実は私たち付き合ってるんです!

ゆう

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ご褒美

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「先輩遅いです。」


「遅れたわ、すまんなぁ。」



さっきまでの緊張や手の震えはが嘘のようになくなってた。

「さて、今からやるわ。応援よろしく!」


うちと後輩ちゃんの勝負を観てる子達に手を振った。


周りからは沢山声援を貰った。



定位置に立つとボールを投げる。


不思議な事に体は羽が生えたみたいに軽くて投げたシュートは全部入った。


結果、2点差でギリギリうちが勝った。



ほんまに危なかった。




「流石ですね。先輩。」




「いやいや、危なかったし。後輩ちゃんも強なったなぁびっくりしたわ。」





「願い事の為頑張りましたから。」



「そういや、そんな話してたな。」




「負けちゃったから願い事言えなくなっちゃいました。」




「簡単な事なら、叶えてあげられるけど、どうする?」




「遠慮します。また勝負して勝った時に改めていいます。」




「そっか…。勝負またしよな。」




結局うちは、後輩ちゃんの願い事は分からんかった。











学校を出ると愛しい悠香が待ってくれていた。



「夏希お疲れ様。どうだった?」



「おかげさんで無事勝つ事ができたわ、おおきに。」



他の生徒がいない事を確認すると、手を繋いだ。



「やっぱり、悠香の応援がいっちゃん効果的やな。手の震えとか、緊張とかなくなるんやで。」




「そんな事ないよ。勝てたのは夏希の実力だから。」




「そんな遠慮せんでも。」



「そうだ、夏希お家に来て。」


「お家?」

「うん、お母さんが夏希に会いたいんだって。お気に入りなんだってさ。」



「そう思われて嬉しいなぁ。もちろん行くわ。」



悠香の家は1回しか行った事ないけど悠香のお母さんに気に入られてる。







それって公認の仲やないか!









「夏希ちゃんいらっしゃい。待ってたの。悠香ったら、全然連れてきてくないし。もし良かったら晩ご飯食べって。」



「うちも会えて嬉しいです。いいんですか?それじゃあ、ご馳走になります。」


「その言葉待ってたの。悠香の部屋でゆっくりしてて。呼びに行くね。」




悠香の部屋はやっぱり、整理されて、可愛いぬいぐるみもあって女の子の部屋って感じだ。



「いつの間仲良くなってたの?」



「前の勉強会の時やな。うちとしては仲良くしときたいしな。」



「ふーん…。」



「なんや?ヤキモチしてくれてるん?」



「……ちょっとしてるかも。」




「悠香に想われてるうちは幸せもんやな。大丈夫や悠香しか見てへんよ。」



あっ顔赤くなった。




「そうだ、ご褒美何がいい?」


ご褒美、忘れてたわけじゃない。バスケの勝負してる時も、一緒に帰ってる時もずっと考えとった。でも…



「そやなぁ…。」


何をしてもらおうとまでは考えとらんかった。


というより、悠香の部屋に入れただけでもご褒美やねんけど…。

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