あなたが捨てた花冠と后の愛

小鳥遊 れいら

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皇太子殿下と庭園まで歩いているとずっと手を繋いでいることに気づいた。

「リリエンヌ嬢、ここが薔薇園です。」

「わぁー、きれいです!お花がいっぱいあって、リリィすっごくうれしいです。ありがとうございます。皇太子殿下。」

蔓延の笑みで伝えると皇太子殿下のお顔が真っ赤になっていて

「皇太子殿下、お顔が真っ赤です。大丈夫ですか」

「大丈夫だ。もう少し歩かないか。」

「はい!皇太子殿下。」

また少し歩くと色とりどりの花が咲き誇る場所に到着

「リリエンヌ嬢、ここで少し話さないか」

「はい!皇太子殿下。わたくし花冠を作ってもよろしいでしょうか」

「かまわないよ」

「やったー!皇太子殿下の分を作ります!」

「ありがとう」

お母様に教えてもらったやり方で花冠を作っているけどなかなか上手くできなくて涙目になっていると

「リリエンヌ嬢、貸して。こうやってこうやると...できた。リリエンヌ嬢、こちらへ」

「花冠だぁ~!ありがとうございます!皇太子殿下!」

「レオナルドでいいよ。僕もリリエンヌと呼んでいいか」

「はい!レオナルド様!わたくしのことはリリィとお呼びください」

「では、リリィ!僕のことはレオでいいよ。」

「はい!レオ様」

2人で話している時間はあっという間に過ぎていき

「皇太子殿下、ラスティアーノ公爵令嬢、皇帝陛下がお呼びです。」

「わかった。行こうか、リリィ」

「はい!レオ様!」

2人で手をつないで戻った
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