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序章 iii(William)※※
しおりを挟むウィリアムはもう片方の手の平でセリーナの腿を撫でるようにして、彼女のスカートをたくし上げていった。
セリーナのスカートの中にこもっていた欲情の香りが舞い上がり、自身の興奮がますます高まる。
触れずとも判るセリーナ茂みの中の花はほころび、蜜を滴らせて誘っていた。
それでなくても近年は滅多に会えなくて色々と溜まっているというのに……当たり前のように彼女が誘うから、最近では顔を見ただけで欲情するようになっていた。
詰まる所、最初に抱きしめ合った時からウィリアムは勃起していたのである。あまりにもナチュラルにずっと張り詰めさせていたため、セリーナには気付かれていない……と信じたいウィリアムだった。
セリーナのスカートを自分のそこにも覆いかけて目隠しし、いいかげん我慢の限界にある分身を、窮屈な場所から解放してやる。飛び出したそれはセリーナに触れる機会、欲望が満たされる瞬間を今か今かと涎を垂らして待ち望んでいた。
ウィリアムはセリーナの腿から尻を撫でながら、濡れて誘う茂みの奥に手を伸ばした。
「リーナ可愛い……すごいな、ぐしょぐしょだ。こんなに滴らせて……洪水みたいになってる」
「はぁ……だから……言ったでしょ」
「そうだな、僕の服まで濡れそうだ」
「あ……ごめんなさ…」
「大丈夫。ちゃんと用意してあるから」
ゆるゆるとセリーナの秘された襞を割り、花弁を開くように指でなぞっていく。溢れる蜜を指先から手の平に受け止めて塗りたくり、少しずつ膨らんで居場所を主張する花芯を含んだ突起を指先に挟み込み、周囲を緩やかに、微かな強さで押し付けるように揺さぶった。
「ああっ!……あっ、んっ……っ!」
「……僕のセリーナは。ここ、挟まれるの……好きだよな。それから……」
だんだんと素早さを増しながら小刻みに押さえ込み、じわじわと勃ち上がって突出していく花芯の周りを丁寧に、調子よくリズミカルになぞっていく。
溢れる蜜を利用すれば簡単に、自由自在につるつると撫で上げることができた。
「……良い?」
「はっ…ぁぁ……んっ!……あ、ぁ……ぃい……きもちいぃ……ウィル…もっと……」
寄り掛かかる重みが増していき、セリーナの腰が逃げ惑うように揺れていた。
「もっと?」
「……ぅん…」
ぐちゅぐちゅとした音が立ち、互いの耳を刺激する。ウィリアムは片手で脇から背中を支えて起こし、セリーナの乳首を吸い上げるようにして嬲り始めた。愛液に濡れた指の1本を深く潜り込ませ、セリーナの性感を内壁からも刺激して呼び起こす。
逃げ場を塞がれ、快感に追い詰められたセリーナが出口を求めるようにぴくぴくと震え出す頃を見計らって……押し上げて剥き出しにさせた花芯にそっと触れてやる。
「あ、あ、あああぁんっ!」
「……っ……」
くすぐるように優しく擦るだけでセリーナは絶頂し、足の力を無くしてウィリアムの腕の中に落ちてくるのだった。
*
びくびくと小刻みに震え続けセリーナを、ウィリアムは愛しげに抱きしめる。
二人の周りはセリーナの零した蜜の香りと別の匂いが混じり合った、淫らな香りに溢れていた。
自分の肌に触れるそれの感触と匂いを嗅ぎ取って、ウィリアムも同時に達したことを知ったセリーナは、心なしか残念そうな響きを滲ませて、訴えかけるように名を呼んだ。
「ウィル……」
「……ごめん。スカートを汚してしまったかもしれない」
「それは構わないけど……」
私が達かせてあげたかったのに……と胸元でもごもごと呟くセリーナに励まされ、少しばかり復活したウィリアムだった。
「リーナの科がこの結果を招いたわけだから、リーナにしてもらったと言えなくもないと思うけど」
「そんなの詭弁よ。私はちっともウィルに触れてないんだから!」
「じゃあ、今度はリーナが触って……」
「そんなの……当然の権利だわ」
私のウィリアム……そう呟きながら身体を密着させてくるセリーナに、みるみる思考を焼かれていくウィリアム。そっと触れられた陰茎はすでに硬さを取り戻していた。
セリーナは手に持ったそれに自分の濡れた性器をくっつけて、腰を押し付けるように振って摩擦した。指先は先端の膨らみに触れながら、括れの部分を軽く捻るように刺激する。
片手をウィリアムの肩に乗せてバランスを取りながら、だんだんと擦りあげる速度を増していった。
「ウィル……どう? 気持ちいい?」
「……良いよ。すごく……」
セリーナは瞳を潤ませて、苦しげな表情のウィリアムをじっと眺めていた。こういう時に性器に触れると怒られるのだが、なにかせずには居られなくて、ウィリアムはセリーナの尻を抱えて撫でながら抱き寄せた。
はだけた胸元から芳る匂いに陶酔していると、セリーナが指で先端の穴を塞ぐようにしてぐりぐりと押し潰し、肩から首へと回した腕を引き寄せてウィリアムをさらに屈み込ませると、噛み付くような口付けをした。
押し込まれた舌がウィリアムの舌を引きずり出すようにして絡め取る。
触れ合う部分の全てが熱く、蕩けそうに心地良い。抱き寄せられていた力が弱まると、陰茎を握る力がぎゅっと強められ、先端から根元に向かって激しく上下に擦りあげれた。
「うっ、ゔぁ……」
せき止めていたものが決壊し、触れ合わせた口内にくぐもった声が響く。握りしめられたものがびくびくと跳ねながら、生暖かいものを吐き出した。
セリーナはそれをしっかりと片手に受け止めて、宥めるような穏やかな口付けを交わしている。ウィリアムの腕の押し付けるような拘束が解かれるまで、二人の唇は繋がっていた。
ウィリアムの呼気が落ち着いて、互いの着衣の乱れが直される。セリーナが持ってきたハンカチーフで手を拭うい、面を返して自分の肌に付いたものを拭き取った。
横抱きに支えられながら寄り添うセリーナに、ウィリアムが囁く。
「愛してるよ、リーナ……」
「私も愛してるわ、ウィル」
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