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恋人遊戯
恋人遊戯<182>
しおりを挟む「……というか、あそこじゃないね♡ ここだった♡♡ ふわっふわでとろっとろなのに、ぎゅうぎゅうに締めてくる可愛いおまんこ……♡♡」
「んぁぁあっっ♡♡♡ 同時にするのダメ………っ♡」
天井を押し上げた状態をキープしつつ、ぷくっと熟れた陰核を優しく擦ったら、彼女のカラダが橋のようにしなった。
(絶景だな♡♡ 横から見たらくびれ強調されて一段とエロかったんだろうけど、感じてる顔見たいからやっぱ正面が最強♡♡)
きゅうきゅう食い締める秘部から抜いた指を、大きく上下する下腹部を中心に位置する臍に突っ込んだ。
「ぁうっ♡♡ 千尋くん、そこなんか変だよお……♡♡」
突っ込むという表現が使用出来るのか微妙な深度のそこに指の先だけ潜り込ませる。
(ここも子宮口と同じ行き止まりなんだよな……♡)
それ以上先には行けないのは明らかだが、だからこそ探究心をそそられた。
「紗世ちゃんはお臍もちっちゃいね♡♡ 縦長で狭くて、ビキニとか下着姿が最高にそそるいいお臍してる……♡ そのうちここいじられただけでイけるようになるよ♡♡ …………ほんっとに紗世ちゃんって、どこ見ても俺に抱かれるためだけに生まれてきたカラダしてる…………♡」
「『千尋くんに抱かれるためだけ』って――……♡♡ そうだったら嬉しいけど、何を根拠に言ってるの?♡ 私たち、世間的にはちょうどいいサイズ感でもなんでもないよね?」
臍の淵の硬い部分や薄く縦に入った腹筋の線、少し浮き出た肋骨が作り出す陰影――――。美しくない部分を発見するほうが難しい彼女の身体のパーツひとつひとつに触れていくたび、手のひらの中心部から熱が生まれて全体がじっとりと汗ばんだ。
(『そうだったら嬉しい』?♡♡ いつの間にそんなに俺のこと好きになってくれてたの?♡♡ そういうことは自覚した時点で言ってくれないと♡)
不思議そうを通り越して怪訝な表情の彼女に、今俺が見せられる最高の微笑を届けた。
「他の人からしたらそうかもね。……でも、大事なのは他の人から見てどうかじゃなくて、俺たちにとってどうかってことじゃない?♡♡ ……俺、この前社内でも有名なヤリマンに告られて。そのとき抱き着かれたんだけどさ。その人の身長がたぶん160ちょい+ヒールくらいで」
「……ちょうどいい身長差じゃん……」
最近あった中で最も不快だった出来事を報告すると、彼女はぷくーっと頬を膨らませた。
下手したら同じ職場に在籍しているという接点しかないその人に抱き着かれたときの俺よりもストレートに不快感を表現してくれた彼女が愛おしい。
(拗ねてる拗ねてる♡♡ 心配も嫉妬もする必要ないんだけどなあ♡)
邪悪な笑みが込み上げてせっかくの微笑が崩れそうになり、透き通るほど白い腹に顔を伏せた。
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