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第二章
野外訓練1
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<野外訓練1>
今日は、学校は休みなので、早速兄さんから貰った収納袋を活用する。キャンプをすることは決まっており、食事は、各班ごとに準備することになっているので、自分はシチューを作ろうと思っていたので、野菜と肉を購入して回る。ついでに、作り立てのパンも購入し袋に入れていく、後は家に帰って、おにぎりを作って入れておこうと考えながらも、ついついおやつ的なものを購入してしまっていた。お金は回復薬の売り上げの一部を貰っていたので、問題はなかったからである。
野外訓練の日になり装備の確認、道具の確認を行い出発する。この訓練には守備隊及び冒険者は先行し多少は対応することになっているが、よほどのことがない限り自分達でだんどることになっている。
目的までは約一日の行程となってはいるが、初めての野外訓練と言うのもあり、みんな緊張しているのが分かる、軽口を叩ける雰囲気でもない、というのも隊列が一番前がクリス、二番目が鈴木君、真ん中が橋村さん、その後ろに池田さん、最後尾に俺と言う順番となっている。もともと、俺とクリスの中が悪いのが分かっていたことなので仕方ないのだが、もともと無口なメンバーなのでそれがさらに会話を少なくしてしまっている。
出発してから二時間たったので、橋村さんが休憩を取りましょうと提案し、皆が賛同したので、道から少し外れて少し開けた場所で休憩を行う。他のチームも同じ道を通ってるので、俺達と同じように休憩を取ってるチームが見受けられる。周りを見ていると、
「ふぅ、やっぱり、慣れない外だから、緊張してるのかな、もう、疲れちゃってるわ。」池田さんが大きなため息とともに呟く。
「そうね、最近は怪物とかが多く出始めてるから、やっぱり怖いわね。」橋村さんも合わせたように話し出す。
「たしかに、ここ数年は怪物のへの対応が増えてきている。だからどこの国でもそれに対応するために力を入れてきているし、今回留学したのもよその国の対応方法を勉強するために来たのだから。」とクリスが留学の目的を話す。
「来た時にそう言ってたわね。やっぱり、違ってるのかしら?」と橋村さんが聞き返すが、俺は初耳だった、やっぱりは嫌われてるから仕方ないのかもしれないが、文句を言いたいが、だまって聞くようにする。
「違っている、わが国では均一的に武器を使わせるようにしている。個別じゃなく、集団で習わせる。ただ、魔術については使える使えないがあるので、分かれて習うが、それもほぼ一緒に習う。だから、集団戦とかは強いと思う。ただ、集団ということは指揮する人がいるので、もし、その指揮者に何かあった時は臨機応変に対応出来ないってことがある。」
「そうなんだ、じゃあ、留学が終わって帰ったら、クリスさんが教えることになるのね。」
「まぁ、そうなるとは思うけど、こればかりはね。」そう言って肩をすくめる。
それから一〇分ほどたったので、出発となったので、移動を開始する。
休憩してからまた二時間ほどたったので、道から少し離れた木陰に移動し、昼食をとることにする、今日は家から弁当を作って来てもらっていたので、全員で弁当の見せ合いをする。やはり、一番豪華だったのがクリスの弁当だった。それだけ作るのに、いくらかかってるのかと言いたくなる物だったからだ、しかし、女の子かと言いたくなるぐらいの大きさだった。他の人達はちょっと豪華にして貰ったんだよと言っていた、俺の弁当はおにぎりとからあげのみにして貰っていたのだが、やはり、クリスから
「上渕君の弁当は安っぽいね。どうだい僕の弁当は、いるのならおかずを分けてあげてもいいよ。」厭味ったらしく言われたので、
「はん、いらん。遊びじゃないんだから本番さながらに近い感じの中身にして貰ったんだよ。今はいいが、何かあった時にはこのおにぎりだったら、食べながらでも行動できるから便利なんだよ。」と言って返すと、
「そうか、まぁ、いいさ、後から食べとけばよかたっと後悔しないければいいさ。」そう言って俺の前から移動し、食べ始める。俺も気にしないで食べる事にする。
全員が食べ終わり出発をする前に、女性陣は大自然に呼ばれたと言って茂みに移動しに行く、なぜか、クリスも茂みに移動しに行ってしまった、男ならその辺の木にすればいいのにと思ってしまった。俺達はその辺で草を枯らしてくると言って先に済ませてきていたのだった。
全員が戻ってきたところで、出発した後は休憩は短くして目的地へと移動する。目的地には先に守備隊の人や冒険者の人達が柵を作って待っていてくれた、俺達は先生に到着を報告し、指定された場所に移動をしたあと、そこにいる冒険者の人達にテントの立て方などを教えて貰い行動をする。冒険者たちは教えてはくれるが手伝ったりはしないことになっているとの事だったので、全員で手分けしてテントを立て終わる。もちろん、男女別々に張る。
他のチームも同じ様にテントを張っているのが見受けられる。
張ったテントに各自の持ってきていた荷物を置き、明日からの行動の打ち合わせをする。隊列は今日の形で移動し、戦闘になった時の対応などを話しあい、あとはキャンプ場での食事の準備当番などを決めるが、案の定、クリスは全くした事のないボンボンだったので、俺と橋村さん、鈴木君と池田さんの組み合わせで料理をすることに決め、クリスはお皿などの準備をする役となる。そんなこんなの話をしていると、夕食を作る時間となったので、早速、俺と橋村さんとで準備に移る。
「橋村さん、今日はどんな料理で行くか決めてる?」と問いかけると、
「今日は無難なのにした方がいいと思ってるん恵すけど、上渕君は何かありますか?」と逆に問いかけられる。
「そうだな~、今日はシチューと思ってるけど、どうだろうか?」
「あ、いいですね、明日から緊張の日がちょっと続きますから、今日ぐらいは落ち着いて食べれた方がいいでしょう。」と、賛同してくれたので、
「じゃあ、俺が作りますね。念のために材料は買ってきてましたんで。ただ、俺が作ったていうのはクリスには言わない方がいいと思いますんで、そこはお願いします。」
「それはいいんだけど、材料って、どこに持ってるの、それなりの多さだと思うけど?」
「ええ、この訓練の前に兄さんからプレゼントで収納袋を貰ったんで、それに入れてきたんで、そこそこ材料はありますよ。」
「へぇ~、便利なの貰ったんだね。じゃあ、作りましょうか。」
「了解、じゃあ、野菜を出すから皮むきとかをお願いできますか?その間に、鍋の準備をしたりしますから、剥き終わったら持ってきてください、そこから先は俺がしますんで。」
俺は袋から、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎをだし渡すと、早速水の術で洗い、皮をむき始める。
俺は鍋を置くための石も持ってきていたので、穴を少し掘り周りに並べて、鍋が置けるようにする。もちろん、鍋は袋に入れていたので、鍋を袋から出して自分の術で水を張り窪ませた穴に火の術を置き沸かす。
その準備が終わり、橋村さんの準備が終わるのをまちつつ、火の調整をする。シチューのルウはバターと小麦粉を炒め牛乳を入れたホワイトソースタイプにしてきている。
「上渕君、野菜切り終わったよ。」
「ありがとう、じゃあ、早速鍋に肉と一緒に入れるよ。そして、ジャガイモに串が突き刺さるようになるまで煮込んだら、ルウを入れてかき混ぜたら完成するかな。」
そう説明する、その間に他の食べ物を準備をしてもらうように、お願いする。
「分かったわ、じゃあ、そちらも出来たら行ってね。」そう言って橋村さんは準備に移動していく。
俺はその間、灰汁を取ったり混ぜたり、火の調整をしたりしつつ作り上げ、串がジャガイモに刺さったのを確認し、ルウを入れさらによくかき混ぜ完成したので、こぼさないように鍋をもって橋村さんの方へ移動し呼びかける。
「橋村さん、出来たよ。どの辺に置けばいいかな?」
「あ、お疲れさま、えっと、真ん中に板を置いてるからそこの上に置いてくれるかな。」
「ほい、分かったよ。」言われた所に置く。よく見ると、ほぼ準備が出来てるようだった。
「メインのシチューが来たから、食べれるわね。申し訳ないけど、クリス達を呼んできてくれるかしら。」
「了解。」そう言って、みんなを呼びに行く。
まずは、池田さんに声をかけ、次に鈴木君に声をかけ最後にクリスに声をかけて、返事が返ってきたので、食事の場所に戻り、全員が集まるのを待つが、すぐさま集まり食事となる。今日はシチュー、パン、サラダの献立だが、パンの周りにはジャムが3種類置かれている。
橋村さんが全員にシチューを配り、食べ始める。俺はメンバーがシチューの評価がをどう判断するかが気になってしまうが、平静を装ってまずはパンから食べ始める。最初にシチューを食べて言葉を発したのが、
「なんこれ、おいしい、ううん、もう料理人が作ったっていぐらいおいしい。」と池田さんが言うと、その言葉に釣られたのか、他のメンバーも食べ始める。皆な一口すすって食べた瞬間、スプーンが止まり、ゆっくりと味わた後一斉に食べ始め、シチューの入った器が空っぽになった瞬間、
「うまい、うますぎる。」鈴木君が言うと、
「信じられないなぜここまでの味が、、、」と橋村さんがつぶやく、
「この味、家のシェフにも見習わせたい、、、」クリスも堪能したようだ。
どうやら、高評価のようだルウ次第でなので気合を入れて作っておいてよかったと思いつつ、俺も自分のシチューを食べる、その間に、皆なは残ったシチューをオカワリして食べ、空っぽになってしまったようで、残念がっている。俺一杯しか食べてないんだけどの突っ込みは心の中でしつつ、夕食を終わらせ片付けをする。
「上渕君に橋村さん、今日の夕食はとってもおいしかったよ。明日の準備が私達だだけど、今日のようなのは期待しないでほしい。」と鈴木君が言ってくる。
「大丈夫ですよ、今日はちょっと気合い入れすぎてしまっただけですから。明日の食事はお願いします。」と橋村さんが答えると、やはり、池田さんが気になってしまったのか、
「ねぇ、今日にシチューはどっちが作ったの?」
「は、橋村さんが作ったに決まってるじゃないか、ねぇ」と言って俺は顔を橋村さんに向けるが、
「え、だって、自分で作ったのに驚いてたじゃない、普通そんな感想言わないはずよ。」ちゃっかりさっきのつぶやきを聞いていたようで、真っ向から否定されたので、橋村さんが本当の事を告げてしまう。
「さっきの、シチューは私は野菜を切っただけで味付けとかは全部上渕君が作ったの。」
「うそ~」「ほんとに?」「・・・」と三人が反応をする。順番は池田さん、鈴木君、クリスのだ。
「ばれたか、家で作ることが多いんで、それをそのまま作っただけだよ。」と白状する。
「それにしては、本当においしかった。もう、お婿さんに来てほしいぐらいの腕前だわ。でも、自信無くしてしまうレベルね。」池田さんが飛んでもないことを言う。ちなみに、クリスは仏頂面になっている。
「いや、それはちょっとね、まぁ、おいしかったって評価はうれしいかな。」とごまかしつつ、洗い物をして今日は休もうと提案する。
「そうね、使った器や鍋を洗って明日に備えましょう。」と言って、橋村さんが術を唱えて水を作り出し洗い、池田君と鈴木君で拭き上げ、クリスが順番に並べるという作業で片付け、それぞれのテントに移動し、休みを取る。
ただ、俺は日課の精神集中を行った後、就寝するのだった。今日は守備隊と冒険者の方々が、夜警を行ってくれるのだった、明日からは各チームごとに交代でするようになるのだ。
翌朝、俺はいつものように起きてしまう、習慣だから仕方ないなと思いながら、他の人達に邪魔にならないように軽く体操を行った後、体全体に無の術で気を巡らせるこれだけでも一日の動きが変わってくるのだ。
暫くしていると、テントから鈴木君とクリスが出てくる。クリスを呼び捨てにしているのは嫌われており名前も読んでもらえないので、俺も心の中で呼び捨てにしているのだ。
「おはよう、鈴木君にクリス君。」
「おはよう、朝早くからがんばるね。」と鈴木君からのみ返事が返ってくるが、気にしないで、
「無の術を覚えてから毎朝日課的にやってるんでね。」
「へ~、すごいね。俺もそんなとこは学ばないとな。」とたわいのない話をしていると、クリスはどこかへ行ってしまう。それを見た鈴木君は
「うーん、クリス君もこんな時ぐらいは、最低限の挨拶ぐらいすればいいのに。」
「ま、きにしない、きにしない、気にしちゃだめって感じにしてるよ、俺はね。」
「上渕君がそれでいいならいいんだけどね。」
「ふぅ、おし、切りがいいからここらで止めるかな。汗かいちゃったから、水で顔でも洗うかな」
と言ったところで、鈴木君が疑問に思ったのか、
「え、水って言ってもどうするんだい、何もないけど?」質問をしてくる。
「ああ、水の術で作るのさ、術は攻撃だけではないのだから。それじゃ、作るよ。」と言った瞬間、水の玉を作り両手に持ち、そのまま顔を洗い、持っていたタオルで顔を拭き上げる。
「ま、こんな感じで、攻撃じゃない術を発動するのさ、昨日も橋村さんが術で作ってただろう。水は特に生活するのに便利な術だよ。」
「そっか、そういう事なんだね。じゃあ、私も顔を洗いたいからよかったら水をお願い出来るかな?」
「いいよ、じゃあ、両手で水を救う形にしもらえるかな」鈴木君は言われた通りに行動する。
「水よ我が呼びかけに応え、水の玉をここに。」さっきは無詠唱でしてしまったので、きちんと唱えて水の玉を造り手の上にのせる。水の玉をきちんと両手に感じたのか、早速顔を洗い始める。
その間に、女性陣も起きてくる。
「おはよう、橋村さんに池田さん。」
「「おはようございます。」」二人から返事が返ってくるが、
「あれ?クリス君は?」と橋村さんが聞いてくる。
「さあ、どっかに言ってしまったけど、すぐに戻ってくるんじゃないかな?」と答えると同時に、
「ふぅ、さっぱりした。上渕君ありがとう。」と鈴木君が顔を洗い終わったようだ。それを見て
「あら、顔を洗ったの?どうやって洗ったの?」と池田さんが聞いてくるので、鈴木君が俺がしたことを教える。
「あ、そうなんだ、そんな使い方がるんだ、攻撃の方にばかり気がとられちゃうから面白いわね。でも、私は水は使えないから残念だわ。」
「はは、まぁ、違う見方をすると火を使えるってことは暖を取ることができるってことだから、一長一短があると思うよ。」と、フォローをしておくと同時に、自分が家でやってることを教える。
「参考になるかは分からないけど、お湯を作る時は姉さんの火は活用してるかな。」
「それってどうやって?」
「ま、実際に見た方が早いかもしれないので、ちょっと待ってね。」そう言って俺は収納袋から小ぶりの鍋を出し、その中に水の術を唱えて満たす。
「今はこの鍋には水が溜まってるけど、この水をお湯にする方法がある。池田さん、火の術で直径八センチの火の玉を作ってくれないか?飛ばしちゃだめだからね。」
「えっと、どうすればいいのかな?いつも撃つ方しか作ったことないけど?」と、意外と物騒なことを言う。
「あ、そこからなんだね。じゃあ、俺の言葉を火に変えて見て言ってみるといいよ。とりあえず、水を出すけど。」
「水よ我が呼びかけに応え、水の玉をここに。」と、唱え水の玉を作り、片手にもつ、
「と、まあ、こんな感じに言えば飛ばさずに済む火の玉が出来ると思うので、出来た玉を鍋に入れてみて。」
「わ、わかったわ、じゃあ、火よ我が呼びかけに応え、火の玉をここに。」と唱えると、火の玉が出来上がったので、鍋を火の玉の方へ持っていき入れると、シュワ~と言った音が鳴り始めて消えていく。
「あ、玉消えちゃった。」と言うと同時に鍋を地面に置くと、白い湯気が出ているのが分かり、
「湯気が出てるから、お湯になったってとこだね。暑さは分からないけど、でもそんなには熱くないと思うけどね。と、まぁ、こんな感じで術同士のタイミングややり方でできるって言う一例になるかな。例えばだけど、川で体が浸かれそうなくぼみを作り、こんな風にお湯にできれば、お風呂に入る的なこともできるってことになる。」
そういうと、やはり女性陣はお風呂に入れるかもしれないというのに反応がすごかった、言葉にしてないが、二人で手を繋ぎ顔を見合わせ、分かるわよね分かってるわよと言ったアイコンタクトを取っている。俺達はその雰囲気に圧倒されるのだった。
丁度、クリスが帰ってきたので、朝食を済ませ、テントを片付け次の目的地に出発をする。
今日は、学校は休みなので、早速兄さんから貰った収納袋を活用する。キャンプをすることは決まっており、食事は、各班ごとに準備することになっているので、自分はシチューを作ろうと思っていたので、野菜と肉を購入して回る。ついでに、作り立てのパンも購入し袋に入れていく、後は家に帰って、おにぎりを作って入れておこうと考えながらも、ついついおやつ的なものを購入してしまっていた。お金は回復薬の売り上げの一部を貰っていたので、問題はなかったからである。
野外訓練の日になり装備の確認、道具の確認を行い出発する。この訓練には守備隊及び冒険者は先行し多少は対応することになっているが、よほどのことがない限り自分達でだんどることになっている。
目的までは約一日の行程となってはいるが、初めての野外訓練と言うのもあり、みんな緊張しているのが分かる、軽口を叩ける雰囲気でもない、というのも隊列が一番前がクリス、二番目が鈴木君、真ん中が橋村さん、その後ろに池田さん、最後尾に俺と言う順番となっている。もともと、俺とクリスの中が悪いのが分かっていたことなので仕方ないのだが、もともと無口なメンバーなのでそれがさらに会話を少なくしてしまっている。
出発してから二時間たったので、橋村さんが休憩を取りましょうと提案し、皆が賛同したので、道から少し外れて少し開けた場所で休憩を行う。他のチームも同じ道を通ってるので、俺達と同じように休憩を取ってるチームが見受けられる。周りを見ていると、
「ふぅ、やっぱり、慣れない外だから、緊張してるのかな、もう、疲れちゃってるわ。」池田さんが大きなため息とともに呟く。
「そうね、最近は怪物とかが多く出始めてるから、やっぱり怖いわね。」橋村さんも合わせたように話し出す。
「たしかに、ここ数年は怪物のへの対応が増えてきている。だからどこの国でもそれに対応するために力を入れてきているし、今回留学したのもよその国の対応方法を勉強するために来たのだから。」とクリスが留学の目的を話す。
「来た時にそう言ってたわね。やっぱり、違ってるのかしら?」と橋村さんが聞き返すが、俺は初耳だった、やっぱりは嫌われてるから仕方ないのかもしれないが、文句を言いたいが、だまって聞くようにする。
「違っている、わが国では均一的に武器を使わせるようにしている。個別じゃなく、集団で習わせる。ただ、魔術については使える使えないがあるので、分かれて習うが、それもほぼ一緒に習う。だから、集団戦とかは強いと思う。ただ、集団ということは指揮する人がいるので、もし、その指揮者に何かあった時は臨機応変に対応出来ないってことがある。」
「そうなんだ、じゃあ、留学が終わって帰ったら、クリスさんが教えることになるのね。」
「まぁ、そうなるとは思うけど、こればかりはね。」そう言って肩をすくめる。
それから一〇分ほどたったので、出発となったので、移動を開始する。
休憩してからまた二時間ほどたったので、道から少し離れた木陰に移動し、昼食をとることにする、今日は家から弁当を作って来てもらっていたので、全員で弁当の見せ合いをする。やはり、一番豪華だったのがクリスの弁当だった。それだけ作るのに、いくらかかってるのかと言いたくなる物だったからだ、しかし、女の子かと言いたくなるぐらいの大きさだった。他の人達はちょっと豪華にして貰ったんだよと言っていた、俺の弁当はおにぎりとからあげのみにして貰っていたのだが、やはり、クリスから
「上渕君の弁当は安っぽいね。どうだい僕の弁当は、いるのならおかずを分けてあげてもいいよ。」厭味ったらしく言われたので、
「はん、いらん。遊びじゃないんだから本番さながらに近い感じの中身にして貰ったんだよ。今はいいが、何かあった時にはこのおにぎりだったら、食べながらでも行動できるから便利なんだよ。」と言って返すと、
「そうか、まぁ、いいさ、後から食べとけばよかたっと後悔しないければいいさ。」そう言って俺の前から移動し、食べ始める。俺も気にしないで食べる事にする。
全員が食べ終わり出発をする前に、女性陣は大自然に呼ばれたと言って茂みに移動しに行く、なぜか、クリスも茂みに移動しに行ってしまった、男ならその辺の木にすればいいのにと思ってしまった。俺達はその辺で草を枯らしてくると言って先に済ませてきていたのだった。
全員が戻ってきたところで、出発した後は休憩は短くして目的地へと移動する。目的地には先に守備隊の人や冒険者の人達が柵を作って待っていてくれた、俺達は先生に到着を報告し、指定された場所に移動をしたあと、そこにいる冒険者の人達にテントの立て方などを教えて貰い行動をする。冒険者たちは教えてはくれるが手伝ったりはしないことになっているとの事だったので、全員で手分けしてテントを立て終わる。もちろん、男女別々に張る。
他のチームも同じ様にテントを張っているのが見受けられる。
張ったテントに各自の持ってきていた荷物を置き、明日からの行動の打ち合わせをする。隊列は今日の形で移動し、戦闘になった時の対応などを話しあい、あとはキャンプ場での食事の準備当番などを決めるが、案の定、クリスは全くした事のないボンボンだったので、俺と橋村さん、鈴木君と池田さんの組み合わせで料理をすることに決め、クリスはお皿などの準備をする役となる。そんなこんなの話をしていると、夕食を作る時間となったので、早速、俺と橋村さんとで準備に移る。
「橋村さん、今日はどんな料理で行くか決めてる?」と問いかけると、
「今日は無難なのにした方がいいと思ってるん恵すけど、上渕君は何かありますか?」と逆に問いかけられる。
「そうだな~、今日はシチューと思ってるけど、どうだろうか?」
「あ、いいですね、明日から緊張の日がちょっと続きますから、今日ぐらいは落ち着いて食べれた方がいいでしょう。」と、賛同してくれたので、
「じゃあ、俺が作りますね。念のために材料は買ってきてましたんで。ただ、俺が作ったていうのはクリスには言わない方がいいと思いますんで、そこはお願いします。」
「それはいいんだけど、材料って、どこに持ってるの、それなりの多さだと思うけど?」
「ええ、この訓練の前に兄さんからプレゼントで収納袋を貰ったんで、それに入れてきたんで、そこそこ材料はありますよ。」
「へぇ~、便利なの貰ったんだね。じゃあ、作りましょうか。」
「了解、じゃあ、野菜を出すから皮むきとかをお願いできますか?その間に、鍋の準備をしたりしますから、剥き終わったら持ってきてください、そこから先は俺がしますんで。」
俺は袋から、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎをだし渡すと、早速水の術で洗い、皮をむき始める。
俺は鍋を置くための石も持ってきていたので、穴を少し掘り周りに並べて、鍋が置けるようにする。もちろん、鍋は袋に入れていたので、鍋を袋から出して自分の術で水を張り窪ませた穴に火の術を置き沸かす。
その準備が終わり、橋村さんの準備が終わるのをまちつつ、火の調整をする。シチューのルウはバターと小麦粉を炒め牛乳を入れたホワイトソースタイプにしてきている。
「上渕君、野菜切り終わったよ。」
「ありがとう、じゃあ、早速鍋に肉と一緒に入れるよ。そして、ジャガイモに串が突き刺さるようになるまで煮込んだら、ルウを入れてかき混ぜたら完成するかな。」
そう説明する、その間に他の食べ物を準備をしてもらうように、お願いする。
「分かったわ、じゃあ、そちらも出来たら行ってね。」そう言って橋村さんは準備に移動していく。
俺はその間、灰汁を取ったり混ぜたり、火の調整をしたりしつつ作り上げ、串がジャガイモに刺さったのを確認し、ルウを入れさらによくかき混ぜ完成したので、こぼさないように鍋をもって橋村さんの方へ移動し呼びかける。
「橋村さん、出来たよ。どの辺に置けばいいかな?」
「あ、お疲れさま、えっと、真ん中に板を置いてるからそこの上に置いてくれるかな。」
「ほい、分かったよ。」言われた所に置く。よく見ると、ほぼ準備が出来てるようだった。
「メインのシチューが来たから、食べれるわね。申し訳ないけど、クリス達を呼んできてくれるかしら。」
「了解。」そう言って、みんなを呼びに行く。
まずは、池田さんに声をかけ、次に鈴木君に声をかけ最後にクリスに声をかけて、返事が返ってきたので、食事の場所に戻り、全員が集まるのを待つが、すぐさま集まり食事となる。今日はシチュー、パン、サラダの献立だが、パンの周りにはジャムが3種類置かれている。
橋村さんが全員にシチューを配り、食べ始める。俺はメンバーがシチューの評価がをどう判断するかが気になってしまうが、平静を装ってまずはパンから食べ始める。最初にシチューを食べて言葉を発したのが、
「なんこれ、おいしい、ううん、もう料理人が作ったっていぐらいおいしい。」と池田さんが言うと、その言葉に釣られたのか、他のメンバーも食べ始める。皆な一口すすって食べた瞬間、スプーンが止まり、ゆっくりと味わた後一斉に食べ始め、シチューの入った器が空っぽになった瞬間、
「うまい、うますぎる。」鈴木君が言うと、
「信じられないなぜここまでの味が、、、」と橋村さんがつぶやく、
「この味、家のシェフにも見習わせたい、、、」クリスも堪能したようだ。
どうやら、高評価のようだルウ次第でなので気合を入れて作っておいてよかったと思いつつ、俺も自分のシチューを食べる、その間に、皆なは残ったシチューをオカワリして食べ、空っぽになってしまったようで、残念がっている。俺一杯しか食べてないんだけどの突っ込みは心の中でしつつ、夕食を終わらせ片付けをする。
「上渕君に橋村さん、今日の夕食はとってもおいしかったよ。明日の準備が私達だだけど、今日のようなのは期待しないでほしい。」と鈴木君が言ってくる。
「大丈夫ですよ、今日はちょっと気合い入れすぎてしまっただけですから。明日の食事はお願いします。」と橋村さんが答えると、やはり、池田さんが気になってしまったのか、
「ねぇ、今日にシチューはどっちが作ったの?」
「は、橋村さんが作ったに決まってるじゃないか、ねぇ」と言って俺は顔を橋村さんに向けるが、
「え、だって、自分で作ったのに驚いてたじゃない、普通そんな感想言わないはずよ。」ちゃっかりさっきのつぶやきを聞いていたようで、真っ向から否定されたので、橋村さんが本当の事を告げてしまう。
「さっきの、シチューは私は野菜を切っただけで味付けとかは全部上渕君が作ったの。」
「うそ~」「ほんとに?」「・・・」と三人が反応をする。順番は池田さん、鈴木君、クリスのだ。
「ばれたか、家で作ることが多いんで、それをそのまま作っただけだよ。」と白状する。
「それにしては、本当においしかった。もう、お婿さんに来てほしいぐらいの腕前だわ。でも、自信無くしてしまうレベルね。」池田さんが飛んでもないことを言う。ちなみに、クリスは仏頂面になっている。
「いや、それはちょっとね、まぁ、おいしかったって評価はうれしいかな。」とごまかしつつ、洗い物をして今日は休もうと提案する。
「そうね、使った器や鍋を洗って明日に備えましょう。」と言って、橋村さんが術を唱えて水を作り出し洗い、池田君と鈴木君で拭き上げ、クリスが順番に並べるという作業で片付け、それぞれのテントに移動し、休みを取る。
ただ、俺は日課の精神集中を行った後、就寝するのだった。今日は守備隊と冒険者の方々が、夜警を行ってくれるのだった、明日からは各チームごとに交代でするようになるのだ。
翌朝、俺はいつものように起きてしまう、習慣だから仕方ないなと思いながら、他の人達に邪魔にならないように軽く体操を行った後、体全体に無の術で気を巡らせるこれだけでも一日の動きが変わってくるのだ。
暫くしていると、テントから鈴木君とクリスが出てくる。クリスを呼び捨てにしているのは嫌われており名前も読んでもらえないので、俺も心の中で呼び捨てにしているのだ。
「おはよう、鈴木君にクリス君。」
「おはよう、朝早くからがんばるね。」と鈴木君からのみ返事が返ってくるが、気にしないで、
「無の術を覚えてから毎朝日課的にやってるんでね。」
「へ~、すごいね。俺もそんなとこは学ばないとな。」とたわいのない話をしていると、クリスはどこかへ行ってしまう。それを見た鈴木君は
「うーん、クリス君もこんな時ぐらいは、最低限の挨拶ぐらいすればいいのに。」
「ま、きにしない、きにしない、気にしちゃだめって感じにしてるよ、俺はね。」
「上渕君がそれでいいならいいんだけどね。」
「ふぅ、おし、切りがいいからここらで止めるかな。汗かいちゃったから、水で顔でも洗うかな」
と言ったところで、鈴木君が疑問に思ったのか、
「え、水って言ってもどうするんだい、何もないけど?」質問をしてくる。
「ああ、水の術で作るのさ、術は攻撃だけではないのだから。それじゃ、作るよ。」と言った瞬間、水の玉を作り両手に持ち、そのまま顔を洗い、持っていたタオルで顔を拭き上げる。
「ま、こんな感じで、攻撃じゃない術を発動するのさ、昨日も橋村さんが術で作ってただろう。水は特に生活するのに便利な術だよ。」
「そっか、そういう事なんだね。じゃあ、私も顔を洗いたいからよかったら水をお願い出来るかな?」
「いいよ、じゃあ、両手で水を救う形にしもらえるかな」鈴木君は言われた通りに行動する。
「水よ我が呼びかけに応え、水の玉をここに。」さっきは無詠唱でしてしまったので、きちんと唱えて水の玉を造り手の上にのせる。水の玉をきちんと両手に感じたのか、早速顔を洗い始める。
その間に、女性陣も起きてくる。
「おはよう、橋村さんに池田さん。」
「「おはようございます。」」二人から返事が返ってくるが、
「あれ?クリス君は?」と橋村さんが聞いてくる。
「さあ、どっかに言ってしまったけど、すぐに戻ってくるんじゃないかな?」と答えると同時に、
「ふぅ、さっぱりした。上渕君ありがとう。」と鈴木君が顔を洗い終わったようだ。それを見て
「あら、顔を洗ったの?どうやって洗ったの?」と池田さんが聞いてくるので、鈴木君が俺がしたことを教える。
「あ、そうなんだ、そんな使い方がるんだ、攻撃の方にばかり気がとられちゃうから面白いわね。でも、私は水は使えないから残念だわ。」
「はは、まぁ、違う見方をすると火を使えるってことは暖を取ることができるってことだから、一長一短があると思うよ。」と、フォローをしておくと同時に、自分が家でやってることを教える。
「参考になるかは分からないけど、お湯を作る時は姉さんの火は活用してるかな。」
「それってどうやって?」
「ま、実際に見た方が早いかもしれないので、ちょっと待ってね。」そう言って俺は収納袋から小ぶりの鍋を出し、その中に水の術を唱えて満たす。
「今はこの鍋には水が溜まってるけど、この水をお湯にする方法がある。池田さん、火の術で直径八センチの火の玉を作ってくれないか?飛ばしちゃだめだからね。」
「えっと、どうすればいいのかな?いつも撃つ方しか作ったことないけど?」と、意外と物騒なことを言う。
「あ、そこからなんだね。じゃあ、俺の言葉を火に変えて見て言ってみるといいよ。とりあえず、水を出すけど。」
「水よ我が呼びかけに応え、水の玉をここに。」と、唱え水の玉を作り、片手にもつ、
「と、まあ、こんな感じに言えば飛ばさずに済む火の玉が出来ると思うので、出来た玉を鍋に入れてみて。」
「わ、わかったわ、じゃあ、火よ我が呼びかけに応え、火の玉をここに。」と唱えると、火の玉が出来上がったので、鍋を火の玉の方へ持っていき入れると、シュワ~と言った音が鳴り始めて消えていく。
「あ、玉消えちゃった。」と言うと同時に鍋を地面に置くと、白い湯気が出ているのが分かり、
「湯気が出てるから、お湯になったってとこだね。暑さは分からないけど、でもそんなには熱くないと思うけどね。と、まぁ、こんな感じで術同士のタイミングややり方でできるって言う一例になるかな。例えばだけど、川で体が浸かれそうなくぼみを作り、こんな風にお湯にできれば、お風呂に入る的なこともできるってことになる。」
そういうと、やはり女性陣はお風呂に入れるかもしれないというのに反応がすごかった、言葉にしてないが、二人で手を繋ぎ顔を見合わせ、分かるわよね分かってるわよと言ったアイコンタクトを取っている。俺達はその雰囲気に圧倒されるのだった。
丁度、クリスが帰ってきたので、朝食を済ませ、テントを片付け次の目的地に出発をする。
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僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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