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四章 それぞれの行く道
2話 お父さんへ
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「かんぱーい!」
飲み物がなみなみと注がれた八つのグラスがかちんと合わさる。
自警団がアレクサンドル王子から直々に褒賞を賜ったこと、そしてニールが騎士に推薦されたという話はあっと言う間に広まり、王都に住む大勢の人々が月の雫亭へ祝いと労いの言葉をかけに訪れた。それだけではなく酒や食材を持ってきたり、厨房でジュリエナとリーサを手伝って料理をする者まで現われ、自警団のためにテーブルいっぱいのご馳走が並んだ。王子からもらった金貨はほとんど出番がなさそうだった。
自警団に会いに来た者たちと言葉を交わし、満腹になるまで食べて飲んで、心の底から笑って――夜が更け客足も途絶えた頃、静かに宿屋の入り口が開いた。
「夜分に申し訳ない」
そこに立っていたのはグレイルだった。エルトマイン公爵の野望を阻止せんと竜骨の塔へ向かうニールたちの道を切り開いてくれた男だ。無事に生きて王国に戻っていたらしかった。
「……ここに、娘がいると聞いて」
グレイルの視線がフランシエルの方へ向かう。彼女は身じろぎした。どう対応していいものか迷っているようだ。
「フラン、外で二人で話してきたらどうだ?」
ニールは隣に座る彼女に声をかけた。
「いいの?」
「せっかく会いに来てくれたんだ。話したいことがいっぱいあるだろ? 俺たちが一緒っていうのもなんだか気まずいし」
「……うん」
フランシエルは頷くと席を立った。
「ごめんね、皆。ちょっとだけ行ってくるね」
彼女がグレイルの元へ向かう。二人で並ぶと、やはりどことなく雰囲気が似ているようにニールには思えた。
フランシエルとグレイルが連れ立って宿屋の外へ出る。扉がゆっくりと閉まった。
***
月の雫亭を出て少し歩いた先で、親子は立ち止まった。
「すまなかった。せっかく楽しそうにしていたところに」
「……ううん、いいの」
月明りのもと、フランシエルは父の顔を見上げた。じっくり見るのは初めてだ。以前に会ったときと比べると穏やかな顔立ちをしていた。憑き物が落ちたかのようだった。
「……ところで、君の名前はフランでいいのか?」
躊躇いがちにグレイルは尋ねた。そういえば、面と向かって名乗っていない。
「ほんとの名前はフランシエル。でも皆フランって呼ぶの」
「そうか……良い名前だ」
薄い唇がふっと笑みを作る。
「どうしても、もういちど顔を見ておきたかった。夜明け前にはここを発つから」
「どうして?」
「追放刑に処されることになったんだ。私はもう二度とこの王国に足を踏み入れることはできない」
グレイルは静かに言った。
「えっ!? 誰が決めたの?」
「アレクサンドル殿下の命だ」
フランシエルに笑顔で褒賞の虹石を渡してくれた青年が、父に対し非情な罰を下した――到底、信じられなかった。
「そんなのひどい、あたしが王子さまに頼むよ、刑を取り下げてって!」
グレイルは黙って首を横に振った。
「いいんだ。私の犯した罪は、君もよく知っているだろう。本来なら処刑されて当然のところを、騎士隊長や竜人たちに危機を知らせたことに免じて追放だけで済んだ。これ以上を望むわけにはいかない」
グレイルはエルトマイン公爵に加担し、虹石で操られた魔物を数多く生み出した。しかし最後には危険を顧みず竜人たちの領域にやって来て、共に戦ってくれた。フランシエルやニールたち自警団が英雄として称えられるなら、彼も同じように扱われるべきなのに。
フランシエルは父の腕にすがった。
「ねえ、何とか待ってもらえない? 三日後に、あたしを迎えに竜が来るの。それに乗っていけばあたしと一緒に暮らせるよ、お母さんが住んでた家に」
またもグレイルは頭を振った。
「私には竜人と共に暮らす権利もないよ。私と言う人間が傍にいたら、君も肩身が狭くなるだろう。そんなことはできない」
顔を曇らせる娘に対し、彼は微笑みかけた。
「心配はいらないよ。もともと各地をずっと点々としていたんだ。君のお母さんと会ったのもその時だった。また、同じような生活に戻るだけさ」
「……だったら、これを持って行って」
フランシエルは首から下げていた銀色のペンダントを外すと、父の首にかけた。母の形見だ。
「お母さんのこと、色んなところに連れていってあげて」
足が不自由で思うように動けなかった母シルヴァーナは、フランシエルが山道を駆け回って見聞きしたものの話をいつも楽しそうに聞いてくれた。口には出さなかったが、自分もあちらこちらを自由に巡りたいとずっと思っていたはずだ。
「お母さんは、ずっとあなたを愛してたよ。いつか三人で一緒に暮らしたいって願ってた」
その夢を叶えることなくシルヴァーナはこの世を去ったが、今こうしてフランシエルとグレイルが巡り合えたことをきっと喜んでくれる。
「……そうか」
何かをこらえるかのように、グレイルは大きく息を吐いた。
「あ、あの、あとね……もしお父さんに会えたらやりたかったことがあって。今してもいい?」
「ああ、もちろんだ。何だい?」
答える代わりにフランシエルはグレイルヘ飛びつくと、抱きしめてその胸に顔をうずめた。
「ずっと思ってた。あたしのお父さんはどんなひとなんだろうって」
シルヴァーナのことなどとっくに忘れているかもしれない、今まではそれを思うと怖かった。だがもうその恐怖はない。父はずっと母を愛し続け、そして娘であるフランシエルのことも思ってくれている。
「こんなに素敵なひとがあたしのお父さんで、すごく嬉しいの」
グレイルの腕が、そっとフランシエルを包んだ。
「……ありがとう。私も、君という娘がいることを誇りに思う」
母を亡くしてからずっと失われていた、家族の温もりがフランシエルの胸を満たす。
「父として、何もしてやれないことだけが心残りだ……残りの人生のすべてをかけて、君の幸せを願おう、フラン」
「ありがとう、お父さん」
グレイルから離れ、フランシエルは微笑んだ。
「いつかまた会えるよね? その時にたくさんお話を聞かせて」
「……シルヴァーナにそっくりだな、君は」
グレイルはフランシエルの頭を撫で、寂し気に笑った。
「さあ、そろそろ戻りなさい」
「うん……」
ここで別れたら、再会はいつになるか分からない。そう思うと歯切れの悪い返事しかできなかった。
娘の肩に、グレイルがそっと手を置いた。
「皆、フランを待っている。友達は大切にしないといけないよ。それから……青い髪の青年によろしく伝えて欲しい。私を信じてくれてありがとうと」
今度こそ、フランはしっかり頷いた。父との別れは辛いが、共に過ごしてきた自警団の仲間たちとの別れも数日後に迫っている。少しでも長い時間、一緒にいたい。
「じゃあ、元気でね! あたしのお父さん!」
精いっぱいの明るい声で言い、宿屋への道を辿る。途中で振り返り、まだ同じ場所に立っている父に向かって大きく手を振る。
グレイルが手を振り返してくれたのを見て、フランシエルは父に背を向けた。もう振り向くことはしなかった。
娘の姿を見送り、グレイルは首から下がるペンダントに視線を落とした。
愛したひとが生きた証は、この世界にしっかり根を張っている。彼女の面影を強く残す無邪気な少女はこの先も強く生きていくだろう。
「シルヴァーナ……待たせてすまなかった」
指先でペンダントを撫でながらグレイルは呟いた。
次に会う時までにたくさんのものを見て、という彼女の願いを無視し、随分と遠回りをしてしまった。シルヴァーナは怒るだろうか。しょうがないひとねと言って、笑って許してくれるだろうか。これからはずっと離れないで生きる、それを償いとさせてくれるだろうか。
「海に行こう。真っ白な砂の地面と、青い海がどこまでも広がって見える場所に。絶対にとても美しいよ」
銀色のペンダントが月の光を受けてきらめく。シルヴァーナの笑い声が聞こえた気がした。
夜更けの誰もいない街を、グレイルはしっかりした足取りで歩いていった。
飲み物がなみなみと注がれた八つのグラスがかちんと合わさる。
自警団がアレクサンドル王子から直々に褒賞を賜ったこと、そしてニールが騎士に推薦されたという話はあっと言う間に広まり、王都に住む大勢の人々が月の雫亭へ祝いと労いの言葉をかけに訪れた。それだけではなく酒や食材を持ってきたり、厨房でジュリエナとリーサを手伝って料理をする者まで現われ、自警団のためにテーブルいっぱいのご馳走が並んだ。王子からもらった金貨はほとんど出番がなさそうだった。
自警団に会いに来た者たちと言葉を交わし、満腹になるまで食べて飲んで、心の底から笑って――夜が更け客足も途絶えた頃、静かに宿屋の入り口が開いた。
「夜分に申し訳ない」
そこに立っていたのはグレイルだった。エルトマイン公爵の野望を阻止せんと竜骨の塔へ向かうニールたちの道を切り開いてくれた男だ。無事に生きて王国に戻っていたらしかった。
「……ここに、娘がいると聞いて」
グレイルの視線がフランシエルの方へ向かう。彼女は身じろぎした。どう対応していいものか迷っているようだ。
「フラン、外で二人で話してきたらどうだ?」
ニールは隣に座る彼女に声をかけた。
「いいの?」
「せっかく会いに来てくれたんだ。話したいことがいっぱいあるだろ? 俺たちが一緒っていうのもなんだか気まずいし」
「……うん」
フランシエルは頷くと席を立った。
「ごめんね、皆。ちょっとだけ行ってくるね」
彼女がグレイルの元へ向かう。二人で並ぶと、やはりどことなく雰囲気が似ているようにニールには思えた。
フランシエルとグレイルが連れ立って宿屋の外へ出る。扉がゆっくりと閉まった。
***
月の雫亭を出て少し歩いた先で、親子は立ち止まった。
「すまなかった。せっかく楽しそうにしていたところに」
「……ううん、いいの」
月明りのもと、フランシエルは父の顔を見上げた。じっくり見るのは初めてだ。以前に会ったときと比べると穏やかな顔立ちをしていた。憑き物が落ちたかのようだった。
「……ところで、君の名前はフランでいいのか?」
躊躇いがちにグレイルは尋ねた。そういえば、面と向かって名乗っていない。
「ほんとの名前はフランシエル。でも皆フランって呼ぶの」
「そうか……良い名前だ」
薄い唇がふっと笑みを作る。
「どうしても、もういちど顔を見ておきたかった。夜明け前にはここを発つから」
「どうして?」
「追放刑に処されることになったんだ。私はもう二度とこの王国に足を踏み入れることはできない」
グレイルは静かに言った。
「えっ!? 誰が決めたの?」
「アレクサンドル殿下の命だ」
フランシエルに笑顔で褒賞の虹石を渡してくれた青年が、父に対し非情な罰を下した――到底、信じられなかった。
「そんなのひどい、あたしが王子さまに頼むよ、刑を取り下げてって!」
グレイルは黙って首を横に振った。
「いいんだ。私の犯した罪は、君もよく知っているだろう。本来なら処刑されて当然のところを、騎士隊長や竜人たちに危機を知らせたことに免じて追放だけで済んだ。これ以上を望むわけにはいかない」
グレイルはエルトマイン公爵に加担し、虹石で操られた魔物を数多く生み出した。しかし最後には危険を顧みず竜人たちの領域にやって来て、共に戦ってくれた。フランシエルやニールたち自警団が英雄として称えられるなら、彼も同じように扱われるべきなのに。
フランシエルは父の腕にすがった。
「ねえ、何とか待ってもらえない? 三日後に、あたしを迎えに竜が来るの。それに乗っていけばあたしと一緒に暮らせるよ、お母さんが住んでた家に」
またもグレイルは頭を振った。
「私には竜人と共に暮らす権利もないよ。私と言う人間が傍にいたら、君も肩身が狭くなるだろう。そんなことはできない」
顔を曇らせる娘に対し、彼は微笑みかけた。
「心配はいらないよ。もともと各地をずっと点々としていたんだ。君のお母さんと会ったのもその時だった。また、同じような生活に戻るだけさ」
