妄想美少女脳内ポエム

本能寺から始める常陸之介寛浩

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【雨で濡れ透けた制服】ポエム題材

題材【腐女子 × 雨 × 制服透け × 思考の暴走と自己嫌悪】

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 テーマは:
「ふと脳内に浮かんだ“透けた男子”というワード。
 それは萌えだったのか、欲だったのか。
 突発的に“見てみたい”と思ってしまった自分を、
 笑いながら、でも少しだけ真剣に、洗いたくなった放課後」

『わたしの脳内に、雨が降った日』
 

 夕方、突然の通り雨。
 傘のない人々が慌てて駆け出すのを、
 わたしは昇降口から眺めていた。

 その中に、彼らはいた。

 男子たち。
 学ランじゃなくて、夏制服の白シャツ。
 雨に濡れて、シャツが肌に貼りついて――

 その一瞬、脳がバグった。

 ***

「透けてる…」
 その言葉が、
 わたしの脳内で炸裂した。

 シャツの下に浮かぶインナー、肩のライン、
 そして――
 もしかして、胸筋?(まだ成長途中でもアリ)

 ああダメダメダメ、
 わたし何考えてんの⁉

 萌えじゃん?
 これ、萌えすぎじゃん??
 でもこれって、現実なんだよね???

 ***

「男子の透けも見てみたい」――
 その一文が、まるで某SNSのタグみたいに
 わたしの頭に表示された。

 気づいた瞬間、
 わたしは自分の中の“腐れ”を
 物理的に洗いたくなった。

 シャツどころか、
 この思考ごと全部、洗濯機にぶち込みたい。

 すすぎ2回じゃ足りない。

 ***

 周囲は何事もなかったように動いてる。
 誰もわたしの内心の暴走には気づいていない。

 でもわたしは知っている。
 自分が今、
 “倫理と萌え”の境界線を
 軽率に越えかけたことを。

 目の前の光景は、
 本来“ネタ”であって、“現場”ではない。

 リアルに萌えるな、わたし。

 ***

 彼らはただのクラスメイト。
 サッカー部のあの子も、
 生徒会の真面目男子も、
 ただ帰ろうとしてるだけ。

 それなのにわたしの脳内では
「濡れた白シャツ × 体育後」とか
「無自覚に透けてる攻 × 見て焦る受」とか
 勝手に漫画が始まりかけてた。

 やめろ、理性。仕事しろ。

 ***

 ……でも、
 もし、もしだけど――

 今日のこの一瞬が、
 あの二人の関係を変えたとしたら?

 わたしの見ているこの現実は、
 もしかしたらまだ“導入”にすぎないのでは?

 いや、ちがう。
 現実を妄想にしちゃダメなんだって。

 現実は、現実。
 君らは、ただの男子高校生。

 ごめん、本当に。
 ほんとうに、悪気はなかったの。

 ***

 帰り道、
 わたしは自分の影を見つめながら、
 ひとつ深呼吸をした。

 傘の骨からしたたる雨が、
 静かに制服の袖を濡らしていた。

 でもわたしの心は、
 それよりもずっと先に
 ずぶ濡れだった。

 ***

「“男子の透けも見てみたい”って思ってしまった自分を
 今すぐ洗いたい」

 誰にも言えない一文を、
 帰宅してすぐノートに書いた。

 それは懺悔でもあり、
 笑い話でもあり、
 でもちょっとだけ、
 “わたしが今日、生きてた証拠”だった。

 ***

 オタクで腐女子で、
 二次元と現実の境目がたまに薄くなるわたしだけど。

 ちゃんと知ってるよ。
 この世界では、
 妄想と現実の線を引くことが大事だってこと。

 でも今日は……
 ほんのちょっとだけ、線がにじんだだけ。

 雨のせい、ってことで、許して。
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