クズが可愛い雌奴隷になる話

yahagi

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クズが可愛い雌奴隷になる話

「私だけを愛するって言ったじゃないのっ! だから全てを捧げたのにっ」

「閨の話を信じたの? 滑稽だね。俺はこれからも自由に生き続けるよ。君程度、話にならないな」

「お腹にあなたの子供がいるかもしれないのよっ? どうか戻ってきて、タンザイトっ」

「あははっ。産むのは自由だよ。認知はしない。じゃあね、ルージュ。楽しかったよ」

「いやああああっ」

 俺はルージュを捨てたその足で、違う女の家へ行った。

「タンザイト。来てくれたのね……」

 細く儚げな女だ。
 俺は女をベッドに押し倒した。

 無理矢理押し入り、腰を振る。
 気が済むまでヤってから、起き上がる。

「タンザイト、眠っていけば……?」

「俺に指図するなっ。もう一回ヤってやる。足を開けっ」

 俺はめちゃくちゃに腰を振った。
 女は果てて、動けない。
 俺は遠慮なく中出しした。

「ふぅーっ、良かったぞ。また来る」

 俺は女の家を後にした。

 俺はタンザイト・グレゴリー。
 貴族の生まれだが三男なので、遊び回っている。
 俺は美しい。
 白銀の短髪に青い瞳、整った顔立ちで華やかな美形だ。
 身体も自衛出来る位には鍛えているので、ガッチリしている。

 今日はマリーゴールドの家へ行く。
 俺の成すこと全て肯定する都合の良い女だ。

 俺はいつものように好きなように抱いて、中出しした。
 身支度を整えて、ベッドから降りた後、ふと記憶を失った。


「やった……呪いが効いたのねっ?! 呪い師……!」

「はい。これで四肢が動く事はありません」

「私のものにならないなら、破滅するがいいわ……! 連れて行きなさい」

「はっ」

 


 目が覚めた時、知らない天井だな、と思った。
 身体が動かない。
 色々試したが、四肢が動かない。
 俺は全裸だった。

 男が一人、部屋に入ってきた。
 特に特徴のない男だ。
 男は俺のいるベッドに乗った。
 ギシッと音が鳴る。

「お、俺をこんな目に遭わせたのはお前か……!」

「何のことだかわからないね。白銀の髪は綺麗だから伸ばそう。青い瞳も魅力的だ。ああ、白い肌が美味しそうだよ……」

 男は俺の身体をまさぐった。
 男に性的に触られている。
 それだけで吐き気がしそうだ。

「俺は男は専門外なんだよっ! どきやがれっ」

「俺のことはご主人様と呼びなさい。君は可愛い奴隷だよ。立派な雌奴隷にしてあげる」

 話が通じない。
 男の指は乳首で止まり、弄り始めた。
 左の乳首に、男の息がかかる。

「おいっ、止め……っ」

 じゅうううう。
 強く吸われ、舐められる。
 男は執拗に乳首を舐めた。
 男の勃起した性器が服越しに伝わる。
 気持ち悪くて蹴飛ばしてやりたくても、俺の四肢は動かなかった。

「おいっ、止めろっ、噛むなっ、男なんて俺は嫌いなんだっ」

「乳首おっ立てている癖によく言うね。ペニスも濡れているじゃないか。感じやすいね」

「言うなっ! そんなにしつこく舐められてりゃあ、生理現象だっ!」

「いいことだよ。じゃあ、お尻を触ってあげようね」

 男は俺の足を掴んで、広げさせた。
 何かの瓶の蓋を取り、中身を手のひらに零す。
 それは油のように見えた。

「潤滑油だよ。これを君のお尻に塗るね。お尻は浣腸してあるから安心してね」

「おいっ! 俺は嫌だって言ってるんだ……っ! 俺の身体は俺のもんだっ! 止めてくれぇっ」

「ぴいぴい鳴いて可愛いね。どれだけ叫んでも良いよ。今夜は俺の愛を刻みつけてあげる。君がどんなに可愛いか、今から楽しみでならないよ」

 男は不適に笑い、俺の尻の穴に指を一本挿入した。
 ぐにぐにと動かされ、気持ち悪い。

「気持ち悪ぃって言ってんだろっ! 俺を解放しろっ! 今なら誰にも黙っていておいてやるっ」

「二本目入れるね。思ってたより元気じゃないか。その調子で声を出すと良いよ」

 二本目の指が入ってきた。
 指はバラバラに動き、何かを探す。
 そしてふと、コリコリしたしこりに触れた。

「ああっ?!」

 強烈な快楽だった。
 俺は信じられなくて、目を瞬いた。

「ここだね。ゆっくりじっくり、準備しよう。気持ち良い事、好きだよね?」

「指動かすなっ! あんっ、あんっ、んんんっ」

「唇を噛むのは駄目だよ。ほら、キスしようか。力を抜いて……」

「おいっ! ……っ」

 口を開いた瞬間に舌が入ってきた。
 尻の指が弱いしこりを撫でて、不本意な声が出る。

「んっ、んーっ!」

 尻の穴を行き来する指が気持ち良すぎて、こいつの舌を噛めない。
 力が入らない。
 クソっ! 尻がこんなに気持ち良いなんて……っ!

 俺はなすがまま、舌を吸われ、唾液を飲まされた。
 乳首を弾かれ、身体が震える。
 俺はしばらくキスをしたまま、尻の穴を指で抜き差しされた。

 指でこんなに気持ち良いなら……ペニスが入ってきたらどうなる?
 男の性器はガチガチだ。
 俺は、犯される。
 俺はごくりと唾を飲み込んだ。

「指は3本入っているよ。気持ち良いかい? 前立腺が随分気に入ったね。ペニスも勃起している。今にも弾けそうだ」

「気持ち良くなんかないっ! 俺を解放しろっ! こんな事、犯罪だっ!」

「だから何だと言うんだい。君に出来ることは喘ぐことだけさ。もしかして、俺に犯されるのを楽しみにしてるんじゃないか?」

「そんなわけ……あんっ!」

「そうだよ。ここを突いてあげる。……ああ、絶望する良い表情だ……わかっているね? 君は犯されて無様にイくのさ」

 俺はぽろぽろと涙を零した。
 動かない四肢を奮い立たせようとしても、動かない。
 男は指を抜いた。

 ズボンから赤黒いペニスを取り出す。
 男のペニスは脈打ち、力強く反り返っていた。
 尻の穴にぐっと押し当てる。

「嫌だっ、止めてくれっ、嫌だ、いやだぁぁぁっ」

 ずぶずぶずぶっ!
 一息で貫いた男のペニスは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。

「ああああっ!」

 俺は、触れられてもいないのに、射精してしまっていた。

「ところてんかぁ。気持ち良かったんだね、タンザイト。ふふふ、涙に濡れた君の瞳が美しい。これが俺だけを映しているんだから、たまらないね。君の雌としての第一歩さ……」

 男は、ゆっくり腰を振り始めた。
 熱いペニスが、俺の尻の穴を抜き差しする。
 俺は、感じてしまっていた。

「あんっ、あんっ、あんっ」

 突かれる度に声が出る。
 声を我慢出来ない。
 嫌だ、俺が男に良いようにされるなんて……っ!

