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モーニングをご一緒に!
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「ところでレナ、殿下とは仲良くしておるのか?ワシはちょっと心配しておるのじゃが…」
今日レナを誘った理由はどうやら、可愛い孫娘の新婚生活の様子が気になっていたからのようだ。
「勿論ですわ。リカルド様はいつも私に優しくして下さいますの。ご安心なさって」
「お前はそう思っていてもなぁ…殿下がどう思っているかは分かるまい」
ムムッ…
今日のお祖父様は意地悪でいらっしゃるわね。
何かあったのかしら?
「お祖父様…どうなされたの?お祖母様とケンカしてるとか言わないでしょうね?」
「ウッ…レナ…リリスから聞いていたのか?」
「いいえ?お姉様からは何も…」
「それなら良かった…」
「お祖父様?何があったのですか?私に話しては下さらないの?」
慌てるお祖父様をジワジワと追い込んでいくレナである。
意地悪された分をお返しするつもりなのだろうか?
笑いながら追い込んでくるレナに、
「お前は普段はボンヤリなのに嫌な時にカンが働くのだな…あれに似ておるわ」とため息をついている。
やはり…
お祖母様とケンカしているのね。
もうふたりとも良いお年なのだから仲良くしてもらいたいものだわ。と、こっそりため息をつくレナ。
お祖母様に念話してみると…
お祖父様が相談無しで色々新しい事をするから困っているらしくて、それでケンカしたのだとか。
お祖父様…
事後承諾はダメですからね?
いくつになってもケンカするんだなぁ。
なんやかんや仲良しだよね?と思いながら、お祖母様にお祖父様の現在位置を教えておいた。
お祖母様…
早く迎えにきてあげてね。
私の力だけでは、どうにもならないみたい。
すっかりふてくされているお祖父様はソッとしておく事にして、レナはこの別荘のウリにしたいと考えているモーニングを試食する事にしたみたいだよ。
レナ…マイペースすぎないか?
そして、リカルド様はまだ寝てるみたいだよ。
リカルド様が来る前にお祖母様が到着しそう…
レナはお祖母様に連絡したのはナイショにするのかな?
お祖父様とお祖母様には早く仲直りして欲しいよね?
今日レナを誘った理由はどうやら、可愛い孫娘の新婚生活の様子が気になっていたからのようだ。
「勿論ですわ。リカルド様はいつも私に優しくして下さいますの。ご安心なさって」
「お前はそう思っていてもなぁ…殿下がどう思っているかは分かるまい」
ムムッ…
今日のお祖父様は意地悪でいらっしゃるわね。
何かあったのかしら?
「お祖父様…どうなされたの?お祖母様とケンカしてるとか言わないでしょうね?」
「ウッ…レナ…リリスから聞いていたのか?」
「いいえ?お姉様からは何も…」
「それなら良かった…」
「お祖父様?何があったのですか?私に話しては下さらないの?」
慌てるお祖父様をジワジワと追い込んでいくレナである。
意地悪された分をお返しするつもりなのだろうか?
笑いながら追い込んでくるレナに、
「お前は普段はボンヤリなのに嫌な時にカンが働くのだな…あれに似ておるわ」とため息をついている。
やはり…
お祖母様とケンカしているのね。
もうふたりとも良いお年なのだから仲良くしてもらいたいものだわ。と、こっそりため息をつくレナ。
お祖母様に念話してみると…
お祖父様が相談無しで色々新しい事をするから困っているらしくて、それでケンカしたのだとか。
お祖父様…
事後承諾はダメですからね?
いくつになってもケンカするんだなぁ。
なんやかんや仲良しだよね?と思いながら、お祖母様にお祖父様の現在位置を教えておいた。
お祖母様…
早く迎えにきてあげてね。
私の力だけでは、どうにもならないみたい。
すっかりふてくされているお祖父様はソッとしておく事にして、レナはこの別荘のウリにしたいと考えているモーニングを試食する事にしたみたいだよ。
レナ…マイペースすぎないか?
そして、リカルド様はまだ寝てるみたいだよ。
リカルド様が来る前にお祖母様が到着しそう…
レナはお祖母様に連絡したのはナイショにするのかな?
お祖父様とお祖母様には早く仲直りして欲しいよね?
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