153 / 311
★シたい
9
しおりを挟む
やらかした。
目を覚ました俺はいつの間にか身も清められて整えられているベッドの中で深いため息を吐く。
既に起きて朝の準備をしてくれているであろう先生に申し訳なさでいっぱいになった。
強請ったくせに結局寝落ちているとか……最悪だ。
初エッチどころか、また先生のモノにさえ触れていないなんて。
「起きましたか?」
ドアが開いて先生が顔を出して跳ね上がる。
口元まで布団を引き上げてもうどうしたらいいかわからない。
「どうしました?」
なのに、にこにこしながらベッドに腰掛けて顔を寄せられて言葉に詰まってしまう。
「よく眠れましたか?」
優しく頬に手を伸ばしてくれて、それにさえ申し訳なく思ってしまった。
「……何て表情してるんですか」
「だって……」
微笑まれてもどんどん後悔ばかりが募る。
「最後までシてないこと気にしてます?」
聞かれてパッと顔を上げると、先生はチュッとキスをしてきて笑った。
「二本が限界でしたし、あれではまだ挿入りませんよ?」
「え?」
抱き寄せられて後頭部を撫でられながら顔を上げる。
「無理はさせたくないですからね?痛いのは嫌でしょう?」
頷くと、先生はニコッと笑ってまたキスをしてきた。だが、
「ただ……」
不意に声が低くなってドキッとする。
「慣らすのは僕もやりたいので一人でしちゃわないで下さい」
「え、そんなの恥ずかし……」
「それを見るのがいいんでしょう?」
「意地悪っ!!」
「嫌いじゃないでしょう?」
ニヤリと笑われて返事なんてできなかった。
目を覚ました俺はいつの間にか身も清められて整えられているベッドの中で深いため息を吐く。
既に起きて朝の準備をしてくれているであろう先生に申し訳なさでいっぱいになった。
強請ったくせに結局寝落ちているとか……最悪だ。
初エッチどころか、また先生のモノにさえ触れていないなんて。
「起きましたか?」
ドアが開いて先生が顔を出して跳ね上がる。
口元まで布団を引き上げてもうどうしたらいいかわからない。
「どうしました?」
なのに、にこにこしながらベッドに腰掛けて顔を寄せられて言葉に詰まってしまう。
「よく眠れましたか?」
優しく頬に手を伸ばしてくれて、それにさえ申し訳なく思ってしまった。
「……何て表情してるんですか」
「だって……」
微笑まれてもどんどん後悔ばかりが募る。
「最後までシてないこと気にしてます?」
聞かれてパッと顔を上げると、先生はチュッとキスをしてきて笑った。
「二本が限界でしたし、あれではまだ挿入りませんよ?」
「え?」
抱き寄せられて後頭部を撫でられながら顔を上げる。
「無理はさせたくないですからね?痛いのは嫌でしょう?」
頷くと、先生はニコッと笑ってまたキスをしてきた。だが、
「ただ……」
不意に声が低くなってドキッとする。
「慣らすのは僕もやりたいので一人でしちゃわないで下さい」
「え、そんなの恥ずかし……」
「それを見るのがいいんでしょう?」
「意地悪っ!!」
「嫌いじゃないでしょう?」
ニヤリと笑われて返事なんてできなかった。
46
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる