266 / 311
救出
1
しおりを挟む
ガタンと音がして一瞬ピタリと全ての音が止んだ。
「返して頂けますか?」
扉が開いてそこに響いたのは先生の声で、すぐに感じた鋭いグレアにビクリと身体が跳ねる。
「はぁっ!?てめぇら何なんだ……」
立ち上がって近くのイスを蹴り飛ばしたKは思いっきりディフェンスを振り撒きながら先生の方に歩いて行った。
「僕は大事な僕のパートナーと生徒の身内を連れ戻しに来ただけです」
それでも先生は微笑んでK以上のディフェンスで捻じ伏せる。
「クッ……」
Kがよろけると、
「中学生なんて店に入れてるのは問題だろ?」
その腕を先生の後ろに居た男が掴んだ。
暗くてよく見えなかったが、それは理久さんのパートナーの荒木さんだ。
「圭哉……ショーも中止してすぐさまあの子とそこの方をこっちに寄越せ」
低いその声が強いグレアと共に押し出される。
「でも……」
「すぐだ。圭哉、二度も言わせるな」
Kが反論しようとしても、荒木さんはそれを完全に押さえつけてその耳元に静かに重い言葉を押し流した。
「っ……みぃ!ドク!……外してやれ」
Kが指示をすると、宗吾とプレイを始めていた女と俺の横に居た舌ピが驚いたような顔を向ける。
「今夜は……中止だ」
そのままガクンと膝を折ると、荒木さんと先生がこっちに歩いてきた。
荒木さんは俺の様子を確認してそのまま宗吾の方に歩いて行き、先生はすぐに膝をついて抱き締めてくれる。
「本当に……気が気じゃないなかった」
その力の強さと少し震えている声に泣きそうになった。
「返して頂けますか?」
扉が開いてそこに響いたのは先生の声で、すぐに感じた鋭いグレアにビクリと身体が跳ねる。
「はぁっ!?てめぇら何なんだ……」
立ち上がって近くのイスを蹴り飛ばしたKは思いっきりディフェンスを振り撒きながら先生の方に歩いて行った。
「僕は大事な僕のパートナーと生徒の身内を連れ戻しに来ただけです」
それでも先生は微笑んでK以上のディフェンスで捻じ伏せる。
「クッ……」
Kがよろけると、
「中学生なんて店に入れてるのは問題だろ?」
その腕を先生の後ろに居た男が掴んだ。
暗くてよく見えなかったが、それは理久さんのパートナーの荒木さんだ。
「圭哉……ショーも中止してすぐさまあの子とそこの方をこっちに寄越せ」
低いその声が強いグレアと共に押し出される。
「でも……」
「すぐだ。圭哉、二度も言わせるな」
Kが反論しようとしても、荒木さんはそれを完全に押さえつけてその耳元に静かに重い言葉を押し流した。
「っ……みぃ!ドク!……外してやれ」
Kが指示をすると、宗吾とプレイを始めていた女と俺の横に居た舌ピが驚いたような顔を向ける。
「今夜は……中止だ」
そのままガクンと膝を折ると、荒木さんと先生がこっちに歩いてきた。
荒木さんは俺の様子を確認してそのまま宗吾の方に歩いて行き、先生はすぐに膝をついて抱き締めてくれる。
「本当に……気が気じゃないなかった」
その力の強さと少し震えている声に泣きそうになった。
17
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる