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因みに一番好きな食べ物はオムライスらしい
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ヨハンと話してから仕事場に戻ると職場の同僚であるアマンダが話しかけてきた。
「シュリー、リリアナの誕生日プレゼント喜んでもらえた? 」
「ええ、勿論! 皆が用意してくれるって知っているから数日前からソワソワしていたわ。」
ギルドの皆はリリアナが1歳の時から欠かさず誕生日プレゼントを用意してくれるのでこの時期になるとリリアナは皆が欲しいものをくれると認識していた。
(私におねだりなんてしないのに、この時期になったらギルドの皆に欲しいものを言って回ってるって聞いて時はひっくり返るかと思ったわ)
物欲が無い子だと思っていたらしっかり在ったことに喜びを感じはしたけど同時に私に遠慮している事が伝わってきて申し訳なくなった。
そんな事を考えているとアマンダはコラッと言って私のおでこを小突いてきた。
「リリアナは賢い子だって貴方も分かっているでしょう? 無理なお願いなんてしないわよ。それに、リリアナは貴方に遠慮なんてしていないと思うわよ。」
何でと聞くと、私の憶測だけどねとアマンダは話し出した。
「本当に欲しいものって多分リリアナには無いと思うのよ。お腹いっぱいの時にどんな美味しい食べ物だってそこまで魅力って感じないでしょう? 」
例えがあまり理解できず困っているとアマンダは苦笑いをした。
「まぁ、そこまで深く考える事じゃないと思うわよ。貴方が大切に思っている事はリリアナが一番感じていると思うから。」
(そう思ってくれているなら良いな)
アマンダの言葉で気持ちが軽くなり、この日の仕事はいつも以上に早く終わった。
---------------------
仕事が終わり、私はギルドのカウンターに座ってリンゴジュースを飲んでいたリリアナに声をかけて家に向かって歩いていた。
「リリアナ、今日は何をしていたの? 」
「今日はね、師匠から貰った本を読んでいたの! 分からないところが多くてとっても読みごたえがあったわ!! 」
魔法を教えてくれるヨハンの事をリリアナは師匠と慕っていて、ヨハンもその呼び方はまんざらでもない様子だった。それにしても……
(そう言う考えに至れるのって本当に私の娘……天才では? )
良かったわねと返すと今日のご飯何?と聞いてきた。さっきの話題はもういいらしい。
「今日はトンカツよ。取引先で購入したお肉が傷みそうだからって安く売ってもらったの。」
そういうと目を輝かせてこちらを向いた。
「トンカツ!? 早く食べたい!! 」
いつも美味しいと食べてくれるリリアナだけど特に豚カツは好きな料理トップ10に入るくらいの好物だった。---まぁ、理由はそれだけじゃないんだけど。
「どこのお店に行っても「トンカツ」ってメニューにないのはお母様の考えた料理だからなのよね。皆は知らないで生きてるなんて勿体ないわ!!」
私はリリアナと2人で住みだしてから本格的に料理を始めた。理由としては前から思っていた事だけど、この世界の料理があまり口に合わなかったのだ。
前は作ってもらっていた手前どうしても言い出せなかったし、16年の慣れもあったので侯爵令嬢時代は率先して料理を作ろうとは思わなかった。
しかし、私は商人ギルドで働いているときに日本で使っていた調味料を見つけてしまい、作ったが最後、現在進行形で前世の料理を作っている。
(前世で率先して料理をしていて良かったわ。……まぁ、その影響でリリアナの好物も日本食になってしまっているけど)
お蔭で外で食べるときに味が濃すぎたり油っぽいものを食べると思いっきり顔をしかめてしまうのであんまり外食が出来ないのが小さな悩みでもあるんだけど。
(将来の事を考えたら少しずつこの国の料理に慣らしていかないといけないわね……)
渋い顔をしながら食べるリリアナを想像して笑っていると不思議そうに顔をかしげていた。何でもないわと言ってまた別の話題に移るのだった。
「シュリー、リリアナの誕生日プレゼント喜んでもらえた? 」
「ええ、勿論! 皆が用意してくれるって知っているから数日前からソワソワしていたわ。」
ギルドの皆はリリアナが1歳の時から欠かさず誕生日プレゼントを用意してくれるのでこの時期になるとリリアナは皆が欲しいものをくれると認識していた。
(私におねだりなんてしないのに、この時期になったらギルドの皆に欲しいものを言って回ってるって聞いて時はひっくり返るかと思ったわ)
物欲が無い子だと思っていたらしっかり在ったことに喜びを感じはしたけど同時に私に遠慮している事が伝わってきて申し訳なくなった。
そんな事を考えているとアマンダはコラッと言って私のおでこを小突いてきた。
「リリアナは賢い子だって貴方も分かっているでしょう? 無理なお願いなんてしないわよ。それに、リリアナは貴方に遠慮なんてしていないと思うわよ。」
何でと聞くと、私の憶測だけどねとアマンダは話し出した。
「本当に欲しいものって多分リリアナには無いと思うのよ。お腹いっぱいの時にどんな美味しい食べ物だってそこまで魅力って感じないでしょう? 」
例えがあまり理解できず困っているとアマンダは苦笑いをした。
「まぁ、そこまで深く考える事じゃないと思うわよ。貴方が大切に思っている事はリリアナが一番感じていると思うから。」
(そう思ってくれているなら良いな)
アマンダの言葉で気持ちが軽くなり、この日の仕事はいつも以上に早く終わった。
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仕事が終わり、私はギルドのカウンターに座ってリンゴジュースを飲んでいたリリアナに声をかけて家に向かって歩いていた。
「リリアナ、今日は何をしていたの? 」
「今日はね、師匠から貰った本を読んでいたの! 分からないところが多くてとっても読みごたえがあったわ!! 」
魔法を教えてくれるヨハンの事をリリアナは師匠と慕っていて、ヨハンもその呼び方はまんざらでもない様子だった。それにしても……
(そう言う考えに至れるのって本当に私の娘……天才では? )
良かったわねと返すと今日のご飯何?と聞いてきた。さっきの話題はもういいらしい。
「今日はトンカツよ。取引先で購入したお肉が傷みそうだからって安く売ってもらったの。」
そういうと目を輝かせてこちらを向いた。
「トンカツ!? 早く食べたい!! 」
いつも美味しいと食べてくれるリリアナだけど特に豚カツは好きな料理トップ10に入るくらいの好物だった。---まぁ、理由はそれだけじゃないんだけど。
「どこのお店に行っても「トンカツ」ってメニューにないのはお母様の考えた料理だからなのよね。皆は知らないで生きてるなんて勿体ないわ!!」
私はリリアナと2人で住みだしてから本格的に料理を始めた。理由としては前から思っていた事だけど、この世界の料理があまり口に合わなかったのだ。
前は作ってもらっていた手前どうしても言い出せなかったし、16年の慣れもあったので侯爵令嬢時代は率先して料理を作ろうとは思わなかった。
しかし、私は商人ギルドで働いているときに日本で使っていた調味料を見つけてしまい、作ったが最後、現在進行形で前世の料理を作っている。
(前世で率先して料理をしていて良かったわ。……まぁ、その影響でリリアナの好物も日本食になってしまっているけど)
お蔭で外で食べるときに味が濃すぎたり油っぽいものを食べると思いっきり顔をしかめてしまうのであんまり外食が出来ないのが小さな悩みでもあるんだけど。
(将来の事を考えたら少しずつこの国の料理に慣らしていかないといけないわね……)
渋い顔をしながら食べるリリアナを想像して笑っていると不思議そうに顔をかしげていた。何でもないわと言ってまた別の話題に移るのだった。
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