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ソロキャンパー 白木桃編
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今日は日曜日、普段はアイドルの仕事が入るが今日はオフだ。僕はこの日のためにもともと予定していたソロキャンプに向かった。
白木荘を出る時はいつもの僕の格好で出た。そして原チャで自宅に立ち寄り、俺仕様に変身。ウキウキワクワクしながらキャンプセットを持ってキャンプ場に出掛けた。
「ああぁ、新鮮な空気!綺麗な景色!広々とした芝生!このために生きている気がする」
俺はレジャーシートと折りたたみチェアーで爽快な空の下、気持ちよく読書に耽《ふけ》ていた。
こんなに天気がいいのに今日は人が少ない。それがまた最高だ。白木荘なんて息が詰まってしょうがない。女しかいないんだから俺は部屋に閉じ籠るしかなかった。窮屈な日々から解放されて、のんびりぼーっと本を読み耽《ふけ》ろう。せめて今日一日は。
…………………
……………
………
『やめてください。警察呼びますよ』
「なんだよ、そんな格好して誘ってるのはお姉ちゃんだろ?ソロキャンパー同士仲良くしようや」
俺の後ろの方からこの清々しいキャンプ場には似つかわないガラガラなおっさんの声が聞こえてきた。
(せっかくの俺の優雅なひとときを邪魔しやがって)
俺は腹が立って振り返ってしまう。確かに派手な格好の女の子がいた。少し離れた俺の位置からでもそれがわかる。胸元は大きく開いていて、ホットパンツが真っ白な太ももをより強調させる。
『自業自得だ。そんな格好でキャンプに来る素人が。流行乗っかりたいだけの女子め』と言うのが俺の心の中の本音だ。
相手の男は50歳くらいのおじさんかな。どちらもこのキャンプ場には好ましくない。
「嫌です。それ以上近づくと本当に警察を呼びます」
女の子は携帯電話を取り出して威嚇する。
「その携帯キャリアだとここ、圏外だぜ。電話できるならしてみろよ」
「くっ、わたし、女子高生ですよ。わたしに手を出したら捕まりますよ」
「警察に言うのが恥ずかしいぐらいまで可愛がってやるよ。恥ずかしい姿を動画に撮ってやるよ。泣き寝入りでもしてな」
男は女の子の口を塞ぎながら女の子のテントに引きづり込んだ。
「や、やめて......ん、んん」
「可愛がってやるからよ。ほら、動画で録画してやるからよ」
「俺も動画撮らせてもらっていいですか?」
「な、なんだ!お前は」
「近くのソロキャンパーですよ。動画撮りましょうか?」
「お、手伝ってくれるのか?じゃあ撮ってくれ。せっかくだからお前も俺の次に楽しむか」
「いえ、俺は女に興味ないです。それにもうすでに生中継してますよ。おじさんの持っているスマホで僕のTwitter見てみてください。蒼乃です。草冠に倉と乃木坂の乃です」
「はあ?何言ってるんだ?」
「だから蒼乃です。草冠に倉と乃木坂の乃です。今見た方がいいっすよ、Twitter」
おじさんは不思議そうな顔をしながら言われた通り確認をした。
「え!?俺が動画で流れてる。〇〇商事部長、女子高生にわいせつって俺じゃないか!?」
「そうですよ。Twitterにさっきのやりとりアップしたらすぐに身バレしましたね。警察に捕まるのも時間の問題ですよ」
「おまえ、ふざけんな!」
男が俺に向かって殴りかかってくる。
もちろん、50歳のジジイに負けるわけがない。
おじさんのこぶしを絡めとり、そのまま寝技に持ち込み腕十字ひしぎでロックする。
「いたたたた!まいった、まいった!」
「ねえ?許してあげる?」
俺は泣いているピンク髪のギャルに聞いてあげる。
(げっ!?同じクラスの白木 桃じゃん)
「警察に突き出したい......」
「わかったよ。じゃあ警察来るまで紐とガムテープで縛っとこうか」
白木 桃がおもむろに鞄の中から紐とガムテープを取り出して俺に渡してきた。
「これでよければ使ってください。え!かっこいい........」
俺の顔をちゃんと見た白木 桃は顔を赤らめ胸に手を当てている。完全に目がハートだ。
(やばい、勘弁してくれ。だから本当は助けたくないんだよ。こうなるから)
「ありがとう。これで縛っとくね」
俺は男を近くの木に縛りつけてガムテープで口を塞いだ。念のためこの姿もTwitterでアップする
「無事、私人逮捕しました。この後警察が来ます。女性は無事ですので安心してください」
いいねの数とリツイートが激増する。
「じゃあ警察来るまで俺は自分のテントに戻るね」
「えっ.......わたしのそばにいてくれないですか?」
「大丈夫だよ。もうあいつ動けないし、話せないしね」
「でも、怖くて」
(このイケメンと一緒にいたい。まじかっこいいし、気取らないし、清潔感あるし、大人っぽいし、話したい)
「わかったよ。じゃあ警察来るまでね」
(まじか、捕まってしまった。ギャル苦手なんだよなー。話すネタもないのに)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あとがき