「もうっ、抜いてくれっ、頼むっ……あんっ!」

「そうだ、ここの奥に俺が入れるのを知っているかい? ここの処女も貰おうね。いくよ……」

「何っ、やめてくれ、もう嫌だ、嫌なんだ……っ!」

 男は数度奥をノックして、緩んだそこに嵌まり込んだ。
 今まで経験した事のない快楽と痛みが襲ってくる。

「ああああっ」

 俺は、また果ててしまった。
 悔しくて仕方がなかった。
 俺は、コイツのペニスに喜んでる。
 それが何より、俺の自尊心を傷つけた。

 ぐぽっぐぽっぐぽっ。
 男は最奥まで突き上げて腰を振った。
 俺の弱いしこりを押し潰し、最奥に嵌まり込む。
 俺は目眩がするような快楽を味わった。
 涙が溢れ、目尻から零れ落ちていく。
 気持ち良かった。
 心が折れるにはまだ早い。
 そう思うのに、身体は絶頂に向かっていく。

「あっ、イったね。精液ぴゅっぴゅって出てて可愛いね。今夜は何回イけるかなー? 楽しみにしててね」

「もう止めてくれっ、早く抜いてくれっ、頼むっ、……ああんっ」

「良い子だね。前立腺ゴリゴリされて、結腸で精液出しちゃおうか。出し切ったらメスイキしようね。泣いちゃって可愛い。もっともっとイって心を折ろうか。もっと頂戴って言わせて見せるよ」

 ゾクッとした。
 コイツは俺が心折れるのを待っていやがる。
 もっと頂戴だって?
 俺がそんなん言うわけねえだろ、バーカ!

 男は激しく腰を振った。
 ぐぽっぐぽっぐぽっ。
 奥に嵌まり込む度にイってる気がする。
 押し出されるように、俺は喘いでいた。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「そろそろ出すよ。最奥に注いであげるね。ああ、可哀想な表情だね。雌になったタンザイトの事は俺が一生可愛がってあげるからね。ペニスはもう一生使うことはないけれど、勃起するのは可愛いね。突き入れる度に蜜を零してる。ふふふ、一緒にイこうか?」

「嫌っ、嫌だっ、やめてそこっ、俺はもうイきたくな、あんっ、嫌だぁっ、イくぅっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は失意の中、射精した。
 男は、俺の最奥で射精した。



「次は後ろから突こうか。じゃあタンザイト、ひっくり返すね。何を驚いているんだい、一度で済むわけがないだろう」

「そ……そんな……」

 俺はひっくり返され、ペニスを挿入された。
 男に押し潰されて、気持ち悪い。

 しかし、奥を突かれると声が出てしまう。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「良い感じだね。じゃあまずタンザイト、イってみようか」

「あんっ、嫌だっ、何でお前の言う事なんて……っ! あんっ、あんっ、あんっ、嫌だっ、そこ突かないでぇっ!」

「あー締まる……イってるね、タンザイト。次は連続してイこうか。激しく突いてあげる。前立腺ゴリゴリして、結腸たくさん突いてあげようね」

「ひぃっ! もう嫌だっ、イきたくな……っ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 俺は男の腰使いに呼応するように、高い声で喘いだ。
 ああ、イく……!

「一回目。イくときはイくって言おうか。ほら、返事は?」

「ふざけんな、クズめっ! 男犯して悦に入りやがって、キモいんだよっ!」

「二回目。威勢のいい事言ってても、身体は正直だねー? ほら、ぴゅっぴゅって出てる。じゃあ、ちょっとペナルティね。10回連続でイこうか。ほら、一回目」

「くっ……! ああんっ、嫌だ、やめてぇっ! もうイきたくないぃっ」

 俺は出来る限りの抵抗をしたが、無駄に終わった。
 イきすぎて身体が熱い。
 男のペニスを喜んでいるのだ。
 出し入れしている尻の穴がきゅっと締まる。
 イっているのだ。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「はい、10回目。結構簡単だったかな? 俺のこと、ご主人様って呼んでみて」

「……」

「まだ無理か。次はもう一度正常位ね。さあ、ひっくり返すよ。……また泣いてる。可愛いね、キスしようか。ああ、可愛い。さあ、入れるよ」

 ずぶずぶずぶっ!
 男は激しく腰を振った。
 男の弱いしこりを押し潰し、最奥を突き上げる。
 俺はよだれを垂らして喘いだ。

「あんっ、あんっ、あんっ」

 気持ち良い。
 それだけが頭にあった。
 男は時折乳首を噛んだ。
 ああ、気持ち良い。

「あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はもう精液は出ず、透明な液体を零すだけだ。
 イくと快楽だけが全身に回って痙攣する。
 それはメスイキと呼ばれるものだった。

 男は俺に何度もキスして、喜んだ。
 男は俺の尻の穴に、猛ったペニスを突き立てる。
 抜き差しされて、きゅっと締め付ける。
 またイった。
 終わらない快楽地獄に、男が笑う。

「メスイキ出来るようになったし、遠慮はいらないね。本当に俺のことご主人様って呼ばないと、終わってあげないよ」

「嫌っ、嫌だって言ってるだろ……っ! あんっ、あんっ、あんっ」

「良い声だね。もっと早く突くよ。あはは、潮噴いちゃったね。オシッコじゃないから気にしなくて大丈夫。身体は俺にこんなに媚びてるのに、素直じゃないったら」

 俺は屈辱を覚えていた。
 四肢が動けばこんなやつ、どうとでも出来るのに……っ!

「身体をっ、身体を動くようにしてくれっ、逃げないからっ、なぁ、いいだろうっ?」

「君の呪いは根が深すぎて解呪不可能だよ。俺は一生そのまんまで不都合はないから、そのままでいいよ。動けない美しい雌を毎回犯す。ああ、なんと楽しい事だろうね」

 狂ってる。
 コイツ、おかしい奴なんだ。
 俺はなんでこんな奴にとっ捕まったんだ?

「さて、続きだよ。ふふふ、また泣いてる。キスしよう。可愛いね、奥を苛めてあげようね」

 男は俺にちゅっちゅっとキスをした。
 舌を吸われ、唾液を飲み込む。
 最奥を突き上げられて、俺は高い声を上げた。

「あんっ、あんっ、あんっ」

 俺は長いことキスをしていた。
 流された方が楽だ。
 従順にしていよう。
 そう思っても反発心が浮かんでくる。

「あんっ、あんっ、あんっ」

 セックスは気持ち良い。
 ああ、またイく。
 全身に巡る快楽に身を浸す。
 男への嫌悪感はどこかへ消えていた。

 それから、どれだけ突かれただろう。
 俺の腹は男の精液でいっぱいだ。
 男は萎える事なく奥を穿つ。

「あんっ、あんっ、あんっ、ご主人様ぁっ、気持ち良いっ、いいのぉっ」

 俺は気持ち良さに屈した。
 男をご主人様と呼び、媚びた声を上げる。
 ご主人様は嬉しそうに腰を振った。

「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、もっとぉっ、あんっ、イくっ」

「一緒にイこう」

 ビクビクビクッ。
 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はメスイキした。
 ご主人様は俺の最奥に射精した。


「気持ち良かったよ、タンザイト。これから毎日、犯してあげるからね。嬉しい?」

「う……嬉しい。俺の四肢はこのまま?」

「このままだよ。美しいタンザイトの為に使用人を一人付けるよ。何でも頼むと良い。髪は腰まで伸ばそう。後は……似合いの首輪を特注しよう。ボンテージも作ろうか。タンザイトは美しいから何でも似合うね。女性用下着も特注しよう」

 ご主人様は頭のおかしいイカれ野郎だ。
 俺はこの人に飼われるのか……。

 ご主人様は俺の身体を丁寧に清めた。
 俺をベッドに寝かせて、自分も横になる。

「もう朝だから、昼まで寝ようか。俺はそれから仕事に出るけど、夜には戻って来るからね」

「はい、ご主人様」

「いい子だね、タンザイト。夜寝る前と、朝起きた時に、俺にキスをして。わかった?」

 俺は答え代わりに、ご主人様にキスをした。
 舌を絡め合い、舌を吸う。
 ご主人様に抱き締められ、頭を撫でられて、俺は眠りについた。



 翌日目覚めてすぐ、ご主人様にキスをした。
 ご主人様は上機嫌で俺を撫でて、仕事へ行った。

 俺には使用人が付けられた。
 名前はウェイン。
 藍色の天然パーマに緑の瞳。まあまあ整った顔立ちだ。
 ウェインは俺に丁寧に昼食を食べさせた。

「ねえ、ここはどこなの?」

「お答え致しかねます」

「俺のことは知ってる?」

「タンザイト様というお名前だけ頂戴しております」

「俺の世話、大変じゃない?」

「まだ一日目ですので、何とも言えません」

 ウェインは真面目そうな奴だった。
 俺は風呂に入れられた。
 浣腸されて、綺麗に尻の穴を洗われる。
 俺は尻の穴に指を入れられて、勃起してしまった。

「こっ、これはその……」

「もうちょっと待っていて下さいね、タンザイト様。もうすぐ綺麗になります」

 俺はウェインが勃起しているのを発見してしまった。
 尻の穴に指を入れられ、洗われる。
 指が良いところを掠めていく。

「あんっ」

「ここがお好きなんですね」

「いや、違っ、あんっ、あんっ、そこ撫でないでっ、あんっ、いやぁっ」

「ペニスが勃起していますね。昨夜はご主人様に可愛がられたでしょう。さあ、洗い終わりましたよ。指も3本入ったし、頃合いですね」

 ウェインは俺を抱えてベッドへ乗せた。
 丁寧に拭われた後、瓶の蓋を取る。
 潤滑油だ。
 ウェインが何をしようとしているか察する。

「やっ、止めてくれ、そこは……あんっ」

「ここだよな? へっへへ。ずっと楽しみにしてたんだぜ。ご主人様が帰ってくるまで、楽しもうぜっ」

 ウェインは丁寧に潤滑油を塗り込んだ。
 指で前立腺を撫でて、更に塗り込めていく。

「待ってくれ。その……ヤったらご主人様は怒るんじゃないのか?」

「あんたの世話役は犯し放題って決まってんの。あはは、怖ええの? 俺は優しくしてやるぜ。入れるぞ……」

「待って、やめて、俺は男なんて好きじゃな……あんんっ」

「でもここは大好きなんだな……っと。突いてやるよ。オラっ、イっちまえっ!」

「嫌だ、いやっ、あんっ、待ってくれっ、あんっ、あんっ、そこ嫌だ、あんっ、イくっ」

「イけっ。あはは、精液がぴゅっぴゅって出てるぜ。気持ち良いんだなぁ。もっとイかせてやるよ」

「あんっ、あんっ、いやぁっ、またイくっ、嫌だ、止まってぇっ、あんっ、あんっ、またイくっ」

「ここ奥入れて良いよな? うほっ、気持ち良い~。締めてくるじゃねえか。ここも大好きなんだな……よぉっし、いくぜっ」

 ウェインは奥をノックして、最奥に嵌まり込んだ。
 そして激しく腰を振った。
 弱いしこりを押し潰し、最奥を突き上げる。

「ああっ、いやっ、やめてぇっ、奥突かないでっ、ああっ、イくっ、あんっ、あんっ」

 俺は、心が折れるのを感じた。
 ああ、またイった。
 そろそろ出なくなってメスイキする。
 俺は自分が雌になっていってる事を実感していた。
 男に抱かれる度に甘い声で強請ってイって。
 これでどうして男を名乗れるだろう。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「そろそろ一発目、出すぜっ! 一緒にイこう。ほらっ、イっちまえっ」

「あんっ、イくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は少し精液を出した。
 ウェインは俺の最奥に射精した。



「このまま抜かずに二発目なっ。タンザイトも気持ち良いだろ? あんたも楽しめよ」

「……」

「まっ、ヤることはヤるんだけどさ。人生諦めも大切だぜ」

「わかった……」

「おっ、そうか。じゃあキスしようぜ」

 俺とウェインはキスをした。
 舌を絡め合いながら、ウェインは腰を振る。
 俺は舌を吸われ、唾液を飲み込んだ。
 しばらくキスをしていた。
 ウェインはご機嫌で腰を振る。

「あんた、綺麗だから沢山客がつくぜ。ご主人様はあんたを競売にかけようとしてるから、今日も激しいだろうな」

 そうなのか。
 俺は絶望した心地で聞いていた。
 二人で心折れたのに、複数の客だと?
 
「あんっ、俺はっ、客を取りたくないっ」

「ご主人様が意見を変えるもんか。早めに慣れたほうが身のためだぜ。オラっ、イくぞっ」

「あんっ、あんっ、イくっ」

「可愛いなぁ。俺は丁寧に世話してやるから、空いた時間に楽しもうな」

「あんっ、わかったっ、あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」
 
 ビクビクビクッ。
 どぴゅっ! びゅびゅーっ!

 俺はメスイキした。
 ウェインは俺の最奥に射精した。

 その後、ひっくり返されてもう一度ヤって、風呂に入れられた。
 ウェインと一緒に湯船に浸かった。
 さっぱりして気持ち良かった。

 風呂上がり、綺麗に髪はくしけずられ、艶々だ。
 相変わらず俺は全裸でベッドに寝かされている。

「ご主人様が服を作ってるから、もう少し待っててな」

 ろくな服ではないだろう。
 しかし、全裸よりはマシか?

「夕食を持ってきたぜ」

 背中にクッションを入れて起き上がり、夕食を食べさせられる。
 俺は素直に夕食を食べた。
 美味しい。
 こんな時でも味は感じるんだな。

 夕食後はベッドでご主人様を待つ。
 ペットにでもなった気分だ。
 そしておそらく、正解なのだ。

「ただいま、俺のタンザイト。元気にしていたかい?」

 俺は頷いた。
 ご主人様は笑顔でベッドに乗った。
 ギシリと音がした。

 ご主人様がバスローブを脱いだ。
 赤黒いペニスが勃起している。
 
「今日は君に奉仕して貰いたくてね。これをしゃぶるんだよ。良いかい、歯を立ててはいけないからね」

 ご主人様は俺の口にペニスを近付けた。
 俺は舌を出して舐めた。
 昨日だったら思いっきり噛み付いてたな。

「気持ち良いよ、タンザイト。口に咥えられるかい? ……そう、上手だよ」

 俺は口に咥えて、舐めしゃぶった。
 頭を前後させて、舌を絡める。
 頭を撫でられながら、俺は奉仕した。

「うん、上手だね。そろそろ出すよ。出したものは飲み干す事。良いね? じゃあ、出すよっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はなんとか精液を飲み込んだ。

