42 / 66
Sweets Party 13
しおりを挟む
皆でパーティーの詳細を話し合った翌日、火曜日の事。保徳はいつもの様に朝早くに会社へと向かい、仕事をしていた。
日曜日の出社が出来なくなった事は昨日に上司へ報告済み。その埋め合わせを行う為、朝早くから仕事を片付けていた。
9時になり、続々と出社してくる同僚や、後輩達。
「おはようございます。今日も早いですね」
後輩の女の子が笑顔で保徳に挨拶をする。保徳も女の子に向かい笑顔で挨拶をした。
「おはよう。日曜日が息子の誕生日パーティーなんだ。だからそれまでに仕事を片付けようと思って」
「そうなんですか⁉︎ 私に何か手伝える事はありますか?」
「うーん。じゃあ今作っている書類の精査をお願い出来るかな? おかしな日本語や、表現が伝わり難いと感じたら教えて欲しい」
「わかりました‼︎ 頑張って終わらせて、今日も早く帰りましょうね」
そう言うと、後輩の女の子は席へと戻って行った。
保徳は書類を作り上げ、メールで送る。そしてまた違う仕事へ取り掛かり始めた。
時刻は11時を過ぎ、仕事は大方片付いた。今日も定時で帰る目処が立った保徳は、後輩の女の子へお礼のメールを送る。
女の子から返事が来て、保徳は笑顔になった。
(今日も早く帰って、良太と一緒に夕飯を食べよう。今日のメニューは何がいいかな)
保徳が夕飯に思いを馳せていると、部屋の扉が勢い良く開き、恰幅のいい男が入って来た。
「おはよう」
「「「「おはようございます」」」」
皆からの挨拶に“うんうん”と頷きながら、男は保徳の元へと歩く。
「椚君、おはよう」
「…おはようございます。部長」
保徳は声を暗くして挨拶を返す。部長が保徳に話しかけに来ると、大体無理難題をふっかけて来る。今回の要件も、保徳の予想通りだった。
「椚君。昨日言ってた“日曜出社が出来ない件”についてだが、考え直してもらえないだろうか?」
部長は猫なで声で保徳に話しかける。この部長は何か頼みがある時は猫なで声で話しかけて来る。保徳はうんざりしながら答えた。
「昨日も言いましたが、その日は大切な用事がありますので出社は出来ません」
「そこをなんとかさぁ~。頼むよ。俺もその日ゴルフなんだよ~、今更断れないんだ」
「そもそも、日曜日は今年度の方針を決定する緊急会議ですよね? 私が出席した所で場違いです」
「いやいやいや。椚君の能力には素晴らしいものがある。椚君なら十分、私の代わりを果たしてくれるよ」
「いえ、能力云々の話ではなく、立場と責任の話です。部長と言う役職の責任として、部長が出席するべきだと私は思います」
いつもなら直ぐに了解の返事をする保徳。それを期待して部長は保徳に話を持ちかけた。しかし、部長の期待は大きく外れ、保徳は真っ直ぐに部長を見つめ、正論を口にする。
保徳の言葉に反論出来ない部長は、舌打ちをしながら自席へと歩き、不機嫌に座った。
保徳はため息を吐き、パソコンへと向き直る。一件のメールが来ている事に気がついた。
『椚先輩かっこよかったです』
それは後輩の女の子からのメールだった。保徳は少し笑い、返事を打つ。
『もうすぐ不機嫌に声をかけて来るよ。それと、さっきの書類を印刷して貰えると嬉しい。取りには行かなくて良いから、印刷だけよろしくお願いします』
メールの送信をした直後、
「おい‼︎ 椚‼︎」
部長から不機嫌な声で呼ばれた。部屋の中は静まり返り、皆は部長の機嫌を伺い始めた。
(ほら来た)
心の中でそう思い、立ち上がる保徳。部長の元へと真っ直ぐ歩き、机の前に立つ。
「何か御用でしょうか?」
保徳に対して無言で1枚の紙を差し出す。保徳は受け取らず、紙に書かれている内容を読んだ。
部長は受け取れと言わんばかりに、無言で紙を上下に揺らす。その様子を見た保徳はため息混じりに言った。
「これは何でしょうか?」
「チッ‼︎ 日曜の会議に使う書類のリストだ‼︎ 明日までに俺へ提出しろ‼︎」
「内容を拝見した所、どれも部長が作るべき資料の様に見受けられますが?」
「良いから早く受け取れ‼︎ 良いか‼︎ 納期は絶対に守れよ‼︎ 守れなければ---」
「私は解雇でしょうか?」
「ッ‼︎ そうだ‼︎ お前はクビだ‼︎ 明日からお前の席は無いと思え‼︎」
「では」
保徳は懐に手を入れ、1枚の封筒を取り出した。封筒を部長の前に丁寧に置き、そして言う。
「あなたを守る為の席なんか要りません。あなたの言動は全てパワハラに該当します。よって、それにより精神的な苦痛を受けた私は、本日を持って退職させて頂きます」
保徳の言葉を聞いた社員一同は絶句した。影では“YESマン”と揶揄されていた保徳が、本当に同一人物かと見間違える位にきっぱり、はっきり断ったのだ。
自体を飲み込めない部長は、差し出していた紙を落とす。
「最後に“大掃除”をして、私はこの会社から去ります。よろしいですか?」
保徳の質問に“はっ‼︎”と現実に引き戻された部長は、声を荒げて“好きにしろ‼︎”と叫んだ。
「では」
保徳は再び懐に手を入れる。そこから取り出されたのは1つの小さな機械。その機械を見た部長は、不思議そうに首を傾げた。
「これはボイスレコーダーです。先程の部長がした発言は全て録音済みです」
保徳の言葉を聞き、部長の顔から血の気が失せた。
「ちょッ‼︎ ちょっと待て‼︎」
立ち上がろうとして転ぶ部長を尻目に、保徳は扉に向かい歩き出す。途中に置いてあるプリンターから、後輩の女の子に印刷をお願いしていた紙を1枚手に取り、自席に置いてある鞄を持って、扉の前で部長へ向き直る。
「では、失礼いたします」
保徳は丁寧に頭を下げ、部屋を後にした。
青ざめたまま動かない部長の元へ、社長からの呼び出しがあったのはその数分後の事だった。
社長からの呼び出しの後、部屋へと戻ってきた部長。その足取りは重く、静かに自分の席に戻り、机の片付けを始める。丸一日かけて机を片付けた後、皆にお辞儀をして去って行った。
保徳の“大掃除”はそれに留まらず、会社全体での人事見直しに繋がった。人事配置が全て見直され、権力に物を言わせていた者達が一掃された。
これにより、保徳の言った“大掃除”は完了した。
日曜日の出社が出来なくなった事は昨日に上司へ報告済み。その埋め合わせを行う為、朝早くから仕事を片付けていた。
9時になり、続々と出社してくる同僚や、後輩達。
「おはようございます。今日も早いですね」
後輩の女の子が笑顔で保徳に挨拶をする。保徳も女の子に向かい笑顔で挨拶をした。
「おはよう。日曜日が息子の誕生日パーティーなんだ。だからそれまでに仕事を片付けようと思って」
「そうなんですか⁉︎ 私に何か手伝える事はありますか?」
「うーん。じゃあ今作っている書類の精査をお願い出来るかな? おかしな日本語や、表現が伝わり難いと感じたら教えて欲しい」
「わかりました‼︎ 頑張って終わらせて、今日も早く帰りましょうね」
そう言うと、後輩の女の子は席へと戻って行った。
保徳は書類を作り上げ、メールで送る。そしてまた違う仕事へ取り掛かり始めた。
時刻は11時を過ぎ、仕事は大方片付いた。今日も定時で帰る目処が立った保徳は、後輩の女の子へお礼のメールを送る。
女の子から返事が来て、保徳は笑顔になった。
(今日も早く帰って、良太と一緒に夕飯を食べよう。今日のメニューは何がいいかな)
保徳が夕飯に思いを馳せていると、部屋の扉が勢い良く開き、恰幅のいい男が入って来た。
「おはよう」
「「「「おはようございます」」」」
皆からの挨拶に“うんうん”と頷きながら、男は保徳の元へと歩く。
「椚君、おはよう」
「…おはようございます。部長」
保徳は声を暗くして挨拶を返す。部長が保徳に話しかけに来ると、大体無理難題をふっかけて来る。今回の要件も、保徳の予想通りだった。
「椚君。昨日言ってた“日曜出社が出来ない件”についてだが、考え直してもらえないだろうか?」
部長は猫なで声で保徳に話しかける。この部長は何か頼みがある時は猫なで声で話しかけて来る。保徳はうんざりしながら答えた。
「昨日も言いましたが、その日は大切な用事がありますので出社は出来ません」
「そこをなんとかさぁ~。頼むよ。俺もその日ゴルフなんだよ~、今更断れないんだ」
「そもそも、日曜日は今年度の方針を決定する緊急会議ですよね? 私が出席した所で場違いです」
「いやいやいや。椚君の能力には素晴らしいものがある。椚君なら十分、私の代わりを果たしてくれるよ」
「いえ、能力云々の話ではなく、立場と責任の話です。部長と言う役職の責任として、部長が出席するべきだと私は思います」
いつもなら直ぐに了解の返事をする保徳。それを期待して部長は保徳に話を持ちかけた。しかし、部長の期待は大きく外れ、保徳は真っ直ぐに部長を見つめ、正論を口にする。
保徳の言葉に反論出来ない部長は、舌打ちをしながら自席へと歩き、不機嫌に座った。
保徳はため息を吐き、パソコンへと向き直る。一件のメールが来ている事に気がついた。
『椚先輩かっこよかったです』
それは後輩の女の子からのメールだった。保徳は少し笑い、返事を打つ。
『もうすぐ不機嫌に声をかけて来るよ。それと、さっきの書類を印刷して貰えると嬉しい。取りには行かなくて良いから、印刷だけよろしくお願いします』
メールの送信をした直後、
「おい‼︎ 椚‼︎」
部長から不機嫌な声で呼ばれた。部屋の中は静まり返り、皆は部長の機嫌を伺い始めた。
(ほら来た)
心の中でそう思い、立ち上がる保徳。部長の元へと真っ直ぐ歩き、机の前に立つ。
「何か御用でしょうか?」
保徳に対して無言で1枚の紙を差し出す。保徳は受け取らず、紙に書かれている内容を読んだ。
部長は受け取れと言わんばかりに、無言で紙を上下に揺らす。その様子を見た保徳はため息混じりに言った。
「これは何でしょうか?」
「チッ‼︎ 日曜の会議に使う書類のリストだ‼︎ 明日までに俺へ提出しろ‼︎」
「内容を拝見した所、どれも部長が作るべき資料の様に見受けられますが?」
「良いから早く受け取れ‼︎ 良いか‼︎ 納期は絶対に守れよ‼︎ 守れなければ---」
「私は解雇でしょうか?」
「ッ‼︎ そうだ‼︎ お前はクビだ‼︎ 明日からお前の席は無いと思え‼︎」
「では」
保徳は懐に手を入れ、1枚の封筒を取り出した。封筒を部長の前に丁寧に置き、そして言う。
「あなたを守る為の席なんか要りません。あなたの言動は全てパワハラに該当します。よって、それにより精神的な苦痛を受けた私は、本日を持って退職させて頂きます」
保徳の言葉を聞いた社員一同は絶句した。影では“YESマン”と揶揄されていた保徳が、本当に同一人物かと見間違える位にきっぱり、はっきり断ったのだ。
自体を飲み込めない部長は、差し出していた紙を落とす。
「最後に“大掃除”をして、私はこの会社から去ります。よろしいですか?」
保徳の質問に“はっ‼︎”と現実に引き戻された部長は、声を荒げて“好きにしろ‼︎”と叫んだ。
「では」
保徳は再び懐に手を入れる。そこから取り出されたのは1つの小さな機械。その機械を見た部長は、不思議そうに首を傾げた。
「これはボイスレコーダーです。先程の部長がした発言は全て録音済みです」
保徳の言葉を聞き、部長の顔から血の気が失せた。
「ちょッ‼︎ ちょっと待て‼︎」
立ち上がろうとして転ぶ部長を尻目に、保徳は扉に向かい歩き出す。途中に置いてあるプリンターから、後輩の女の子に印刷をお願いしていた紙を1枚手に取り、自席に置いてある鞄を持って、扉の前で部長へ向き直る。
「では、失礼いたします」
保徳は丁寧に頭を下げ、部屋を後にした。
青ざめたまま動かない部長の元へ、社長からの呼び出しがあったのはその数分後の事だった。
社長からの呼び出しの後、部屋へと戻ってきた部長。その足取りは重く、静かに自分の席に戻り、机の片付けを始める。丸一日かけて机を片付けた後、皆にお辞儀をして去って行った。
保徳の“大掃除”はそれに留まらず、会社全体での人事見直しに繋がった。人事配置が全て見直され、権力に物を言わせていた者達が一掃された。
これにより、保徳の言った“大掃除”は完了した。
0
あなたにおすすめの小説
女帝の遺志(第二部)-篠崎沙也加と女子プロレスラーたちの物語
kazu106
大衆娯楽
勢いを増す、ブレバリーズ女子部と、直美。
率いる沙也加は、自信の夢であった帝プロマット参戦を直美に託し、本格的に動き出す。
一方、不振にあえぐ男子部にあって唯一、気を吐こうとする修平。
己を見つめ直すために、女子部への入部を決意する。
が、そこでは現実を知らされ、苦難の道を歩むことになる。
志桜里らの励ましを受けつつ、ひたすら練習をつづける。
遂に直美の帝プロ参戦が、現実なものとなる。
その壮行試合、沙也加はなんと、直美の相手に修平を選んだのであった。
しかし同時に、ブレバリーズには暗い影もまた、歩み寄って来ていた。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ぼっち陰キャはモテ属性らしいぞ
みずがめ
ライト文芸
俺、室井和也。高校二年生。ぼっちで陰キャだけど、自由な一人暮らしで高校生活を穏やかに過ごしていた。
そんなある日、何気なく訪れた深夜のコンビニでクラスの美少女二人に目をつけられてしまう。
渡会アスカ。金髪にピアスというギャル系美少女。そして巨乳。
桐生紗良。黒髪に色白の清楚系美少女。こちらも巨乳。
俺が一人暮らしをしていると知った二人は、ちょっと甘えれば家を自由に使えるとでも考えたのだろう。過激なアプローチをしてくるが、紳士な俺は美少女の誘惑に屈しなかった。
……でも、アスカさんも紗良さんも、ただ遊び場所が欲しいだけで俺を頼ってくるわけではなかった。
これは問題を抱えた俺達三人が、互いを支えたくてしょうがなくなった関係の話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる