魔法少女は華麗に舞い散る

Cecil

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莉絵の告白と明里の答え

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明里にどうぞと言われて、莉絵はお邪魔しますと、初めて明里の家に入った。
 家の場所は知っていた。
 明里の存在を知ってから、謝りたいと家も調べていたから、知っていたけど一年間結局謝りに来れなかった。

お茶がいい? それともコーヒー? ジュースもあるけどと言われて、コーヒーをブラックでとお願いする。
 コーヒーは好きなのだが、ブラックは滅多に飲まない。
 でも今はブラックを飲みたい気分だった。
 その苦味で、頭を一度整理したいと莉絵は、明里が用意してくれたブラックコーヒーを一口、二口と口に含む。

「それで、七海の死の真実を話すって言ってたけど、莉絵ちゃんは何を知ってるの?」
 明里に聞かれて、莉絵はカップを置くとゆっくりと当時の事を話し始める。

一年前。七海に助けられた日。
 その日は、エリナや美代子とは別行動をしていた。
 ここ数日ダークメアが人間を襲う事件が多発していたので、莉絵達は敢えて別行動でダークメアの殲滅を行っていた。
 街の東側は、東の魔法少女が担当しているからと、莉絵は東と西の境界線ギリギリを詮索していた。
 当時の莉絵は、東の魔法少女と分かると見境無く襲い掛かる程に、東を憎むべき対象として見ていた。
 全ては大好きな二人の為に。

境界線ギリギリを捜索するが、ダークメアの姿は見当たらない。
 ここもハズレかと、莉絵は境界線ギリギリの本当にギリギリまで、場所を移動する事にする。
 東の魔法少女と鉢合わせる可能性もあるが、今はダークメアを見つけて殲滅する事が最優先事項であると、莉絵は辺りを警戒しながら歩を進める。

捜索を始めて、一時間は経過したのにダークメアは全く現れないし、全く気配すらないので、莉絵は一度エリナ達と合流しようと、スマホを取り出した。
 その瞬間。少し離れた場所から、ダークメアの気配を、それも複数のダークメアの気配を感じて、スマホを仕舞うと一気に駆けて行く。
 能力のない人間が襲われたら大変だと、莉絵は人間がダークメアに襲われる事を嫌う。
 力の無い者を襲うダークメアの事が大嫌いで、心から憎んでいる。

力のない人間を助けるのは、魔法少女としての義務でもあるとは思っているが、助けられても感謝しない奴は嫌いだ。
 助けて貰えるのが当たり前だと思っている人間は嫌いだ。
 嫌いだからと言って、襲われていても無視すると言う事はない。

ダークメアが現れたと言う事は、人間が襲われてる可能性がある。
 莉絵は、全力で現場へと急ぐ。
 エリナ達も、ダークメアの気配には気付いただろうが、彼女達が捜索している場所からは、かなりの距離がある。
 駆けつけるまでには、相当時間が掛かってしまうが、ダークメア如き私の敵ではないと、この時の莉絵は自意識過剰になっており有頂天でもあった。
 連戦連勝が、彼女に驕りを生んでいたのだと、後になって気付いたのだが、それに気付く為に、莉絵は大きな代償を支払う事になってしまう。

「あの時の私は、自分が強いと思い込んでいました。だから、この時も一人で余裕だと思って、仲間に助けを求める事すらしなかったんです」
 莉絵の顔からは、深い後悔の念が伺える。

現場に到着すると、ダークメアが数体いたが人間の姿は見受けられない。
 どうやら、今から捕食する人間を探しに行く所だったのだろう。
 相変わらず見た目だけは、私たち女の子に近いが、その爪と牙だけは気に食わないわねと莉絵はダークメア討伐をスタートした。

余裕だと思っていたのに、形勢は完全に不利な状況である。
 奴らに知恵があるとは思えないが、一体一体が今まで相手してきたダークメアより遥かに強い。
 そして、小賢しくも連携プレーで莉絵を追い詰めて来る。
「くそっ! 何なのよ! こいつら腹立つったらありゃしない」
 上手くダークメアを殲滅出来ない苛立ちから、莉絵は無理な攻撃を仕掛けてしまう。
 結果は、カウンターを食らって腹部を強打されて、吐血と出血から莉絵は立つ事すら難しい状況に追い込まれてしまった。

ヤバイ。早くエリナ達を呼ばないと、ふらつく身体でダークメアと対峙しながら、何とか隙を窺う。
 しかしチャンスは訪れない。
 何とかダークメアの攻撃をかわしてはいるが、このままでは確実に奴らのエサになってしまう。
 それだけは絶対に嫌だ。
 ダークメアが一斉に襲いかかって来る。もう駄目だと思った瞬間。
 大丈夫? と言う声と共に襲いかかって来たダークメアは、数メートル先に吹き飛ばされていた。

「あ、あなたは東の魔法少女?」
「私は七海。大丈夫? 取り敢えずここは私が引き受けるから逃げなさい」
 逃げる? 尻尾を巻いて逃げろと言うの?
 そんな事、今まで一度もなかった。
 いくら傷ついているとは言え、私は魔法少女なのよと莉絵は、逃げようとしない。
「早く逃げなさい!」
「で、でも」
 莉絵が逃げようとしないので、七海は必死に逃げなさいと言いながら、ダークメアと対峙している。
「早く逃げなさい! 死んだら意味ないでしょ!」
 そう七海が叫んだ瞬間に、ダークメアのするどい爪が、七海の身体を深く抉っていた。
「ちっ、しくった。莉絵は大丈夫?」
「あ、あぁ……わ、私のせいで」
 自分のせいで、自分を助けてくれた魔法少女が七海が大怪我をしてしまった。
 完全に動揺してしまった莉絵に、七海は何度も早く逃げなさい! 早く逃げろ! と叫んでいた。
「ごめんなさい! ごめんなさい! どうか死なないで!」
 莉絵は大粒の涙を流しながら、何度もごめんなさいと謝ると、その場を後にした。
 
「私は七海さんを見殺しにしました。大怪我を負った七海さんを」
「そう。でも、私が七海でも同じ事を言ったと思うけど、逃げなさいってね」
「どうしてですか? 二人の方が有利ですし」
「理由は二つかな。一つは最悪自分が死ぬとして、死ぬ姿を見られたく無い。もう一つは、大怪我をした人間が二人いても意味がないし、庇いながらでは力を十分に発揮出来ないから、きっと七海もそう考えたんだと私は思うよ」
 明里の言葉で、あの時の七海の考えが少しわかった気がした。
 確かに自分でも、死ぬ姿を見られたくなんてないし、怪我人同士で庇いあっていては力を発揮するのは難しい。
 だから、あの時七海さんは私を逃したんだと、一年経って明里の言葉で理解した。

泣きながら必死に逃げた。
 どの位逃げたのか記憶はないが、出血から意識が朦朧としてきた所で、エリナ達が自分を見つけて保護してくれた。
 美代子が治癒を施してくれる。
「莉絵ちゃん。安心して、傷はそこまで深くはないから」
 その言葉で助かったんだと、私はそのまま意識を失った。

目覚めたのは翌日で、エリナ達から事情を聞かれた私は、強いダークメア数体と出くわして、一人では無理と判断して隙を見て逃げ出したと、怪我もしてしまったからと七海の事は言わなかった。
 この時の莉絵は、七海の安否がわかっていなかったのと、東の魔法少女に助けられたなんて言っても、二人が信じてくれないと思い敢えて七海の事は口にしなかった。

二人が無理しない様にと言って、帰宅した後に昨日の現場に行ってみた。
 そこには、大量の血痕があったが七海の姿もダークメアの姿もなかった。
「一日経ってるんだから、当たり前だよね。七海さん、生きてますよね」
 七海が生きてると、無事に切り抜けたと信じたかった。
 そうじゃないと、自分は七海を見殺しにした事になる。
 そんなの辛すぎて、耐えられない。

だが現実は残酷だった。
 七海に助けられてから、暫くして七海が死んだ事を知った。
 偶々入った喫茶店で、東の魔法少女が話しているのを耳にしたのだ。
 莉絵は、思わずその魔法少女達に七海さんが死んだって本当なの! と掴み掛かる勢いで聞いていた。
「だ、誰ですか? 七海先輩の知り合いなんですか?」
 七海を先輩と呼んでいる時点で、学校の後輩なんだろうと、莉絵は自分は七海とは昔からの知り合いで、七海が魔法少女なのも知ってると、でも自分は普通の人間なのと魔力を隠して七海の後輩に説明した。
 
聖やここあなら、簡単に見抜ける嘘も魔力の探知が出来ない低級の魔法少女達は、莉絵の話しを信じて、知ってる事を教えてくれた。
 七海は、ダークメアは全て殲滅したが出血の酷さから病院に運ばれてから、数日で命を落とした事。
 七海には明里と言う年上の彼女がいる事などを、彼女達は教えてくれた。
「ありがとう。そう七海さんは死んだのね。その彼女さんの家はわかるかしら?」
 後輩達は詳しくはわからないけど、七海の家の近くで、確か前島さんって名字ですよと親切に教えてくれた。

莉絵はお礼を言うと、喫茶店を出た。
 花屋で花束を購入すると、現場に七海が自分の為に、命を落とした現場に向かう。
 現場に着くと、花束を手向けながら、どうして私なんかを、敵対してる西の魔法少女の私を助けたんですか?
 どうして死んでしまったんですか?
 これから私はどうすればいいんですか?
 私は生きていてもいいんですか? と七海が倒れていただろう場所を見つめながら、七海に問い掛ける。
 当然答えは返っては来ない。

それからの莉絵は、東側との争いはしたくないと、もう魔法少女を傷つけたくないと、二人に話して、部屋に引き篭もる様になってしまった。
「莉絵、何があった? 急に東側と戦いたくないなんて」
「ええ、今までは率先して戦ってくれてたのに、傷つけたくないなんて、本当にどうしてしまったの?」
「何もない。ただ疲れたの。もう魔法少女と争うのに……ダークメアはちゃんと殺すから安心して」
 そう弱々しく答える莉絵を見て、二人は莉絵に何かあったのだと、すぐに理解したが本人が何もないと言う以上は、本人が理由を話してくれるのを待つしかない。
「取り敢えず、莉絵の考えはわかったから、東側とは私と美代子で戦うし、ダークメア退治も無理する必要はないから」
 やっぱり東側とは戦うんだと、莉絵は悲しくなってしまう。
 もしかしたら、自分がもう東側とは戦わないと言った事で、争わないとわかったと言ってくれるかもと、淡い期待を抱いていたが、それは儚く消え去ってしまった。

長年の遺恨は、そう簡単には消えないのだと、この時莉絵は知る事になった。
「それからは、私は一度も東の魔法少女とは争っていませんし、正体を隠して助けたりもしてました。でも、悲しい事に西と東の争いは今も続いています」
「争いが終わってない事は、聖ちゃん達から聞いていて知ってるわ。貴女は終わらせたいのよね?」
「はい。七海さんの意思を継ぎたいと、争いを終わらせて、弱き者を救いたいと思っています」
 莉絵の考えを聞いて、明里はこの娘は本当に争いを終わらせたいと、七海の意思を継ぎたいと考えているんだと、西側の魔法少女にも優しい娘が居て良かったと感じる。

感じるが、この娘では争いは終わらせられないとも感じている。
 西側はエリナと美代子と言う二人の魔法少女が争いを止めるつもりがなければ、争いは続いてしまう。
 東側は、聖と言うよりはここあが、西側を恨んでいるから、七海の件を勘違いしている以上は難しい。
 力の無い自分だが、何とかして魔法少女同士の争いは止めたい。
「莉絵ちゃんは、新しい魔法少女が誕生した事は知ってるのかしら?」
「はい。力の波動を感じましたから」
 どうやら、聖が話していた生粋の魔法少女なら、新たな魔法少女の誕生がわかると言うのは本当の事らしい。
「それで、莉絵ちゃん達はどう考えてるのかな?」
「私は協力したいです。でも、エリナ達は脅威になるなら潰すと、私が全力で止めますけど、いつまで止められるかはわかりません」
 やっぱりそうなるよねと、明里は陽菜の誕生を知ってるなら、陽菜を狙ってくるだろうと考えていた。

今は莉絵ちゃんに、止めて貰うとして、何とか陽菜と莉絵を合わせる事が、出来ないかと思案する。
「莉絵ちゃんは、いつも、そのエリナちゃん達といるの?」
「はい。殆ど一緒にいます」
「そう。一人になれる時間はある?」
 莉絵と陽菜を引き合わせて、二人に協力してもらい争いを辞めさせる事が出来れば、魔法少女達はダークメアとの戦いに、集中する事が出来る。
「一人になる時間があるなら、会わせたい娘がいるのよ」
「聖さんですか? ここあさんですか?」
「いいえ。新しい魔法少女よ。陽菜ちゃんって言うんだけど、莉絵ちゃんと同じで魔法少女同士の争いは無意味だって、協力するべきだって考えてるのよ」
 意外だった。
 新しい魔法少女は、既に聖やここあからこちらの事を聞いている筈だから、敵対すると考えていたのに、自分と同じで協力したいと考えてるとは、何とかしてその陽菜と言う魔法少女に会いたい。

莉絵は少し考えてから、すぐには難しいですけど、時間は作りますと是非会いたいと答える。
「わかったわ。この事は陽菜ちゃんにだけ話すから」
「お願いします。もし、会う前に争いが始まっても、私がその陽菜ちゃんを守りますから」
 魔法少女になったばかりなら、戦い方や魔力でわかる。
 魔法少女の魔力は、経験と修行によって高まっていく。
 もちろん生粋の魔法少女なら、受け継いだ魔力に差はあるが、ある程度なら修行で補える。

エリナ達が、陽菜を消す前に会いたい。
 二人が陽菜を消そうとするなら、私が全力で彼女を守る。
 例え二人を裏切る行為だとわかっていても、私はもう魔法少女に犠牲を出したくは無い。
「陽菜ちゃんの特長を教えて頂けませんか? 私なりに調べますから、もちろん接触はしません。約束します」
「わかったわ。貴女を信じる」
 明里は、陽菜の特徴を教えてくれた。

莉絵は最後に、明里にどうしても聞きたい事を質問した。
「明里さんは、私の話しを聞いて私を恨みますか? もし許せないのならどんな罰でも受けますから言ってください。七海さんを死なせたのは私ですから」
 莉絵の質問に、明里は暫く考えてから答える。
「正直話しを聞いた時は許せない気持ちはあったし、私に力があるのならとも思ったけど、莉絵ちゃんが十分苦しんで、そして七海の意思を引き継ぐと決めてくれたから、私は貴女を許します。七海もそれを望んでいると思うしね」
 明里の答えに明里の笑顔に、莉絵はただ泣きながら、ごめんなさいとありがとうを繰り返す事しか出来なかった。

莉絵の背中を見つめながら、七海貴女はやっぱり間違ってなかったねと、ちゃんと思いは届いているよと、天国の七海に報告をしながら、自分のすべき事は莉絵と陽菜を引き合わせる事ねと、明里は早速聖の家から、未だに帰らせて貰えない陽菜の元に、その足で向かった。

明里さんと話せて本当に良かった。
 少しだけど心が晴れた気がする。
 やらなくてはいけない事は、山程あるし大変なのもわかっているが、莉絵は七海さんが見守ってくれてるから大丈夫だよねと、笑顔で歩みを進めていた。
 
部屋に戻ると、二人がまだいた。
 まだいたの? と言いながら莉絵は、明里に最後に言われた言葉を守りたいと思っていた。
 明里から、最後に貴女が罰を望むなら、貴女の罰は、死なない事。
 生きて、七海の分も生きて幸せになる事が貴女への罰よと言われた。
 ありがたい罰だった。
「何かいい事あったの?」
「どうして?」
「何か嬉しそうにしてるからさ」
「確かに嬉しそうですわね」
 別に何もないよと答えながら、莉絵は新しい魔法少女を本当に消すの? と再度二人に質問する。
「どうして、そこに拘るの?」
「大事な事だから、もし消すつもりなら私は二人と袂を分つつもりだから」
「莉絵ちゃん。何を言ってるの?」
「私は本気だから、私は魔法少女が傷つくのを見たくないから、例え東側でも関係ないから」
「そっか、なら莉絵には罰を受けてもらうしかないね」
「エリナ。それはいくらなんでも」
「私だって嫌だけど、周りに示しがつかないし、莉絵にどんな心境の変化があったのか知らないけど、東側とは争う宿命なんだから」
 そう言うと、エリナは莉絵に外に出ようかと声を掛ける。
「わかった。でも、どんな罰を受けても私は、私の気持ちは変わらないから」
 莉絵の意思は固かった。
 話せばこうなるとわかっていて、敢えて話したのだ。
 
二人には、大切なお姉ちゃんである二人には、自分の考えを知ってほしいから、そして陽菜ちゃんって名前の、新米魔法少女を救う為なら、罰なんて怖くはなかった。
 美代子だけが、やめましょうよと仲間同士で駄目ですと、必死にエリナを止めていたが、エリナは美代子の静止を無視して、莉絵を誰もいない広場に連れて行くと罰を与え始めた。
 莉絵は、抵抗もせずにただひたすら罰を受け続けていた。

七海の意思を引き継ぐと決めた以上は、どんなに辛くても負けないと、私は魔法少女を分け隔てなく助けるんだと、だから例え大切なエリナを裏切っても、これだけは曲げる事は出来ない。
 罰を受ける莉絵の顔には、七海を思ってか、それとも陽菜と言う同じ考えの魔法少女がいると知れた喜びからなのか、笑顔が溢れていた。
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