白木 桃 編が始まりました。
白木緋→白木桃→七瀬翠でストーリーが
周りますのでお楽しみに。
白木荘を出る時はいつもの僕の格好で出た。そして原チャで自宅に立ち寄り、俺仕様に変身。ウキウキワクワクしながらキャンプセットを持ってキャンプ場に出掛けた。
「ああぁ、新鮮な空気!綺麗な景色!広々とした芝生!このために生きている気がする」
俺はレジャーシートと折りたたみチェアーで爽快な空の下、気持ちよく読書に耽《ふけ》ていた。
こんなに天気がいいのに今日は人が少ない。それがまた最高だ。白木荘なんて息が詰まってしょうがない。女しかいないんだから俺は部屋に閉じ籠るしかなかった。窮屈な日々から解放されて、のんびりぼーっと本を読み耽《ふけ》ろう。せめて今日一日は。
…………………
……………
………
『やめてください。警察呼びますよ』
「なんだよ、そんな格好して誘ってるのはお姉ちゃんだろ?ソロキャンパー同士仲良くしようや」
俺の後ろの方からこの清々しいキャンプ場には似つかわないガラガラなおっさんの声が聞こえてきた。
(せっかくの俺の優雅なひとときを邪魔しやがって)
俺は腹が立って振り返ってしまう。確かに派手な格好の女の子がいた。少し離れた俺の位置からでもそれがわかる。胸元は大きく開いていて、ホットパンツが真っ白な太ももをより強調させる。
『自業自得だ。そんな格好でキャンプに来る素人が。流行乗っかりたいだけの女子め』と言うのが俺の心の中の本音だ。
相手の男は50歳くらいのおじさんかな。どちらもこのキャンプ場には好ましくない。
「嫌です。それ以上近づくと本当に警察を呼びます」
女の子は携帯電話を取り出して威嚇する。
「その携帯キャリアだとここ、圏外だぜ。電話できるならしてみろよ」
「くっ、わたし、女子高生ですよ。わたしに手を出したら捕まりますよ」
「警察に言うのが恥ずかしいぐらいまで可愛がってやるよ。恥ずかしい姿を動画に撮ってやるよ。泣き寝入りでもしてな」
男は女の子の口を塞ぎながら女の子のテントに引きづり込んだ。
「や、やめて......ん、んん」
「可愛がってやるからよ。ほら、動画で録画してやるからよ」
「俺も動画撮らせてもらっていいですか?」
「な、なんだ!お前は」
「近くのソロキャンパーですよ。動画撮りましょうか?」
「お、手伝ってくれるのか?じゃあ撮ってくれ。せっかくだからお前も俺の次に楽しむか」
「いえ、俺は女に興味ないです。それにもうすでに生中継してますよ。おじさんの持っているスマホで僕のTwitter見てみてください。蒼乃です。草冠に倉と乃木坂の乃です」
「はあ?何言ってるんだ?」
「だから蒼乃です。草冠に倉と乃木坂の乃です。今見た方がいいっすよ、Twitter」
おじさんは不思議そうな顔をしながら言われた通り確認をした。
「え!?俺が動画で流れてる。〇〇商事部長、女子高生にわいせつって俺じゃないか!?」
「そうですよ。Twitterにさっきのやりとりアップしたらすぐに身バレしましたね。警察に捕まるのも時間の問題ですよ」
「おまえ、ふざけんな!」
男が俺に向かって殴りかかってくる。
もちろん、50歳のジジイに負けるわけがない。
おじさんのこぶしを絡めとり、そのまま寝技に持ち込み腕十字ひしぎでロックする。
「いたたたた!まいった、まいった!」
「ねえ?許してあげる?」
俺は泣いているピンク髪のギャルに聞いてあげる。
(げっ!?同じクラスの白木 桃じゃん)
「警察に突き出したい......」
「わかったよ。じゃあ警察来るまで紐とガムテープで縛っとこうか」
白木 桃がおもむろに鞄の中から紐とガムテープを取り出して俺に渡してきた。
「これでよければ使ってください。え!かっこいい........」
俺の顔をちゃんと見た白木 桃は顔を赤らめ胸に手を当てている。完全に目がハートだ。
(やばい、勘弁してくれ。だから本当は助けたくないんだよ。こうなるから)
「ありがとう。これで縛っとくね」
俺は男を近くの木に縛りつけてガムテープで口を塞いだ。念のためこの姿もTwitterでアップする
「無事、私人逮捕しました。この後警察が来ます。女性は無事ですので安心してください」
いいねの数とリツイートが激増する。
「じゃあ警察来るまで俺は自分のテントに戻るね」
「えっ.......わたしのそばにいてくれないですか?」
「大丈夫だよ。もうあいつ動けないし、話せないしね」
「でも、怖くて」
(このイケメンと一緒にいたい。まじかっこいいし、気取らないし、清潔感あるし、大人っぽいし、話したい)
「わかったよ。じゃあ警察来るまでね」
(まじか、捕まってしまった。ギャル苦手なんだよなー。話すネタもないのに)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あとがき
白木 桃 編が始まりました。
白木緋→白木桃→七瀬翠でストーリーが
周りますのでお楽しみに。
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