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3ヶ月ほど過ぎた頃、隣国から第2王女が側妃として嫁いできた。
名前はルチア様といい、洗練された美しさを持っていた。
レオ様はルチア様の手を取り、王宮の案内をし、わたくしのところに連れてきた。
「リリィ、こちら隣国から嫁いできたルチアだ。よろしい頼む。」
レオ様はルチア様の腰に手をかけて伝えてきた。
「王太子妃のリリエンヌと申します。ルチア様、こちらこそよろしくお願いいたします。」
感情を抑えながらルチア様に挨拶をした。
「王太子妃殿下、ルチアと申します。こちらこそよろしくお願いいたします。」
ルチア様はさすが王族と言っていい隙のない挨拶だった。
「ルチア、そなたの宮殿に案内する。リリィまたあとで会おう。」
「はい、レオ様」
腰に手を当てたレオ様を笑顔でお見送りした。
2人がいなくなり、戸が閉まると涙がまた止まらなくなった。
もし、レオ様のお心がルチア様に行ってしまったらどうしよう。
そんなことあるわけない。レオ様はずっと一緒だと仰っていたもの、大丈夫。
またあとでとおっしゃったのなら夜来るのかしら待っていよう。
夜になり、何時間経ってもレオ様はおいでにならなかった。
夜も更け、朝になり侍女たちの会話を聞いたとき私の中で何かが音を立てた
(レオ様は昨晩はルチア様の部屋から出てこなかったそうよ)
(私も聞いた!レオ様はルチア様が嫁いでくるの楽しみにしていたそうよ)
(しかも、まだお二人とも部屋から出てきてないみたい)
どういうこと?レオ様はルチア様と一緒だった
一晩同じ部屋で?今も一緒なの?
名前はルチア様といい、洗練された美しさを持っていた。
レオ様はルチア様の手を取り、王宮の案内をし、わたくしのところに連れてきた。
「リリィ、こちら隣国から嫁いできたルチアだ。よろしい頼む。」
レオ様はルチア様の腰に手をかけて伝えてきた。
「王太子妃のリリエンヌと申します。ルチア様、こちらこそよろしくお願いいたします。」
感情を抑えながらルチア様に挨拶をした。
「王太子妃殿下、ルチアと申します。こちらこそよろしくお願いいたします。」
ルチア様はさすが王族と言っていい隙のない挨拶だった。
「ルチア、そなたの宮殿に案内する。リリィまたあとで会おう。」
「はい、レオ様」
腰に手を当てたレオ様を笑顔でお見送りした。
2人がいなくなり、戸が閉まると涙がまた止まらなくなった。
もし、レオ様のお心がルチア様に行ってしまったらどうしよう。
そんなことあるわけない。レオ様はずっと一緒だと仰っていたもの、大丈夫。
またあとでとおっしゃったのなら夜来るのかしら待っていよう。
夜になり、何時間経ってもレオ様はおいでにならなかった。
夜も更け、朝になり侍女たちの会話を聞いたとき私の中で何かが音を立てた
(レオ様は昨晩はルチア様の部屋から出てこなかったそうよ)
(私も聞いた!レオ様はルチア様が嫁いでくるの楽しみにしていたそうよ)
(しかも、まだお二人とも部屋から出てきてないみたい)
どういうこと?レオ様はルチア様と一緒だった
一晩同じ部屋で?今も一緒なの?
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