星鬼夜空～僕の夏休み～

夏休み前半

良かった。

それから、僕とお母さんは、急いで病院にいった。

病院について、急いで三波の病室にいった。

病室は物静かで、その中に、机、いす、テレビ、ベットがあった。
ベットの上には三波が寝ていた。三波の顔は、傷がついていなくて、安らかに寝ていた。

他にも、警察の方がいらしゃった。
その人はすらっとしていて、イケメンだった。
警察の方はちょっとだけ笑顔で近づいてきて、三波の状態や事件の事など教えてくれた。


三波は命に別状はなく、骨折もしていないらしい。ただ打撲していたらしい。

僕も、お母さんも心の底から安心した。
これぐらいだったら、数日で退院できるそうだ。


そして、事件の事も教えてくれた。
今日の午後３時ごろ、三波が自転車に乗って信号を通っていたら、５０代の男性が居眠り運転をしていて、赤信号にきずかず、信号無視をして、三波を轢いたらしい。

男性は、三波を轢いた後、その場から逃げたらしい。
しかし、そのあと、１時間後に現行犯で捕まっているらしい。

僕はそれを聞いて、許せなかった。
なぜなら、三波を轢いたのに、その場から逃げたからだ。

もし轢いて罪悪感があるのなら、車を止めて、救急車を呼び、三波を助けているはずだ。
たまたま三波が怪我をしていなかったからよかったが、もし死んでいたら、どうしていたんだろうと思った。

ただお母さんは、三波が無事だったから、別にいいらしい。
納得できないが、たしかに三波が無事だったし別にいいかと思い、表面上で納得した。