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救出
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「ここが危ない店だと知らなかったんですか?」
体を離した先生に目を細められてビクッと跳ねる。
「知ってて僕に連絡もせず突入したんですか?」
低いその声とかなりのグレアに少し息苦しさを感じた。
先生がかなり怒っている。
どうしたらいいのかわからず項垂れると、先生はポンポンと俺の頭を軽く叩いて少し撫でてくれた。
「……とにかく今は……ここを出ましょう」
俺の服を直してまだ中途半端だった手首の拘束も解いてくれて、先生に支えられる。
「……ごめん」
謝って立ち上がると、先生はじっとこっちを見てきた。
「こんな危ないこと、二度としないで下さい」
「うん、ごめん」
だが、再度謝っても先生からのヒリついたグレアはそんなに弱まらない。
俺の手を引いて周りにディフェンスする姿は完全に自分のSubを独り占めして威嚇するDomそのものだ。
「深谷さん、行きましょう」
そこに宗吾を連れた荒木さんが来て、
「宗吾!お前……」
「今は店を出るのが先です」
駆け寄ろうとした俺は先生に引き戻される。
「お兄さん!パートナーで物足りなかったら……っっ!!」
まだ声を掛けてきたKに容赦ないディフェンスを飛ばす先生はかなり鋭い目をしていた。
同じDomでも呻くほどのグレア。
「……すいません、深谷さん。……私もさすがに……」
荒木さんも苦しげに眉を寄せると、先生はハッとしたようにグレアを弱めた。
体を離した先生に目を細められてビクッと跳ねる。
「知ってて僕に連絡もせず突入したんですか?」
低いその声とかなりのグレアに少し息苦しさを感じた。
先生がかなり怒っている。
どうしたらいいのかわからず項垂れると、先生はポンポンと俺の頭を軽く叩いて少し撫でてくれた。
「……とにかく今は……ここを出ましょう」
俺の服を直してまだ中途半端だった手首の拘束も解いてくれて、先生に支えられる。
「……ごめん」
謝って立ち上がると、先生はじっとこっちを見てきた。
「こんな危ないこと、二度としないで下さい」
「うん、ごめん」
だが、再度謝っても先生からのヒリついたグレアはそんなに弱まらない。
俺の手を引いて周りにディフェンスする姿は完全に自分のSubを独り占めして威嚇するDomそのものだ。
「深谷さん、行きましょう」
そこに宗吾を連れた荒木さんが来て、
「宗吾!お前……」
「今は店を出るのが先です」
駆け寄ろうとした俺は先生に引き戻される。
「お兄さん!パートナーで物足りなかったら……っっ!!」
まだ声を掛けてきたKに容赦ないディフェンスを飛ばす先生はかなり鋭い目をしていた。
同じDomでも呻くほどのグレア。
「……すいません、深谷さん。……私もさすがに……」
荒木さんも苦しげに眉を寄せると、先生はハッとしたようにグレアを弱めた。
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