁帽を乗せたアレイに、マリサが自己紹介をすると、とてもいい笑顔が返ってきた。

 瞳の色は、レアより一段濃いハシバミ色だ。


「マリサ嬢、そろそろ出発するが大丈夫か?」


 どうやらお茶を飲んでいる暇はないらしい。


「はい、大丈夫です」

「まあ、お茶も出せなくてごめんなさいね。マリサさん、また今度、ゆっくり遊びにいらしてね。農場をお見せしたいし、マリサさんの農場にもその内訪ねさせてね」


 レアが残念そうにマリサの肩に手を置く。


「せっかく来てくれたのにもう行ってしまうのか。もし困ったことがあったら、遠慮はいらないから、いつでも相談に乗りますよ」


 アレイはマリサの手を両手で包むと、じんわりと手に力を込めた。


「あ、ありがとうございます。またきっと遊びに参りますね」

「レア、アレイ、心から礼を言う」


 またまたライアンがウェスタン帽を脱いで頭を下げた。


「いけないわ、顔を上げてください。公爵領のピンチに、協力するのは当たり前ですから。それよりも、坊ちゃんのお役に立てて嬉しいわ。お身体、無理しないでくださいね」


 レアが祈るように手を合わせて言った。

アレイは腰を直角に曲げて頭を下げた。


「ああ」


とライアンも二人に手を振ると、グレイスの方へ歩き出しながらマリサに手を伸ばす。

 マリサは引きつり気味に首を横に何度も振り、シロリンから離れまいとして足をふんばった。


「こ、今度は、ロバジイとシロリンと一緒に行きます」


 ライアンがニヤリとして言う。


「遠慮しなくてもいいぞ?」

「いえいえいえ、し、シロリンが心配ですから」


 ロバジイがやれやれと首を振る。


「お嬢さん、こっちだ。おい、お前はまた引いてくれるか?」

「ワフッ、ワフッ!」


 シロリンは尻尾を千切れんばかりに振って荷車へ走り出す。


「おーい、今度はトニトと一緒に引くんだぞ!」


 ロバジイがマリサに笑いかけてくれるので、マリサはほっとして荷車に向かった。

 目指すは公爵家の農場だ。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妖精の森の、日常のおはなし。

華衣
ファンタジー
 気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?  でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。  あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!? 「僕、妖精になってるー!?」  これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。 ・毎日18時投稿、たまに休みます。 ・お気に入り&♡ありがとうございます!

異世界で神様に農園を任されました! 野菜に果物を育てて動物飼って気ままにスローライフで世界を救います。

彩世幻夜
恋愛
 エルフの様な超絶美形の神様アグリが管理する異世界、その神界に迷い人として異世界転移してしまった、OLユリ。  壊れかけの世界で、何も無い神界で農園を作って欲しいとお願いされ、野菜に果物を育てて料理に励む。  もふもふ達を飼い、ノアの箱舟の様に神様に保護されたアグリの世界の住人たちと恋愛したり友情を育みながら、スローライフを楽しむ。  これはそんな平穏(……?)な日常の物語。  2021/02/27 完結

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)

犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。 意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。 彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。 そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。 これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。 ○○○ 旧版を基に再編集しています。 第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。 旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。 この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。

もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜

双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」 授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。 途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。 ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。 駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。 しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。 毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。 翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。 使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった! 一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。 その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。 この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。 次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。 悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。 ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった! <第一部:疫病編> 一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24 二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29 三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31 四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4 五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8 六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11 七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合

鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。 国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。 でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。 これってもしかして【動物スキル?】 笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

処理中です...