「今日は良い子じゃないか。じゃあ、セックスしようね。キスをしよう……」

 俺とご主人様はキスをした。
 舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
 ご主人様の指は乳首を摘まんだ。
 摘まんで、押し潰す。
 何度も繰り返し押し潰されて、乳首が熱を持っていく。
 俺はキスをしながら、熱い息を吐いた。

 ご主人様が乳首を舐める。
 舐めて、吸って、甘噛みされる。
 ああ、気持ち良い。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「今日もピンと立っていやらしい乳首だね。コリコリしてる。もっと舐めて、感度良くしていこうね」

 もっと感度を良く?
 今でもイきそうなのに……。

 ご主人様が乳首を舐める。
 乳首は舐め転がされて、甘噛みされる。
 両胸舐められ、吸われて、甘噛みされた。
 俺は高い声で喘いだ。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「気持ち良さそうで何よりだ。昨日より素直になったね。ウェインに犯されて心境の変化があったかな」

 見透かされてる。
 俺は恥ずかしくて顔を逸らした。

「くっくっく。可愛いね、タンザイト。お前は俺の可愛い雌だよ。油を入れるから指を入れるよ」

 ご主人様が俺の足を広げて、尻の穴に指を入れる。
 弱いしこりを撫でられて、俺は声を上げた。

「あんっ」

「気持ち良いかい? 二本目を入れるよ」

 二本目の指が入ってきた。
 二本の指で前立腺を撫でられる。
 俺はたまらず、高い声で喘いだ。

「あんっ、あんっ、あんっ」

「可愛いね。ゆっくり準備しよう。ペニスが勃起しているね……。このままイこうか?」

「あんっ、あんっ、イくっ」

 我慢できなかった。
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。

 ご主人様は三本目の指を入れて、前立腺を撫でる。
 そこを撫でられると、たまらない。

「あんっ、あんっ、ご主人様っ、またイくっ、気持ち良いのぉっ、あんっ、イくっ」

「可愛いね、前立腺が大好きだね。そろそろペニスを入れようか。指を抜くよ……」

 指が抜けたかわりに、勃起したペニスを押し当てられた。
 ずぶずぶずぶっ!
 一息で突き入れたご主人様は、ゆっくりと腰を振った。

 太くて硬くて熱いものが尻の穴を行き来する。
 目眩がするような快楽が俺を襲った。
 男が好きだなんて欠片も思わないが、正直、ペニスは好きになった。
 気持ち良すぎる。

「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、ご主人様ぁっ」

「可愛いね、タンザイト。今夜も可愛がってあげよう。さあ、イってご覧?」

 俺はご主人様に突かれて散々イった。
 三発終わってトロトロに蕩けた俺に、ご主人様が言う。

「明日は客を連れてくるよ。失礼のないようにね。基本セックスだけだから、心配要らないよ」

「俺っ、まだ客は早いと思う……! 三ヶ月後とか、それ位時間が必要だと思うっ!」

「気が合うね、三ヶ月後は競売にかけるよ。明日来るのは顔見知りさ。俺の雌を自慢したら見てみたくなったんだって」

「競売……。俺は、誰かに売られるの?」

「ご主人様はずーっと俺だよ。一夜の夢を売るのさ。奴隷の品評会のようなものだよ。俺の雌はこんなに可愛いんだって、自慢する為に出るのさ」

 下らない事の為に俺を売るんだな。
 俺はご主人様に非難の目を向ける。

「俺は、ご主人様だけにずーっと可愛がられたいんだけどなぁ……?」

「なんて可愛いんだろうね。でも、他の男に犯される君も最高に可愛いに違いないからねっ。予定は変更しないよ。タンザイトが自分から他の男を求めるように、俺は頑張るよ」

 どう頑張るんだよ、それ。
 一人でもいっぱいいっぱいなのに、一日二本食ってんだぞ。
 いくらペニスが好きって言ったって、限度があると思う。

 ご主人様は丁寧に俺を清めて、ベッドに寝かせた。
 寝る前のキスをする。
 俺はあっと言う間に奴隷に堕ちたな……。
 舌を絡めて、濃厚なキス。
 唇を離すと、優しいご主人様の微笑みがあった。
 頬が熱い。
 俺は何を照れてるんだ。
 目をつぶって、寝に入る。
 ご主人様は俺を抱き寄せて、囁いた。

「愛してるよ、タンザイト」

 胸がドキドキする。
 俺はどうかしちまったのか?
 しばらく動悸は収まらず、俺は困惑しながら眠りに落ちた。




 翌日も昼に起きて、ウェインに昼食を食べさせられた。
 食後はお風呂に入って、ベッドでセックス。
 三発ヤって、スッキリした顔したウェインは、俺に事も無げに言う。

「今日の客は、位の高い軍人だって話だぜ。うまくやって、可愛がって貰えよ」

 うまくやる方法なんてわかるはずもない。
 そもそも男なんてお断りである。

 俺はまたウェインとお風呂に入った。
 ウェインも身体を洗い、一緒に湯船に浸かる。
 
「はぁーっ、気持ち良いな」

「ああ、そうだな」

 夕暮れに差し掛かる今の時間帯が一番平和だ。
 今夜は客が来る。
 男相手に愛想なんぞないが、大丈夫だろうか?

「そろそろ上がるぞ」

「ああ」

 俺とウェインはお風呂から上がった。
 ウェインは俺を綺麗に拭って、髪をくしけずる。

「よし、夕食持ってくる」

 ウェインも服を着て、食堂へ行った。




 夕食を食べて、ベッドでうつらうつらしていたら、ノックの音がした。
 ご主人様はノックしない。

「はい」

「アーノルド。今日の客だ。入って良いか」

「はい……」

 入ってきた男は、軍服を着ていた。
 ガッチリしていて、体格が良い。
 淡い金髪に青い瞳。精悍な男だ。
 バッチリ目が合ってしまって、逸らせない。
 力強い眼差しで、アーノルドは俺を射抜いた。

「ふむ……。聞いていた通りの容姿だな。あいつが自慢するのも良くわかる。お前、俺のものを咥えられるか」

「はい」

 アーノルドは服を寛げて、ペニスを取り出した。
 鼻先にぶら下げられて、舌を出す。
 ぺろり、ぺろりと舐めていく。
 段々芯が通って来た所で先端に吸い付いた。
 先走りを舐め取り、舌で舐める。
 ぐっと質量が増したので、ぱくりと口に咥えた。

 じゅぷっじゅぷっじゅぷっ。
 頭を上下して、舌を絡める。
 上を見ると、俺を見ているアーノルドと目が合った。
 なんとなく逸らせなくて、見つめ合いながら舐めた。

「……出すぞ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 アーノルドの出したものを、ごくりごくりと飲み干す。

 アーノルドは腰のサーベルをベッドに立てかけ、服を脱いだ。
 鍛え上げられた身体があらわになる。
 ベッドに乗り上げ、俺の掛け布団を取り去った。

 俺は動けないのでそのままだ。
 アーノルドは俺に覆い被さり、キスをした。
 舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
 アーノルドの手は頬を撫で、耳を伝い、首筋へと下がっていく。
 
 アーノルドは首筋に吸い付いた。
 幾つも吸って跡をつける。
 鎖骨を舐めて甘噛みし、下へ下がる。

 指は乳首を捕らえ、弄んでいた。
 片方を吸い、舐めて、甘噛みする。

「……っ、あんっ」

 声を殺せない。
 気持ち良い。

「遠慮なく声を出せ。乳首だけでイけるか?」

「無理……っ、あんっ、あんっ、いいっ」

「ペニスはガチガチだぞ。良いからイってみろ。イくまで舐めてやる」

「はぁっ、ああんっ、あんっ、待ってっ、イきたくないっ、あんっ、あんっ、噛まないでぇっ」

 アーノルドは乳首を舐め続けた。
 もう片方は指で弄られており、片方を噛むと同時に爪弾かれる。
 正直、イきそう……っ!

