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どうしていいのかわからないまま固まって、息苦しくなって慌てて離れる。
「っ……はぁ、はっ……」
必死に呼吸をしていると、くすくすと笑い声が聞こえた。
「どうでしたか?」
余裕そうな笑みを浮かべる先生の口元ばかりを見てしまってドキドキする。
俺ばかりが戸惑って、焦って、ワタワタしているのは少し悔しい。でも、
「先生?“Say”」
もう優しくコマンドを使ってくれることも知っていて、はぁ、と思わず吐息を溢した。
「……柔らかくて……気持ちよかった、です」
答えると、先生は「“Good”」と抱き締めて撫でてくれる。
「キス、これからもしましょうか?」
頷くと、先生は笑ってもう一度キスをしてくれた。
チュッと音がして離れていくその唇。
「ふふっ、“Come”」
両腕を広げられると、俺は抱きついてそっと目を閉じた。
程よく込められる腕の力にホッとする。
気持ちよくて、守られているようなその安心感に満足していた。
個人的な空間で時間も気にせずプレイと言われた時はつい身構えたが、結局その後も抱き締められながら話をして、夕飯も準備して食べさせてもらって、風呂も準備してもらって……ただ至れり尽くせりで夢のような時間だった。
「いーのか?こんなんで?」
いいと言ったのにここまで送ってくれて、さっき玄関で「おやすみなさい」と笑顔で帰って行った先生を思い浮かべる。
それだけでじんわり胸があったかくなるのは何だろう?
Domに護られているという安心感もあって、俺はかなり満たされていた。
「っ……はぁ、はっ……」
必死に呼吸をしていると、くすくすと笑い声が聞こえた。
「どうでしたか?」
余裕そうな笑みを浮かべる先生の口元ばかりを見てしまってドキドキする。
俺ばかりが戸惑って、焦って、ワタワタしているのは少し悔しい。でも、
「先生?“Say”」
もう優しくコマンドを使ってくれることも知っていて、はぁ、と思わず吐息を溢した。
「……柔らかくて……気持ちよかった、です」
答えると、先生は「“Good”」と抱き締めて撫でてくれる。
「キス、これからもしましょうか?」
頷くと、先生は笑ってもう一度キスをしてくれた。
チュッと音がして離れていくその唇。
「ふふっ、“Come”」
両腕を広げられると、俺は抱きついてそっと目を閉じた。
程よく込められる腕の力にホッとする。
気持ちよくて、守られているようなその安心感に満足していた。
個人的な空間で時間も気にせずプレイと言われた時はつい身構えたが、結局その後も抱き締められながら話をして、夕飯も準備して食べさせてもらって、風呂も準備してもらって……ただ至れり尽くせりで夢のような時間だった。
「いーのか?こんなんで?」
いいと言ったのにここまで送ってくれて、さっき玄関で「おやすみなさい」と笑顔で帰って行った先生を思い浮かべる。
それだけでじんわり胸があったかくなるのは何だろう?
Domに護られているという安心感もあって、俺はかなり満たされていた。
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