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✽✽ワンコなお兄様は脳筋エリックと戦う?
ギルベルトは退屈していた!
リオンが留守の時は別邸の警備(番犬代わり)をしているのだが…
リオンがいる日は、何処か出かけて良いって言われるんだけど…
この国の事をあまり知らないし…ひとりで彷徨いてもつまんないよね?
こっちに来ても朝夕の鍛錬や走り込みはしているけど…
しばらく、実戦してないとカラダ鈍るんだよなぁ
リオンに誰かよい訓練相手紹介してもらうか、冒険ギルド行って何か依頼でも受けようかな?
けど…ギルド行ったら俺がこの国にいるのバレるし…
どうしたらいい?
ギルベルトもかなりの脳筋なのですが、自国以外では迷惑かけるわけにいかないと一応考えるみたいだよ。
◇◇◇◇◇
ギルベルトはリオンにお願いして、騎士団にエリックを訪ねた。
ギル兄と互角で戦えるのはエリック位ではないか?とのリオンの見立てである。
ちなみにギルベルトな雷属性の魔法が得意なので雷神って呼ばれているんだって。
◇◇◇◇◇
騎士団に行ってみたギルベルトだが、エリック将軍は大神殿にいますと言われ大神殿にやってきた。
正門の前にいた厳つい美形にエリック将軍にお会いしたいのですが…と伝えると、
「私がエリックだが?
どんなご用件でしょう?
あなたとはお会いした事はありましたかな?」と不思議そうな顔をされた。
「私はリオン様からの紹介でエリック将軍に会いにきたのですが…お聞きではないでしょうか?」
「あっ!
そういえば、リオンから聞いているよ!私にしごいて欲しい男がいると…あなたの事でしたか!
あなたは騎士団に入りたいのですか?
騎士団の試験なら来月ありますが?」
「違います!
1度でよいのでエリック将軍と剣で話をしたいのです!
お時間がある時に手合わせをお願いします!」
「それはそれは…
最近、我が騎士団で私に挑んでくる者がいなくて退屈していたのです。
明日は非番なので、明朝8時に騎士団の練習場においで下さい」
「せっかくのお休みに申し訳ございません!」
「いや、構わないよ?
明日はよろしく頼むよ。
ところで名前を聞いてよいかな?」
「はい!勿論です。
私、ギルベルトと申します。
明日はよろしくお願い致します」
◇◇◇◇◇
爆風将軍エリックVS雷神ギルベルト…
明日の騎士団の練習場は…きっと盛り上がるに違いありません!
どちらが強いんでしょう?
◇◇◇◇◇
別邸に帰ったギルベルトは…
明日、エリック将軍と手合わせするとローズマリーとミリアに伝えてふたりに心配されていた。
「エリック様って今まで負けた事がないらしいの…
ギルベルト様がお強いのは聞いておりますが…油断しないで下さいね?
エリック様は風魔法の使い手ですわ?
ギルベルト様は雷属性でしたよね?」
「ローズマリー様は心配しなくていいよ?
私も実は負けた事がないのだよ…エリック様が戦うところを見た事があるからね!
私の方が有利だと思うよ?
リオンからもエリック様対策は聞いているし…
明日の勝利はローズマリー様に捧げるから楽しみにしておいてくれ!
では、私は剣の手入れをしてくるよ」
普段のもふもふワンコなギルベルト様ではない!
何か…キリッとしてた!
ちょっとかっこいいかも?
これがギャップ萌えってヤツかな?と呟いていると…
「兄上…
これでエリック様に負けたらカッコつかないよね…
大見栄きって大丈夫かなぁ…」とミリアが心配していた。
どっちが強いんだろうね?
明日が楽しみ!
ギルベルトは退屈していた!
リオンが留守の時は別邸の警備(番犬代わり)をしているのだが…
リオンがいる日は、何処か出かけて良いって言われるんだけど…
この国の事をあまり知らないし…ひとりで彷徨いてもつまんないよね?
こっちに来ても朝夕の鍛錬や走り込みはしているけど…
しばらく、実戦してないとカラダ鈍るんだよなぁ
リオンに誰かよい訓練相手紹介してもらうか、冒険ギルド行って何か依頼でも受けようかな?
けど…ギルド行ったら俺がこの国にいるのバレるし…
どうしたらいい?
ギルベルトもかなりの脳筋なのですが、自国以外では迷惑かけるわけにいかないと一応考えるみたいだよ。
◇◇◇◇◇
ギルベルトはリオンにお願いして、騎士団にエリックを訪ねた。
ギル兄と互角で戦えるのはエリック位ではないか?とのリオンの見立てである。
ちなみにギルベルトな雷属性の魔法が得意なので雷神って呼ばれているんだって。
◇◇◇◇◇
騎士団に行ってみたギルベルトだが、エリック将軍は大神殿にいますと言われ大神殿にやってきた。
正門の前にいた厳つい美形にエリック将軍にお会いしたいのですが…と伝えると、
「私がエリックだが?
どんなご用件でしょう?
あなたとはお会いした事はありましたかな?」と不思議そうな顔をされた。
「私はリオン様からの紹介でエリック将軍に会いにきたのですが…お聞きではないでしょうか?」
「あっ!
そういえば、リオンから聞いているよ!私にしごいて欲しい男がいると…あなたの事でしたか!
あなたは騎士団に入りたいのですか?
騎士団の試験なら来月ありますが?」
「違います!
1度でよいのでエリック将軍と剣で話をしたいのです!
お時間がある時に手合わせをお願いします!」
「それはそれは…
最近、我が騎士団で私に挑んでくる者がいなくて退屈していたのです。
明日は非番なので、明朝8時に騎士団の練習場においで下さい」
「せっかくのお休みに申し訳ございません!」
「いや、構わないよ?
明日はよろしく頼むよ。
ところで名前を聞いてよいかな?」
「はい!勿論です。
私、ギルベルトと申します。
明日はよろしくお願い致します」
◇◇◇◇◇
爆風将軍エリックVS雷神ギルベルト…
明日の騎士団の練習場は…きっと盛り上がるに違いありません!
どちらが強いんでしょう?
◇◇◇◇◇
別邸に帰ったギルベルトは…
明日、エリック将軍と手合わせするとローズマリーとミリアに伝えてふたりに心配されていた。
「エリック様って今まで負けた事がないらしいの…
ギルベルト様がお強いのは聞いておりますが…油断しないで下さいね?
エリック様は風魔法の使い手ですわ?
ギルベルト様は雷属性でしたよね?」
「ローズマリー様は心配しなくていいよ?
私も実は負けた事がないのだよ…エリック様が戦うところを見た事があるからね!
私の方が有利だと思うよ?
リオンからもエリック様対策は聞いているし…
明日の勝利はローズマリー様に捧げるから楽しみにしておいてくれ!
では、私は剣の手入れをしてくるよ」
普段のもふもふワンコなギルベルト様ではない!
何か…キリッとしてた!
ちょっとかっこいいかも?
これがギャップ萌えってヤツかな?と呟いていると…
「兄上…
これでエリック様に負けたらカッコつかないよね…
大見栄きって大丈夫かなぁ…」とミリアが心配していた。
どっちが強いんだろうね?
明日が楽しみ!
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