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、もう無理、あんっ、イくぅっ……」

 俺は精液をぴゅっぴゅっと出してイった。
 アーノルドはもう片方の乳首に吸い付いた。

「あんっ、もうイったのになんで……」

「もう片方も舐めてやろう。もう一度イけ」

「なっ……、あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ」

 アーノルドの舌は熱く、俺のツンと立った乳首をべろべろと舐めた。
 我慢できない。
 程なくしてイった俺は、仕上げのように両胸噛まれて、足を広げさせられた。

 尻の穴を見られている。
 恥ずかしい。
 俺は身じろぎをしたが、そこにアーノルドは舌を伸ばした。

「あっ、……んっ、ちょっと、そんな所を舐めるなんて……!」

「気持ち良かろう。急がずとも俺のものはくれてやる。少し待て」

 催促と思われてる!
 心外だけど、舌がめっちゃ気持ち良い。
 敏感な尻の穴を、熱い舌が行ったり来たりする。
 尻の穴の中に舌を入れられると、たまらない……!

 俺はされるがまま、尻の穴を舐められた。
 ペニスが兆しているのが恥ずかしい。
 やがて顔を上げたアーノルドは、雄の顔をしていた。

 ぞくり。
 補食される小動物の気持ちになる。
 アーノルドは丁寧に潤滑油を塗り込んだ。

「……あんっ」

「ここか。指を増やすぞ」

 三本の指で前立腺を撫でられる。
 ゾクゾクして止まらない。
 早くこの男に組み敷かれたい。
 信じがたい事に、俺はそれしか考えていなかった。

「指でイっちゃう……っ、早く頂戴っ」

「今、入れてやるよ。指を抜くぞ……」

 指が抜かれた後、アーノルドの勃起したペニスが押し当てられた。
 ぐっと力が入る。
 ずぶずぶずぶっ!
 一息で貫いたアーノルドは、俺の弱いしこりを押し潰すように突き上げた。

「ああああっ」

 俺は吐精していた。

「ところてんか。良いぜ、何度でもイって見せろっ」

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、もっとっ、いいっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 また突かれて、ペニスを硬くしていく。
 アーノルドは激しく腰を振った。
 俺は激しく喘いだ。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ、もっとっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 アーノルドは最奥に射精した。


「次は騎乗位でヤろうか。俺が支えてやる。俺の上で腰振ってみな」

 俺はアーノルドに抱えられて、ペニスを挿入した。
 アーノルドに抱えられたまま、腰を振る。
 アーノルドは下から突き上げる。
 俺は弱いしこりを押し潰すように腰を振った。
 気持ち良くて、俺はよだれを垂らしながら喘いだ。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、いいっ、そこっ、もう駄目っ、イくっ」

「いいぞ、イけっ」

 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。

 アーノルドは更に突き上げて来る。
 俺は喘ぎながら腰を振った。
 
「あんっ、気持ち良いっ、いいっ、もっとっ、あんっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 ビクビクビクっ。
 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は潮を噴いてメスイキした。
 アーノルドは俺の最奥に射精した。



 再び正常位で貫かれた俺は、アーノルドの腕の中で喘いでいた。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ、そこっ、あんっ、あんっ」

「なぁ……この奥、入っていいか?」

 アーノルドは俺の最奥をノックしている。
 俺はゆっくり頷いた。

「ああああっ」

 アーノルドは奥に嵌まり込み、更に穿った。
 一度引いては、俺の弱いしこりを押し潰し、最奥をこじ開けて突き上げる。
 俺は快楽に喘ぎ、腰を振った。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、いいっ、あんっ、あんっ、そこっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 ビクビクビクっ。
 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はメスイキした。
 アーノルドは俺の最奥に射精した。



 俺はアーノルドに抱き寄せられて、キスをしていた。
 何度もキスをしているうちに、アーノルドの指が乳首を弄る。
 何度も押し潰され、爪弾かれていると、声を上げてしまう。

「あんっ」

 すぐにキスされて、舌を絡め合う。
 俺が男にこんなに蕩けさせられるなんて、有り得ない。
 だけど乳首でイった。
 まだ乳首を弄られる。

「……もうっ、イったっ」

「可愛いからもっとイけ。乳首弱いんだな。キスより舐められたいか?」

「キス、がいい……」

 俺は恥ずかしくて仕方ない。
 俺が男にキスを強請るなんて!
 アーノルドはすぐにキスをしてくれて、俺は夢中で舌を絡めた。






 朝、目覚めて、すぐにキス。
 何度もキスをしていると、頭を撫でられた。

「また、会いに来る。良いか?」

「うん……待ってる」

 アーノルドは服を手早く身に付けて、俺にさよならのキスをした。

 パタンとドアが閉じて、一人になる。
 何だか寂しいな……と思っていると、ウェインが入ってきた。

「朝の準備をお手伝い致します」

「うん……宜しく」

 ウェインに顔を拭って貰い、身を清めて貰った。
 その後朝食を食べて、休憩。
 ウェインに新聞を読ませて貰った。
 昼食後、お風呂に入って、ベッドでウェインとセックス。
 また夕方にお風呂に入り、夕食を食べた。
 夜にやってきたご主人様はご機嫌で俺を抱いた。

「アーノルドがぜひ、また抱きたいって言ってたよ。可愛い俺の雌を、可愛いって言っていたよ。タンザイトもアーノルドを気に入ったかな?」

「うん……良い男だった」

「そうだろう。俺の友人の中でも良い男だよ、彼は。じゃあ、今夜も楽しもうね、俺のタンザイト」

「はい……ご主人様」

 俺は同じ男だというのに、ご主人様にドキドキする。
 ご主人様に抱かれている真っ最中、俺は声を上げながら思案する。

 ……もしかして俺、男を好きになったのか?
 有り得ない。
 だけどこんなにドキドキしてる。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、いいっ、あんっ、あんっ、そこっ、イくっ」

 ご主人様は更に激しく腰を振る。
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出しながら、甘えた声で問い掛ける。

「ご主人様ぁ、俺のこと、一生可愛がって下さいねっ」

「当然だよ。愛してるよ、タンザイト。俺の可愛い雌は君だけだ。裏で売られている君を見つけて小躍りしたよ。美しく可哀想な君を俺は独占した」

「うん……買ってくれてありがとう……」

「いいかい、君も俺を愛しなさい、タンザイト。一生俺は君の主人だ。何人も男をあてがうが、それも愛だ。俺の愛の中で生きるといい」

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、いいっ、あんっ、あんっ、そこっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は精液をぴゅっぴゅっと出した。
 ご主人様は俺の最奥に射精した。


「今夜もたくさん愛し合おう……次は後ろから突こうか」

 ご主人様に裏返され、後ろから挿入される。
 俺は高い声で喘ぎ続けた。






 3ヶ月が経過した。
 アーノルドはたびたび訪れて、俺を抱いた。
 俺はアーノルドにもドキドキするようになり、自分がわからない。
 でも、ご主人様と絆みたいなものが出来た気がする。

 今日の衣装は、特性の首輪に、ボンテージ。
 俺は抱え上げられて、競売にかけられた。

「おおっと、440番が落札です! 壇上にどうぞ!」

 440番の札を着けた紳士が、俺の足を開かせる。
 今日の俺はディルドを仕込んでいた。
 紳士はそれを抜き取り、床に置いた。
 自身のペニスを取り出して、俺の尻の穴に挿入した。

 会場は最高潮だ。
 紳士は激しく腰を振る。
 俺は高い声で喘いだ。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、そこっ、いいっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はぴゅっぴゅっと精液を出しながら喘いだ。
 紳士はまだ激しく腰を振る。

「あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、そこっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「くっ……」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 紳士は俺の最奥に射精した。


 440番の紳士が去っても、俺は留め置かれた。
 両足は大きく開かれ、尻の穴からは精液を零している。
 上気した肌、潤んだ瞳、開かれた唇から覗く赤い舌。
 司会は声を張り上げた。

「では、二人目の競売です……! さぁ、いくらの値がつくか、飼い主も見守っております! はい、230番が最高値です! 230番が落札です!」

 230番の紳士も壇上に上がってきた。
 そして、俺のボンテージを脱がした。
 真っ赤に腫れた俺の乳首に視線が集まる。
 紳士は乳首に吸い付いた。

「あんっ、あんっ、あんっ」

 指で尻の穴を愛撫される。
 前立腺を見つけた紳士は、嬉しそうに前立腺を撫でた。
 指が抜き差しされ、今にもイってしまいそうだ。

「あんっ、あんっ、あんっ、イっちゃうっ」

「イきなさい」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は快楽の中、射精した。

 紳士はペニスを取り出して、俺の尻の穴に突き立てた。
 紳士は前立腺を狙って腰を振る。
 俺は気持ち良くて、よだれを垂らしながら喘いだ。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、そこっ、いいっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「くっ……」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 紳士は、俺の最奥に射精した。



 紳士が席に戻り、俺も舞台から降りる。
 ご主人様に抱き起こされて、俺は笑った。
 
「俺、上手く出来た?」

「最高だったよ。次の出品はまた三ヶ月後だ。次も楽しみだね」

「はい、ご主人様」

 俺は可愛いご主人様の雌だ。
 ご主人様の願いを叶えてあげたい。
 俺はそう思うようになっていた。





 ふと目が覚めた。
 隣にはアーノルドがいる。
 ……そうだ、競売を見損ねたとかで、翌日やってきたんだ。
 アーノルドはどこを見ても男だ。
 でも、胸がドキドキする。
 ご主人様と同じだ。
 もしかして、好きって事?

 ……まさかな。
 俺は不穏な考えを忘れるべく、目を閉じた。




 翌朝、おはようのキスをした。
 頬が熱い。
 キスでなんで照れてるんだろう、俺?

「昨夜は楽しかったよ。また来る。次の競売は見学するよ。だいぶ盛り上がったみたいだからな」

「競売はお祭り騒ぎみたいだったよ。ご主人様も嬉しそうだった」

「かなり稼いだみたいだしな。何か欲しいものはあるか? 俺も贈ってやるぞ」

「何も欲しいものはないよ。また会いに来て。待ってるからね」

「わかった。じゃあ、またな」

 さよならのキス。
 俺は舌を吸われながら、ポーッとしていた。
 頭を撫でられ、するりと帰って行くアーノルドを見つめる。

 パタンとドアが閉じた。
 ふう、とため息をつく。
 欲しいもの、か……。
 俺はご主人様とアーノルド、どっちが好きなんだろう?

 部屋にウェインが入ってきて、日常が始まる。
 今日も俺は笑顔で一日を過ごす。
 夜、ご主人様に抱かれながら、問いかけられた。

「……ね? そういうワケで、アーノルドとお付き合いしてあげてくれる?」

「あんっ、待って、聞いてなかったっ、どうしてお付き合いになったの?」

「それがさぁ、タンザイトが可愛くてしょうがないんだって。好きでたまらないから、くれって言われたの。あげないけど、お付き合いはさせてあげようかなって。タンザイトはどう思う?」

「俺も……アーノルドが好き。でも、ご主人様も好きだよ。どっちつかずだ」

「俺のことを好きなのは当たり前でしょ。飼い主だもん。アーノルドは恋が成就したね。めでたい事だ」

 そう?
 そんなノリで話せる事だった?
 結構重要な事話したんだけど……。

「でも、好かれているのは嬉しいね。愛してるよ、タンザイト。俺に早く追い付いてね」

「はい、ご主人様……。あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、そこっ、いいっ、イくっ」

 ご主人様は激しく俺を追い立てた。
 俺は何度もイって、潮を噴いた。
 だって気持ち良すぎる。

「ああ、可愛い俺の雌、俺のタンザイト。もっともっとイこうね。次は後ろから突こうか。ひっくり返すよ……」

 俺はひっくり返されて、後ろから挿入された。
 激しく突かれ、俺は喘ぎ声を上げる。
 今夜も俺とご主人様は深く愛し合った。
 俺はご主人様を愛し始めている気がする。




「タンザイト。会いたかった」

「俺も。……手を繋いでも良い?」

「ああ。まずは抱き締めさせてくれ。求婚を受け入れてくれてありがとう」

「きゅ……求婚? お付き合いって聞いたけど」

「その先にあるものは結婚だろう。お前の家に打診するからな。手紙を代筆させると良い。式は挙げないが、書類は役所に提出する」

「ご主人様は良いって?」

「この家に住むならと言われた。時にはあいつと3Pになるだろうが、宜しく頼む。タンザイトはあいつを慕っているだろう?」

「うん……。ご主人様の事、好きだと思う。それと、アーノルドの事も好き」

「飼い主と同列なら良い方だ。俺達仲良くやっていこう」

 アーノルドはぎゅっと俺の手を握ってくれた。

「うん……。すごく嬉しい。俺はアーノルドのお嫁さんになるんだね」

「そうだぞ。競売や、主人が連れてくる男達と関わり合うだろうが、浮気はナシだぞ。俺は別れてやらんからな」

「うん。ずーっと捕まえていてね。俺はアーノルドが大好きだ」

「愛してる、タンザイト。いつまでも一緒にいような」

「うんっ」

 俺が男を愛する日が来るなんてびっくりだ。
 でも、アーノルドが愛おしい。

 俺達はキスをして、アーノルドに抱き締められた。
 押し倒されて、深いキスに酔う。
 何度もキスしながら、指は乳首へと降りていく。
 乳首は今や立派な性感帯だ。
 弄られるとすぐにピンと立ち、刺激を求める。
 指で乳首を弄られ、爪弾かれながら、俺はキスを楽しんだ。
 




