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★シたい
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「どうぞ」
部屋に着くなり渡されたグラス。
冷えた水が喉を通って更に冷静になった気がする。
だが、同時に悲しくもなってきた。
また口にできないまま、このやり場のないモヤモヤを持て余すのか?
「航生さん」
俺が握ったままになっていたグラスを取ってカウンターに置くと、先生はコートを脱いでじっとこっちを見つめてくる。
その顔にいつもの柔らかい笑みはなくて少しドキッとした。
時刻はまだ二十二時を少し回ったところだ。
俺は先にシャワーも浴びて出掛けたけど……考えていると腕を引いて両頬に手を添えられた。
「最近、何か悩んでます?」
「へ!?」
言い当てられて声がすっ飛ぶ。
「何かあるなら言って下さい」
少し眉を下げたその顔は見ているだけでグッときた。
言ってしまおう!と口を開こうとして、やはり恥ずかしさとか拒否されるかもしれない不安からか声が出ない。
黙り込んだ俺の顎に指を掛けて目を合わせると、先生はゆっくり顔を近付けてきた。
「……コマンド使いましょうか?」
ブワッとDomのグレアを感じてそれだけでクラクラする。
「航生」
メガネを外した先生に微笑まれて、ゾクゾクと背筋を這う快感にもう甘い吐息が漏れた。
顎にあった指が俺の輪郭をなぞるようにゆっくりと動いていって耳に辿り着く。
耳を包むように添えられて、もう片方には先生の唇が近付いてきた。
「……“Say”」
いつもより少し低い声が直接流し込まれて一気に体温が上がる。
「っぁ……もっと…………シたい」
部屋に着くなり渡されたグラス。
冷えた水が喉を通って更に冷静になった気がする。
だが、同時に悲しくもなってきた。
また口にできないまま、このやり場のないモヤモヤを持て余すのか?
「航生さん」
俺が握ったままになっていたグラスを取ってカウンターに置くと、先生はコートを脱いでじっとこっちを見つめてくる。
その顔にいつもの柔らかい笑みはなくて少しドキッとした。
時刻はまだ二十二時を少し回ったところだ。
俺は先にシャワーも浴びて出掛けたけど……考えていると腕を引いて両頬に手を添えられた。
「最近、何か悩んでます?」
「へ!?」
言い当てられて声がすっ飛ぶ。
「何かあるなら言って下さい」
少し眉を下げたその顔は見ているだけでグッときた。
言ってしまおう!と口を開こうとして、やはり恥ずかしさとか拒否されるかもしれない不安からか声が出ない。
黙り込んだ俺の顎に指を掛けて目を合わせると、先生はゆっくり顔を近付けてきた。
「……コマンド使いましょうか?」
ブワッとDomのグレアを感じてそれだけでクラクラする。
「航生」
メガネを外した先生に微笑まれて、ゾクゾクと背筋を這う快感にもう甘い吐息が漏れた。
顎にあった指が俺の輪郭をなぞるようにゆっくりと動いていって耳に辿り着く。
耳を包むように添えられて、もう片方には先生の唇が近付いてきた。
「……“Say”」
いつもより少し低い声が直接流し込まれて一気に体温が上がる。
「っぁ……もっと…………シたい」
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