氷人

Deefy Dalawz

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出会い

接触

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「晃~もうちょっとわかりやすく教えてよ~」
「だから解の公式はx=...」
晃は廊下で解の公式について結に熱弁していた。
「ここにaを代入するとだな...」
「代入ってなんだっけー?」
「」
そんな会話が続き、下駄箱の前についた。そこには転校生の横田と男子生徒2人がいた。
「お前、生意気なんだよ。俺に向かって邪魔だとか言いやがってよぉ」
「そうだよ。川西さんのこと怒らせたら怖いんだぞ!お前なんてボッコボコなんだからな?」
「田中、余計なことを言うんじゃないよ。」
横田は下駄箱の隅で男子生徒達に道を塞がれていたようだ。
「あなた達が邪魔だから邪魔って言っただけでしょう?」
田中は横田の正論には返答せず
「お前は何も言わなくていいんだよ!川西さんの気が済むまでサンドバッグになりやがれ!」
二人は横田を殴り始めた。晃はそれを見逃すわけには行かなかった。
「お前ら何してんだよ、やめてやれよ。」
川西は
「お前なんだよ?女の前でかっこつけてえっていうのか?」
と晃に言ってきた。晃は
「そんなもんじゃないよ」
とだけ言うとあっという間に横田から田中と川西を引き剥がし、一回ずつ蹴りをいれてやった。
「いてえ!なにすんだよお前!!」
「俺たちに暴力を振るうなんて最低だな!死ね!」
晃はそれに
「黙れ」
とだけ言い、二人から離れた。
そして横田のもとに歩み寄り、
「大丈夫か?」
と言うと横田は
「頼んでないから。何のつもり?」
とだけ言い残してさっさと帰ってしまった。
「晃!また人を蹴ったの!?まったく...何回人を蹴ったら気が済むの?」
心配して駆け寄る結に晃は
「今のは正当防衛だろうよ」
とだけ答えた。
その夜、晃は横田のことしか頭になかった。
あいつなんで助けたのにお礼したりしないんだ...? もしかしてドエ...いやそんなはずはない。殴られているときには嫌悪感丸出しだった。じゃあなんでだ...? 特別な事情でもあるのか?
晃は横田について考え、そのまま夜明けを迎える羽目になった。
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