 三発終わって、気だるい疲労感の中、アーノルドが話し始める。

「本当にタンザイトに結婚を了承して貰えて良かった。駄目だったら良いと言うまで結腸責めをする予定だったんだ」

「……えっ」

「玩具を突っ込んで乳首責めをするとか、色々考えてたんだぜ」

「……うんっ。俺は了承したし、玩具は使わなくて良いからっ」

  ご主人様のご友人だもの。
  どこかぶっ飛んでる所がきっとある。
 
 「ちょっと興味ありそうな顔したろ。動く魔石入りのディルドを買ってきてやる。乳首用もセットでな。ふふふ、嬉しいか?」
 
 「……うん、嬉しいっ。楽しみにしてるね」
 
  アーノルドの青い瞳に見つめられると、何でも許したくなっちゃう。
  これも愛かな。
 
 「愛してるよ、アーノルド。ずぅっと可愛がってね」
 
 「愛してる、タンザイト。一生可愛がってやる。決して手離さない」
 
  俺とアーノルドはキスをして、愛を確かめ合った。
 
 
 
 
  それから、半年が過ぎた。
  俺はすっかり髪が伸びた。
  ウェインがせっせととかしてくれるから、艶々だ。
  俺はアーノルドと結婚した。
  俺が失踪している間も、失踪届が出される事はなかった。
  実家は俺を煙たがっていたのだろう。
  アーノルドとの結婚は速やかに認められた。
  今は、時折季節の挨拶をウェインに代筆して貰っている。
 
  アーノルドは仕事があるので、毎晩とはいかないが、よく可愛がってくれている。
  合間にご主人様と愛し合い、絆を育んでいる。
 
「これがご主人様の特注なさった女性用下着です。大変扇情的で宜しいと思いますよ」

「ってこれ、大事な所が丸見えじゃねえか」

 両方の乳首と、尻の穴が露出している。
 ウェインは乳首を弄りながらにこやかに言った。

「ご主人様も旦那様も、お喜びになられますよ。ボンテージも似合ってましたけど、こっちも良いなぁ」

 ウェインは俺の下半身に顔を下ろし、尻の穴を舐め始めた。

「あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ」

 ウェインは丁寧に俺の尻の穴を舐めた。
 敏感な尻の穴を舐められると、勃起してしまう。
 俺は恥ずかしくて声を上げた。

「あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ」

 ウェインはたっぷり舐めた後、丁寧に潤滑油を塗り込んだ。
 指で前立腺を撫でられる。
 気持ち良い。
 喘ぎながら俺はすっかり男が好きになったな、と思った。
 ウェインの指でイく。
 それが心地良い。
 俺は指が3本入って馴染むまで、鳴かされ続けた。

「入れるぜ……。おっ、ヤりやすい。流石高級下着店だな」

 ウェインはガーターベルトで履いた白いストッキングがお気に入りらしかった。
 足を撫でながら、腰を振る。
 弱いしこりを押し潰し、結腸を突き上げる。
 俺は気持ち良くてたまらず喘いだ。

「あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ、あんっ、あんっ、そこっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺達は気持ち良く射精した。



「次は後ろからヤろうか。ひっくり返すぞ。うーん、いい眺めだ。ケツがいやらしい。穴が見えてるから尚更な」

 俺はひっくり返されて、後ろから挿入された。
 俺はよだれを垂らしながら、もっと、もっとと喘いだ。
 

 その後、正常位で一発ヤって、風呂に入れられた。
 風呂上がりは丁寧に拭われ、また女性用下着を着せられる。
 さっきは白だったが、今度は黒だ。
 淫猥な印象を受ける。

「タンザイトは、何色でも似合うな。赤と青も作って貰おうぜ。きっと似合う」

「うん……。ありがとう」

 ウェインは丁寧に髪をとかしてから、夕食を持ってきた。
 ウェインに食べさせられて、満腹になる。
 食後のお茶を飲んで、俺は休憩した。

 ベッドでうつらうつらしていると、ご主人様が入ってきた。

「ただいま、俺の可愛い雌。タンザイトは元気にしていたかい?」

「お帰りなさい、ご主人様。俺は元気にしていたよ」

「それは良かった。女性用下着が届いたんだね。良く見せてくれ。……うん、良いね。乳首も尻の穴もよく露出している。弄りやすそうだし、入れやすそうだね」

「……あんっ、ご主人様、ただいまのキスをして?」

「いいとも」

 ご主人様は俺にキスをした。
 舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
 指は乳首を弄っている。
 ああ、気持ち良い。
 俺はご主人様の雌になれて幸福だ。

 ご主人様の硬くなった性器が、服越しに伝わる。
 ご主人様は俺の足に擦り付けている。
 俺はこれからの行為を思い、口角を上げた。
 キスをしながら、乳首と性器を勃起させて、犯されるのを待つ雌が、俺だ。

 ご主人様の目は、爛々と光っている。
 俺は食われるのを楽しみに、キスに熱中した。




 朝、目が覚めた。
 ご主人様は隣で寝ている。
 愛おしい寝顔に口付けた。
 ご主人様の目が開いた。
 もう一度キス。

「おはよう、タンザイト。良い目覚めだね」

「おはようございます、ご主人様」

 俺達は微笑み合い、キスをした。
 舌を絡め合い、唾液を飲み込む。

「さて、仕事へ行ってくるよ。今夜はアーノルドが帰ってくる予定だよ」

「行ってらっしゃいませ、ご主人様」

 ご主人様を見送って、ウェインが入ってくる。
 
「朝のお支度を手伝います」

 俺は顔を拭われ、身体を清められた。
 そして桃色の下着を着せられた。

 ウェインは楽しそうだ。
 俺に朝食を食べさせ、食後は新聞を読ませてくれる。
 
 昼食を食べ終えて、少し休憩したら、お風呂だ。
 お風呂で全身洗われる。
 お風呂から出たら、ベッドでセックス。
 ウェインは三発ヤった。
 またお風呂に入って洗われ、ウェインと一緒に湯船に浸かる。

 ああ、幸せだな。
 俺は心からそう思い、微笑んだ。



 夜は旦那様とセックスした。
 下着を褒めて貰えて、泣きそうになる位、乳首と尻の穴を舐められた。

 旦那様は丁寧に潤滑油を塗り込んだ。
 指で前立腺を撫でられて、俺は喘いだ。
 指が3本入り、馴染む頃には、俺はトロトロになっていた。
 
「タンザイト、入れるよ……」

「旦那様っ、あんっ、あんっ、いいっ、あんっ、あんっ、もうイっちゃうっ、イくっ」

 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 旦那様は力強く俺の最奥を穿つ。
 二、三回ノックして、緩んだ所に嵌まり込む。
 ぐぽっぐぽっぐぽっ。
 旦那様は激しく最奥を突いた。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ、そこっ、あんっ、あんっ、イくっ」

「俺もイくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。
 旦那様は俺の最奥に射精した。



 その後、騎乗位で一回、後ろから一回ヤった。
 終わった後の気だるい時間が、俺は好きだ。
 旦那様は俺を抱き寄せて、ちゅっとキスをした。

「タンザイト、愛してる。これからもずっと愛してるよ」

「旦那様が大好きだよ。愛してる。俺をずっと可愛がってね」

 俺達は何度もキスをした。
 旦那様の胸に抱き締められて、俺は眠りにつく。

 今日も明日も明後日も。
 俺はご主人様の可愛い雌だ。
 そして、旦那様の嫁である。

 微睡みながら、俺は男が大好きになったなぁ、と感慨にふける。
 俺は女好きだったが、今では女を抱ける気がしない。
 ご主人様と旦那様を愛してる。
 これからもずーっと、俺は男を愛していくのだ。

 時刻は深夜。
 優しい闇に包まれて、眠る。
 俺は可愛い雌奴隷のタンザイト。
 男に愛され、俺は生きていく。

 


「それじゃあ、仕事に行ってくるね。愛してるよ、タンザイト」

 ご主人様は俺にちゅっとキスをして、仕事に出掛けた。
 俺はお留守番。
 ウェインが入ってきて、俺を清める。
 今日は紫色の下着を着せられた。

 いつもの毎日が始まる。
 外は快晴。
 鳥が飛んでいる。
 俺は昨夜の旦那様を思い出し、にやけていた。

「タンザイト様、朝食ですよ。……その顔。昨夜、よっぽど可愛がられたんですね。気持ち良かったですか?」

「うん。最高だった……」

「昼食後に俺も可愛がってあげますからね。それにしても、タンザイト様はセックスに慣れましたね。初日とは雲泥の差です」

「そりゃあ、そうだよ。男とセックスするなんて、考えた事なかったんだから。今の俺はご主人様が作り上げた別人だね」

「そうですね。でも、相変わらず綺麗で愛らしいですよ」

 ウェインが俺に朝食を食べさせながら、微笑む。
 ウェインは俺が好きみたいだ。
 これって浮気なのかな、と思いながら完食。
 食後のお茶を飲んで、新聞を読ませて貰った。

 昼食後、お風呂に入った。
 全身洗われて、お風呂上がりに、ウェインとベッドでセックス。
 ウェインは三発ヤって、ベッドに横になった。
 俺の横で寝転ぶウェインは幼く見える。
 
「ウェインて、何歳?」

「18。タンザイトは?」

「19歳。やっぱり年下だった」

「ちぇっ。年下も可愛くて良いだろ」

「ふふっ、そうだね」

 俺はウェインと笑い合った。
 こんな日が、いつまでも続くと良い。
 外は夕焼け空。
 夕暮れに差し掛かっている。
 
 俺はウェインと風呂に入って、一緒に湯船に浸かった。
 髪が肩より長く伸びている。
 ご主人様は腰まで伸ばすって言っていたな。
 俺は湯船の中、目を閉じる。
 初日にご主人様に犯された事を、俺はよく覚えている。
 ご主人様の言うとおり、自らを犯した男をご主人様と呼び、もっと欲しいと強請った。
 浅ましい自分が嫌いだった。
 今は、そんな自分も悪くない。

「そろそろ出るぞ」

「うん」

 ウェインに抱えられて、風呂から出る。
 俺は丁寧に拭われて、髪をとかされた。
 裸の身体に首輪がつけられ、潤滑油と共にディルドが挿入された。
 この状態で、夕食を食べさせられた。

「……今日は、ご主人様? 旦那様?」

「そろそろ帰ってくるんじゃないか」

 外に複数の足音がする。
 ドアが開いて、入ってきたのはご主人様だった。
 もう一人、眼鏡をかけた男性も入ってくる。

「ただいま、タンザイト。よく身体を見せておくれ。うん、赤いディルドが君の肌に映えて良いね。今日はお客を連れてきたよ。ユベル、この子が俺の可愛い雌奴隷、タンザイトだよ」

 ユベルと目が合う。
 あっ、笑った。
 笑うと目元に笑い皺が出来る。
 俺も微笑んだ。

「タンザイトです。宜しくお願いします」

「ユベルだ。早速だが、ヤらせて貰うぞ」

「じゃあ、後は二人でごゆっくり。明日感想を聞かせてよ」

 ご主人様とウェインは退室した。
 ユベルは服を脱ぎ捨て、ベッドに上がった。
 ギラギラした目に射抜かれて、少しも動けなかった。

 ユベルは俺にキスをした。
 舌を絡め合い、唾液を飲み込む。
 手は身体をまさぐり、乳首を摘まんだ。
 摘まんで、押し潰す。
 何度も繰り返され、乳首が芯を持つ。

「ピンと立ってエロい乳首だな。真っ赤に腫れて誘ってる。舐められたいか?」

 ふうっと息を吹きかけられ、身体が震える。

「舐めて……下さい。お願いっ」

 片方の乳首を、強く吸われた。
 もう片方の乳首は、指で苛められる。
 舐めて、吸って、甘噛みされる。
 
「んあっ、あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 俺は乳首でイきそうになっていた。
 片方を噛むと同時に指で弾かれる。
 我慢できない。
 俺は絶頂に向かっていった。

「あんっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、いいっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はぴゅっぴゅっと精液を出した。

 ユベルはもう片方の乳首に吸い付いた。
 快感が下腹に溜まっていく。

「あんっ、あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、イくっ」

 俺はまた乳首でイった。
 精液をぴゅっぴゅっと出した。

 ユベルは俺に埋め込まれたディルドを引き抜いた。
 そして、自身の勃起したペニスを尻の穴に押し当てる。

「入れるぞ……」

 ずぶずぶずぶっ。
 一息で貫いたユベルは、ゆっくりと腰を振った。
 突かれているうちに、前立腺が暴かれた。
 前立腺目掛けて腰を振るユベル。
 俺は弱いしこりを押し潰され、甘い快楽を味わっていた。

「あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、そこっ、いいっ、イくっ」

 俺がイっていても、ユベルは構わず腰を振った。
 俺は精液をぴゅっぴゅっと出した。
 ユベルに揺さぶられ、俺は喘いだ。

「あんっ、あんっ、あんっ、いいっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、またイくっ」

「俺もイくっ」

 どぴゅっ! びゅびゅーっ!
 俺は精液をぴゅっぴゅっと出した。
 ユベルは、俺の最奥に射精した。



 その後、後ろから一回、正常位で一回、ヤった。
 終わった後の気だるい時間。
 俺はユベルの胸に頭を預けていた。

「お前は男好きか?」

「昔は違ったけど、今は好きだと思う」

「来週、また客が増えるぞ。主人が自慢しまくっているからな。どんどん客は増えると思うぞ」

「そっか……。ユベルは、また来る?」

「また来る。タンザイトは可愛い雌奴隷だな。主人のあいつが、少し羨ましい」

「ユベル……」

「そろそろ寝よう。今度は休みの日の前日に来るよ。一日中、セックスして過ごそう。たまには、いいだろう?」

「はい。楽しみにしてるね」

 俺はゆっくりと眠りに落ちた。
 




 それからは、日常を過ごした。
 ちょっとお客さんが増えたけど、許容範囲内。
 俺は毎日を楽しく過ごしている。

 最近お風呂上がりにパジャマを着せられるようになった。
 冬が、近づいていた。



 ウェインは冬支度で忙しそうだ。
 ふと、外を眺める。
 外は快晴。
 見渡す限り青空だ。

 ご主人様にも旦那様にも、たくさん愛されている。
 とても幸せだ。
 俺は二人を愛している。
 これからも、ずっとご主人様の可愛い雌奴隷でいられますように。
 俺は空にそう祈るのだ。

 おしまい。
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弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

魔性の男

makase
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俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。 最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。 そう、思っていた。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
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イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
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閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。