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再会
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紬さんのお店で夕飯を食べて、ゆっくり時間を掛けてプレイもして……甘く幸せな日々。
忙しい毎日もお陰でスッキリした頭でこなしていくことができた。
そして、卒業式からは本当にあっという間に修了式になって反省会……という名の飲み会。
「すいません……ちょっとトイレに……」
俺は調子よく飲んでしまったことを後悔して席を立った。
今夜もきっと……そう思ったら何か落ち着かなくて、少しのつもりで飲んだまま飲み過ぎた気がする。
トイレで少し顔を洗ってスッキリしようと思って歩いていたが、角を曲がった瞬間に向こうから歩いて来ていた人にぶつかった。
「「あ、すいません」」
声が重なってお互い下げた頭を上げた瞬間に固まる。
「え……周防?」
しかも、相手にも気付かれていて頭の中が一瞬で真っ白になった。
何でここに?
逃げなきゃ……
怖い。
浮かびそうな全てもうまく出てきてくれなくて瞬きさえできない。
何かを言われているが、それも俺の耳にはちゃんと入って来ない。
「マジかよ。……本当、お前はすぐ堕ちるよな?」
ため息混じりで言いながら手を伸ばされて触れられる前にギリギリで避けると、その場に崩れ落ちてしまった。
恐怖で身体は震え出し、呼吸も浅くなってうまく息ができない。
「ったく……どーすんだよ」
触れられる……とギュッと身を縮めると、
「どうかしましたか?」
先生の声がして俺の肩には先生の腕がしっかりと回された。
忙しい毎日もお陰でスッキリした頭でこなしていくことができた。
そして、卒業式からは本当にあっという間に修了式になって反省会……という名の飲み会。
「すいません……ちょっとトイレに……」
俺は調子よく飲んでしまったことを後悔して席を立った。
今夜もきっと……そう思ったら何か落ち着かなくて、少しのつもりで飲んだまま飲み過ぎた気がする。
トイレで少し顔を洗ってスッキリしようと思って歩いていたが、角を曲がった瞬間に向こうから歩いて来ていた人にぶつかった。
「「あ、すいません」」
声が重なってお互い下げた頭を上げた瞬間に固まる。
「え……周防?」
しかも、相手にも気付かれていて頭の中が一瞬で真っ白になった。
何でここに?
逃げなきゃ……
怖い。
浮かびそうな全てもうまく出てきてくれなくて瞬きさえできない。
何かを言われているが、それも俺の耳にはちゃんと入って来ない。
「マジかよ。……本当、お前はすぐ堕ちるよな?」
ため息混じりで言いながら手を伸ばされて触れられる前にギリギリで避けると、その場に崩れ落ちてしまった。
恐怖で身体は震え出し、呼吸も浅くなってうまく息ができない。
「ったく……どーすんだよ」
触れられる……とギュッと身を縮めると、
「どうかしましたか?」
先生の声がして俺の肩には先生の腕がしっかりと回された。
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