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I've been seen
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なんでこんなところで、こんなことしてるんだろう…こんなことおかしいって分かってるのに、手が止まらない…
「へー、こんなとこにこんなやついたんだ…?」
「あ、えっ…」
見られた。こんな誰にも見られたくないような、こんな姿を…
【I've been seen】
こんな性癖、周りには認めてもらえないの分かってる。でも、やめられないこともわかっている。
物心ついた頃から、恋愛対象は自分と同性だった。そんな自分を否定したくて…周りに否定されない生き方をしようと努め、女性と付き合ったこともあった。でも、いざことに及ぼうとした時…全く魅力を感じられなかったし、興奮もしなかった。
「女に恥をかかせるな」とか「無能」そんな言葉を浴びせられて終わった。
それ以来、女性と付き合えるようになろうとも思わなくなった。元々社交的な方ではないし、世で言う発展場と言われる様な場所にも行こうと思えなかった。
おひとり様なんて言葉で濁せばいいけど、結局は相手もいないから自分で自慰行為に耽るだけ…
「…たまってんのかな。久しぶりに行くか…」
いつからか、自室で浸るだけでは絶頂できなくなっていた。気晴らしに立ち寄った漫画喫茶で何の気なしに行為に耽ってみたら、これが快感になってしまい定期的に漫画喫茶で自慰行為に耽るようになっていた。人に見られるかもしれない…音が聞こえるかもしれない…そんな背徳感を感じながら行為に耽る自分が傍から見たらただの変態であると分かってはいても辞められなかった。
当たり前の話だが、女性が犯されるAVを見ても全く興奮しない。専らゲイ物のAVをおかずにしている。時たま試しに普通のAVを見てはみるが、全くそそられない。すぐにゲイ物に切り替えると、画面の中で犯されている男優を自分に置き換える。それだけで至極興奮してしまう。
「ん、あぁ…ぁ、ん」
喘ぎ声が出ないように堪えるが、口の端から多少は漏れてしまう。こんな声が周りに聞こえたら…そんな事を考えながらも映像を見ながら自身を扱く右手を止めることができない。シャツもはだけ、左手で胸の飾りを弄り…画面の中の男優と同じタイミングで絶頂した。
すぐに片付ける事もできず、服もジーンズもはだけたままで、荒くなった呼吸を抑えながらも余韻に浸っていた。相手が欲しいかどうかと聞かれると分からない。でも、独りで自慰行為をするにも限界がある事も分かっている。そろそろ一人で行うには限界を感じていた。誰かに思いきり後ろから突かれたい、舌を絡めあうような激しいキスをしてみたい。AVの中の男優がはたして本当にゲイなのかは知らないが、画面の中の人物がされているような行為を自分もされたいと、願ってはいた。
特にもう性欲は満たされていたが、衣服を直すのも少し面倒に感じ、そのままの状態でまた別の映像をなんとなく見ていた。性欲は満たされたはずなのに、無意識に右手は自身を緩く扱いていた。
「あ、はっ…んぅ…っ」
そのまま、扱き続けてもいつものように絶頂には達せなかった。再び左手で胸の飾りを弄ってはみてもなかなか興奮しない…なんでだろう…
「へー、こんなとこにこんなやついたんだ…?」
「あ、えっ…」
ふと視線を上にあげると、個室の仕切りの上から満足そうな顔を覗かせている見知らぬ男がいた。一瞬時が止まってしまい、行動に起こせなかったが思考が一周頭を巡った後にやっと自分のあられもない姿に気づき、思わずはだけた服とジーンズを直した。
「ふふっ…」
「あ、いや…これはっ…」
「…俺、そろそろ他行こうと思うんだけど、君もどう?」
「え…いや、その…」
「それとも、店員さん今すぐ呼ぶ?変態さんがいまーすって」
「い、行きますっ…」
相手の提案に乗るしかなかった。いそいそと衣服を直し、荷物を纏めて個室を出て清算を済ませた。相手が居ないことを願ったが、待ち構えたかのように出口で煙草を吸っていた。
「お、ちゃんと来たんだ?」
「…来ないと、思ったんですか…」
「んー半々かな?」
「とりあえず、飯いこっか。なんか食べたいのある?」
「え…いや、特に…」
「ふーん」と適当に流しながら、相手が歩き出す。名前も素性も知らない男について行って、俺は何をしようと言うんだ。あんな恥ずかしい姿を見られた相手に何故こんなおとなしく俺はついて行くんだ…
適当な店で食事をしながら、他愛もない世間話をした。特に先程の見られた光景については何も触れてこなかった。話の通りであれば、相手はブランドショップの店長をしているらしい。自分はただの大学生であると話すと相手は少し微笑んでいた。自分が誘ったからと食事代は相手が支払ってくれた。漫画喫茶での事が意識から少し薄らぎ、そのまま解散かと思っていた。
「ごちそうさまでした。」
「いいえ。俺が誘ったわけだし?無理やり付き合わせちゃったし。」
「あ、いや…お話しできて楽しかったです。」
俺がそう言って軽く礼をしてその場を立ち去ろうとした時、ふいに左手を掴まれた。
「え…」
「あんな姿見せられて、そのまま帰すと思ってんの?」
「あんな姿って…」
そのまま左手を引き寄せられ耳元で薄れかけていた先程の自分の姿を囁かれた。そのまま、言葉が返せずに立ち止まっている俺を楽しそうに引き連れて、ホテルに連れ込まれた。
部屋に連れ込まれるとベッドに押し倒され、今まで映像で見て憧れていたような激しく舌を絡める様なキスをされた。
「ん、ぁん…っ」
「キスしただけで、元気になってんじゃん?」
そう言って、俺の股間をジーンズ越しに優しく撫でまわしながら触れるだけのキスを何度も顔中にしてくる。
「だ、だって…っ、俺っ…んぁっ!」
「…え?」
ジーンズ越しに撫でられながら、キスをされただけで俺は絶頂に達してしまった。息遣いも荒くなっている。瞬殺で達してしまった自分を情けなく感じ、相手の顔が見られない。どれだけ情けない男だと思われている事だろう…
「…ひょっとして…」
「そ、そうですよっ…初めて、だったんです…」
「漫画喫茶なんかで抜いてるから…相当ビッチかと思ったんだけど…」
「っ…経験なんてないですよ…誰も、付き合ったこともないですし…発展場も行ったことないですよ!」
「…へー…」
なぜ、初対面であんな姿を見られた相手に更にこんな恥をかかなければいけないのか…あの場で逃げれば良かったのに、俺はきっと期待したんだ。今まで妄想してきたことが現実になるんじゃないかって…
恥ずかしさと自分の愚かさに思わず俺は涙目になっていた。その場から逃げようと身を乗り出すと、優しく抱き留められた。
「何、すんですかっ!」
「いやさ…俺実は結構前から君のこと知ってたんだよね」
「…え…」
「たまたま隣になったこと何回かあってさ…今日は久しぶりに隣だったんだよ。」
「それって…」
「毎回聞こえてた」
「っ!」
あんな恥ずかしい姿を直視されただけでなく、今まで何度も聞かれていたなんて…もうあの店には行けない。またいつこんな恥ずかしい目に合うか分からない。
「毎回さ…我慢して声抑えながら、それでもちょっと漏れてくる声でさ…」
「やめ、てくださいっ」
「俺毎回抜いてた。」
「…は?」
「ずっと気になってたんだよね。」
そう言いながら、俺を抱きしめる相手の腕にさっきよりも力が入っていた。でも自分には、相手が何を言っているのか理解できなかった。前から知ってた、気になっていた…そんな漫画みたいな展開があってたまるか…
「…」
「やったことないって聞いてさ…俺うれしかったんだけど…」
「…そんな勝手なこと…っ」
「俺はね、今まで何人かと付き合ってきたしそれなりに経験あるんだけどさ…」
「…それなら、俺じゃなくてもいいじゃないですか」
「壁越しに声聞いてるだけでこんなに興奮できるの君だけなんだよね」
「っ…何、そんな恥ずかしいこと…」
「ダメ、かな?」
相手の言葉には嘘がないように思えた。多少、映像みたいな展開に期待していた自分もいたのは事実だが…こんなこと言われるとは思っていなかった。
「…後悔、しますよ…」
「しねぇよ。」
その日、俺は初めて誰かに触れらて興奮する快感を知った。発展場でもなく、出会い系でもない。お互いそんな目的のために来ていたわけでもないのにこんな事ってあるんだな…不思議な感覚だけど、今はそんな相手がとても愛おしい存在になってしまった。
END
「へー、こんなとこにこんなやついたんだ…?」
「あ、えっ…」
見られた。こんな誰にも見られたくないような、こんな姿を…
【I've been seen】
こんな性癖、周りには認めてもらえないの分かってる。でも、やめられないこともわかっている。
物心ついた頃から、恋愛対象は自分と同性だった。そんな自分を否定したくて…周りに否定されない生き方をしようと努め、女性と付き合ったこともあった。でも、いざことに及ぼうとした時…全く魅力を感じられなかったし、興奮もしなかった。
「女に恥をかかせるな」とか「無能」そんな言葉を浴びせられて終わった。
それ以来、女性と付き合えるようになろうとも思わなくなった。元々社交的な方ではないし、世で言う発展場と言われる様な場所にも行こうと思えなかった。
おひとり様なんて言葉で濁せばいいけど、結局は相手もいないから自分で自慰行為に耽るだけ…
「…たまってんのかな。久しぶりに行くか…」
いつからか、自室で浸るだけでは絶頂できなくなっていた。気晴らしに立ち寄った漫画喫茶で何の気なしに行為に耽ってみたら、これが快感になってしまい定期的に漫画喫茶で自慰行為に耽るようになっていた。人に見られるかもしれない…音が聞こえるかもしれない…そんな背徳感を感じながら行為に耽る自分が傍から見たらただの変態であると分かってはいても辞められなかった。
当たり前の話だが、女性が犯されるAVを見ても全く興奮しない。専らゲイ物のAVをおかずにしている。時たま試しに普通のAVを見てはみるが、全くそそられない。すぐにゲイ物に切り替えると、画面の中で犯されている男優を自分に置き換える。それだけで至極興奮してしまう。
「ん、あぁ…ぁ、ん」
喘ぎ声が出ないように堪えるが、口の端から多少は漏れてしまう。こんな声が周りに聞こえたら…そんな事を考えながらも映像を見ながら自身を扱く右手を止めることができない。シャツもはだけ、左手で胸の飾りを弄り…画面の中の男優と同じタイミングで絶頂した。
すぐに片付ける事もできず、服もジーンズもはだけたままで、荒くなった呼吸を抑えながらも余韻に浸っていた。相手が欲しいかどうかと聞かれると分からない。でも、独りで自慰行為をするにも限界がある事も分かっている。そろそろ一人で行うには限界を感じていた。誰かに思いきり後ろから突かれたい、舌を絡めあうような激しいキスをしてみたい。AVの中の男優がはたして本当にゲイなのかは知らないが、画面の中の人物がされているような行為を自分もされたいと、願ってはいた。
特にもう性欲は満たされていたが、衣服を直すのも少し面倒に感じ、そのままの状態でまた別の映像をなんとなく見ていた。性欲は満たされたはずなのに、無意識に右手は自身を緩く扱いていた。
「あ、はっ…んぅ…っ」
そのまま、扱き続けてもいつものように絶頂には達せなかった。再び左手で胸の飾りを弄ってはみてもなかなか興奮しない…なんでだろう…
「へー、こんなとこにこんなやついたんだ…?」
「あ、えっ…」
ふと視線を上にあげると、個室の仕切りの上から満足そうな顔を覗かせている見知らぬ男がいた。一瞬時が止まってしまい、行動に起こせなかったが思考が一周頭を巡った後にやっと自分のあられもない姿に気づき、思わずはだけた服とジーンズを直した。
「ふふっ…」
「あ、いや…これはっ…」
「…俺、そろそろ他行こうと思うんだけど、君もどう?」
「え…いや、その…」
「それとも、店員さん今すぐ呼ぶ?変態さんがいまーすって」
「い、行きますっ…」
相手の提案に乗るしかなかった。いそいそと衣服を直し、荷物を纏めて個室を出て清算を済ませた。相手が居ないことを願ったが、待ち構えたかのように出口で煙草を吸っていた。
「お、ちゃんと来たんだ?」
「…来ないと、思ったんですか…」
「んー半々かな?」
「とりあえず、飯いこっか。なんか食べたいのある?」
「え…いや、特に…」
「ふーん」と適当に流しながら、相手が歩き出す。名前も素性も知らない男について行って、俺は何をしようと言うんだ。あんな恥ずかしい姿を見られた相手に何故こんなおとなしく俺はついて行くんだ…
適当な店で食事をしながら、他愛もない世間話をした。特に先程の見られた光景については何も触れてこなかった。話の通りであれば、相手はブランドショップの店長をしているらしい。自分はただの大学生であると話すと相手は少し微笑んでいた。自分が誘ったからと食事代は相手が支払ってくれた。漫画喫茶での事が意識から少し薄らぎ、そのまま解散かと思っていた。
「ごちそうさまでした。」
「いいえ。俺が誘ったわけだし?無理やり付き合わせちゃったし。」
「あ、いや…お話しできて楽しかったです。」
俺がそう言って軽く礼をしてその場を立ち去ろうとした時、ふいに左手を掴まれた。
「え…」
「あんな姿見せられて、そのまま帰すと思ってんの?」
「あんな姿って…」
そのまま左手を引き寄せられ耳元で薄れかけていた先程の自分の姿を囁かれた。そのまま、言葉が返せずに立ち止まっている俺を楽しそうに引き連れて、ホテルに連れ込まれた。
部屋に連れ込まれるとベッドに押し倒され、今まで映像で見て憧れていたような激しく舌を絡める様なキスをされた。
「ん、ぁん…っ」
「キスしただけで、元気になってんじゃん?」
そう言って、俺の股間をジーンズ越しに優しく撫でまわしながら触れるだけのキスを何度も顔中にしてくる。
「だ、だって…っ、俺っ…んぁっ!」
「…え?」
ジーンズ越しに撫でられながら、キスをされただけで俺は絶頂に達してしまった。息遣いも荒くなっている。瞬殺で達してしまった自分を情けなく感じ、相手の顔が見られない。どれだけ情けない男だと思われている事だろう…
「…ひょっとして…」
「そ、そうですよっ…初めて、だったんです…」
「漫画喫茶なんかで抜いてるから…相当ビッチかと思ったんだけど…」
「っ…経験なんてないですよ…誰も、付き合ったこともないですし…発展場も行ったことないですよ!」
「…へー…」
なぜ、初対面であんな姿を見られた相手に更にこんな恥をかかなければいけないのか…あの場で逃げれば良かったのに、俺はきっと期待したんだ。今まで妄想してきたことが現実になるんじゃないかって…
恥ずかしさと自分の愚かさに思わず俺は涙目になっていた。その場から逃げようと身を乗り出すと、優しく抱き留められた。
「何、すんですかっ!」
「いやさ…俺実は結構前から君のこと知ってたんだよね」
「…え…」
「たまたま隣になったこと何回かあってさ…今日は久しぶりに隣だったんだよ。」
「それって…」
「毎回聞こえてた」
「っ!」
あんな恥ずかしい姿を直視されただけでなく、今まで何度も聞かれていたなんて…もうあの店には行けない。またいつこんな恥ずかしい目に合うか分からない。
「毎回さ…我慢して声抑えながら、それでもちょっと漏れてくる声でさ…」
「やめ、てくださいっ」
「俺毎回抜いてた。」
「…は?」
「ずっと気になってたんだよね。」
そう言いながら、俺を抱きしめる相手の腕にさっきよりも力が入っていた。でも自分には、相手が何を言っているのか理解できなかった。前から知ってた、気になっていた…そんな漫画みたいな展開があってたまるか…
「…」
「やったことないって聞いてさ…俺うれしかったんだけど…」
「…そんな勝手なこと…っ」
「俺はね、今まで何人かと付き合ってきたしそれなりに経験あるんだけどさ…」
「…それなら、俺じゃなくてもいいじゃないですか」
「壁越しに声聞いてるだけでこんなに興奮できるの君だけなんだよね」
「っ…何、そんな恥ずかしいこと…」
「ダメ、かな?」
相手の言葉には嘘がないように思えた。多少、映像みたいな展開に期待していた自分もいたのは事実だが…こんなこと言われるとは思っていなかった。
「…後悔、しますよ…」
「しねぇよ。」
その日、俺は初めて誰かに触れらて興奮する快感を知った。発展場でもなく、出会い系でもない。お互いそんな目的のために来ていたわけでもないのにこんな事ってあるんだな…不思議な感覚だけど、今はそんな相手がとても愛おしい存在になってしまった。
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