11 / 24
第11話「誰にも見えない石」
しおりを挟む
三月十一日。風はまだ冷たく、空は雲ひとつない。
尚吾はその朝、実家の玄関でコートの襟を立てながら、ふと小さく息をついた。三年目の春。もう三度目になるというのに、歩き慣れた道の途中で胸がざわつくのは変わらなかった。
「今年は、どうだろうな……」
誰にともなく呟いた声が、空へと吸い込まれていった。
桜の宮高校の校門は、日曜日のせいかひっそりと静まり返っていた。職員室の明かりだけがぽつりと灯り、門扉の横には「来訪者は事務室まで」の立て札が寂しげにぶら下がっている。
尚吾は視線を落としながら、そのまま門をくぐった。卒業生だからこそ、ここに来る資格はあると思いたかった。あの桜が、今もそこに立っている限り。
構内の空気は、確かに春の匂いを孕んでいた。部室棟の影を抜けると、例の場所が見える。校庭の隅、体育倉庫の裏手にひっそりと佇む桜の木。
今年は、咲き始めていた。
花びらが、風にふわりと舞い、地面に落ちていく。まだ満開ではないものの、ところどころに膨らんだ蕾と白い花が点々と咲いていた。その光景に、尚吾は少しだけ救われたような気持ちになった。
「……瑠璃」
名前を呼んでみても、返事はない。分かっていた。それでも、名前を口にすることが、存在をつなぎ止める唯一の手段のように思えた。
ベンチも何もない校庭の片隅で、尚吾はしばらく木を見上げていた。すると、ふと視線の先――桜の根元に、何かがあることに気づいた。
石だった。
いや、“石碑”と呼んだ方が近い。だが墓石や記念碑のような重厚さはなく、どこか不自然にそこだけが濡れたように黒々としていた。しかも――。
「……こんなの、あったか?」
尚吾は数秒、その場に立ち尽くした。過去の記憶を辿っても、桜の根元には、こんな石などなかった。高校三年間、毎年同じ場所に立ち続けたこの木のそばに、そんなものがあれば、気づかないはずがない。
石の表面には、かすかに文字が刻まれていた。苔むしているわけではないのに、文字は読みづらく、しかし確かにこう書かれていた。
> 「願いの石」
思わず息を呑んだ。悪戯か、あるいは何かの記念碑なのか。だが、こんな物を設置する理由も、意味も思い当たらなかった。
尚吾はゆっくりとしゃがみ込み、指先でその石に触れてみた。
冷たくない。
むしろ、かすかに温かい。いや、温かいというより――脈打っているような、奇妙な感触があった。手のひらに伝わる鼓動。自分のものとは明らかに異なるリズムで、石の奥からかすかな震えが感じられる。
ぞくりと背筋を冷たいものが這い上がった。
「……何なんだ、これ……」
すぐに手を離し、立ち上がった。鼓動の感覚は消えたが、掌に妙な温もりが残っている。それは生き物に触れたあとの感覚と似ていた。
その日の午後、尚吾は地元の図書館に立ち寄った。郷土資料の棚を探し、古地図や学校の沿革などを引っ張り出して確認してみたが、校庭に石碑が建てられた記録など、どこにも見当たらなかった。
それどころか、何十年も前の写真に写る桜の根元には、やはり何もなかった。
翌日、尚吾は確かめずにはいられなかった。
――自分だけが、見たものなのか。それとも、本当にそこにあったのか。
再び桜の宮高校へ向かう。門の横を通ると、体育教師らしき人物とすれ違ったが、特に咎められることはなかった。桜の木は、昨日と同じように校庭の隅で風に揺れていた。そしてその根元には、やはり“石”があった。
黒く濡れたような表面。刻まれた文字、「願いの石」。触れた時の、あのかすかな鼓動。
尚吾はもう一度しゃがみ、石に触れた。温度も、鼓動も、昨日と同じだった。それは夢や幻ではなかった――はずなのに、誰も知らないという事実の方が、現実を疑わせてくる。
その足で尚吾は、地元の文房具店「青海堂」に向かった。小学校の頃から通っていた店で、万年筆や画材を買うたびに顔を出していた場所だ。
カウンターの奥にいたのは、店主の達彦(たつひこ)さんだった。父の高校時代の同級生で、還暦を過ぎた今でも背筋がまっすぐで、渋い声が印象的な人物だ。尚吾の顔を見るなり、目尻を下げた。
「おう、尚吾くん。久しぶりだな。大学生活はどうだ?」
「うん、まあ、なんとか。……達彦さんに、ちょっと訊きたいことがあって」
尚吾は小さな文机に腰掛け、昨日の出来事をゆっくりと説明した。桜の根元にあった石のこと、「願いの石」と刻まれていたこと、触れたときの奇妙な感触のこと――できるだけ客観的に、熱を抑えるように語ったつもりだった。
達彦は最初、冗談でも聞いているような顔をしていたが、途中から真顔になり、腕を組んだ。
「……それ、今年になって急に現れたってことか?」
「うん。少なくとも、俺は去年も一昨年も、そこに立ってた。でも、石なんてなかった」
「“願いの石”かあ……聞いたことねぇなあ。地元の話に、そんな名前のものはなかったと思うぞ。あそこに記念碑が建ったって話も聞いてないし」
達彦は眼鏡を押し上げ、店の奥の書棚をぼんやりと見つめた。
「ただな……うちの親父が昔、桜の木には“精”が宿るって、よく言ってたんだよ。祠がなくても、あの木だけは妙に人を惹きつけるって」
「それ、迷信とか、そういうのじゃなくて?」
「さあな。でも、お前が見た石が、ほんとにそこにあるのか――俺が見たら見えるのかどうか、行ってみないと分からんな」
尚吾は少し躊躇ったが、結局言葉を飲み込んだ。達彦さんを連れて行く気にはなれなかった。あの石は――たぶん、自分にしか見えないものなのだという気がしてきたからだ。
その夜、尚吾は自室でノートを開いていた。机の上には、大学で使っているルーズリーフや教科書が積まれているが、今夜の彼に必要だったのは白紙のページだった。
〈願いの石〉
〈桜の根元〉
〈温度、鼓動のような震え〉
〈誰にも見えない〉
箇条書きにしながら、自分の体験を記録していく。冷静に、客観的に、と自分に言い聞かせながらも、手はわずかに震えていた。
――あの石は、なんなんだ。
ただの幻覚にしては、あまりに生々しい。悪戯なら、なぜ誰も知らないのか。そもそも、「願いの石」とは何を意味しているのか。
ページを埋めながら、尚吾はふと一つの可能性に思い至った。
「……瑠璃、なのか?」
彼女が来なかったあの春。そして、その翌年も。その理由は、どこにもなかった。連絡も、痕跡も。
だけど――もし、あの石と瑠璃が繋がっているのだとしたら?
「助けてくれって……ことか? ……いや、違う。伝えたい、何かが?」
独り言が止まらなくなる。ノートの余白が急に足りなくなる気がして、尚吾はペンを止めた。
部屋の窓の外、夜風に枝が揺れる音がした。
翌日、尚吾は再び桜の木のもとに立った。朝の校庭には、誰もいない。桜は昨日よりもさらに花を咲かせていた。
石は、そこにあった。
やはり、誰にも気づかれていないようだった。触れれば、相変わらず、あの脈打つ温もりを感じる。
尚吾は静かに言葉を置いた。
「……お前は、なんなんだ」
答えはなかった。だが、その沈黙に、確かに何かが“応えて”いるような気がした。
尚吾はその朝、実家の玄関でコートの襟を立てながら、ふと小さく息をついた。三年目の春。もう三度目になるというのに、歩き慣れた道の途中で胸がざわつくのは変わらなかった。
「今年は、どうだろうな……」
誰にともなく呟いた声が、空へと吸い込まれていった。
桜の宮高校の校門は、日曜日のせいかひっそりと静まり返っていた。職員室の明かりだけがぽつりと灯り、門扉の横には「来訪者は事務室まで」の立て札が寂しげにぶら下がっている。
尚吾は視線を落としながら、そのまま門をくぐった。卒業生だからこそ、ここに来る資格はあると思いたかった。あの桜が、今もそこに立っている限り。
構内の空気は、確かに春の匂いを孕んでいた。部室棟の影を抜けると、例の場所が見える。校庭の隅、体育倉庫の裏手にひっそりと佇む桜の木。
今年は、咲き始めていた。
花びらが、風にふわりと舞い、地面に落ちていく。まだ満開ではないものの、ところどころに膨らんだ蕾と白い花が点々と咲いていた。その光景に、尚吾は少しだけ救われたような気持ちになった。
「……瑠璃」
名前を呼んでみても、返事はない。分かっていた。それでも、名前を口にすることが、存在をつなぎ止める唯一の手段のように思えた。
ベンチも何もない校庭の片隅で、尚吾はしばらく木を見上げていた。すると、ふと視線の先――桜の根元に、何かがあることに気づいた。
石だった。
いや、“石碑”と呼んだ方が近い。だが墓石や記念碑のような重厚さはなく、どこか不自然にそこだけが濡れたように黒々としていた。しかも――。
「……こんなの、あったか?」
尚吾は数秒、その場に立ち尽くした。過去の記憶を辿っても、桜の根元には、こんな石などなかった。高校三年間、毎年同じ場所に立ち続けたこの木のそばに、そんなものがあれば、気づかないはずがない。
石の表面には、かすかに文字が刻まれていた。苔むしているわけではないのに、文字は読みづらく、しかし確かにこう書かれていた。
> 「願いの石」
思わず息を呑んだ。悪戯か、あるいは何かの記念碑なのか。だが、こんな物を設置する理由も、意味も思い当たらなかった。
尚吾はゆっくりとしゃがみ込み、指先でその石に触れてみた。
冷たくない。
むしろ、かすかに温かい。いや、温かいというより――脈打っているような、奇妙な感触があった。手のひらに伝わる鼓動。自分のものとは明らかに異なるリズムで、石の奥からかすかな震えが感じられる。
ぞくりと背筋を冷たいものが這い上がった。
「……何なんだ、これ……」
すぐに手を離し、立ち上がった。鼓動の感覚は消えたが、掌に妙な温もりが残っている。それは生き物に触れたあとの感覚と似ていた。
その日の午後、尚吾は地元の図書館に立ち寄った。郷土資料の棚を探し、古地図や学校の沿革などを引っ張り出して確認してみたが、校庭に石碑が建てられた記録など、どこにも見当たらなかった。
それどころか、何十年も前の写真に写る桜の根元には、やはり何もなかった。
翌日、尚吾は確かめずにはいられなかった。
――自分だけが、見たものなのか。それとも、本当にそこにあったのか。
再び桜の宮高校へ向かう。門の横を通ると、体育教師らしき人物とすれ違ったが、特に咎められることはなかった。桜の木は、昨日と同じように校庭の隅で風に揺れていた。そしてその根元には、やはり“石”があった。
黒く濡れたような表面。刻まれた文字、「願いの石」。触れた時の、あのかすかな鼓動。
尚吾はもう一度しゃがみ、石に触れた。温度も、鼓動も、昨日と同じだった。それは夢や幻ではなかった――はずなのに、誰も知らないという事実の方が、現実を疑わせてくる。
その足で尚吾は、地元の文房具店「青海堂」に向かった。小学校の頃から通っていた店で、万年筆や画材を買うたびに顔を出していた場所だ。
カウンターの奥にいたのは、店主の達彦(たつひこ)さんだった。父の高校時代の同級生で、還暦を過ぎた今でも背筋がまっすぐで、渋い声が印象的な人物だ。尚吾の顔を見るなり、目尻を下げた。
「おう、尚吾くん。久しぶりだな。大学生活はどうだ?」
「うん、まあ、なんとか。……達彦さんに、ちょっと訊きたいことがあって」
尚吾は小さな文机に腰掛け、昨日の出来事をゆっくりと説明した。桜の根元にあった石のこと、「願いの石」と刻まれていたこと、触れたときの奇妙な感触のこと――できるだけ客観的に、熱を抑えるように語ったつもりだった。
達彦は最初、冗談でも聞いているような顔をしていたが、途中から真顔になり、腕を組んだ。
「……それ、今年になって急に現れたってことか?」
「うん。少なくとも、俺は去年も一昨年も、そこに立ってた。でも、石なんてなかった」
「“願いの石”かあ……聞いたことねぇなあ。地元の話に、そんな名前のものはなかったと思うぞ。あそこに記念碑が建ったって話も聞いてないし」
達彦は眼鏡を押し上げ、店の奥の書棚をぼんやりと見つめた。
「ただな……うちの親父が昔、桜の木には“精”が宿るって、よく言ってたんだよ。祠がなくても、あの木だけは妙に人を惹きつけるって」
「それ、迷信とか、そういうのじゃなくて?」
「さあな。でも、お前が見た石が、ほんとにそこにあるのか――俺が見たら見えるのかどうか、行ってみないと分からんな」
尚吾は少し躊躇ったが、結局言葉を飲み込んだ。達彦さんを連れて行く気にはなれなかった。あの石は――たぶん、自分にしか見えないものなのだという気がしてきたからだ。
その夜、尚吾は自室でノートを開いていた。机の上には、大学で使っているルーズリーフや教科書が積まれているが、今夜の彼に必要だったのは白紙のページだった。
〈願いの石〉
〈桜の根元〉
〈温度、鼓動のような震え〉
〈誰にも見えない〉
箇条書きにしながら、自分の体験を記録していく。冷静に、客観的に、と自分に言い聞かせながらも、手はわずかに震えていた。
――あの石は、なんなんだ。
ただの幻覚にしては、あまりに生々しい。悪戯なら、なぜ誰も知らないのか。そもそも、「願いの石」とは何を意味しているのか。
ページを埋めながら、尚吾はふと一つの可能性に思い至った。
「……瑠璃、なのか?」
彼女が来なかったあの春。そして、その翌年も。その理由は、どこにもなかった。連絡も、痕跡も。
だけど――もし、あの石と瑠璃が繋がっているのだとしたら?
「助けてくれって……ことか? ……いや、違う。伝えたい、何かが?」
独り言が止まらなくなる。ノートの余白が急に足りなくなる気がして、尚吾はペンを止めた。
部屋の窓の外、夜風に枝が揺れる音がした。
翌日、尚吾は再び桜の木のもとに立った。朝の校庭には、誰もいない。桜は昨日よりもさらに花を咲かせていた。
石は、そこにあった。
やはり、誰にも気づかれていないようだった。触れれば、相変わらず、あの脈打つ温もりを感じる。
尚吾は静かに言葉を置いた。
「……お前は、なんなんだ」
答えはなかった。だが、その沈黙に、確かに何かが“応えて”いるような気がした。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる