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再会
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「あ、いや……彼とは同級生で。でも、体調悪そうなので」
間に先生が入ってくれて、抱き寄せられながら背中を擦られてやっと少しずつ呼吸ができた。
「そうなんですね。ありがとうございます」
言葉は穏やかなのに感じる強いディフェンス。
それは近くに居るだけでビリビリと痺れるようなモノだった。
あまりにもの強さにギュッと閉じていた目を開ける。
先生はしゃがんで俺に寄り添いつつまっすぐ相手にディフェンスを放っていた。
怖さはあるが、“護られている”と実感して安堵もする。
ランクなんて確認する必要さえないほど、先生は圧倒的な力で相手を抑えつけていたから。
「お、前……」
睨むようなその目。
見ただけでフラッシュバックしかける。だが、
「見なくていい」
それも先生に手で覆われてホッと胸を撫で下ろした。
「退けよ!こいつは昔、俺とプレイしていたんだぞ?」
力では劣っていることを自覚したのか、言葉だけで誤魔化すようなケンカを吹っ掛ける言い方。
「見てわかりませんか?こんなに怯えてあなたを拒絶していますよ?どんな間柄かなんて聞くまでもないでしょう?」
そんなの相手にはせず、先生は冷静に言って更にディフェンスを強める。
「……っ……チッ」
さすがに呻いた花宮は舌打ちをして僅かに放っていたディフェンスを収めた。
それでも先生はまだ警戒を緩めない。
「ウゼ……誰が手を出すかよ。そんなザコ」
捨てゼリフを吐いて逃げ去る花宮が見えなくなるまで先生はディフェンスを緩めなかった。
間に先生が入ってくれて、抱き寄せられながら背中を擦られてやっと少しずつ呼吸ができた。
「そうなんですね。ありがとうございます」
言葉は穏やかなのに感じる強いディフェンス。
それは近くに居るだけでビリビリと痺れるようなモノだった。
あまりにもの強さにギュッと閉じていた目を開ける。
先生はしゃがんで俺に寄り添いつつまっすぐ相手にディフェンスを放っていた。
怖さはあるが、“護られている”と実感して安堵もする。
ランクなんて確認する必要さえないほど、先生は圧倒的な力で相手を抑えつけていたから。
「お、前……」
睨むようなその目。
見ただけでフラッシュバックしかける。だが、
「見なくていい」
それも先生に手で覆われてホッと胸を撫で下ろした。
「退けよ!こいつは昔、俺とプレイしていたんだぞ?」
力では劣っていることを自覚したのか、言葉だけで誤魔化すようなケンカを吹っ掛ける言い方。
「見てわかりませんか?こんなに怯えてあなたを拒絶していますよ?どんな間柄かなんて聞くまでもないでしょう?」
そんなの相手にはせず、先生は冷静に言って更にディフェンスを強める。
「……っ……チッ」
さすがに呻いた花宮は舌打ちをして僅かに放っていたディフェンスを収めた。
それでも先生はまだ警戒を緩めない。
「ウゼ……誰が手を出すかよ。そんなザコ」
捨てゼリフを吐いて逃げ去る花宮が見えなくなるまで先生はディフェンスを緩めなかった。
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