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絆
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その間に理久さんは奥の部屋からまたカラカラと今度は理久さんより大きな木のパネルらしきものを持ってきた。
パネルといってもナチュラルブラウンの上質そうな木で、厚みもあり飾り堀りなどもされていて所々に宝石も埋められている。
理久さんはそのパネルにあるロックを外すと左右に開いた。
出てきたのは全身も映る三面鏡。
「どうぞ?」
真ん中にイスを置いて理久さんが微笑んだ。
そのまま先生に導かれて俺はそのイスに腰掛ける。
「では……航生さん、辛くなったりおかしかったら言って下さいね?」
頷くと、またあのシャラッと音がして鏡にカラーが映った。
タートルネックの上からゆっくりカラーが這わされてキュッと締められる。
ベルトのように穴が空いていて調節できるタイプで、鏡越しにカラーが着いた姿を見てドキドキした。
同時にしっかり先生のモノになった気がして嬉しくなる。
「苦しいとか違和感はない?」
「……航生さん?大丈夫ですか?」
理久さんに聞かれたこともわからないくらい少しトリップしてしまっていて、先生に耳元で聞かれた。
「んっ……はぁ……」
それだけの刺激でビクンと跳ねた俺はうまく体勢を保てず先生にしがみつく。
理久さんの前……と何とか落ち着こうとは思うが、気を抜いたらイける気もするくらい過敏に反応してしまって気持ち良さが止まらない。
「良さそう……かな?」
「さすが……最高ですね」
二人の会話も俺の耳には届かないくらい俺はもう蕩けてしまっていた。
パネルといってもナチュラルブラウンの上質そうな木で、厚みもあり飾り堀りなどもされていて所々に宝石も埋められている。
理久さんはそのパネルにあるロックを外すと左右に開いた。
出てきたのは全身も映る三面鏡。
「どうぞ?」
真ん中にイスを置いて理久さんが微笑んだ。
そのまま先生に導かれて俺はそのイスに腰掛ける。
「では……航生さん、辛くなったりおかしかったら言って下さいね?」
頷くと、またあのシャラッと音がして鏡にカラーが映った。
タートルネックの上からゆっくりカラーが這わされてキュッと締められる。
ベルトのように穴が空いていて調節できるタイプで、鏡越しにカラーが着いた姿を見てドキドキした。
同時にしっかり先生のモノになった気がして嬉しくなる。
「苦しいとか違和感はない?」
「……航生さん?大丈夫ですか?」
理久さんに聞かれたこともわからないくらい少しトリップしてしまっていて、先生に耳元で聞かれた。
「んっ……はぁ……」
それだけの刺激でビクンと跳ねた俺はうまく体勢を保てず先生にしがみつく。
理久さんの前……と何とか落ち着こうとは思うが、気を抜いたらイける気もするくらい過敏に反応してしまって気持ち良さが止まらない。
「良さそう……かな?」
「さすが……最高ですね」
二人の会話も俺の耳には届かないくらい俺はもう蕩けてしまっていた。
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