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第三六一話 「ぽっぺちゃんの衝撃超え!?ことね、配信中に謎のカミングアウト」
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──夜、リビング。
ヒロインズ全員+俺。
そして100インチのTVに映し出されているのは、
例によって、我らが“ことのは*ことね”の生配信。
【ことね:こんばんは~♡ 今日はちょっと“特別な日”なんです……!】
「えっ、特別?」
「記念日か? 誕生日か?」「まさか引退!?いや、まさか……」
「結婚発表……?」
ヒロインたちがざわつく中、
俺はただソファに沈み込んでいた。
(どうか、どうか変なこと言わないでくれ……)
◆ ◆ ◆
【ことね:あのね、今日は配信に集中したくて……ちょっと“すごい対策”してきました♡】
\\\ ??? ///
「すごい対策……?」
「まさかの全裸配信!?」「それか、三日断食……!」
「いや、逆に“寝ながら配信”するために、下にクッション敷き詰めたとか?」
【ことね:えっと……正直言うと……】
画面越しのことねが、
ほんのり恥ずかしそうに言った。
【ことね:今日は……配信に集中したくて、“おむ……対策”しました】
\\\ ……は? ///
「“おむ”って今、言った!?!?」
「“おむ”の次、何!? “おむそば”? “おむつ”? “おむらいす”?!」
「今の切り取りだけでTwitterトレンド入りするわよ!?!?」
◆ ◆ ◆
【ことね:ふふっ、何をしたかは“ヒミツ”♡】
「いやもう遅ぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「秘密になってねぇよ!!!」
「“おむ”で切ったら余計に広がるんだよ情報が!!!」
◆ ◆ ◆
【ことね:えへへ……でもね、本当に、今日は“漏らしたくない想い”を全部伝えたくて……♡】
「なに!? “想い”の“漏らしたくない”って、なんなの!?!?」
「もはや比喩なのかダジャレなのかフェイクなのかわからん……!」
「てか弘弥……まさか“おむ”属性持ちなの……?」
「え?俺に飛び火すんの!?!?!?」
◆ ◆ ◆
【ことね:最後に、歌います。“止まらないこの気持ち(漏れそうVer.)”】
「タイトルアウトおおおおおおおおお!!!!」
\爆笑・絶叫・大混乱/
「待って!!この配信、保存されちゃうやつだよ!?!?」
「全国に、100インチで“おむ発言”が響いたよ!?」
「逆に天才では……?」「むしろ新境地開拓してない?」
「VTuber戦国時代、ついに“おむつ枠”誕生か……!」
◆ ◆ ◆
かくして、
“ことのは*ことね”は配信界に新たな伝説を残し、
我が家のリビングには、終わらぬ爆笑と羞恥の余韻が残った。
「……次回の配信、どうなるんだろう……」
「きっと、“防水シート付きトーク配信”とかになる」
「お願いだから真面目にしてぇぇぇぇぇえええ!!!」
ヒロインズ全員+俺。
そして100インチのTVに映し出されているのは、
例によって、我らが“ことのは*ことね”の生配信。
【ことね:こんばんは~♡ 今日はちょっと“特別な日”なんです……!】
「えっ、特別?」
「記念日か? 誕生日か?」「まさか引退!?いや、まさか……」
「結婚発表……?」
ヒロインたちがざわつく中、
俺はただソファに沈み込んでいた。
(どうか、どうか変なこと言わないでくれ……)
◆ ◆ ◆
【ことね:あのね、今日は配信に集中したくて……ちょっと“すごい対策”してきました♡】
\\\ ??? ///
「すごい対策……?」
「まさかの全裸配信!?」「それか、三日断食……!」
「いや、逆に“寝ながら配信”するために、下にクッション敷き詰めたとか?」
【ことね:えっと……正直言うと……】
画面越しのことねが、
ほんのり恥ずかしそうに言った。
【ことね:今日は……配信に集中したくて、“おむ……対策”しました】
\\\ ……は? ///
「“おむ”って今、言った!?!?」
「“おむ”の次、何!? “おむそば”? “おむつ”? “おむらいす”?!」
「今の切り取りだけでTwitterトレンド入りするわよ!?!?」
◆ ◆ ◆
【ことね:ふふっ、何をしたかは“ヒミツ”♡】
「いやもう遅ぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「秘密になってねぇよ!!!」
「“おむ”で切ったら余計に広がるんだよ情報が!!!」
◆ ◆ ◆
【ことね:えへへ……でもね、本当に、今日は“漏らしたくない想い”を全部伝えたくて……♡】
「なに!? “想い”の“漏らしたくない”って、なんなの!?!?」
「もはや比喩なのかダジャレなのかフェイクなのかわからん……!」
「てか弘弥……まさか“おむ”属性持ちなの……?」
「え?俺に飛び火すんの!?!?!?」
◆ ◆ ◆
【ことね:最後に、歌います。“止まらないこの気持ち(漏れそうVer.)”】
「タイトルアウトおおおおおおおおお!!!!」
\爆笑・絶叫・大混乱/
「待って!!この配信、保存されちゃうやつだよ!?!?」
「全国に、100インチで“おむ発言”が響いたよ!?」
「逆に天才では……?」「むしろ新境地開拓してない?」
「VTuber戦国時代、ついに“おむつ枠”誕生か……!」
◆ ◆ ◆
かくして、
“ことのは*ことね”は配信界に新たな伝説を残し、
我が家のリビングには、終わらぬ爆笑と羞恥の余韻が残った。
「……次回の配信、どうなるんだろう……」
「きっと、“防水シート付きトーク配信”とかになる」
「お願いだから真面目にしてぇぇぇぇぇえええ!!!」
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