「……だったら、これを持って行って」
フランシエルは首から下げていた銀色のペンダントを外すと、父の首にかけた。母の形見だ。
「お母さんのこと、色んなところに連れていってあげて」
足が不自由で思うように動けなかった母シルヴァーナは、フランシエルが山道を駆け回って見聞きしたものの話をいつも楽しそうに聞いてくれた。口には出さなかったが、自分もあちらこちらを自由に巡りたいとずっと思っていたはずだ。
「お母さんは、ずっとあなたを愛してたよ。いつか三人で一緒に暮らしたいって願ってた」
その夢を叶えることなくシルヴァーナはこの世を去ったが、今こうしてフランシエルとグレイルが巡り合えたことをきっと喜んでくれる。
「……そうか」
何かをこらえるかのように、グレイルは大きく息を吐いた。
「あ、あの、あとね……もしお父さんに会えたらやりたかったことがあって。今してもいい?」
「ああ、もちろんだ。何だい?」
答える代わりにフランシエルはグレイルヘ飛びつくと、抱きしめてその胸に顔をうずめた。
「ずっと思ってた。あたしのお父さんはどんなひとなんだろうって」
シルヴァーナのことなどとっくに忘れているかもしれない、今まではそれを思うと怖かった。だがもうその恐怖はない。父はずっと母を愛し続け、そして娘であるフランシエルのことも思ってくれている。
「こんなに素敵なひとがあたしのお父さんで、すごく嬉しいの」
グレイルの腕が、そっとフランシエルを包んだ。
「……ありがとう。私も、君という娘がいることを誇りに思う」
母を亡くしてからずっと失われていた、家族の温もりがフランシエルの胸を満たす。
「父として、何もしてやれないことだけが心残りだ……残りの人生のすべてをかけて、君の幸せを願おう、フラン」
「ありがとう、お父さん」
グレイルから離れ、フランシエルは微笑んだ。
「いつかまた会えるよね? その時にたくさんお話を聞かせて」
「……シルヴァーナにそっくりだな、君は」
グレイルはフランシエルの頭を撫で、寂し気に笑った。
「さあ、そろそろ戻りなさい」
「うん……」
ここで別れたら、再会はいつになるか分からない。そう思うと歯切れの悪い返事しかできなかった。
娘の肩に、グレイルがそっと手を置いた。
「皆、フランを待っている。友達は大切にしないといけないよ。それから……青い髪の青年によろしく伝えて欲しい。私を信じてくれてありがとうと」
今度こそ、フランはしっかり頷いた。父との別れは辛いが、共に過ごしてきた自警団の仲間たちとの別れも数日後に迫っている。少しでも長い時間、一緒にいたい。
「じゃあ、元気でね! あたしのお父さん!」
精いっぱいの明るい声で言い、宿屋への道を辿る。途中で振り返り、まだ同じ場所に立っている父に向かって大きく手を振る。
グレイルが手を振り返してくれたのを見て、フランシエルは父に背を向けた。もう振り向くことはしなかった。
娘の姿を見送り、グレイルは首から下がるペンダントに視線を落とした。
愛したひとが生きた証は、この世界にしっかり根を張っている。彼女の面影を強く残す無邪気な少女はこの先も強く生きていくだろう。
「シルヴァーナ……待たせてすまなかった」
指先でペンダントを撫でながらグレイルは呟いた。
次に会う時までにたくさんのものを見て、という彼女の願いを無視し、随分と遠回りをしてしまった。シルヴァーナは怒るだろうか。しょうがないひとねと言って、笑って許してくれるだろうか。これからはずっと離れないで生きる、それを償いとさせてくれるだろうか。
「海に行こう。真っ白な砂の地面と、青い海がどこまでも広がって見える場所に。絶対にとても美しいよ」
銀色のペンダントが月の光を受けてきらめく。シルヴァーナの笑い声が聞こえた気がした。
夜更けの誰もいない街を、グレイルはしっかりした足取りで歩いていった。
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