164 / 311
アドバイス
11
しおりを挟む
ためらいがちにノックがされて、先生が返事をするとドアが開く。
「大丈夫?」
顔を見せたのは由貴さんで、俺も先生の横から顔を見せるとホッと表情を緩めた。
「響弥くんも入っていいかしら?」
「もちろんです!むしろ、響弥さんに謝らないと!」
確認されてベッドから降りようとするのは先生に止められる。
「すぐそこに居るからそのままで居て!ね?響弥くん?」
由貴さんにも止められて、由貴さんはドアの方を見て声を掛けてから歩いて行った。
手を伸ばして、そして、姿が消える。
首を傾げて先生を見ると、先生は少し困ったように笑ってまた俺を抱き締めてくれた。
「や、ちょっと!!響弥さんたち来るから!!」
嬉しいとは思いつつ、今は見られる!!と慌てても先生は離してくれない。
「いいかしら?」
コンコンと開いたドアを再びノックされてバシバシと先生の肩を叩くと、やっと先生は渋々その手を緩めてくれる。
「ほら!響弥くん」
由貴さんに手を引かれて入ってきた響弥さんは俺を見てすぐ不安そうに眉を寄せた。
「ご、ごめんね。僕がトラウマを掘り起こしてしまったみたいで」
「いえ!むしろ、すいません」
ペコペコと謝り合う俺と響弥さん。
由貴さんはしゃがんで俺と目を合わせるとゆっくり口を開いた。
「航生くん、トラウマって……カラーよね?」
由貴さんに言われてまたドクンと心臓が音を立てる。
でも、すぐに先生が俺を抱き寄せてくれて背中を擦ってくれた。
「大丈夫?」
顔を見せたのは由貴さんで、俺も先生の横から顔を見せるとホッと表情を緩めた。
「響弥くんも入っていいかしら?」
「もちろんです!むしろ、響弥さんに謝らないと!」
確認されてベッドから降りようとするのは先生に止められる。
「すぐそこに居るからそのままで居て!ね?響弥くん?」
由貴さんにも止められて、由貴さんはドアの方を見て声を掛けてから歩いて行った。
手を伸ばして、そして、姿が消える。
首を傾げて先生を見ると、先生は少し困ったように笑ってまた俺を抱き締めてくれた。
「や、ちょっと!!響弥さんたち来るから!!」
嬉しいとは思いつつ、今は見られる!!と慌てても先生は離してくれない。
「いいかしら?」
コンコンと開いたドアを再びノックされてバシバシと先生の肩を叩くと、やっと先生は渋々その手を緩めてくれる。
「ほら!響弥くん」
由貴さんに手を引かれて入ってきた響弥さんは俺を見てすぐ不安そうに眉を寄せた。
「ご、ごめんね。僕がトラウマを掘り起こしてしまったみたいで」
「いえ!むしろ、すいません」
ペコペコと謝り合う俺と響弥さん。
由貴さんはしゃがんで俺と目を合わせるとゆっくり口を開いた。
「航生くん、トラウマって……カラーよね?」
由貴さんに言われてまたドクンと心臓が音を立てる。
でも、すぐに先生が俺を抱き寄せてくれて背中を擦ってくれた。
58
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる