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低階層 編
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十六階層からのドロップである黒いフード付きマントを羽織って十七階層を進む。十七階層も基本的に魔物の構成は変わらないため油断さえしなければ問題はない。一人で進む孤独はあるが、このまま二十階層まで攻略を進めたいところだ。
「このクリスタルってなかなか面白いな」
一人呟きながらクリスタル製の武器を出しては消してと練習をしながら進んでいく。小部屋のモンスターなどは現状敵ではなく訓練相手のようである。
十七階層のボス部屋の前にたどり着いた時に室内から今までにはない感じを受ける。気を引き締め直し、手元にクリスタル製の長剣を生み出すと室内の扉をあけた。
「っうを!あぶね!」
部屋に入った途端に真っ正面から炎を球が飛んできたので慌てて右に飛んで避ける。改めて相手を見返すとフードを被って杖を持ったゴブリンが何やら唱えながらこちらに向かって再び手をかざしていた。
「やっと魔法使いきたー!!」
敢えて魔法を打たせ、躱し、クリスタル製の剣で斬りはらい、どの程度のものか確かめる。
「避けれるし、斬れるしゴブリンが使う魔法なんざこんなもんか」
しっかりと魔法に関して理解した俺は気を使うまでもなく、あっさりとゴブリンマジシャンを切り捨てた。
ドロップには本が出たので背嚢に入れて下の階層へと向かって攻略を進めていった。
「このクリスタルってなかなか面白いな」
一人呟きながらクリスタル製の武器を出しては消してと練習をしながら進んでいく。小部屋のモンスターなどは現状敵ではなく訓練相手のようである。
十七階層のボス部屋の前にたどり着いた時に室内から今までにはない感じを受ける。気を引き締め直し、手元にクリスタル製の長剣を生み出すと室内の扉をあけた。
「っうを!あぶね!」
部屋に入った途端に真っ正面から炎を球が飛んできたので慌てて右に飛んで避ける。改めて相手を見返すとフードを被って杖を持ったゴブリンが何やら唱えながらこちらに向かって再び手をかざしていた。
「やっと魔法使いきたー!!」
敢えて魔法を打たせ、躱し、クリスタル製の剣で斬りはらい、どの程度のものか確かめる。
「避けれるし、斬れるしゴブリンが使う魔法なんざこんなもんか」
しっかりと魔法に関して理解した俺は気を使うまでもなく、あっさりとゴブリンマジシャンを切り捨てた。
ドロップには本が出たので背嚢に入れて下の階層へと向かって攻略を進めていった。
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